今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2007年12月
| ●2007年12月31日(月) プライバシーランキングでマレーシアはワースト3 |
| イギリスに拠点を置く人権監視機関「プライバシー・インターナショナル(PI)」が発表したプライバシーランキング2007で、70か国中、マレーシアは中国、ロシアとともにワースト3に入った。同機関が各国を1(監視社会)から5(一貫して人権を擁護している)で評点づけしたところ、マレーシアは1.3ポイント。報告書は、マレーシアでは国民のプライバシーを守る条項が憲法になく、法律もなく、国内治安法(*)の存在が警察に絶大な権力を持たせていると指摘。マイカッド(国民の身元証明カード)の制度や、国民ひとりひとりの個人情報を含むデータのハブを作るという政府の計画や、犯罪防止のための監視カメラの設置も(プライバシー保護上では)好ましくないと評されている。シンガポール、米国、英国、台湾、タイが1.4ポイントでかろうじて最下位3国の上にいる。第1位のギリシャは3.1ポイント、第2位のルーマニアは2.9ポイント。 (New Straits Times / Prime News) (*)国内治安法は治安を乱す恐れのある人物を裁判なしに拘束できるもので、11月のインド系不法デモの指導者らがこれの適用を受けて逮捕されています。 |
| ●2007年12月30日(日) 警告灯が全て故障、航行が危険(パンコール島) |
| ペラ州パンコール島周辺で、4つの航行警告灯が全て故障しているため、夜間、商船や漁船が浅瀬に乗り上げたり岩にぶつかったりする危険性がある。太陽エネルギー発電の警告灯は高さ3〜10メートルの塔の上に乗っているが、そこに登るための金属製のはしごが盗まれ、2か月間修理が出来ていない。州の役人によると、鋼鉄の需要が多く、金属製のはしごは高値で売られているという。この水域はルムッ港を利用する船にとってマラッカ海峡に出るための主要ルートであり、州は当局に一刻も早い修理を要請している。
(New Sunday Times / Prime News) 警告灯の塔の写真を見ると、はしごは途中でパカッと切られて上半分がなくなっています。 |
| ●2007年12月29日(土) ここ4年間で15,000人が6か月の免停 |
| この4年間に違反点数が16ポイントに達して6か月の免許停止を受けた人は15,000人、違反で理由開示通知を発行された人は38,000人になった。道路安全局のスレット氏によると、違反の中で多いのは信号無視、スピードの出しすぎ、2車線をまたがって走行、車の間をジグザグ走行。調査では運転手の95%が高速道路の路肩に駐車してよいと思っているが、同氏は「路肩は緊急時に必要で、エンストした車の駐車場ではない。適当な場所がなければ牽引車を呼んで安全な場所に移動するべきだ」と言う。救急車や牽引車など緊急時の車が現場に到着するまでの平均時間は世界的には7〜12分のところ、マレーシアでは30分かかっている。
(New Straits Times / Prime News) 方向指示器をまじめに出している車を見ると、あ、運転手は日本人かしら? と思います。 |
| ●2007年12月28日(金) 理数科を英語で教えることは変わらず |
| 2003年に初等・中等学校で理数科の授業を英語で行う試みが導入されて以来、生徒の英語力向上の成果が出たところもあるが、教科の内容理解の妨げになっていると教師や親から苦情も多い。アムノ(マレー系与党)青年部のカイリー・ジャマルディン副部長が両教科の授業をマレーシア語に戻そうと提案しているが、教育省は、来年末までに見直しと評価を行い、その結果が出るまで現状は変えない方針だとしている。
(New Straits Times / Prime News) 「理数科を英語で」はマハティール前首相が推進していた計画で、2003年に初等・中等学校のそれぞれ1年生に導入、以来毎年新1年生に導入し続け、来年やっと全学年をカバーすることになります。 |
| ●2007年12月27日(木) シク教、ナーナク師の生誕祭 |
