今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2008年9月
| 9月10日〜30日は更新をお休みいたしました。 |
| ●2008年9月9日(火) メガセールを振り返って |
| マスターカードの報告によると、メガセール(7月28日〜9月1日)の第一週に、マレーシア人は1.73億リンギ(55億円)、外国人観光客は1,760万リンギ(5.6億円)を支出した。国別では多い順にシンガポール、インドネシア、オーストラリア、イギリス、米国。マレーシア人の支出は昨年の同時期に比べて24%増加。物価の上昇で消費全体は15%ほど落ち込んではいるが、アザリナ観光相は今後も小売業界だけでなく航空会社にも呼びかけてセールス・カーニバルを推進する考え。11月29日〜1月4日にもセールを展開する。
(New Straits Times / Prime News) 6月のガソリンの値上がりで控えていた消費がメガセールの第一週にプチ爆発し、その後は下降気味という図式が見えます。 |
| ●2008年9月8日(月) 休暇の旅行には国内が人気 |
| 5日から3日間、PWTC(プトラ世界貿易センター)でMatta(マレーシア旅行代理店協会)フェアが開催され、200を超える代理店が880のブースに出店した。前回(今年3月)に比べて国内や、海外でも近場の航空券の需要が多かった。Mattaのニアム会長は「『休暇には旅行を』がマレーシア人のライフスタイルとなり、インフレで家計は厳しくても旅行それ自体をやめることはせず、年4回の旅行を年3回に減らしたり、遠い海外に行くかわりに目的地を国内にする傾向がある」と言う。前回のフェアでは入場者が75,000人、売上げが9,500万リンギ(約30億円)だったが、今回は入場者が70,000人、売上げは8,000万リンギ(約25億円)だった。
(The Star / Nation) 実例として、5人家族の旅行は香港(32万円)でなくサバ(9万円)、新婚旅行はパリ(フランス)でなくバリ(インドネシア)の2例があがっています。 |
| ●2008年9月7日(日) 理数科を英語で教える試みの検証 |
| 2003年に小中学校で理数科を英語で教え始めて6年目になる。その効果についてスルタン・イドリス教育大学のイシャク教授が、全国の小学5年生約3,000人と中学2年生約2,800人を対象に調査とテストを行って検証した。結果は英語で理科を教わるのは易しいと答えた生徒は全体の5分の1以下、英語で数学(算数)を教わるのは易しいと答えた生徒は全体の5分の2以下。テストの結果の一例は、小学校5年生のグループ1,700人の算数の平均点が7.89(20点満点)、理科の平均点が4.08(14点満点)、英語の平均点が11.87(31点満点)と、芳しくない。民族別では中華系・インド系に比べて、マレー系やオラン・アスリ(先住民)の平均点が低く、地域別では都市より地方の方が平均点が低い。イシャク教授はこの結果を、地方に社会経済背景の弱いマレー系人口が多いことと関連づけて見ており、理数科を英語で教えるプロジェクトを全国一律で行ったのは失敗であり、生徒の背景や状況によっては理数科をマレーシア語で教える選択も必要だと考えている。
(New Sunday Times / Prime News) 教育省がこの問題を検討中で、新学年開始(2009年1月)からはどうするか、年内に決める予定です。 |
| ●2008年9月6日(土) ホリデイ向け食品価格の監視期間、今回は15日間に短縮 |
| 毎回ホリデイシーズンには基本的な食料品の非常識な値上げがないよう、政府が市場の監視を38日間行っているが、来るハリ・ラヤでは、燃料費、輸送費などが上がっている事情を考慮して監視期間を15日(ハリ・ラヤの前後各1週間)に短縮する。価格を監視する品目リストから今年6月にチキンが外されたが、小麦粉、砂糖、食用油、コンデンスミルク、パンはまだリストに残っている。シャフリル国内取引消費事務相は8日に小売業の代表らと会談して最終的な品目リストを決定する。
(New Straits Times / Prime News) 新聞社のラマダン専用ブログで、ラマダン・バザールの写真や、ハリ・ラヤお里帰り用バスチケットのことなど、今ならではの情報が見られます。 |
