今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2007年10月
| ●2007年10月31日(水) タイとの国境検問所の検査機、3月から故障中 |
| クダー州ブキッ・カユ・ヒタムの(タイとの)国境検問所にはX線荷物検査機が2台、身体検査機が2台あるが、この全てが今年3月から壊れたままになっている。今月25日(木)、スンガイブローで4人の警官が銃で撃たれる事件が起き、凶器の銃がこの国境検問所を通って密輸されたものだと判明したのがきっかけで機械の故障の事実が明らかになった。現在国境検問所では入国も出国も身体・手荷物ともに人力で検査を行っており、検査待ちの長い行列が出来ている。検査機の故障は機械の導入後2回目。州警察長官はまもなく政府から応援人員が来ることになっていると言った。
(New Straits Times / Nation) ……しっかり検査してください。 |
| ●2007年10月30日(火) 気候変動の脅威に対処するために再生可能エネルギーを |
| 12月にバリ(インドネシア)で開かれる「京都議定書第3回締約国会合」を前に、天然資源・環境省が英国高等弁務官事務所と協力して「気候変動に関する地域会議」を開催した。ナジブ副首相が開会のスピーチで「気候変動の影響でマレーシアもここ3年続けて大きな洪水被害を被っている。我々が取り組むべきなのは再生可能エネルギーの分野だ」と指摘。既に一部の政府機関の公用車がバイオディーゼルを使用していること、バイオマスエネルギーの使用を促進する企業に税金の優待を適用する案があることなどを述べた。
(New Straits Times / Prime News) 家庭のごみの分別は……まだ徹底されていません。 |
| ●2007年10月29日(月) 人工透析のためのチャリティ開催 |
| NGOの「MAAメディケア腎臓チャリティ基金」が、バンダル・ウタマの遊園地でファミリー・デイ・カーニバルを開き、参加者500人から腎臓病患者の治療のための基金1万リンギ(約34万円)を募った。このNGOは1994年に設立され、全国12のセンターで620人に人工透析の費用を補助している。センターの運営には年間300〜400万リンギ(約1億〜1.37億円)が必要だという。このNGOは来る11月4日、ウェスティンホテルで地元のミュージシャンらによる8時間ノンストップチャリティコンサートを開き、そこでも基金を募ることにしている。
(New Straits Times / Nation) 全国で620人は、全患者の一握りなのでしょう。治療の必要な患者はもっとずっと多いと思います。 |
| ●2007年10月28日(日) シェイク飛行士、ロシアから帰国 |
| ロシアのミッションに参加したマレーシア人初の宇宙飛行士シェイク・ムスザファー・シュコルさんが、弟の葬儀のため予定より早く今日ロシアから帰国する。弟のムスタファさん(32歳)は、21日(日)レストランの外で柱にぶつかって倒れ、マラヤメディカルセンターに入院していたが、27日午後6時、意識を回復することなく息を引き取った。ナジブ副首相が昨日家族のもとに駆けつけてお悔やみを述べるとともに、シェイク飛行士の帰国祝賀イベントを数日中に開くと言った。
(New Sunday Times / Prime News) 弟のムスタファさんが倒れた日は、ロシアの宇宙船がカザフスタンに戻ってきたその日でした。 |
| ●2007年10月27日(土) エア・アジア、12月1日からビエンチャン(ラオス)へ |
| 格安航空会社のエア・アジアが12月1日からラオスの首都ビエンチャンへの便を週3便運航する。これによりエア・アジアはASEAN加盟国10か国への便を全て網羅することになる。就航記念プロモーションで、12月から来年3月までのビエンチャン行きを10月31日までに予約すると料金は
39.99リンギ(約1,370円)。数々の賞を受賞しているエア・アジアはこれまでに4,000万人が利用、事業開始時には2機だったが今では62機となった。
(New Straits Times / BIZ NEWS) エアアジアは新しくエアバスを購入、去年出来たLCCT(専用ターミナル)も手狭になり政府は新しいLCCTの建設を計画中。勢いとどまるところなし。 |
| ●2007年10月26日(金) 第一回全国小学生英語スペリングコンテスト開催 |
