今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2007年11月
| ●2007年11月30日(金) 政治に関心のない若者達 |
| ムルデカ・センターが行った「若者の意識調査2007」(回答数1,508人)によると、20〜35歳の人々の約3割が有権者登録をしていないことがわかった。登録をしない理由として、時間がない(39%)、関心がない、面倒だ(17%)、どこで投票するのか知らない(7%)。登録している人に自分達の票が政府に与える影響を尋ねると、大きい(45%)、いくらか(36%)、ほとんどない(11%)、全くない(5%)。個人の関心ごとでは、仕事・キャリア関係、家族のこと、教育に関心が高く、健康や資産、人生の成功については関心が低い。
(New Straits Times / Prime News) 有権者年齢に達したら自動的に投票の通知が送られてくるのではなく、自分で「登録」しに行かなければならない仕組みが壁となっているようです。 |
| ●2007年11月29日(木) まん中から真っ二つの町 |
| ヌグリ・スンビラン州とマラッカ州の州境にある町タンピンでは、州境が町の真ん中を通っており、ヌグリ・スンビラン側はタンピン町役場、マラッカ側はアロー・ガジャ町役場の管轄となっている。トゥンク・ブサル・タンピン中等学校は教室がヌグリ・スンビラン側に、理科の実験室と運動場がマラッカ側にあり、生徒達は毎日学校内で2つの州を行き来していることになる。郵便局やバス乗り場は2つの役場で共有している。住民はこの状況に慣れているが、外部からの訪問者が駐車場を使う時、どちらの役場のクーポンを使ったらよいのかわからず、苦労している。
(New Straits Times / Nation) 町にとっては今に始まったことではないのでしょうが、新聞が報道してくれて私は初めて知りました。子供のころ学校登山で県境の山に登ってこっちの県とあっちの県をひとまたぎで行き来して喜んだのを思い出しました。 |
| ●2007年11月28日(水) 高潮で家が90軒崩壊(サバ州) |
| 26日に発生した高潮で、サバ州クダッの水上集落や市内の家のうち少なくとも90棟が崩壊、リカス(コタキナバル近辺)の飲食街は機能停止した。クダッでは住民500人以上が避難し、けが人は出ていない。気象局はサバ州の海岸地域に強風波浪警報を出し、この状況は明日まで続くと予想している。局のウェブサイトによると、マニラ(フィリピン)の南西370キロに熱帯性低気圧があり、南西の強風と最大5.5メートルの高波を引き起こしている。
(New Straits Times / Nation) 同じころ、サンダカンでは火災が発生、強風にあおられて住宅50棟が焼け、住人200人が避難しました。 |
| ●2007年11月27日(火) 外国人にとって物価の安いアジアの都市KL |
| ECAインターナショナルが2年に1度行っている世界300都市の外国人にとっての物価調査の結果が出た。外国人が買う128の消費アイテムの価格の合計でランク付けがされる。アジアでは1位(物価高)がソウル、次いで東京、横浜、神戸、香港、台北、北京、上海、シンガポール、広州。クアラルンプールはイスラマバード(パキスタン)、ビエンチャン(ラオス)に次いで物価の低い都市となった。世界ランキングでは1位(物価高)がルアンダ(アンゴラ)、次いでオスロ、モスクワ、スタバンゲル(ノルウェー)、コペンハーゲン、キンシャサ(コンゴ)、ソウル、リーブルビル(ガボン)、ジュネーブ、ロンドン。10位内にアフリカの国々の首都が3つランクインしたことについては、128の調査アイテムの中には外国人が普通に求めるものでも現地には通常売っていないものがあり、そのアイテムが価格を吊り上げたためだとECAは説明している。
(New Straits Times / Prime News) 東京は前々回世界1位、前回2位でしたが、今回は10位圏内から外れました。 |