| ●2008年9月5日(金) LRT新車両はまだまだ先 |
| 先月アブドラ首相がラッシュ時の電車に試乗して鉄道会社に早急に輸送キャパを増やすように指示し、2009年予算で公共交通に350億リンギ(約1.1兆円)を充当すると発表したが、LRT(軽量高速輸送システム)を運営するプラサラナ社では35の新車両の導入は早くて来年9月、全部揃うのは2011年だとしている。新車両が軌道に乗ればクラナジャヤ線の1日の乗車人数を現行の16万人から35万人に増やせるという。プラサラナ社は2005年1月にLRTの運営を前企業から引継ぎ、2006年に新車両をカナダのボンバルディア・グループに発注した。発注から新車両運営までの待ち時間についてシャイプディンCEOは「業界標準です」と言う。
(New Straits Times / Nation) クアラルンプールの人口は2005年に150万人ほどですが、この記事によると2020年までに850万人になると予想されているそうです。公共交通は今以上に重要になります。 |
| ●2008年9月4日(木) 独立記念日の祝い方 − レマンさんの場合 |
| スレンバンのチェンドル屋台商店主、レマンさん(55歳)は、マレーシアが独立してから現在までの月数、日数、時間数、分数を数え、毎年独立記念日にその数字をバナーにして店に飾っている。レマンさんの計算によると、独立から今年の独立記念日までは、620か月、18,628日、447,072時間、26,824,320分。バナーを飾る目的は「この国が好きだから。こうしてみると我々の国はまだまだ若いですね」と言う。レマンさんの店ではチェンドル1杯1リンギ(約32円)。おかわり自由。
(New Straits Times / Prime News) チェンドルは豆で作った緑色の細長い寒天、ココナツミルク、かき氷が混ざったデザート。今年で独立51周年なので12か月×51年=612か月。あれ? |
| ●2008年9月3日(水) エコツーリズム・プロジェクトは見直しが必要 |
| 会計検査官の報告によると、観光省が1996年末に発表した「全国エコツーリズム計画」の実行具合は不十分、不適切である。一例として、19万リンギ(約607万円)で作ったクアラ・スランゴールのタマン・アラム・リサーチセンターは現在多目的ホールとなっていたり、第8次、第9次マレーシア計画でエコツーリズム地域に指定された60か所のうち45か所は1996年の計画に示された「エコツーリズムの可能性のある地域」に合致していない。第8次マレーシア計画の下での計画遂行度は20のプロジェクトのうちの半分と不満足な結果。観光省の事務局長は、報告は受け止めるが、1996年の計画は見直しが必要だと述べた。
(The Star / Nation) 12年前の計画ですからねぇ。環境も人々の関心も大きく変わっていると思います。 |
| ●2008年9月2日(火) タイガービールが金賞を受賞 |
| ニュージーランド国際ビール大賞2008で、タイガービールが「オーストラリア・ラテンアメリカ・トロピカルスタイル・ライトラガー部門」の金賞を受賞した。参加したビールは世界の150種類で、専門家による審査は名前を伏せた「ブラインド・テスト形式」で行われた。評価項目は味、色、外見、アロマ、苦さ、アルコール度、フレーバーなど。
(Malay Mail) タイガービールは本社がシンガポールに、醸造所がマレーシア、タイ、ベトナム、カンボジア、中国、スリランカ、インド、パプアニューギニア、ニュージーランドにあります。 |
| ●2008年9月1日(月) 振替休日 タバコ、今日から値上げ |
| ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社(BAT)は9月1日からタバコの価格を最低60セン(約19円)値上げすると発表した。政府が2009年予算案でタバコに20%の物品税を課すと決めたことと、世界的なタバコや紙、燃料費の2桁規模の値上がりがその理由だとしている。
(New Straits Times / Prime News) イスラムのヒジュラ暦では今日からラマダン(断食)月に入りました。1か月後にはハリ・ラヤ(ラマダン明け大祭)です。 |
今日のマレーシア 2008年9月