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今日のマレーシア

今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。

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2007年4月

●2007年4月30日(月) 国王と立憲君主制に関する展示始まる
26日に行われたミザン・ザイナル・アビディン第13代国王の就任式にちなんで、29日、国立博物館で国王と立憲君主制に関する展示が始まった。歴代国王の写真や個人的所有物、議会民主制の記録や資料などが展示されている。開幕式後の記者会見で、ライス文化・芸術・遺産相はナショナルジオグラフィックチャンネルが今年末に国王就任式の模様をTV放映することを発表した。国立博物館での展示は5月29日まで、その後全国で巡回展示が行われる。 (New Straits Times / Prime News)

今日国立博物館の前を通りかかったら、黄色(国王の象徴色)で正装した新国王夫妻の写真が大きく飾られていました。


2007年4月29日(日) またもやプトラジャヤの建物で水漏れ
28日午前7時、プトラジャヤの企業家・協同組合開発省の建物で水道管から水漏れが発生し、水は天井を突き破って地階の多目的ホールを水浸しにした。休日で出勤者はいなかった。プトラジャヤでは今月11日に出入国管理局の本局で同様の事故が発生、手続きに来ていた1,000人が避難し、業務を1日停止した。先月末には同じくプトラジャヤの政府所有のアパート3棟のそばで水道管の不備による地滑りが発生し、住人が避難した。 (New Sunday Times / Prime News)

プトラジャヤはジャングルを切り開いて作った人工の行政地区で、国際空港の近くです。1995年に建設が始まり、1999年に首相府がクアラルンプールからここに移転、その後各省庁や政府関連組織などが徐々に移転してきて、完成は2010年と言われています。今月水漏れした2つのビルはいずれも築数年の新しい建物です。


●2007年4月28日(土) トイレの維持管理者養成コースのある大学を?
汚れや清潔感の欠如といった公衆トイレの悲惨な状況を重く見た住宅・地方自治体省は、トイレ維持管理の専門家を養成する大学をつくり、その修了者に政府から認定書を発行することを検討している。閣議で計画が承認されれば2年以内に大学を設立しコースを開始する予定。 (New Straits Times / Prime News)

公衆トイレの美化についてはマハティール前首相の頃から折に触れて言われ続けています。首都中心部では多少改善されてきたように思います。


●2007年4月27日(金) ムルッ・クチル山にエコ・ツーリズムを(サラワク)
サラワク州政府は木材会社サムリン・グループと契約し、ムルッ・クチル山の周辺地域を利用して大規模なエコ・ツーリズム・パッケージを開発する計画を発表した。この山は国内で4番目に高く、これまでは野生生物の研究フィールドだったが、今後は「木の伐採」と「エコ・システムの保護」のバランスをとりながら観光開発を進めて行くこととなった。先住民族にエコ・ツーリズムガイドとして活躍してもらうための3週間の訓練コースを用意し、工芸品の推進やホームステイ・プログラムの運営も計画されている。 (New Straits Times / Nation)

昨日王宮で、ミザン・ザイナル・アビディン第13代国王の戴冠式が行われました。その記念行事のためムルデカ広場周辺が通行禁止となり、今日はその「お片づけ」のため通行禁止が続いていました。


●2007年4月26日(木) 鶏肉の密輸に警戒(ジョホール)
税関の「関税規則1998」に、鶏肉を輸入する際には許可が必要と規定されているが、先週シンガポールから陸路で入国したトラックに積まれていた冷凍鶏肉25トン、10万リンギ相当(約350万円)が無許可であることがわかり、ジョホールの税関が没収した。検疫局ではこの鶏肉について、鳥インフルエンザウイルスに感染している可能性が否定できないとし、またハラル(イスラム教で定められたやり方で屠殺されたもの)の証紙がないことから、マレーシア国内での消費に不適と判断した。中国で生産され、シンガポールで詰め直されたものではないかと推測されている。 (New Straits Times / Nation)

裏には大きなシンジケート。安く輸入して国産品と同じ価格で売っているようです。


●2007年4月25日(水) 隠しカメラが野生のスマトラ・サイの姿を捕えた(サバ州)
ボルネオ島で、WWF(世界自然保護基金)が仕掛けた隠しカメラが、初めて野生のスマトラ・サイ(ボルネオ亜種)の姿を捕えた。確認された映像は今年2月16日深夜のもので、雄が一頭草を食べ、歩き、くんくん匂いを嗅いでいる様子が記録されている。絶滅が危惧されているこの種は「ハート・オブ・ボルネオ」と呼ばれるサバ州奥地のジャングルにのみ生存していると言われる。WWFではさらに映像を分析して保護活動に役立てたい考え。 (New Straits Times / Prime News)

