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今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。

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2007年8月

8月27日(月)〜31日(金)は
更新をお休みいたしました。


2007年8月26日(日) 
【番外編】50年前の独立の年の今日(1957年8月26日)の記事から
マラヤがイギリス連邦に加盟することが正式に決定
イギリスのハロルド・マクミラン首相は、英国政府とイギリス連邦(コモンウェルス)加盟国代表との協議の結果、8月31日以降、マラヤをイギリス連邦の一員として受け入れることを公式に発表した。「英国女王により、(マラヤ)連邦の新しい憲法に法の効力を与えるという勅令が下され、マラヤの独立への歩みは最終段階に入った。(マラヤ)連邦が必要な憲法の手続きを完成し、イギリス連邦代表者会議では皆が喜んでマラヤをイギリス連邦に迎える所存である」 (New Sunday Times / Prime News "NST old edition")

イギリス連邦(コモンウェルス)は、もとイギリスの植民地だった独立国のゆるやかな連合で、現在加盟国は53か国、総人口約17億人(世界人口の30%)、元首はエリザベス女王。「植民地」から「独立国」へと着々と歩んでいた当時のようすがうかがえます。独立記念日まであと5日。


●2007年8月25日(土) アブドラ首相、日本の安倍首相と会談
アブドラ首相と日本の安倍首相は24日プトラジャヤの首相オフィスで会談し、政治と安全、経済、人材育成開発、環境とエネルギー、国際舞台の5部門における協力を述べた共同声明を発表した。アブドラ首相はマレーシアの経済開発計画への日本のさらなる参画(投資)を期待し、両首脳は日本とアセアン諸国の包括的経済協力協定を早期締結するという点で合意。2050年までに世界の二酸化炭素排出量を半分にする必要性を確認し、マレーシアの熱帯雨林の生物の多様性を保護するため、多国参加型の団体を通して互いに協力することを誓った。このほか国連、特に安全保障理事会の改革の重要性についても話し合われ、アブドラ首相は日本の常任理事国入りを支持することを繰り返した。安倍首相はマレーシアの独立50周年記念日(来週金曜日)を前に、これまでのマレーシアの発展に深い敬意を表した。 (New Straits Times / Prime News)

首相とともに、経団連会長をはじめ200人近くのビジネス代表団が訪れて経済会議も開かれました。NHKのニュースではあまり報道されていませんでしたが。


●2007年8月24日(金) プトラジャヤで花の祭典
明日25日から9月2日までプトラジャヤの人工湖の岸部で「フロリア・プトラジャヤ〜花と庭園の祭典」が開かれる。学童からプロまで300を超す参加者が出品。独立50周年にちなんだ「ムルデカ・ガーデン」、バリ庭園や日本庭園など各国の庭園が揃う「国際ガーデン」、ユリやユーカリなどの「香りのガーデン」、結婚式や文化イベント用「花の窓」コーナー、フラワーアレンジメントを展示する「フローラル・アート」コーナーなどのほか、ピクニック場や売店、ミニ託児所も設置される。閉会の翌日(9月3日)には出品者が展示品を処分するためのオークションが開かれる。開催時間は月〜金が9時〜22時、土日が9時〜23時。入場無料。 (New Straits Times / Nation)

プトラジャヤで昼は花の見物、夜は花火見物。どちらも9月2日まで。(花火競技会は6つ下の18日の記事に)


●2007年8月23日(木) 国際コーラン朗誦大会で男女ともにマレーシア人が優勝
22日クアラルンプールで開催された第49回国際コーラン朗唱大会で、男性の部では39人中アジズ・ムスタキムさん(44歳、ジョホール州)が、女性の部では27人中アムナ・アユップさん(37歳、サラワク州)がそれぞれ優勝し、トロフィーと賞金13,887リンギ(約45万円)を獲得した。採点は「適切な朗唱」60点、「メロディ」25点、「声」15点の合計100点で、アジズさんは92.17点、アムナさんは94.5点。2位と3位は男性の部がインドネシア代表と南アフリカ代表、女性の部はインドネシア代表とタイ代表で、賞金は2位が10,415リンギ(約34万円)、3位が6,943リンギ(約23万円)。 (New Straits Times / Prime News)