| シク寺院では、開祖ナーナク師の538回目の生誕祭が行われている。ラワンにあるマレーシアで最も古いシク寺院のひとつ、ナーナクサー寺院では、1か月間、聖典「グル・グランス・サヒブ」がノンストップで朗誦され、毎夕聖歌が歌われ、毎日数千人の信者が訪れている。献血運動も行われている。
(New Straits Times / Nation) シク教徒の男性はふつう頭にターバンを巻いています。信者数は意外と少なく、発祥地インドでも人口(11億人)の2%で、2,200万人、マレーシアでは7万人。 |
| ●2007年12月26日(水) 新聞休刊日 |
![]() 記事はお休みです。 ショッピングセンターのクリスマスツリーは 1月第一週ごろまで飾られています。 |
| ●2007年12月25日(火) クリスマス マラッカに「東洋のベネチアを」 |
| マラッカ州政府はポルトガル系居住地区の近くに72ヘクタールの埋め立てをする計画を許可した。埋め立て費用は10億リンギ(約340億円)、期間は18か月。6つの人口島を作り、ホテル、店舗、高級集合住宅を建設し、「東洋のベネチア」と呼ばれるプロジェクトがここに完成するのは5年後の予定。開発業者はマラッカ海峡を展望できる好立地のプロジェクトだとして、来年ドバイ、オーストラリア、シンガポール、中国など海外に売り出す。近隣の漁業従事者のためにはドゥヨンに新しい防波堤が作られる。
(The Star / Nation) 運河をつくってベネチアを真似るとしても、よくも悪くも決定的に違うのが「気候」。 |
| ●2007年12月24日(月) クランタン州が戦争の歴史を観光の目玉に |
| クランタン観光活動協会では、第二次世界大戦の跡を示す記念碑や遺跡を観光の要所に据え、外国から、特に日本から観光客を誘致する計画がある。日本軍が1941年12月8日にクアラ・パク・アマット(コタバルから12キロの村)に上陸したことを記録した記念碑(SMK ハズマにある)や、コタバル戦争博物館、英国兵士の薬箱、英国の爆撃を受けたが破壊されずに残ったつり橋や駅舎など。このうちクアラ・パク・アマットへの日本軍の上陸に関しては、真珠湾攻撃より90分ほど早かったとして、これを太平洋戦争の始まりと見る歴史学者もいる。 (New Straits Times / Prime News) 当時コタバルの飛行場は連合軍の要衝で、日本軍はこれを狙って上陸したとのことです。 |
| ●2007年12月23日(日) 世界ハラルエキスポでマレーシアのパーム油を促進 |
| アブダビ(アラブ首長国連邦)で開かれている世界ハラル(*1)エキスポのフォーラムで、マレーシア・パーム油協会西アジア地域局長のアハマド・ザフリ氏は、トランス脂肪酸の摂取を避ける傾向が世界的に広まっている中で、パーム油は最善の選択であると言った。現在アメリカの食品業界ではパーム油の消費が劇的に増加している。一方イスラム諸国での消費者の関心は、食品に含まれる脂肪がハラルと認定されているかどうかであり、この点でもパーム油は適している。油ヤシから取れるパーム油以外の産物の「サファル」も、動物性油脂に替わるものとして注目されており、現在世界からの需要は月6万キロ、これに中東やOIC(イスラム諸国会議)加盟国からの需要が加わる可能性がある。
(New Straits Times / Prime News) (*1)ハラル→イスラム教徒が食べてよい食品。特に動物の肉などは教義にのっとって処理されなければなりません。 |
| ●2007年12月22日(土) 新50リンギ札が来月末までに流通開始 |
| 50リンギ札(約1,700円)のデザインが12年ぶりに変わる。おもての初代国王アブドゥル・ラーマンの肖像はそのままだが、赤いハイビスカスの花が加わり、両端にソンケット織りのパターンがあしらわれる。最初の5千万枚のうらには初代首相アブドゥル・ラーマンの独立宣言の横姿と独立50周年のロゴが描かれるが、その後の発行分からロゴは消える。偽造防止策としては、コピーするとデザインが変わる仕組み、銀のホログラフ帯、偽造防止糸の埋め込み、マイクロ文字、目に見えない蛍光要素などが取り入れられている。現行の50リンギ札も流通するが、中央銀行では3〜5年で全て新札に入れ替わるだろうと予想している。12月26日から中央銀行本支店で特別パッケージに入った新札2万枚が1枚60リンギで販売される。一般流通開始は来月末。