「進む土地開発(違法なものも含む)」対「森林と絶滅危惧種の保護」についてはWWF・ジャパンのページで。スマトラ・サイの写真もあります。


●2007年4月24日(火) プテラ・アムノのチームが歴史的なスカイダイブ
23日、ノルウェー時間午前4時20分(マレーシア時間午前10時20分)、プテラ・アムノ(マレー系与党の青年部の支流)のチームが北極でのスカイダイビングに成功した。メンバーは12人の元マット・レンピット(暴走族)を含む16人で、2つのグループに分かれ、それぞれがヘリコプターで高度1,828メートルと1,524メートルに上昇してから国旗などを持ってジャンプした。一行は今月14日にスバールバル諸島にあるロシアのバルネオ基地に到着、当初は18日にジャンプが予定されていたが悪天候のため延期されていた。北極点にアムノ(マレー系与党)の旗(30×15メートル)を掲げて国歌とアムノの歌を歌い、スバールバルの基地に戻った。 (New Straits Times / Prime News)

この北極ジャンプにはニュージーランド、アメリカ、イギリスのチームも参加していますが、悪天候の回復待ちの関係で、マレーシア・チームが先陣を切った形になりました。


●2007年4月23日(月) F1の契約延長には新たな条項が
現在の契約では、マレーシアがF1を開催出来る期限は2010年までだが、これを2015年まで延長する契約を取り交わす準備がほぼ整った。延長契約には新たな条項が加わることになるが、その詳細を関係筋は明らかにしていない。セパン・インターナショナル・サーキットは、F1を初めて開催した1999年当初は最先端の会場だったが、老朽化し、現在のF1が求める設備に欠けている。F1事務局のエクレストンCEOからは「あらゆる所がごみだらけ」との指摘も受けている。政府から交渉の全権を委任されているモクザニ氏は会場の欠点を認めた上で、契約締結後、即座に改装を始めると言った。 (New Straits Times / Prime News)

モクザニ氏はセパン・インターナショナル・サーキットの委員長。マハティール前首相の息子です。


2007年4月22日(日) 仕事を諦める女性が増えている?
国内の総労働力のうち女性が占める割合は前年より2ポイント低下して47%になった。シャリザ女性・家庭・社会開発相は、託児所などに子供を預けて働けるような職場環境の不足が原因だと指摘し、「託児所を増やしたり、子供が学校にいる時間を長くするなどの対策が必要。これは女性だけの問題ではなく社会全体の問題」だと言った。 (New Sunday Times / Nation)

前年までは職場の男女比がほぼ半々だったというわけです。今後はいかに?


●2007年4月21日(土) 公務員の低所得層に育児補助を
一家のひと月の収入が2,000リンギ(約6.9万円)未満の公務員が、4歳までの子供を政府関連事務所の託児所に預ける場合、今月からひとりにつき育児補助180リンギ(約6,200円)を受けることが出来る。「一家の収入」とは公務員の給与と配偶者の収入の合計を指し、該当する公務員の数は推定20万人以上。現在政府関連事務所に併設されている託児所は全国で93か所。関係筋ではもっと多くの公務員がこの補助金を受けられるように託児所を増やす必要があると言う。 (New Straits Times / Prime News)

「4歳まで」の定義は、「満4歳になる年の12月末日まで(補助を受けられる)」ということです。1月生まれと12月生まれでは随分差が出るような……。


●2007年4月20日(金) 両国間の絆は強い(インドネシア−マレーシア)
西スマトラ、パダンのアンダラス大学で、インドネシア−マレーシア国交50周年を記念する1日セミナーが開かれ、インドネシア外務省のアジア太平洋事務局長プリモ・A・ジョエリタント氏が両国の経済協力の持続に期待を表明した。昨年のマレーシアのインドネシアへの投資額は21億USドル(約2,500億円)で、一昨年の5.9億USドル(約700億円)から急激に伸びた。またインドネシアを訪れる観光客数はシンガポール、日本に次いでマレーシアが3位。歴史家のデス・アルウィ・アブ・バカル氏は、マレーシアにおけるインドネシア人労働者の諸問題の解決について両国の協力を促す発言をした。 (New Straits Times / Nation)