| スバンジャヤのヴィジョンスクールで「知識発掘スペリングコンペ」が行われ、全国の初等学校18校から26人の代表が参加した。優勝はクアンタンのカシュウィニ・アルムガンさん(11歳)で、トロフィーの他、副賞として250リンギ(約8,500円)相当の盛りかご、ランカウイ3日間の旅、雑誌「ナレッジ・ディスカバリー」の2年間の購読権を獲得した。週に5冊は本を読むというカシュウィニさんは、イーニッド(エニッド)・ブライトンの作品やハリー・ポッターなどが好き。コンペを主催した教育省のハシディン・ザイニ事務総長は子供達の英語の自信を深めるために毎年開催したいと言った。
(New Straits Times / Nation) カシュウィニさんのウィニング・ワードは「monstrous(怪物のような、巨大な)」でした。 |
| ●2007年10月25日(木) 国連から首相府の貧困の根絶の努力に対し表彰 |
| 昨日国連誕生から62周年を記念して、マレーシアの国連難民高等弁務官事務所のターク所長から、マレーシア首相府の経済計画ユニットに対し、貧困の根絶に努力したとして表彰があった。ユニットのスライマン長官は「2010年までに貧困線以下の人口をを2.8%未満に、極貧をゼロにするため、引き続き努力する」と言った。現在の貧困線以下の人口は5.7%。式典では、今年の万国郵便連合国際レターライティングコンテストで1位を獲得したマレーシアの中学3年生リー・ゼエーさんの表彰も行われた。リーさんはマレーシアのジャングルに住むトラの子コディから世界の人々へ環境保護を訴える手紙を英語で書いた。2位はケニア、ボリビア、3位はエストニアの生徒。
(New Straits Times / Nation) (記事の後半部分について)万国郵便連合のページからリーさんや他の受賞者の作品がPDFファイルで読めます。 |
| ●2007年10月24日(水) 2005年1年間の国民の平均収入(州別) |
| アブドラ首相の国会での発表より。2005年1年間のひとりあたり平均収入は、クアラルンプール 36,597リンギ(約124万円)、ペナン州 27,391リンギ(約93万円)、トレンガヌ州
27,140リンギ(約92万円)、スランゴール州 23,333リンギ(約79万円)、マラッカ州 19,436リンギ(約66万円)、ジョホール州
18,175リンギ(約62万円)、ヌグリ・スンビラン州 17,182リンギ(58万円)、サラワク州 17,004リンギ(約58万円)、ペラ州
15,458リンギ(約52万円)、パハン州 12,384リンギ(約42万円)、クランタン州 7,500リンギ(約25万円)。 (New Straits
Times / Prime News) 最高額のクアラルンプールは最低額のクランタン州の5倍。クダー州とサバ州については記述されていません。 |
| ●2007年10月23日(火) マレーシア国際グルメフェスティバル開催へ |
| 昨日ムルデカ広場に首都圏のレストラン30軒のシェフがヘリコプターで集まり、アドナン観光大臣が「マレーシア国際グルメフェスティバル」の開催を報道関係者に発表した。期間は11月2日から28日間。各レストランで特別メニューを出す他、シェフを家に招いて料理を作ってもらう「シェフ・オークション」や、グルメパッケージツアーなどが計画され、世界40か所のマレーシア観光局でプロモーションが始まっている。イベントの開催費用は1,000万リンギ(3.4億円)。主催者代表は期間中に20万人が平均150リンギ(約5,100円)使ってくれることを期待している。
(New Straits Times / Nation) 「ホーカーセンターや屋台もいいけれど、期間中はぜひ高級レストランに」という触れ込みです。 |
| ●2007年10月22日(月) マハティール前首相が心臓バイパス手術の経過良好で退院 |
| IJN(国立心臓研究所)で2回目の心臓バイパス手術を受けたマハティール前首相(82歳)が昨日退院した(1回目は1989年、クアラルンプール病院にて)。今回は9月2日に入院、4日に手術、22日に追加手術を受け、計50日間入院していた。今後数週間、通院による事後検査と自宅での術後リハビリが行われる。
(New Straits Times / Prime News) 赤いシャツを着た前首相、笑顔を浮かべて元気そうです。 |
| ●2007年10月21日(日) 24時間コミックス・デーのイベント、マレーシアでも開催 |