| ●2007年11月26日(月) また市内で不法デモ、240人逮捕 |
| 25日(日)未明から正午にかけて、Hindraf(ヒンドゥー権利行動隊)の人々が、バトゥ・ケイブスでの集会を皮切りに、クアラルンプールのアンパン通りの数か所で結集する騒ぎがあった。あらかじめデモを行う申請があったが許可されていなかったため、この集会を「違法」とみなした警察が催涙ガスや高圧放水銃を使って鎮圧した。団体の目的地は英国高等弁務官事務所で、歴史的に搾取・阻害されてきたインド系に対する補償としてイギリス政府に28兆リンギ(約903兆円)を求める、というものだった。警察が団体のリーダーに要望書を提出するようにと促したが、結局要望書の提出はなかった。この2週間で同様の騒ぎが起こったのは2度目。
(New Straits Times / Prime News) 1度目は11月10日(土)の野党中心の選挙改革要望デモ(このページ下11月11日の記事)でした。 |
| ●2007年11月25日(日) 野生のオランウータンの双子が初めて観察される |
| 東サバのローワー・キナバタンガンで、双子を抱いたオランウータンが少なくとも2回目撃された。野生のオランウータンの双子が観察され記録されたのはこれが初めて。観察者は、10月23日にカーディフ大学野生生物遺伝学者グロッセンズさん、その数日後にキナバタンガン・オランウータン保護プロジェクトのモハマド・ダイサ・カパルさん。同プロジェクトのフランス人霊長類学者アンクレナズさんによると、飼育されたオランウータン626匹の記録では、双子を妊娠したのは11ケース、うち3ケースが流産、産まれてからも双子が2匹とも無事に育つケースは少ないという。今回観察された双子は推定6か月くらい。
(New Sunday Times / Prime News) オランウータンの雌の平均寿命は40歳ほどで、子供を産み始めるのが10〜12歳、1回の妊娠期間は8か月半、生涯に持つ子供の数は4〜5匹、と推定されています。 |
| ●2007年11月24日(土) 英連邦がパキスタンの加盟資格を停止 |
| ウガンダの首都カンパラで開かれている英連邦(コモンウェルス)会議の「閣僚級行動グループ(CMAG)」が非常事態下にあるパキスタンの加盟停止を決定した。パキスタンが加盟停止になったのは8年ぶり。CMAGのメンバーは9か国(マレーシア、カナダ、レソト、マルタ、パプアニューギニア、セントルシア、スリランカ、英国、タンザニア)で、マレーシアとスリランカは加盟資格停止に反対、英国、カナダは加盟停止を強く押す立場を示した。マッキノン英連邦事務総長は記者会見で、パキスタンの加盟停止は民主主義と法が回復するまで、と述べ、パキスタンで今なお報道関係者、弁護士、人権活動家らが拘束されている事態に触れて、来る1月8日に予定されている議会選挙の結果を見て、CMAGはパキスタンの処遇を見直すと言った。今回の措置によりパキスタンは英連邦開発基金を受けられず、他からの海外投資も大きく滞ることになる。
(New Straits Times / Prime News) CMAGメンバーのマレーシア代表はジョセフ・サラン外務省副大臣。首脳会議にはアブドラ首相が出席しています。 |
| ●2007年11月23日(金) 1月から交通取り締まりを1年中実施 |
| 今まで、ハリ・ラヤや中国正月などのホリデイ・シーズン中にのみ行われていたOps Sikap(シーズン中交通取り締まり)が来年1月からシーズンを問わず1年中行われることになった。道路事故による死者が1日あたり平均17人であるのに対し、取り締まり期間中は13〜14人に減るという実績を上げている。陸運局と警察が人員を増やして年間取り締まりにあたる他、3月までにスピード違反監視カメラを全国で1,500台増設する。高速バスとその運転手の出発前チェック、道路安全局による主婦、退職者、失業者対象の交通安全プログラムの実施なども計画されている。道路事故による死者数が年間6,000人のところを2,000人に減らすのが目標。