マレーシアのインドネシア人労働者は現在約200万人といわれています。建設部門での雇用が主体。


●2007年4月19日(木) 洪水を減らすために雨水を溜めよう
マレーシア国立水力研究所(NAHRIM)の試験的プロジェクトの研究によると、都市の住宅計画に雨水を溜めるタンクの設備を導入すれば、洪水を防いだり、その発生を遅らせたり、洪水による被害を軽減したり出来るのと同時に、水道水の使用量を34%減らすことが出来るという。たとえばタマン・ワングサ・メラワティの平均的なテラス・ハウス242軒にそれぞれ5立方メートルのタンクが備えられたとすれば、この地域に10年に1度起こる大洪水の水量を10%減らすことが出来る。NAHRIMでは、他国の視察をもとに、見栄えが良く実用性にも優れたタンクの開発にも力を入れている。 (New Straits Times / Nation)

政府は一部の建物に雨水を貯水して利用する設備をつけることを義務付ける条例を準備中です。


●2007年4月18日(水) シャリファ・マズリナさん、北極点に到達
両極探検家のシャリファ・マズリナさん(42歳)が、ノルウェー時間で17日午後2時45分(マレーシア時間午後8時25分)、北極点に到達したと自身のウェブで発表した。スヴァールバル諸島(ノルウェー)に設置したボルネオベースキャンプを4月3日に出発し、ここ10日間は悪天候と戦いながらトレッキングで北極点を目指していた。2004年4月の南極点到達を合わせ、アジア人女性として初めて両極を制覇したことになる。 (The Star / Nation)

シャリファさんはマラ工科大学の体育の教授。この記事では「2004年4月の南極点到達」となっていますが、「今日のマレーシア」が把握しているのは「2005年1月に南極点から1000キロをスキー単独横断に成功」(2005年3月11日)です。


●2007年4月17日(火) 英国植民地時代の大邸宅が歴史ギャラリーに(マラッカ)
マラッカのブキッ・ペリンギッにある英国植民地時代の大邸宅10棟が国際歴史ギャラリーになる。これらは19世紀に英国植民省が統治政府高官の住居として建てたもので、現在はマラッカ州政府が所有している。ここに史料を展示して歴史ギャラリーとし、うち9棟をマレーシアと歴史的に関係の深い9か国の大使館に譲渡して管理してもらうという計画。残る1棟は引き続きマラッカ州政府が管理する。譲渡される9か国は、キューバ、ポルトガル、オランダ、チリ、日本、イエメン、中国、イギリス、インド。第一号として6月末にキューバ歴史ギャラリーのオープンが予定されている。 (New Straits Times / Prime News)

コロニアル様式のすてきな邸宅。日本歴史ギャラリーにはどんな史料が展示されるでしょうか。


●2007年4月16日(月) カパス−マラン国際水泳大会開催(トレンガヌ州)
昨日行われた「カパス(島)−マラン国際水泳大会」でフランスのベンジャミン・サンソン(26歳)が6.5キロを1時間28分27秒で泳ぎ、優勝した。昨年優勝したサラワク出身のダニエル・ベゴ(18歳)は1秒差で惜しくも連続優勝を逃した。ベゴは今年は波が高く海流が強かった上に、シー・バグ(ザリガニのような甲殻類)に噛まれて調子が狂ったと振り返る。女子の部ではクー・チャイリンが昨年に続き優勝。大会には国内の選手のほか、シンガポール、イラク、フランスなどから合計168人が参加した。 (New Straits Times / Nation)

ベゴ選手はメルボルンで開かれた世界水泳選手権で200メートル自由型、100メートルバタフライに出場しました。


2007年4月15日(日) 陸軍キャンプの食糧を漁るマレーグマ
陸軍のバトゥ18ガレリ・キャンプ(クランタン州内、ペラ州との州境から数キロ)に夜な夜なマレーグマが集団で侵入し、兵士の食糧を漁っている。1年以上ここに駐屯している兵士によると、人が近づくとクマは逃げ、今のところ人に危害を与えたことはない。クマの出没地はキャンプ周辺の店にも拡大している。原因は、近隣の丘で木が伐採されてクマが居場所を失ったか、または(居場所は失っていないが)キャンプでは容易に食糧が手に入るからの2つに意見が分かれている。マレーグマは東南アジアに生息する絶滅危惧種。 (New Sunday Times / Nation)