(New Straits Times / Prime News) 初代国王と初代首相の名前がどちらも「アブドゥル・ラーマン」なので混同しそうですが、おもてが国王の肖像、うらが首相の横姿です。 |
| ●2007年12月21日(金) 今年押収された海賊盤CDは5,400万リンギ相当 |
| 国内取引・消費者省が今年押収した海賊盤CDは235万枚、金額にして5,400万リンギ(約18.2億円)相当にのぼった。12月2日までに行った手入れは5.8万件、起訴された人数は2,420人。年初にアイルランドから出張してきた2匹の光ディスク嗅ぎ分け犬ラッキーとフローが大活躍し、2匹が帰国した後、省は「追跡犬ユニット」を設置して職員7人に追跡犬を扱う訓練を4週間受けさせた。現在アイルランドで新たな2匹パディとマニーがディスク嗅ぎ分けの訓練中で、来年2月に来馬する予定。
(New Straits Times / Prime News) 手入れ件数と押収した数に比べて、起訴された人数が少ないのが気になります。 |
| ●2007年12月20日(木) ハリ・ラヤ・ハジ 新商法 「e-クルバン」サービス |
| (注:今日はイスラム教の「犠牲祭」が行われる日で、マレーシアでは「ハリ・ラヤ・ハジ(巡礼祭)」「ハリ・ラヤ・クルバン(犠牲祭)」「ハリ・ラヤ・アイディラーダ(同)」などと言われます。動物を犠牲にして神に捧げ、その肉は貧しい人々に分け与えられます) 犠牲祭用の動物の肉をインターネットでオーダーし、希望地(肉を届けたい相手)に配達してもらえるサービスを利用する人が増え始めている。2005年にこのサービスを始めたモハマド・サラモンさんは、当初ウェブサイトへの訪問数は1日1ヒットだったが今では100ヒットを超え、ブルネイからも注文が来るという。マレーシアでは高級住宅地からの注文が多く、顧客のかわりにクルバン(犠牲祭の儀式で神聖なる屠殺のこと)が滞りなく行われたことを示す証明書を顧客に発行している。イスラム開発局の役人は、オンラインで犠牲祭用の家畜を購入することはイスラムで許可されているが、クルバンを実行する業者は、顧客のかわりに行うという「ニアット(意志)」を明確に持つことが求められる、と言う。 (New Straits Times / Prime News) サウジアラビアのメッカでは大巡礼の真っ最中で、昨日からそのクライマックスの行事のひとつ、ミナの石投げが始まっています。マレーシア人も多数参加。 |
| ●2007年12月19日(水) 来年、キャンパスに民族統一プログラムを増設 |
| ムスタパ高等教育相は、国際技術・ツインテック・ユニバーシティ・カレッジの第5回学位授与式で、省は来年各大学で民族統一プログラムを増やす意向であることを述べた。プログラムはキャンパスでの民族の分極化を回避するのが目的で、文化的、知的、スポーツ活動を含む。また先月25日のインド系の不法デモに参加した5人の学生について厳重に処罰する旨を言い添えた。学位授与式では510人が博士号、修士号、学士号を取得し、学士首席のシティ・ロハイダさん(プルリス州出身)が賞金1,000リンギ(約3.4万円)を授与された。
(New Straits Times / Prime News) 学期の時期は各大学でかなり異なっていて、学位授与式も5月〜8月のところもあれば、今の時期のところもあり。日本のように桜の時期に一斉に……という雰囲気はありません。 |
| ●2007年12月18日(火) ポルトガル系住人、ホワイトクリスマスの準備 |
| マラッカのポルトガル系居住地区では、家の外観をクリスマス用にアレンジする家族行事が始まっている。ジェリー・アルカントラスさん宅では、家の外壁に発砲スチロールを貼りめぐらして雪をかぶった一軒家へとアレンジ中。飾りつけに使うオーナメントは航空会社で客室乗務員として働いている夫人が1年かけて世界中から集めてきた。費用は締めて1,000リンギ(約3.4万円)。完成までに2週間。クリスマス当日には親戚40人が集まる予定。