(New Straits Times / Prime News) 9月頃高速バスの事故が相次いで起こり、過酷なスケジュールによる運転手の休憩不足などが指摘されていました。 |
| ●2007年11月22日(木) 金(きん)の発掘に沸くビーチ |
| ジョホール州東海岸のカンポン・スリ・パンタイのビーチで、先週村人が1,000〜2,000リンギ(約3.2万〜6.4万円)相当の金を採取したというニュースが流れ、主婦や子供を含む数百人がビーチに詰めかけて夜中まで鍋を使って金を探している。警察も出動して保安にあたり、金の買取人も待機している。村人のザイド・バスリさん(27歳)はこの2日間で300リンギ(約9,600円)相当の金を採取したと言い、買取人のマットさんは先週から合計4,000リンギ(約1.3万円)相当の金を買い取ったと言う。マットさんによると金の質は高く、1グラム当たり68〜70リンギ(約2,200円)で買い取っている。現場はムルシンの中心から8キロの距離。
(New Straits Times / Prime News) このビーチの砂はさらさらではなく、ぬかるみの泥状であるにもかかわらず、鍋を持って詰めかける人は減らないそうです。 |
| ●2007年11月21日(水) 10か国がASEAN憲章に署名 |
| ASEAN(東南アジア諸国連合)が発足して40年。シンガポールで昨日加盟10か国の首脳がASEAN憲章に署名した。方針の中には加盟国の内政不干渉、共通の利益に影響する事柄についての協議の強化などが謳われている。今後各国が批准して1年後に発効の予定。ミャンマー問題への対処について批判がある中での署名となり、議長国シンガポールはミャンマーに、民主主義への平和的移行の第一歩としてアウンサンスーチーさんとの対話から始めるようにと言った。署名後の記者会見でアブドラ首相は、ASEANが5.7億人を有する市場として世界に認識され、より競争力を持つ地域に発展するよう期待する、と言った。首脳陣はASEAN経済共同体(AEC)構想についても、その実現に向けて努力することに合意した。
(The Star / Nation) 憲章の中に人権機構創設についての条項がありますが、それに従わない国に対して制裁を行うかどうかについては触れられていないそうです。 |
| ●2007年11月20日(火) 豆乳より牛乳を |
| 今年8月、学校牛乳が原因と見られる集団食中毒が数件発生し、学童に牛乳を支給するプログラムが一時中断されている。かわりに豆乳を支給する案が出ていたが、教育省と保健省の合同委員会は昨日、牛乳の方が栄養価が高いとしてこの案を退けた。委員会は、工場、販売会社、学校が従うべき新しい牛乳ガイドラインを作成中。規定する内容は、輸送方法、保管方法、学校での配り方と配る時間について。プログラムの再開時期は「全関係者が新しいガイドラインに従う手筈が整ってから」で、未定。
(New Straits Times / Nation) 豆乳もおなかにやさしくて美味しいんですけどねぇ。 |
| ●2007年11月19日(月) ブリテン作曲のマラヤの国歌が初めて演奏される |
| 50年以上前に英国の作曲家ベンジャミン・ブリテンが独立マラヤのために国歌の候補として作った「スケッチ・フォー・マラヤ」が、先週水曜日、ロンドンのカドガン・ホールで初めて演奏された。編曲はマレーシアの作曲家タズル・イザン・タジュディン、演奏はロンドン・シンフォニエッタとマレーシアのピアニスト、ボビー・チェン。ブリテンは1955−56年に極東ツアーを行っており、それについて記録したマーヴィン・クックの著作をタズルさんが調べるうちに、この曲がこれまで一度も演奏されていないことがわかり、独立50周年の記念として英馬協会が主催したコンサートでこのたび初演の運びとなった。
(New Straits Times / Prime News) 国歌の候補曲が、現在の「ネガラク(我が国)」の他にもあったなんて驚きです。 |