マレーグマの英語名は「Sun Bear (太陽のクマ)」。胸にオレンジ色の馬蹄形の模様があり、これが太陽を連想させるからだそうです。写真は「Yahoo! きっず図鑑」で。


●2007年4月14日(土) 「トレンガヌ観光年2008」に向けて
トレンガヌ州は来年を「トレンガヌ観光年2008(Visit Terengganu Year 2008)」としてさまざまな国際的イベントを計画している。イドリス・ジュソー州知事は「観光年の成功には、観光関係者だけでなく州の皆を巻き込むことが必須。それには心理的障害を取り除くのが一番難しい」とし、州内の衛生・清潔化を最優先事項として今から取り組む構え。また公共交通の充実、バス・タクシー・トライショーの各運転手の英語力アップ、地域の文化遺産に理解を示し各国語に優れているツアーガイドの採用などを考えている。イスラム文化に関するテーマパークも来年オープンする。 (New Straits Times / Nation)

州知事、目のつけどころよし、準備期間は少しあり、ぜひがんばっていただきたい。


●2007年4月13日(金) (続報)出入国管理局本局の業務が平常化
出入国管理局(移民局)本局の水道管のジョイントの修理が夜を徹して行われ、12日午前9時に業務を再開した。プトラジャヤの政府関連施設の開発を担当したプトラジャヤ・ホールディングス社は設計と施工に問題はなかったとし、建物を公共事業局(PWD)に引き渡した後にPWDが契約したメンテナンス業者の不備であると主張している。PWDではプトラジャヤの政府関連の全ての建物について水道管システムの検査を実施すると発表した。 (New Straits Times / Prime News)

まだ建物の5、6、7階の電気設備は使えない状況だそうですが、予想より早い業務再開でした。


●2007年4月12日(木) プトラジャヤの出入国管理局(移民局)本局が水浸し
11日午前8時20分頃、プトラジャヤの出入国管理局(7階建て)本局の水道管のジョイントが外れて大量の水が溢れ出し、7階、6階を中心に建物全体が水浸しになった。ビザなどの手続きに来ていた1,000人と職員600人は建物の外に避難して怪我人はなかった。ここに本局がオープンしたのは2004年9月とまだ新しく、建物のメンテナンスの不備が問われている。本局は修理と安全確認が出来るまで業務を停止し、職員をスバンやカジャンなどの支局に配置して、手続きの必要な人々にそちらを利用するように呼びかけている。業務再開の時期については未定。本局に手続きに訪れる人は1日平均3,000人。 (New Straits Times / Nation)

先月はプトラジャヤの政府所有のアパートの近くでやはり水道管の不備が原因と見られる地すべりがありました。


●2007年4月11日(水) 政府、民族融合の努力を学校に指示
政府は昨日、初等・中等学校の校長に、「統合のための民族融合計画(Rimup)」の推進を急ぐようにと促した。この計画は、距離の近い国民学校(マレー系)と国民型学校(中華系、タミル系)でグループを形成し、学習や課外活動を通じて民族間の交流を図り、マレーシア人として愛国心を高めようと狙うもの。1986年に当時教育相だった現アブドラ首相が提唱したが頓挫し、2005年7月から初等学校1,387校と中等学校540校を巻き込んで再開したがこれまでは予算不足を理由に計画の進行が思わしくなかった。ホン・チュンキム教育省副大臣によると、今は予算が2,580万リンギ(約8.9億円)充当され、遠隔地の学校同士の交流も可能にするオンラインプログラムの用意もあると言う。 (New Straits Times / Prime News)

現状では各民族がそれぞれ互いに干渉せずに調和を保っている雰囲気です。混ぜ混ぜのポテトサラダというよりは、ひとつの皿にきゅうりはきゅうり、トマトはトマトで盛り付けられた野菜サラダ風。