| 「24時間コミックス・デー」のイベントが米国、カナダ、タイ、フランス、ドイツ、ブラジルなど、18か国、62会場で行われた。マレーシアの会場(シネレジャー・ダマンサラ)には50人(男性40人、女性10人)が参加し、20日正午から21日正午まで、24時間ぶっ通しで参加者各自が24ページのマンガを描いた。参加者はアマチュアの方が多いが、中には「X-Men」を描いたポール・スミス(米国人、米国会場)のようなプロもいる。
(New Sunday Times / Nation) 各国で時差があるので徐々にイベントが終了しつつあり、24時間コミックス・デーの公式サイトで後日ビデオなどが見られるようです。 |
| ●2007年10月20日(土) ヨーロッパの空港にマレーシアのパスポート用スキャナを設置 |
| マレーシアの出入国管理局は、マレーシアの偽造パスポートでヨーロッパ各国に入国する不正を防止するため、ヨーロッパの主要空港に専用スキャナを設置することにした。先日内務省のアセー事務総長がオランダを訪問した際にアムステルダムの空港で没収された偽造マレーシアパスポート約30通を提示されたのがきっかけ。早速昨日オランダの出入国管理当局にスキャナが納品され、近日中にアムステルダムの空港に設置される。オランダ側は「空港の職員にとってマレーシア人を他のアジア人と見分けるのが難しいのでスキャナの設置は有益」と言う。
(New Straits Times / Prime News) 偽造闇市場の規模は内務省も把握しきれていないそうです。 |
| ●2007年10月19日(金) コムタに再び輝きを(ペナン島) |
| ペナン島ジョージタウンの65階建て商業ビル「コムタ」が、1,050万リンギ(約3.6億円)で修復されている。かつてジョージタウンの商業の中心であったが、2000年に家賃統制法が廃止されて(家賃が値上がりし)テナントが減り始め、現在のテナント数はキャパの50%を下回っている。来年半ばまでに修復を終えて新しいアンカーテナントを入れる予定。2010年までに周辺の市街地に住宅を1万戸建設する計画もあり、コムタはペナン島の名所に返り咲きすることを狙っている。
(New Straits Times / Nation) サンシャイン60より高い。もっとテナントを増やさなければもったいない。 |
| ●2007年10月18日(木) イポーの近くに病院兼「博愛」空港を10億リンギで建設 |
| イポーから40キロのバンダル・スリ・イスカンダルの400ヘクタールの土地に、世界初の「救急病院と、医療サービス及び患者の搬送用空港」の建設が予定されている。戦禍や災害を被った国や地域にここから医療設備を備えた飛行機を飛ばして現地で医療サービスを提供したり、さらなる治療が必要な患者を病院に搬送してきたりするのが主な目的。カサ・パシフィック(株)が1年半前に計画し、現在運輸省の許可を待っているところで、完成までに38か月を要する。建設費10億リンギ(約345億円)は世界の博愛基金から集められている。ペラ州政府は将来的に普通旅客機が乗り入れする施設を加えることを希望し、カサ・パシフィック(株)と交渉中。 (New Straits Times / Prime News) すばらしいお話。この「世界初」は価値があります。 |
| ●2007年10月17日(水) アジア太平洋で、億万長者の人数は日本が1番 |
| メリル・リンチが昨日発表した「アジア太平洋財産報告」によると、アジア太平洋の国と地域で、昨年、個人の金融資産(家を除く)が100万米ドル(約1億2,000万円)を超した人の数は、1位日本(148万人、前年比5.1%増)、2位中国(34.5万人、同7.8%増)、3位オーストラリア(16.1万人、同10.3%増)。しかし、これら億万長者達の「平均資産」では、1位香港(540万米ドル≒6.3億円)、2位中国(500万米ドル≒5.8億円)、3位シンガポール(490万米ドル≒5.7億円)。これの世界平均が390万米ドル≒4.6億円で日本は250万米ドル≒2.9億円にとどまる。該当者の人数の前年からの伸び率が高いのはシンガポールの21.2%で、6.7万人。インド人の億万長者のうち15万人以上が香港、シンガポール、インドネシア、タイ、日本など国外に住んでいる。
(New Straits Times / Prime News) マレーシアはひと言も言及されていない記事ですが、興味深いので取り上げました。日本の大金持ちは他国と比べて人数は多いがひとりあたりの規模は小さめ、という図式です。 |