実は男性の部では1位と2位は総合点が同点。部門点の「適切な朗唱」点で上位だった方を優勝としたそうです。


●2007年8月22日(水) 海賊盤業者、今後も油断することなかれ
今年3月半ばにアイルランドから出張してきた光ディスク嗅ぎ分け犬の「ラッキー」と「フロー」がアメリカ経由で帰国した。2匹は海賊盤の倉庫や制作現場を次々と嗅ぎつけて大活躍した。国内取引消費者事務省は、ディスクの嗅ぎ分け訓練を受けた別の2匹のラブラドル・レトリーバーを来月アイルランドから迎え入れ、警察の「海賊盤と戦う犬ユニット」の一員としてマレーシアに永住させる予定だと発表。「将来には地元の犬も訓練してユニットに加えたい」と省のシャフィー大臣は言った。 (New Straits Times / Nation)

ラッキーとフローは最初「1か月の滞在」と報道されましたが、実際は5か月もマレーシアで活躍しました。おつかれさま。


●2007年8月21日(火) マレー系青年がマラッカ海峡遊泳横断に成功
プテラ・アムノ(マレー系与党アムノの青年部の支流で、18〜25歳が参加)が独立50周年記念行事として行った「マラッカ海峡横断チャレンジ2007」で、20日、モハマド・ノラズミン・アブドゥル・アジズさん(23歳)が64キロを24時間36分で泳ぎ切り、1972年に日本人が作った記録25時間を打ち破った。出発点はスマトラ島、ルパット島のテルック・ルー、到着点はマレー半島西側のポート・ディクソン。プテラ・アムノのメンバー数人が交替で伴泳した。海峡には1日に3,000隻の船が航行し、風向きの変化やクラゲなどの影響で目標時間より4時間30分遅れたが、モハマドさんは賞金5万リンギ(約165万円)と横断証明書を手にした。 (New Straits Times / Prime News)

マラッカ海峡遊泳横断成功者は、1972年の日本人が初めてで、2004年12月のシンガポール在住者(2004年12月6日の記事)が2人目とされています。出発点、到着点はそれぞれ異なるようです。


●2007年8月20日(月) シンガポールとの領有権問題決着に向けて
シンガポールとの領有権問題の審議がオランダの国際司法裁判所で始まる11月6日に向けて、首相付け国際問題顧問アブドゥル・カディル氏が率いる弁護士50人のチームが準備を進めている。判決は来年第一四半期に出る予定。外務省はマレーシア側の主張を裏付ける資料を12年に渡って収集してきた。問題となっている3つの島は、バトゥ・プテー(シンガポール名は「ペドラ・ブランカ」、ジョホールのタンジュン・ペニュソップから7.75海里、シンガポールから25海里)、ミドル・ロック(バトゥ・プテーから0.5海里)、サウス・レッジ(ミドル・ロックから1.7海里)。2003年2月に両国はこの問題を国際司法裁判所に付託することに合意し、同年9月に提訴した。 (New Straits Times / Nation)

隣り合う2国につきものの領有権問題。3つとも小さな小さな島です。


2007年8月19日(日) 世界一の大きさのトンボがパンティ山に生息(ジョホール州)
今月ジョホール州政府が正式にオープンする「パンティ山鳥類保護区」で、マレーシア自然協会ジョホール支部(MNSJ)の環境専門家ヴィンセント・チョウさんが、両翼幅18センチ(ツバメほどの大きさに匹敵)の巨大なトンボのメスが木の枝に産卵している様子を撮影した。保護区は1200ヘクタールで森と川があり、トンボの生息に環境が適している。他にも300種を超えるカラフルな鳥、サル、ゾウ、シカ、ブタなど生物が多様で、MNSJではそのデータベースを作成中。この地域の川の浄化作業を州森林局、MNSJ、フランスの私企業、地元の学校の生徒らが協力して行っている。 (New Straits Times / Prime News)