●2007年4月10日(火) 今年はウェサック・デイが2回?
今年は5月1日がレイバー・デイであると共にウェサック・デイ(釈迦牟尼の生誕・成道・涅槃を祝う日)とされ、国民の祝日となっているが、仏教関係者は今年の本当のウェサック・デイは5月31日だと主張しており、混乱が起こっている。主張によるとウェサック・デイは仏教暦(陰暦)の「第4番目の月の15日(満月の日)」で今年は西暦5月31日に当たり、5月1日は「第3番目の月の15日」であるとのこと。マレーシア仏教徒協会(MBA)では、今年は西暦5月に満月が2回あるために混乱が生じたとして、政府が定めた祝日の5月1日(1950年スリランカで開かれた世界仏教徒会議での決定に合致)か5月31日のどちらか、または両方の日にウェサック・デイを祝ってよい、という見解を示した。 (New Straits Times / Nation)

仏教関係者の主張が正しいならば、5月31日も祝日にしてほしいところ。


●2007年4月9日(月) ビクトリアメモリアルタワーの時計が止まる(ペナン)
ペナン島ジョージタウンの目印である築87年、高さ20メートルの時計塔の時計が12時を指したまま1か月前から止まっている。この時計塔は1987年に英国ビクトリア女王即位60周年を記念して、当時の富豪チア・チェンヨークがペナンに寄贈したもの。近くで働くシティ・アイシャさんは「桟橋で船に乗り降りする旅行客が止まったままの時計を見て混乱する。マレーシア観光年なのにこれはまずい」と言う。ペナン島自治体のモハマド・アクバル観光・スポーツ・レクリエーション副局長は、今週自治体の技術チームを修理に派遣すると言った。 (New Straits Times / Nation)

南国の青い空に映える白い綺麗な建物です。


2007年4月8日(日) KLの1〜3月の犯罪件数、前年比40%増 
今年1〜3月にクアラルンプールで発生した犯罪件数が前年に比べて40%増えたことについて、国内治安省は各地区の警察に事情説明を求めた。特に増加したのはセントゥル地区。目立つのは引ったくり、麻薬関係、ギャンブル絡み。モハメド・ジョハリ・バハルム副大臣は、今年がマレーシア観光年であるがゆえにこの実態を特に憂慮していると言った。2日前に行われた警察200周年記念大会でアブドラ首相も犯罪とテロには総力を挙げて取り組むようにと要求した。 (New Sunday Times / Prime News)

昨年12月13日から任務に就いているミザン・ザイナル・アビディン第13代国王の戴冠式が4月26日(木)に行われます。この日公務員は休日。民間にはお休みの「勧め」はありますが「強制」はありません。


●2007年4月7日(土) ランカウイ島が東南アジア初のジオパークに認定されるか?
ユネスコから、パリのパツァック博士ほか2名の地質学者がランカウイ島に派遣され、島がユネスコが認定するジオパークの条件に値するかどうかの評価を3日間に渡って行った。ランカウイ島では先史時代の海の生物や昆虫の化石があちこちで発見されており、5.5億年前に誕生したと言われるマット・チンチャン山のユニークな形の岩も地質学的に注目されている。現在ユネスコが認定するジオパークは世界で48か所で、アジアでは中国に1か所のみ。パツァック博士は、(ジオパークの認定には)慎重な審議が行われると言う。早ければ6月にも認定が下りるかもしれない。 (New Straits Times / Nation)

初耳です、「ジオパーク」。→地質景観や環境を次世代に受け継いで行けるよう、保全を目的に、世界遺産と同じくユネスコが認定している世界地質公園。


●2007年4月6日(金) 首相、マレー系小売商に「お客にあいさつしなさい」
アブドラ首相は昨日「ブミプトラ小売プログラム」に参加したマレー系小売商らに、自らが乾物屋を訪れた時に店主がにこりともしなかった体験を語った上で、お客にはあいさつをして話をし、よりよいサービスをするようにと諭した。また商品を良く見せる効率的なディスプレイをする必要性にも触れ、政府のローンを利用しているマレー系小売商はビジネスに集中するようにと促した。2005年の小売部門(小売、卸し、ハイパーマーケット、スーパーマーケット)の売上げは2,000億リンギ(約6.9兆円)で、うち、マレー系は20%の400億リンギ(約1.4兆円)。この日開かれたプログラムは、年間売上げが5万リンギ(約170万円)までの小売商に無担保で金を貸す仕組みも含まれている。 (New Straits Times / Prime News)