| ●2007年11月18日(日) ベジタリアン用食品にラベル表示を |
| 国内取引・消費者省の副大臣が、マレーシア・ベジタリアン協会(MVS)が開催した会議で、ベジタリアン用の食品のパッケージに「ベジタリアン向け」を示す表示をすることをメーカーに義務付ける案があることを発表した。全世界のベジタリアンの数は10億人以上と言われ、ベジタリアン用食品に「緑のドット」のラベルをつけることを採用している国も多い。マレーシア国内にもベジタリアンが増え、外国人観光客も増えているのでこれを採用することは消費者にとって利益となる、というのが理由。
(New Sunday Times / Prime News) 「国際ベジタリアン連合」「インドネシアベジタリアン協会」「シンガポールベジタリアン協会」など、隣国にも世界的にもベジタリアン組織があるそうです。 |
| ●2007年11月17日(土) 王宮で異例の記者会見「国王はいかなる集会も支持しない」 |
| 10日に野党とNGOのグループ「ベルシ(清廉・公正な選挙を求める同盟)」がデモを行い、代表が王宮の役人に要望書を手渡した後「国王は抗議活動を支持した」と発表したのに対し、昨日王宮が異例の記者会見を開き、ワン・サフィアン王宮管理官が「国王はいかなる集会も支持した事実はない」と発表した。デモの騒ぎと交通渋滞で当日通常より早めに閉店を強いられたブキッ・ビンタンの商店連合もベルシに対して「混乱を招きビジネスに悪影響を及ぼすような街頭デモはするな」と声明を発表した。
(New Straits Times / Prime News) 関連記事は6つ下に。当日国王はトレンガヌにいて王宮には不在でした。役人に渡された要望書がどうなったかについての言及は王宮側の発表には一切ありませんでした。 |
| ●2007年11月16日(金) 12歳の少女、2,061キロのサイクリングに出発 |
| ファラ・アイナさん(12歳)が昨日9時20分、ジョージタウン(ペナン島)の学校からサイクリングの旅に出た。半島部マレーシアの2,061キロを約23日で走る予定で、父親のアブドゥル・ラザクさん(42歳)と弟(7歳)が車で伴走する。ファラさんがサイクリングを始めたのは今年で、第3回ペナンスポーツ大会では3位に入賞している。今回のツアーのために1日30キロを走るトレーニングを続けてきた。ツアーを成功させて将来立派な選手になりたいと言う。
(New Straits Times / Nation) 学校は12月末まで学年末のお休みの期間です。 |
| ●2007年11月15日(木) ケニル湖(トレンガヌ州)の観光客が激減 |
| ケニル湖を訪れる観光客数は、2000年に14万人だったが、2003年に6万人に減り、2004年以降は年間5万人程度になった。最盛期に35艇だった観光用ボートは現在13艇。このボート運航を担当する会社の責任者は、来年は「トレンガヌ観光年2008」だが、当局の観光誘致は島々が中心なので、内陸部の湖への客足の復活は期待できないと言う。
(New Straits Times / Nation) ケニル湖はダムの建設に伴って造られたマレーシア最大の人造湖です。総面積3万8000ヘクタール。場所はクアラ・トレンガヌの西約55キロ。 |
| ●2007年11月14日(水) 4月から店頭での現金勘定が5セン単位に |
| 中央銀行の発表によると、4月から店頭での現金売り買いの勘定が5セン単位に丸められる。金額の端数が1セン、2セン、6セン、7センは切り捨て、3セン、4セン、8セン、9センは切り上げ。1回の買い物の合計支払金額にのみ(商品1点ずつではなく)適用され、店はレシートに丸める前の金額と丸めた後の金額を表示することになる。オンラインショッピングやクレジット決済には適用されず、端数の金額はそのままとなる。4月以降も1セン硬貨は法定通貨のままだが、その製造量は徐々に減らされる予定。