(New Straits Times / Nation) 熱帯のホワイトクリスマス。工夫次第でこんなことも出来るのですね。 |
| ●2007年12月17日(月) クアラ・トレンガヌがまもなく「市」に昇格 |
| 12月31日、「トレンガヌ観光年2008」の開幕とともに、トレンガヌ州都のクアラ・トレンガヌが「市」に昇格する。タマン・シャー・バンダルで開かれる記念式典の目玉は、7分間の花火、市の新しいロゴと市歌の披露、文化ショー。州の地方自治体・住宅委員会のアハマドさんは「クアラ・トレンガヌ市の最優先事項は公共輸送システムの改善と住民や観光客に安全を提供すること。観光客誘致では、イスラム文化公園やディズニーランドのようなテーマパークの建設を計画している。5月31日〜6月6日までマレーシアン・ゲームズ(全国スポーツ大会)がトレンガヌで開かれるが、全国から集まるアスリートたちによい印象を持ってもらえるよう努力したい」と述べた。
(New Straits Times / Nation) マレーシアの「市」は、クアラルンプール(連邦直轄区)、イポー(ペラ)、北クチン、南クチン(サラワク)、ジョホールバル(ジョホール)、コタキナバル(サバ)、シャーアラム(スランゴール)、マラッカ(マラッカ)、アロースター(クダー)、ミリ(サラワク)、プタリンジャヤ(スランゴール)の11市。クアラ・トレンガヌは12番目の市となります。 |
| ●2007年12月16日(日) 5歳の少女、重量挙げで 14.7キロを記録 |
| 「マレーシア・ブック・オブ・レコーズ」の役員サラ・ウーイさんは昨日、重量挙げで5歳の少女が 14.7キロを持ち上げた記録を認定した。この少女はT・ロガスレーちゃんで、この他にもマラソン5キロ完走記録を持つ。ロガスレーちゃんは今年2月、父親に勧められて重量挙げを始め、トレーナーが2名ついている。マラソンは9月に始めた。大きくなったら国際的なアスリートになりたいと言う。毎日朝食にチーズとパン、牛乳、半熟玉子を10個食べる。
(New Sunday Times / Prime News) 「マレーシア・ブック・オブ・レコーズ」はギネスのマレーシア版のようなもので毎年発行されています。 |
| ●2007年12月15日(土) インド国籍の3人、平和自転車ツアーにマレーシアから出発 |
| インドのチェンナイ出身のセンバガさん(48歳)、義弟(42歳)、甥(22歳)の3人が、マレーシアのスレンバンから世界平和自転車ツアーに出発した。マレー半島を北上後、タイ、ラオス、カンボジア、インドネシア、シンガポール、オーストラリアを回り、その行程は数千キロに及ぶ。センバガさんは過去17年間で
98.6万キロを走破し、既にギネスの記録を上回っているが、来年8月までに米国、英国、カナダ、アフリカを走破してからギネスに申請する予定。ほかの2人もインド国内のイベントで数々の記録を打ち立てている。3人のツアーはタミル・ナドゥ州政府と、センバガさんが数学と英語を教えているニューデリーの学校が後援している。
(New Straits Times / Nation) 出発地にマレーシアを選んだ理由は、この国は景色がよく、人々が親切だからだそうです。 |
| ●2007年12月14日(金) 11歳少年が祖父の銃を誤発射、弟が死亡 |
| 12日午後、サラワク州サントゥボンのカンポンで、11歳と9歳の兄弟が祖父の猟銃を見つけて友達4人と遊んでいた時、兄が階段でつまづいた瞬間に銃が発射し、弟は弾を頭部右側に受けて即死した。検死解剖を避けたいと願った両親は、事故を当局に届けずに弟を土葬した。警察は村人から事故のことを聞きつけ、14日に現場検証を行い、遺体発掘の裁判官命令を取り付けた。クチン警察は事件を「急死」として扱っているが、「殺人」に分類される可能性もある。
(New Straits Times / Prime News) のどかな村での痛ましい事件です。おじいちゃんが昼のお祈りに行っている間の出来事でした。 |