| ●2007年10月16日(火) 宇宙でもハリ・ラヤ |
| ロシアのミッションに加わって国際宇宙ステーションで実験を行っているマレーシアのシェイク・ムスザファー・シュコル飛行士は、14日、宇宙食として持参したマレーシアのレンダン、ブリヤニ、クエなどをクルーにふるまった。この他ドライマンゴーやバナナケーキも持参している。地上ステーションのジャマルディン科学技術革新相とのビデオ会談でシェイク飛行士は「マレーシアの食文化をここ(宇宙)でクルーと分かち合えて嬉しい」と言った。
(New Straits Times / Prime News) ジャマルディン大臣は、マレーシア初の宇宙飛行士が宇宙へと出発した日(10月10日)を「国の宇宙飛行士記念日」にするという提案を閣議に出すそうです。 |
| ●2007年10月15日(月) 海外でハリ・ラヤを祝ったマレーシア人達 |
| 12日夜から13日にかけて、海外でもハリ・ラヤのオープンハウスが開かれた。オーストラリアではメルボルンのマレーシア・ホールに700人、シドニーのマレーシア・ホールに1,000人のマレーシア人留学生が集まり、特にシドニーでは食べ物の屋台が5つ用意されていたが全員に回りきらなかった。アラブ首長国連邦のアブダビではマレーシア大使館で開かれたオープンハウスに650人が集まり、ドバイではマレーシア・パーム油協会地域局長と、中東・北アフリカ向けマレーシア教育促進センター所長がそれぞれオープンハウスを開いた。
(New Straits Times / Prime News) マレーシアで祝い事の折に開かれるオープンハウスは、原則として民族・宗教関係なく誰でも参加できます。13日、クアラルンプールのPWTCで開かれたアブドラ首相のオープンハウスには20万人が訪れました。 |
| ●2007年10月14日(日) ハリ・ラヤ・プアサ 新聞休刊日 |
![]() マレー系の「お正月」。 記事はお休みです。 ピサン・ゴレン(揚げバナナ)やウビ・ゴレン(揚げいも)を売る屋台のおばちゃん(右)も今日は里帰りして家族とハリ・ラヤのお祝いをしていることでしょう。 |
| ●2007年10月13日(土) ハリ・ラヤ・プアサ ヒンドゥー教では「9夜の行事」始まる |
| 12日、ヒンドゥー教では「ナバラシリ」と呼ばれる9夜連続の行事が始まった。原始的なエネルギーが宿るとされる女神を称えるもので、寺院には特に女性が参拝する。最初の3日間は力と勇気の女神ドゥルガ、次の3日間は富と繁栄の女神ラクシュミ、最後の3日間は学問と知恵の女神サラスワティに供え物が奉納される。最終日の行事の締めくくりは「ヴィジャヤダサミ」といい、「バジャンズ」(女神を称える歌)を歌いお祈りをした後、甘い米やチーズ、砂糖菓子などが寺院や家庭で振舞われる。
(New Straits Times / Nation) イスラム暦ではラマダン月が明けて今日から第10番目の月に入りました。ヒンドゥー歴では現在6番目の月の始まりの頃です。 |
| ●2007年10月12日(金) ウォルマートとメトロAGがマレーシアに進出か |
| シャフィー・アプダル国内取引・消費者相は、ハイパーマーケットのウォルマート(米)とメトロAG(独)がマレーシアでの営業許可を申請したことを発表した。現在国内で営業しているハイパーマーケットはカルフール(仏)、テスコ(英)、ジャイアント(馬)、マイディン(馬)の4社。ウォルマートは米国で4,000店舗、世界15か国で2,900店舗を持ち、メトロAGはヨーロッパ第二の規模で、19か国にスーパー「メトロ」と「マクロ」337店舗を持つ。シャフィー大臣によるとこの2社が国内市場に本格参入すれば雇用の創出、市況の活性化が期待されるということだ。
(New Straits Time / Prime News) ラマダン(断食月)が今日で終了。明日からハリ・ラヤ・プアサ休暇です。 |
| ●2007年10月11日(木) マレーシア人、宇宙へ |
| 10日21時21分(マレーシア時間)、バイコヌール(カザフスタン)のコスモドロームでロシアの宇宙船ソユーズTMA-11が打ち上げられ、マレーシア人のシェイク・ムスザファー・シュコルさんがペギー・ウィッツン隊長(米)、ユーリ・マレンチェンコ飛行士(露)とともに国際宇宙ステーションへと旅立った。地球から360キロの宇宙ステーション到着までに2日間を要し、3人は9日間ステーションに留まって各種実験を行う。帰還は21日(日)の予定。