(New Straits Times / Prime News) RM 82.07 → RM 82.05、RM 82.08 → RM 82.10 となるわけです。オーストラリアやニュージーランドなどは既にこのシステムが導入されていますが、これらの国では出回っている最小通貨が5セントなので混乱はありません。1セン硬貨を法定通貨としたまま5セン単位丸めシステムだけ導入というのはなんかスッキリしませんねぇ……。 |
| ●2007年11月13日(火) 麻薬密売の罪人、口頭判決から9年を経て死刑を免れる |
| 大麻50キロを密売していたとして1998年に高等裁判所から死刑を口頭で言い渡された罪人の罪状が、このたび控訴院で麻薬密売から麻薬保持に変更され、懲役18年、むち打ち12回へと減刑された。9年前に高等裁判所が口頭で死刑を言い渡した後、正式文書の判決文を発行するのをずっと怠っており、今年8月に新聞がこれを報道したところ、9月にやっと発行された。この9年間罪人は(正式文書がないために)上訴できず、これを重く見た控訴院が減刑の判断を下した。裁判所の手続き遅延による似たような事例はまだあり、別の2件の裁判が今週控訴院で行われる。
(New Straits Times / Prime News) ……。 |
| ●2007年11月12日(月) ハジ(巡礼)シーズンにサウジアラビアへ54の直行便 |
| イスラム教徒のメッカへの巡礼のシーズンが昨日始まった。マレーシア航空はシーズン第一期として来月12日までに国内5つの国際空港からジッダ、メディナへの直行便を54便運航する。搭乗客は16,000人の見込み。第二期は12月27日〜来年1月24日の予定。機内ではポケットサイズの巡礼ガイドが用意されている。巡礼専用機の客室乗務員の制服は、以前搭乗客からクレームが出たのを受けて、ベストとジャケットの丈を長めにしてある。
(New Straits Times / Prime News) ひとつ前の記事の10日の抗議運動について、アブドラ首相は、国王を政治に巻き込もうとする野党側の行為はけしからんと言い、野党側は、選挙改革についての要望が満たされぬ場合はさらなる適切なアクションを起こすつもりだと言っています。 |
| ●2007年11月11日(日) 選挙改革を求めるデモを警察が阻止 |
| 10日、野党とNGOで結成したグループ「Bersih(ベルシ、清廉・公正な選挙を求める同盟)」の約4,000人がクアラルンプールの独立広場周辺に集まってデモ行進していたところを、警察が催涙ガスや高圧放水銃を使って阻止、このため市内に交通渋滞が発生した。ムサ・ハッサン警視総監は「(デモを)やめろという呼びかけに抗議者達が応じなかったためこのような手段を行使せざるを得なかった」と言う。245人が逮捕され、供述書を取って釈放された。ベルシはインターネット上に「10日午後3時に独立広場に10万人を集めて選挙改革を求める要望書を提出するため王宮に向かってデモ行進する」と掲示していた。抗議者達のうち幾人かは、騒ぎが収まった頃、王宮の前に集まって王宮役人に要望書を手渡した。
(New Sunday Times / Prime News) ベルシが9月8日にトレンガヌで行った抗議運動が暴動に発展して怪我人が出ています。4年に1回の総選挙は来年のたぶん3月頃。 |
| ●2007年11月10日(土) マレーシア、世界男女平等指数で92位(20位ダウン) |
| 世界経済フォーラムが発表した「2007年世界男女平等指数」で128か国中マレーシアは92位にランクされ、昨年の115か国中72位より下がった。この指数は(1)経済活動への参加と機会、(2)国政への参加、(3)教育の達成度、(4)健康と寿命、の4領域における各国の男女間格差を表すもので、総じて北欧が平等性が高く、イスラム諸国は低め。アジアの国で唯一トップ10入りしたのはフィリピンで6位。マレーシアについて細かく見ると、プラス要因は識字率が男女ほぼ同じ、高等教育進学者数は女性の方が男性より多い、平均寿命が女性の方が長い、マイナス要因は議員数と閣僚数が女性が男性の約1割であること。