| ●2007年12月13日(木) 国民は首相と軍隊を信頼 |
| 「政治制度への信頼度」調査の結果が発表された。調査は今年7月と8月にマレーシア人1,200人(半島部マレーシアの900人とサバ州の150人、サラワク州の150人)を対象に、アジア・バロメーター・サーベイが対面形式で行った。国民が信頼する機関は1位から順に、軍隊76.3%、首相75.8%、公務員72.1%、地方自治体70.5%、連邦及び州政府69.6%、議会63.8%、裁判所63.4%、選挙委員会61%、警察58.9%、政党52.4%。この他の意識調査では、有権者登録をしている72.9%、民主主義に満足70.5%、政府は最善を尽くしている21%。この調査はアジア、アフリカ、中南米、中東で実施しており、各国のデータは後日揃う予定。
(New Straits Times / Prime News) サバ州、サラワク州は何十という民族がいるため、調査は14の言語で行われたそうです。 |
| ●2007年12月12日(水) 宇宙飛行士は「イドラ・イルム(知的アイドル)」 |
| ジャマルディン科学技術革新相の国会での発表から。・マレーシア初の宇宙飛行士シェイク・ムスザファー・シュコル氏は青少年対象の講演会で全国を回っている。目的は科学・数学の大切さを学ぶことの動機付け。彼の人気はシティ・ヌルハリザやマウイ(ともにマレー系人気歌手)を超え、いまや「イドラ・イルム(知的アイドル)」となった。・省はマレーシアの中華系学校で講演会を開くために中国が宇宙飛行士を派遣してくるという申し入れを承諾した。・マレーシアの第二宇宙飛行士候補のファイズ・カリード氏は2010年か2011年にロシアのミッションに参加するチャンスがある。
(New Straits Times / Prime News) シェイク飛行士がロシアのミッションに参加したのは今年10月10日〜21日でした。帰ってきてからも大忙しです。 |
| ●2007年12月11日(火) 1月からファーストフードに成分表示を義務付け |
| 保健省は来年1月から、ファーストフードの包み紙などに成分表示をすることを徹底する。内容はカロリー、炭水化物、脂肪、タンパク質、塩、砂糖。実施の6か月前に業界20社に通達しているが、現在用意が出来ているのはKFC、A
and W、マクドナルドの3社のみ。チュア保健相は期日にこれを実施しない業者を新聞で公表し、行政措置を取る構えであると言った。チュア保健相はまたファーストフードのTVコマーシャルのガイドラインも発表。内容は、4〜9歳児対象の番組では放送しない、栄養について不適切な表現をしない、など。
(New Straits Times / Prime News) 「スーパーで新鮮野菜を買おうとしていた主婦が、ファーストフード店の行列を見てそっちに行く」というシーンのあるCMが放送禁止になるかもしれないそうです。ファーストフードがバランスのとれた食事の代わりになるという印象を与えかねない、というのがその理由です。 |
| ●2007年12月10日(月) イポーでランの花コンクール |
| イポーで開かれた全国ランの花コンクールで、チン・サイキューさん(75歳)の「バスコ・パイン・リバー・ブルー」が他の400種を退け、5年連続で優勝した。受賞作は5年前にタイで買って育てたもので、花を70個つけた。チンさんは賞金300リンギ(約1万円)を獲得。主賓として招かれたペラ州政府委員会長のチャン氏は、1週間のイベントに7万人が訪れ、100万リンギ(約3,360万円)の売上があったと発表した。州政府はコンクールが開かれた会場を常時ランの販売所にして、来年からは毎月最終週末にラン協会のイベントを行う計画を立てている。イポー・ラン協会は1997年に設立され、これまでに国内で35回、国際的に7回イベントを行い、計250万人の客をイポーに呼び寄せている。
(New Straits Times / Prime News) バスコ・パイン・リバー・ブルーの写真はこちら(上から3番目)。ヒヤシンスを思わせる形です。 |
| ●2007年12月9日(日) ペラ州の最高齢者が死亡 |