(New Straits Times / Prime News) 今週初めから、TVで宇宙飛行士特別チャンネルが設置されています。昨晩の打ち上げ時はバイコヌールの現場とクアラルンプール・コンベンション・センターでの記念行事との2元生中継でした。 |
| ●2007年10月10日(水) やっと津波被害者に住居(ペナン) |
| 2004年12月のスマトラ島西方沖地震で津波による被害を受けたペナンの97家族が昨日やっと新しい住居(アパート)の鍵を受け取った。被災者用新住居に関しては、当初平等にくじ引きが行われるはずだったが実際には既に一部の家庭に部屋が割り当てられていたなどの不公平があった上、建物は昨年完成していたのに当局が住宅適合認可を発行するのが今年6月になったという経緯があり、被災者側と当局の間でもめていた。アパートの建設費は900万リンギ(3.1億円)、各部屋が42,000リンギ(約145万円)で入居者はその3分の1を負担する。
(New Straits Times / Nation) あれから2年と9か月。まだこんな状態だったのですね……。 |
| ●2007年10月9日(火) スランゴール州でクールビズ |
| スランゴール州のモハマド・キール・トーヨー知事は、州議会議員と州政府各部門長に、スーツとネクタイでなく半袖シャツの着用を推進するというガイドラインを発表した。希望者には先月から州のロゴが左胸に入った白またはブルーの半袖シャツが用意されている。
(New Straits Times / Nation) 半袖推進とともに、建物の中で寒いほど冷房を効かす習慣もどうにかしてほしいものですが。 |
| ●2007年10月8日(月) デング熱発生に関して17人に罰金(アロースター) |
| クダー州アロースターの2つの地域で6日以降40人がデング熱の症状で入院した。これを受けて4つの急患捜査チームが結成され、伝染を防ぐために地域の家庭644件を監視している。排水溝や庭などにボウフラの発生する可能性のある水たまりが発見された家庭17件に対し、召喚状が発行された。1件につき罰金100リンギ(約3,500円)、合計1,700リンギが課せられる。
(New Straits Times / Nation) デング熱はネッタイシマ蚊が媒介するので家の内にも外にも水たまりを作らないことが肝要です。 |
| ●2007年10月7日(日) 有権者のうち選挙人名簿未登録者が400万人 |
| 有権者のうち選挙人名簿に登録をしていない人が約400万人おり、通常申請から登録まで3か月かかるため、もし今年選挙が行われたならこの人達は投票が出来ない。選挙管理委員会のアブドゥル・ラシド会長は、委員会は人材不足のため、各政党に人々への登録の呼びかけを3倍努力してほしいと訴える一方で、投票は強制ではないので登録も強制はできないとも言う。未登録の大半は都市部に住む21〜35歳の人々。
(New Sunday Times / Prime News) 総選挙は来年の予定です。(前回が2004年3月) |
| ●2007年10月6日(土) マレーシアは「海外投資先として望ましい国」第14位 |
| UNCTAD(国連貿易開発会議)が4日に発表した世界の投資の状況調査によると、マレーシアは今後3年間の海外投資先として望ましい国の第14位にランクされた。1位〜10位は次の通り。(1)インドと中国、(3)米国、(4)ロシア、(5)ブラジル、(6)ベトナム、(7)英国、(8)オーストラリア、(9)メキシコ、(10)ポーランド。11位から20位の中にアジアの国が5か国入っている(*)。調査報告によると、インド、中国と東南アジアは、拡大する市場とその規模、労働力のコスト(比較的安価)と質(高い)といった点で海外からの投資家を惹きつけ、その地位を固めつつあるということだ。
(New Straits Times / BIZ NEWS) (*)12位タイ、14位マレーシア、15位インドネシアとシンガポール、19位日本です。 |
| ●2007年10月5日(金) 来年早々11の地方自治体の業績評価 |
| ナジブ副首相が2日、全国の地方自治体に対して業績を5段階の星で評価すると発表したのを受けて、オン・カーティン住宅・地方自治相は、まずクアラルンプール市役所など11の地方自治体について来年1月から3か月間の評価プロセスを実施すると言った。残る144の地方自治体についても追って評価が行われる。評価項目は管理とリーダーシップの質、法の施行、政策ポリシーとガイドライン、財務管理と歳入、能力開発と人材開発、公共サービス、ITプログラムとウェブサイト。評価の良くない自治体には住宅・地方自治体省と首相府の代表による視察団を派遣して指導を行う。