(New Straits Times / Prime News) 結果一覧表は→エクセル(詳しい、115KB) か PDF(簡単、1.98MB)。日本は91位です。 |
| ●2007年11月9日(金) マレーシアの大学、世界ランキングトップ200入りを果たせず |
| ロンドンの新聞社タイムズの「タイムズ高等教育附録(THES)」の2007年世界大学ランキングで、マレーシアの大学はトップ200入りを果たせなかった。マラヤ大学が246位(昨年192位)、マレーシア国民大学が309位(昨年185位)、マレーシア科学大学が307位(昨年277位)で、いずれも昨年よりランクが下がった。このランキングは毎年世界で約3000の大学を評価しており、今年の評価項目は、研究分野が同じ人同士の業績評価、外国人講師の率、留学生の率、学生数と講師数の割合、講師の研究業績など。
(New Straits Times / Prime News) 上位200がこちら(PDFファイル)で見られます。ハーバード、オックス・ブリッジをはじめ、上位10位を米英の大学が占めています。アジアで最も評価が高かったのが日本の東京大学で17位。 |
| ●2007年11月8日(木) ディーパバリ 新聞休刊日 |
![]() インド系の「お正月」。 記事はお休みです。 ← 某カフェのモカチーノ。 9.2 リンギ(約 320円、税サ込み)也。 |
| ●2007年11月7日(水) モンスーンカップ開催間近 |
| 11月28日〜12月2日にトレンガヌで開かれる国際ヨットレース「モンスーンカップ」では、メインのレースの他、家族連れで楽しめる釣り、伝統的な舟づくり、ボート乗り、たこ揚げサーフィンなどのイベントを用意し、より多くの人々にマリンアクティビティーを楽しんでもらおうと計画している。モンスーンカップは世界マッチレーシングツアーの最終試合で世界チャンピオンが決まる場所となるため、世界12億所帯がテレビ中継を見ると予想されている。 (New Straits Times / Nation) トレンガヌ州はヨットがエリート・スポーツだと思われている風潮を払拭し、誰もが参加できるマリンスポーツの普及に努めたい考えのようです。 |
| ●2007年11月6日(火) 設立50年以上の村で初めて「真の」光の祭り |
| 現在人口30人のカンポン・ニオル(スランゴール州ブキッ・ブリンビン)には今年の年初まで電気がなかった。1940年代、蛍公園から2キロの距離にインド系の11家族が住み着いて始まった村だが、電気のない不便さから人口は減る一方だった。昨年ニュー・ストレイツ・タイムズ紙がこの村の現状を伝え、州政府が今年電気を引いた。来るディーパバリ(光の祭り)は村人達にとって初めて電気のある生活で迎える祝日となる。以前はガスランプ、灯油ランプの他、1か月にろうそくを30箱買っていたという主婦は、今、電気製品でお菓子や料理を作ってディーパバリに備えている。
(New Straits Times / Prime News) 有名な観光スポット蛍公園から2キロの現状。 |
| ●2007年11月5日(月) 自殺に関する公式データを8月に公開予定 |
| 国立自殺登録所は複数の政府機関と病院の緊急部門の協力を得て、国内の自殺に関する統計を来年8月に公開する予定で整備している。自殺による1年間の死者数は1980年代には1万人中8人だったのに対し、最近では9〜13人。保健省は、今後10〜15年で自殺が心臓病に次ぐ死因になると予測している。半島部の民族別では未遂も合わせてインド系が1万人中30〜35人、中華系が15人、マレー系が6人。(サバ州、サラワク州、およびオラン・アスリについてはデータがない)原因はストレス、失業、試験の悩み、人間関係。方法は服毒、首つり、飛び降り、一酸化炭素中毒。