写真はこちら。両翼幅18センチのこのトンボが飛ぶと、鳥と見間違えそうです。


●2007年8月18日(土) ムルデカ国際花火競技会開幕(プトラジャヤ)
プトラジャヤで今日から9月2日まで国際花火競技会が開催され、4か国の代表が音楽に合わせて花火を「躍らせ」る。オープニングの今夜はマレーシアチーム、22日(水)にオーストラリアチーム、25日(土)にイタリアチーム、30日(木)に日本チームが出場し、その他の日にはマレーシアの主催者による花火ショーがある。最終日の9月2日(日)には各出場チームがそれぞれ5分、主催者+カナダの組み合わせが10分の演技を披露し、優勝チームにムルデカ・ゴールデントロフィーが渡される。審査員は世界的な花火師フランク・フルタード氏ほか。開催費用は観光省からの500万リンギ(約1.6億円)。 (New Straits Times / Prime News)

日本チームは群馬県の「球屋北原煙火店」さんです。


●2007年8月17日(金) マカク属のサルの輸出解禁へ
野生のマカク属のサルの輸出を政府が23年ぶりに解禁した。数が増えすぎたために他に危害が及ぶなど問題が発生しており、処分するより輸出する方がよいからとの理由。想定輸出先は台湾、韓国、日本、香港で、現在ワシントン条約の輸出許可を待っている。1970年代には年平均1万匹がアメリカ(生物医学研究用)や他国(食用)に輸出されていたが、数が激減したため1984年に輸出禁止となった。近年では都市部の拡大によって生息地を移ることを余儀なくされたサルが人に迷惑行為をするのが問題となっている。 (New Straits Times / Prime News)

住宅開発地では緑が減るたびに行き場を失ったサルがちょろちょろしているのを見かけます。サル側も、ちょっかいのひとつも出したくなるでしょう。


●2007年8月16日(木) プロトンが新モデル「PERSONA」を発表
国民車メーカー、プロトンは、ミザン・ザイナル・アビディン国王を招いて新モデル「ペルソナ」を発表した。1,600ccのセダンで、発売14年になる「ウィラ」の後継車。他社の競合ターゲットはプロドゥア・マイビとビバ、トヨタ・バイオス、ホンダ・シティ。価格はマニュアル車が44,999リンギ(約150万円)、オートマ車が55,800リンギ(187万円)。色は玉虫白、グレー、黒、白、赤、ゴールド、ブルーベリー。会長によると7月21日のプレ発表以来、2,200件の予約があるという。販売目標はひと月4,000台。国内だけでなく、シンガポール、タイ、インドネシア、イギリス、オーストラリアでの販売も予定している。 (New Straits Times / Prime News)

一昨年をピークに国内の自動車販売台数は伸び止まり(か、下降)傾向です。国民車メーカーの意地の見せどころ。


●2007年8月15日(水) 公立学校のマンダリンの教師を増やす動きに
公立学校のマンダリンの教師の不足を補うため、教育省の教員養成所が初めて「中華独立系学校」(公立学校ではない)の生徒を訓練生として受け入れることとなった。修了生は契約ベースで公立学校のマンダリンの教師となる。ヒシャムディン教育相は「これは歴史的な動き。教師不足を解決出来る上に公立学校の言語科目の数を増やすことも出来る」と言った。訓練生になるための必須条件はマレーシア語の能力が高いこと。 (New Straits Times / Prime News)