(New Straits Times / Prime News) 地方自治体の官僚主義をなくして市民へのサービスを向上させるのが目的……だそうです。 |
| ●2007年10月4日(木) シャー・アラムの植物園建設に1.4億リンギ(約48億円) |
| ムヒディン農相はスランゴール州シャー・アラムのブキッ・チェラカーに植物園を作る費用として内閣が1.4億リンギ(約48億円)を認めたと言った。817ヘクタールの用地はスランゴール州政府が国に60年間貸与する。建設は今年中に始まり、2013年に完成する予定。園内は6つのゾーンで構成される。第一ゾーンは案内所、レストラン、スラウ(小さなモスク)、第二ゾーンは展示教育などの啓蒙センターと子供の庭、第三ゾーンはマレーシアの多様な文化を描く庭、第四ゾーンは多様な動植物の庭、第五ゾーンは研究所、つり橋、展望塔、第六ゾーンは管理局。
(New Straits Times / Nation) 完成したら植物園としては世界一の広さになるそうです。 |
| ●2007年10月3日(水) 高等教育を受ける人数が増加 |
| ナジブ副首相は、17歳〜23歳の国民のうち高等教育を受けている人の数が、90年代半ばに17%であったのが現在は30%に増え、2010年末までには40%になるだろうと言った。第9次マレーシア計画(2006年〜2010年の経済5か年計画)では優秀な人的資源の創造を目標にしており、「これを達成するために政府は幼稚園から高等教育機関までのあらゆる段階において教育改革を計画している」。現在942,200人の学生が20の公立大学、32の私立ユニバーシティ、ポリテクニック、カレッジで学んでいる。
(New Straits Times / Prime News) 私立のユニバーシティは学位授与資格のある大学、ポリテクニックは大学レベルの総合技術専門学校、カレッジはそれ自体では学位授与資格はなく、海外の大学と提携して学位はそちらで授与するというものです。 |
| ●2007年10月2日(火) HIV・エイズ患者減少に関する国連目標の達成に努力を |
| ナジブ副首相は、2005年に始めた「害悪低減プログラム」を25,000人以上の麻薬中毒者に適用して、国連のミレニアム開発目標(約10年間でHIVの感染を防ぎ小児や母親の死亡率を減らす)を達成する計画を発表した。昨年末までに国内でHIV陽性と診断されたのは76,386人。「害悪低減プログラム」は、リハビリセンターや刑務所の麻薬中毒者を対象に、メタドンを使ったドラッグ代替治療、注射針交換、抗レトロウィルス治療の3つを実施するのが主体。このうちメタドンによる代替治療は2005年にリハビリセンターの中毒者に対して試験的に始め、12か月後には66%がフルタイムの仕事に、24.9%が臨時的な仕事に就くという効果をあげている。抗レトロウィルス治療は現在カジャン刑務所で試験的に実施中。
(New Straits Times / Prime News) 国連ミレニアム目標(開発途上国が対象)はHIV関連をはじめ、全部で8項目あります。(2005年1月29日)。メタドンによるドラッグ代替治療の開始については2005年3月14日。 |
| ●2007年10月1日(月) サバ、サラワクの地方便の運航がマレーシア航空の子会社へ |
| 東マレーシアのサバ、サラワクの地方航空便は、以前はマレーシア航空が運航していたが、昨年8月に格安航空会社エア・アジアの関連会社であるFAX(フライ・アジアン・エクスプレス)社に引き継がれた。しかしFAX社は14か月間に相次いで発生した遅延と欠航で信頼を失い、特に観光地ムルの洞窟を訪れる外国人ツアー客が激減した。また食料や燃料の輸送を地方航空便に頼っている遠隔地においては生活をして行く上での困難が生じた。このためサバとサラワクの21か所を結ぶ週193便は、10月1日からマレーシア航空の新しい子会社MASウィングズ(MASWings)が運航することになり、その第一便が就航した。
(New Straits Times / Nation) エア・アジアが参入する国際長距離便エア・アジア・エックスの運航はFAX社が担当することになっています。 |
今日のマレーシア 2007年10月