| 華人コミュニティでペラ州の最高齢者と認められていたリー・プーイさん(男性、108歳)が6日午後8時15分、自宅で息をひきとった。葬式には6人の子供と、孫や曾孫達を含む約
130人の親戚がスランゴール州、ペナン州、ペラ州、シンガポールから駆けつけた。孫娘のリー・ポーランさんは故人のことを、健康については特に秘訣もなくいつも元気だったが、4日前から具合がよくなかったと言った。
(New Sunday Times / Nation) 統計局の最新資料では、平均寿命は男性 71.9歳、女性 76.4歳です。 |
| ●2007年12月8日(土) ジョホール州、洪水で3,700人が避難 |
| 断続的な雨でいくつかの川が氾濫したジョホール州では昨夜までに3,705人が32か所に避難した。州の総務担当事務所に設置された洪水センターのスポークスマンは「最悪の事態に対して備えができている。去年の洪水の経験を生かして避難者達は、毛布、食料、基本的な必需品を持ち込んでいる」と言った。留守宅の窃盗防止のため警察も動員された。ジョホール州、パハン州、クランタン州の低地部では激しい雨が日曜日まで続くと予想され、警戒が呼びかけられている。
(New Straits Times / Prime News) 昨年末もジョホール州は何度も大きな洪水に見舞われ、年始にはその影響で野菜が値上がりしました。 |
| ●2007年12月7日(金) ジョホール州、パハン州、川の水量が危険レベルを超える |
| 【ジョホール州】5日からの雨で、スガマッ川の水位が昨日午後4時に9.08メートルになり、危険レベルを8センチ超えた。プレントン川は午後5時までに4.44メートル(警告レベルは3.7メートル)、ジョホール川は午後3時時点で1.16メートル(警告レベルは2.2メートル)に達し、それぞれ周辺地域が洪水に見舞われた。【パハン州】クアンタン川が午後4時時点2.04メートルで警告レベルを超えた。【クランタン州】ゴロク川が午後4時に21.73メートルに達した。警告レベルは21.50メートル、危険レベルは23.50メートル。海岸部では強風に高波が発生しているが、漁師達は海に出ている。【全般】強い雨がクランタン州、トレンガヌ州、ヌグリ・スンビラン州、マラッカ州で明日まで続くと予想されている。
(New Straits Times / Prime News) 北東のモンスーンの時季になり、クアラルンプール自宅周辺でもしとしと長雨が2日続きました。 |
| ●2007年12月6日(木) マレーシア人は公正な選挙を評価 |
| TNS(世界的な市場調査グループ)とギャラップ・インターナショナル(スイス拠点の調査会社)が行った「アジアの民主主義」を含む調査の結果が出た。調査期間は今年6〜8月、対象は57か国(中国は入らず)6万人以上。マレーシアでは半島部の都市周辺の1,250人が対象で、(1)この国の選挙は自由で公正である→74%、(2)政治は国民の意思で行われている→69%で、この2項目ではアジアでトップ。(3)民主主義は問題はあれど政治形態としてはよい→85%、(4)民主主義に満足→88%。それぞれの項目の世界平均は(1)47%、(2)31%、(3)79%、(4)69%。
(New Straits Times / Prime News) 日本は(1)選挙が公正→50%、(2)政治は国民の意思反映→29%、(3)民主主義はよい→84%、(4)民主主義に満足→79%です。マレーシアでの調査対象者の民族構成はわかりません。 |
| ●2007年12月5日(水) 選挙人名簿には死亡した有権者の名前が残ったまま |
| 選挙委員会のアブドゥル・ラシド会長によると、選挙人名簿には死亡した有権者の名前が多く残っている。死亡しても近親者が登録局に届け出をしないケースが多く、委員会では死亡証明がない限り名簿から名前を抹消出来ない。また名簿に記載の住所に今は住んでいない有権者が約450万人いるという。アブドゥル・ラシド会長は現行システムは改善の余地があることを認めているが、改善には法改正が必要でそれを提案し実行するのは政府である、委員会の仕事は法に従って選挙のプロセスを管理することだけだと言った。