公立学校には国民学校(マレー系)と国民型学校(中華系、タミル系)がありますが、特にこのうちの国民学校(マレー系)でマンダリンを教科として取り入れることに付随した動きかと思われます。


●2007年8月14日(火) 次期総選挙で不正投票防止のため不滅インクを利用
選挙委員会のラシド委員長は、来年の総選挙ではひとりが2度投票するなどの不正を防止するために、インドから輸入した不滅インクを用いる計画を発表した。有権者は選挙会場で第1検査官に両手を見せて何もついていないことが確認された後にIDカードで身元を確認され、第2検査官が左手人指し指の爪に3日間は消えないという不滅インクを塗る。第3検査官が投票用紙を渡す。ラシド委員長はインク代は100万リンギ(約3,400万円)未満と見積もり、「前近代的な策であり、あらゆる不正を確実に防げる手段ではないが、委員会が公明正大に選挙を行おうとしている姿勢を示したい」と言った。選挙人名簿に載っている人の総数は、「不明者」を含めて10,322,956人。 (New Straits Times / Prime News)

前回2004年3月の総選挙で、選挙委員会の不手際がこんなにありました。(2004年3月22日)


●2007年8月13日(月) 美術館から仏陀の像が盗まれる
プタリン・ジャヤのダマンサラ・ペルダナにある美術館から仏陀の像4体が盗まれた。18体の異なる仏陀の像でひと組となっているうちの4体で、1体の大きさはペットボトルほどだが重さは5キロある。美術館の共同所有者ウィーさんは「像は100年前中国で作られたもの。18体ひと組で初めて意味を成すので、そのうちの4体だけでは不完全でコレクターにも売れないはず。犯人グループは一体あたりの重さと全体での価値を過小評価していたのだろう」と言う。 (New Straits Times / Nation)

以前ペナンのお寺から盗まれた仏像が、住職の呼びかけで無事戻ってきたことがありました。今度はどうでしょう。


2007年8月12日(日) 農業従事者の収入アップの6つの方針を政府が示唆
11日パハン州ペカンで開かれた「ペカン地区農業従事者協会」の会議で、ナジブ副首相が、農作物の生産量と質を上げるための6つの方針を示唆した。1.責任を持って一生懸命働け、2.最新技術を導入せよ、3.(伝統的なやり方ではなく)農業のベストなやり方を探せ、4.付加価値を生み出し価値連鎖を作れ、5.利益の上がる市場を情報網を使って探せ、6.農業をビジネスモデルに従って行え。これらのアプローチは個人農家にも共同体にも適用出来ると副首相は言った。この式典で副首相はまた、パイナップル組合やバナナ組合など新しい10の農業協同組合を発足させた。 (New Sunday Times / Prime News)

6つありますが結局ナジブさんが繰り返し言ったのは「1番目」です。


●2007年8月11日(土) 日本の海自練習艦がマレーシアを訪問
日本の海上自衛隊の練習艦が、マレーシアの独立50周年と日馬国交樹立50周年を記念してマレーシアを親善訪問する。「かしま」「しまゆき」「さわぎり」の3隻で、8月29日にウェストポートのスター・クルーズ・ターミナルに到着し、8月31日(独立記念日)に一般公開される。 (New Straits Times / Nation)

この少し前に安倍首相が訪馬予定です。


●2007年8月10日(金) KL国際空港の近くに新しいLCCTを作る計画
公共輸送に関する閣僚レベルの会議で、クアラルンプール国際空港の近くに新しいLCCT(格安航空会社専用ターミナル)を(現在のLCCTとは別に)建設することが決定した。格安航空会社エア・アジアの急激な利用客増加(昨年が470万人、今年の年間予想が750万人)に伴い、現在のLCCTの設備ではキャパ不足が起こりつつあるため、第9次マレーシア計画(経済5か年計画)のPFI(民間投資振興法)の下で17億リンギ(約580億円)を投じて年間3千万人に対応できる新しい設備の建築が行われる。完成までの期間は3〜4年。現在のLCCTは、ナジブ副首相によると「なにか別の使用目的」の施設に変えられる予定。 (New Straits Times / Prime News)