(New Straits Times / Prime News) 一部のコミュニティでは自殺がタブー視されていたり、保険金を受け取る都合などで自殺が事故死に分類されているケースもあるため、実際の数字はもっと多いかもしれない、ということです。 |
| ●2007年11月4日(日) 貧困線指数が規格化される |
| オン・カーティン住宅・地方自治相によると、「貧困線指数(PLI)」をただひとつに定め、国内全州の都市部と地方に一斉に適用することが閣議で決まり、首相府の経済計画ユニットが標準PLIを案出することになった。政府は2010年までに貧困線以下の人口を2.8%に(現在は5.7%)、極貧を根絶することを目標にしているが、現在は5つの省と各州政府がばらばらに取り組んでいる状況。これを首相府の実行調整部門が統制してデータバンクを作り、管理することにした。
(Sunday Star / Nation) 今までは5つの省と各州政府が「貧困線」と言う時、その言葉の意味するところが少しずつ違っていた、ということのようです。 |
| ●2007年11月3日(土) 小学生のオンライン民族融合プログラムに成果 |
| 初等教育の国民学校(マレー系)、国民型学校(中華系、タミル系)をオンラインで結び、他の民族の背景や文化を学ぶ試験的プロジェクトが行われている。この一環で昨日クパラ・バタス(ペナン州)に3つの学校から約230人が集まり、インド系のコラム(色つきの米で地面に描く絵)、中華系のランタン、マレー系の伝統楽器などの技を披露しあう交流会が開かれた。教育省の後援を受けてプログラムを推進しているマレーシア社会開発基金によると、プログラムの導入以前には他の民族の友達がいない子供が大多数だったが、今年のハリ・ラヤにはマレー系の友人宅を訪れた子供が中華系学校で25%、タミル系学校で18%にのぼったと言う。現在このプログラムを導入している学校は全国で354校、対象生徒は12,600人。来年は1,000校に拡大する予定。
(New Straits Times / Prime News) 近そうで遠かった異文化がオンラインで身近になり、他の民族の友達も増える。これが一国内、一地域内で出来てしまうところがマレーシアらしい。 |
| ●2007年11月2日(金) ブリックフィールズがフェスティバル・ムードに |
| 来る11月8日(木)のディーパバリ(インド系の祝日)に向け、インド系が多く住むブリックフィールズの通りに屋台が並び、近くのKLセントラル駅駐車場では通信会社が主催するマーケットに色々なブースが出来て賑わっている。今年は文化・遺産・芸術省が主催する大規模なオープン・ハウスがトゥン・サンバンサン通り(KLセントラル駅前)で11日(日)に開かれることになっており、ヘナのハンドペインティング、コラム(色つきの米で地面に描く絵)のコンテスト、インドの古典楽器の展示と演奏などが行われる。「民族に関係なく来ていただきたい」と言う同省のライス・ヤティム大臣は、観光客も合わせて25,000人の人出を期待している。
(New Straits Times / Nation) マレー系の大臣が率いる省庁がインド系のお祭りのオープン・ハウスを主催するのは今までになかったことかと。同省は来年以降、もっとマイノリティの民族や部族の祭典にも力を入れるそうです。 |
| ●2007年11月1日(木) マレーシアは北朝鮮の核施設無能力化に期待 |
| 昨日アブドラ首相は、3日間の日程でマレーシアを公式訪問していた北朝鮮の金英逸(キム・ヨンイル)首相と会談した。金首相は六か国協議の合意に基づいて北朝鮮が年末までに核施設の無能力化を進めることを伝え、アブドラ首相がこれを歓迎した。北朝鮮はマレーシアとの貿易や経済活動の拡大を希望している。金首相は今日カンボジアへと向かう。
(New Straits Times / Prime News) 金首相の東南アジア公式訪問先はベトナム、マレーシア、カンボジア、ラオスです。 |
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