店に来た首相に店主がにこりともしなかったわけは? (1)首相の顔を知らなかった。 (2)首相が来るとは思いもせず、びびって笑えなかった。 (3)いつも通り。


●2007年4月5日(木) 世界2番目の大きさの裁判所、しかし駐車場が不足
クアラルンプールのジャラン・ドゥタに2.7億リンギ(約93億円)を投じて作られた新しい裁判所が完成、18日に民事法廷が開廷する。敷地は97,000平方メートルで、インドに次いで世界2番目の大きさ。全部で77の裁判所(26の治安判事裁判所、21の民事控訴院、30の高等裁判所)がここに集まることになる。駐車場の収容能力は1,000台だが、うちスタッフ用が470台分、裁判官用が80台分で、民間や弁護士には400台分しかない。アハマド・ファイルズ・シェイク首席裁判官は「これは問題だ」としてRapidKL(市営バス会社)にバス停の新設とバス台数の増設を依頼するとともに、民間には近隣のビルの駐車場の利用を促進する考え。 (New Straits Times / Nation)

大きいこと、新しいこと大好き。予測苦手。


●2007年4月4日(水) 観光推進キャンペーンを来年8月まで延長
政府の予算2.4億リンギ(約82億円)をかけて世界中で展開している「マレーシア観光年2007」のキャンペーン期間が来年8月まで延長される。今年8月31日に国の独立50周年を迎え、そこから更に1年を「ワン・ゴールデン・セレブレーション」としてキャンペーンを引っ張ることになった。観光局によると、ヨーロッパやアメリカに拡大した「Malaysia Truly Asia」の宣伝が功を奏し、外国からの観光客の70%はTV、新聞、雑誌などの当該広告を見ているという。観光局が見込む今年の観光客数は2,010万人、観光収入は440億リンギ(約1.5兆円)、来年はそれぞれ2,150万人、490億リンギ(約1.7兆円)。 (New Straits Times / Prime News)

観光年2007が始まって3か月、独立記念日まではまだ5か月。随分早い決定です。


●2007年4月3日(火) ペナン空港にLCCT(格安航空会社専用ターミナル)を
国内で2番目に出来た格安航空会社「ファイアーフライ」(マレーシア航空の完全子会社)の第一便が昨日ペナン空港から就航し、ペナン観光協会のテン会長は、空港に隣接する36ヘクタールの土地をLCCT(格安航空会社専用ターミナル)に当てることを発表した。しかし新ターミナルの開発と運営を担当する会社は未決定で、エア・アジア(先発の格安航空会社)がその権利を狙っていると伝えられる。昨日運航が始まったファイアーフライの便はペナンとランカウイ、コタバル、クアンタン、クアラ・トレンガヌを結ぶ線。4月13日からはペナンとタイのプーケット、コ・サムイを結ぶ便が毎日運航される。 (New Straits Times / Biznews)

テン会長によるとペナン州は親会社のマレーシア航空にはロンドン−ペナン−オーストラリア便の復活や、ペナン−大阪便の就航を要請しているそうですが、実現の可能性は……?


●2007年4月2日(月) サバ州(東マレーシア)でコレラ発生
サバ州北部の4地域で先月からコレラによる死者(1名)や疑い例が発生し、保健関連の当局では特別チームを編成して発生した村に派遣し、住民を対象に予防と衛生指導を行っている。先週病院には吐き気や下痢など、コレラの症状と見られる患者を隔離する病棟が用意された。 (New Straits Times / Nation)

予防法は、飲み水、食べ物の衛生に注意すること、手洗いの励行くらいしかないようです。


2007年4月1日(日) 光ディスク嗅ぎ分け犬の活躍
先月半ばアイルランドから出張してきたラブラドル・レトリーバーの「ラッキー」と「フロー」が大活躍している。2匹は偽造ディスクの製造における主材料のひとつ、ポリカーボネートを嗅ぎ分けられるように訓練された犬で、2週間前にはジョホール・バルで1,000万リンギ(約3.4億円)相当の海賊版ディスクを、昨日はダマンサラ・アップタウンにある店舗の隠し部屋に少なくとも150万リンギ(約5,000万円)相当と見られる海賊版ディスクがあるのを発見した。後者は以前に警察の捜査を受けたことがあったが、隠し部屋の存在はわからないままだった。 (New Sunday Times / Prime News)

2匹は1か月の予定で滞在中。そのめざましい活躍ぶりに、海賊版のシンジケートから命を狙われているという話もあり、滞在先(VIP待遇)は極秘に色々と変えられているそうです。


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