現在のLCCTが機能し始めたのは昨年3月。KLIAのメインターミナルと現在のLCCTをつなぐ鉄道も作ると言いながらまだ出来ていません。


●2007年8月9日(木) 退職後のために貯金しているマレーシア人は少ない
大手保険会社のプルーデンシャル・アシュアランス社が独自に行った調査によると、回答者1,038人のうち80%以上が退職後のために金銭上の備えをする必要性について無関心であり、定期的に貯金をしていると答えた人は34%だった。同社のタンCEOは「退職後に『何をしたいか』はかなりの人がはっきりしているのに、そのために金銭上の計画をしている人はほとんどいない」と言う。ちなみに退職後にしたいことは旅行、家族と過ごす、社会活動に参加するなど。 (The Star / Nation)

昨日の国歌のパロディについて警察は、国外で起こったことなので関与できないとの見解を新聞社に伝えています。


●2007年8月8日(水) 国歌をラップスタイルで歌った学生に批判が集中
台湾に留学中のマレーシア人学生(男性、24歳)が国歌「ネガラク(私の国)」をマンダリンとマレーシア語でラップスタイルで歌っている姿を映したビデオが YouTube で配信され、先月中旬からこれまでに40万回閲覧された。替え歌の歌詞が、微妙な民族間問題や警察の汚職、公務員の怠慢などに触れており、ビデオの最後にはマレーシア語で「私を訴えないでください。お金がありませんから」と文字で出てくる。リョウ青年スポーツ省副大臣は「この若者は国の状況について我々が感じていることを伝えようとしている。しかし創造性を発揮したいなら他のやり方があるはず。国歌を使ったのはまずい。冒涜ととられても仕方がない」と言い、マレーシア通信マルチメディア委員会ではこの学生の行為が法に触れないかどうか調査を開始した。 (New Straits Times / Prime News)

リョウ副大臣は常識的に問題を指摘しながらも、歌の内容それ自体は否定していません。


●2007年8月7日(火) マレーシア航空、ほぼ正常運航へ
遅延と欠航が相次いでいたマレーシア航空の便は、正常運航率が国内線で95%、国際線で80%まで回復した。しかしチャン運輸相は現状に満足せず、より良い実績を挙げるよう引き続き監視を行って行くと言った。具体策は運航時刻表の見直し、整備技術者をスバン空港から国際空港に移動、部分的に閉鎖している滑走路の使用を許可して離着陸時の混雑を緩和。チャン運輸相は、格安航空会社エア・アジアについては特にここ数か月の業績を賞賛した。 (New Straits Times / Prime News)

チャン運輸相本人も、マレーシア航空の便の大幅な遅れで迷惑を被ったひとりです。7月23日の記事


●2007年8月6日(月) タバコ農家がケナフの栽培へ移行(クランタン州)
タバコ栽培の量を減らしている全国タバコ委員会(LTN)の指導に従い、クランタン州バチョックの5件のタバコ農家が年初から(タバコではなく)ケナフの栽培を試験的に始めている。ケナフはハイビスカスの仲間で用途は家畜の飼料、パルプや紙、建築材料。利点は栽培費用がタバコより安く、手入れが簡単、植付けから収穫まで4か月と短く、他の作物の栽培とローテーションを組みやすいこと。予想収穫量は1ヘクタールあたり50〜70トンで、品質により1トンあたり90〜300リンギ(約3,000〜1万円)でLTNが引き取る。クランタン州全体で現在ケナフを栽培している土地は350ヘクタール、今年の予想収穫量は17,000トン。来年は栽培地を500〜700ヘクタールにする計画。パシル・プテーとセティウには収穫したケナフを加工する工場がそれぞれ120万リンギ(約4,000万円)、2,500万リンギ(約8.5億円)で建設中。 (New Straits Times / Nation)