(New Straits Times / Prime News) 4年に1度の総選挙が来年の早い時期にあります。 |
| ●2007年12月4日(火) サラワク州、サバ州の学校に電気と水道を |
| ヒシャムディン教育相は昨日、全国教育計画に関する会議で、今月末までに電気設備のないサラワク州の田舎の432校に、毎時50キロワットの電気を作る太陽光電池を設置すると言った。これによりサラワク州の全ての学校に電気設備が備わることになる。これまでは学校にコンピューターはあっても電気がないために使えなかった。サバ州には電気と水道のない学校が約300校あり、こちらは来年末までに設備される。教育相は教育計画の実行について、10月31日までに5,600のプロジェクト、91億リンギ(約3,000億円)相当が始動し、そのうちの2,560のプロジェクト、25.6億リンギ(約842億円)相当が終了したと発表した。
(New Straits Times / Prime News) 教育相が電気、水道のない公立校の数を初めて公表したのが2005年6月11日。徐々に進歩しています。 |
| ●2007年12月3日(月) 青少年の喫煙は間接的広告が影響か? |
| 東南アジアタバコ規制アライアンスが昨日発表したASEAN諸国の喫煙実態のデータによると、13〜15歳の喫煙者率はASEANでマレーシアが最も高く、男子で約40%、女子で少なくとも11%いる。アドバイザーのコランダイさんは、十代の喫煙はメーカーの間接的広告(コンサート、F1、ワールドカップなどのスポンサー)の影響が大きいと言う。マレーシアでは直接、間接を問わずタバコの広告は禁止されているが、インターネットや携帯ショートメッセージなどでは規制が及ばない。マレーシア保健省のザリハさんは、政府の青少年喫煙防止キャンペーン「Tak
Nak(いらない)」を継続すべきだと主張した。成人に関しては、マレーシアの男性喫煙者は46.4%、女性は1.6%。 (New Straits
Times / Prime News) 「Tak Nak」のキャンペーンは2004年2月に始動。当時の青少年喫煙者は13歳〜18歳男子で30%、女子で8%といわれていました。(2004年4月3日) |
| ●2007年12月2日(日) ババ文化の保護のために |
| ペナンで「第20回ババ会議」が開かれた(中国からの移民とマレー系の間の子孫の男性が「ババ」、女性が「ニョニャ」、総称は「プラナカン」)。シンガポール、プーケット、マラッカ、スランゴール、クアラルンプールから300人が参加。議長でペナン・プラナカンの代表であるクー氏は「ペナン・プラナカンはギャンブルには詳しいが過ぎ去った黄金時代を思い出しては嘆いている、という一般的イメージがあるが、これを払拭すべき。プラナカン独特の文化や遺産を守って行くとともに隣国のプラナカン・コミュニティとつながりを持って理解と協力を深めて行きたい」と述べた。
(New Sunday Times / Nation) 中国からの貿易船が出入りしていたマラッカを入口に広がっていったプラナカンのコミュニティは、国境を超えてインドネシア、フィリピン、ミャンマー、ラオス、カンボジアにもあるそうです。 |
| ●2007年12月1日(土) 後部座席もシートベルト着用を義務付けに |
| 道路安全局は、車の後部座席のシートベルト着用を義務付けるという案を近く閣議に提出する。これが通れば違反者には80リンギ(約2,600円)の罰金が課せられることになる。局では来年早々にも実施に踏み切りたい考えで、後部座席用シートベルトが装備されていない車両(推定10%)については猶予期間を設ける。今年11月の道路事故による死者数は、バイクが1日平均7.13人(昨年は10.13人)、車が2.65人(同3.33人)、歩行者が1.03人(同1.63人)。
(New Straits Times / Prime News) これまでホリデイ・シーズン中にだけ行われてきた交通取締りが来年からは年間実施されるようになります。マナーの向上と死傷者の減少に期待。 |
今日のマレーシア 2007年12月