ケナフは草ですが、成育すると高さ3メートル以上にもなります。写真はウィキペディアで。


2007年8月5日(日) 若者がビジネスで成功するための資質とは?
4日、クアラルンプールで「第1回マレーシア学生リーダーサミット」が開かれ、著名起業家らが講演を行った。エア・アジアのトニー・フェルナンデスCEOは、「チームワークと創造性が大切。成績がストレートA(オール5)であってもこの2つがなければ意味がない」。カザナ・ナショナルのアズマン・モクタル社長は「企業が若い世代の教育にもっと協力すべき」との考えを示す一方で「海外で教育を受ける場合にはその成果を国内に持ち帰って国のために働いてほしい」と言った。 (New Sunday Times / Prime News)

カザナのアズマン社長の「海外で〜」の発言の裏には、海外で卒業後その土地で働き、結婚して国に帰ってこない人々が特に医学部関連で多い、という実態があります。


●2007年8月4日(土) マラッカ州の「格安コンピューター計画」
マラッカ州政府は「2010年までに州の住民全員を情報技術通にしよう」という理念の下、「全世帯が最低1台コンピューターを持つ」ことを目標に、コンピューターの廉価販売作戦を開始する。手始めにモハマド・アリ・ラスタム知事は州政府関連機関に職場で(使用可能だが)使っていないコンピューターを集めて提出するよう要請。修理、アップグレードして、毎土曜日に一台200〜300リンギ(約6,800〜1万円)で販売する。現在州でコンピューターを所有している世帯数は84,000件。これを2010年に16万件にする考え。 (New Straits Times / Nation)

知事いわく「使えるのに使われていないコンピューターが10台もある部署がある」とのこと。


●2007年8月3日(金) エア・アジア「遅延の場合は料金を返します」
格安航空会社のエア・アジアは、3時間以上の遅れが出た便については搭乗客に料金を返すサービスを2か月以内に開始すると発表した。実現されればアジアの航空会社では初めてとなる。また顧客がオンラインで食品類を買い、空港のターミナルで受け取って機内に持ち込めるようなサービスのシステムも開発中。この他、空港を管理するマレーシア空港ホールディングズに、クチンやペナンにもLCCT(格安航空会社専用ターミナル)を設置するよう働きかけている。 (New Straits Times / Biznews)

2日続けて格安航空会社の記事となりました。先行組のエア・アジアも手を替え品を替え頑張っています。


●2007年8月2日(木) ファイアーフライが片道50センの便を運航
ファイアーフライ(マレーシア航空の子会社で国内では2番目に出来た格安航空会社)が国の独立50周年記念にちなんで片道50セン(約17円)の便を発表した。いずれもペナン発で、行き先はランカウイ、クアンタン、トレンガヌ、コタバル、プーケット、コ・サムイ。予約の受付はオンラインのみで予約期間は8月1日〜8月31日。搭乗期間は今日(8月2日)〜2008年3月29日。 (The Star / Nation)

空港使用税や燃油特別付加運賃は別途支払う必要があると思われます。また帰りの便にこの運賃が適用されるかどうかは記事には書かれていないのでご利用の場合は要確認です。


●2007年8月1日(水) スポーツの教育を強化
昨日開かれた閣僚レベルの委員会で、将来国際的なレベルで競争できるようなスポーツ選手を発掘し育成するために、スポーツを学校教育の主流科目に据えるという方針が決まった。教育省が推進するプランは、新しいスポーツの履修単位制を国内1万校に適用すること、スポーツのコーチが出来る教師を5,000人育成することの2点。教師がコーチとして働いた分は手当てを支給する予定。 (New Straits Times / Prime News)

「生徒達が学校に行くのは試験に受かるためだけではない」とナジブ副首相。


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今日のマレーシア 2007年8月