| HOME | 南西だより | 今日の マレーシア |
みじかいコラム | マレーシアン イングリッシュ |
けいじばん | リンク集 | ブログ ときどきいちご |
今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2006年11月
| ●2006年11月30日(木) ペトロナスがガスパイプ技術者を3,000人要請 |
| 国営石油会社ペトロナスでは海底ガスパイプの敷設・溶接をする技術者が不足しており、人的資源省に3,000人の技術者を要請している。フォン人的資源相は、その解決の一環として、国内3か所の石油・ガス関連技術養成所の入所枠を、来年7月からそれぞれ現状の2倍の100人にし、さらに新しい養成所を1か所つくる計画だと言った。石油の値上がりで、政府は一部の産業に天然ガスの使用を奨励しており、ペトロナスのガス部門はますます注目されている。
(New Straits Times / Nation) さて、こののん気(?)な計画からすると、「3,000人欲しい」というのは「向こう何年間かで」ということなのかも知れません。 |
| ●2006年11月29日(水) ゴムの採取にはトラよけのため大音量で音楽を |
| 26日、クランタン州のゴム園でゴムを採取していたメク・ジャー・スマイルさん(女性、65歳)は野生のトラに襲われて怪我を負った。これを受けてクランタン州の野生生物局はゴム園経営者らに、ゴムの採取の際にはトラを寄せつけないようにラジオを携帯して大音量で音楽をかけるようにと勧告した。またゴム園では草を刈り取って、トラがひそむ場所がないようにしておくことも重要だと言った。トラによる襲撃事件はクランタン州では1992年以降24件目で、これまでに11人の死者が出ている。同じ期間に7頭のトラが捕獲されているが、26日にメクさんを襲ったトラはまだ捕まっていない。メクさんには州から見舞金5,000リンギ(約16万円)が贈られた。
(New Straits Times / Nation) メクさん、後頭部を噛まれたようで、なまなましい傷が残っています。命があったとはいえ、怖かったことでしょう……。 |
| ●2006年11月28日(火) 海底ケーブルで電力を供給するプロジェクト再浮上 |
| 東マレーシア(ボルネオ島)のサラワクから、半島部マレーシアのジョホールまで、南シナ海を通る電力ケーブルを作る計画が(1997年のアジア通貨危機でいったん棚上げされたが)再浮上している。費用は90億リンギ(約2,900億円)、ケーブルの全長は1,370キロ、そのうち海底部分は670キロで、ノルウェー−オランダ間の海底ケーブルの580キロを超える。これが完成すれば2014年以降、最大5,000キロワットの電力を、サラワクのバクン水力発電所(2009年完成)など3つの発電所から半島部に供給することが可能になる。バクン発電所では供給過剰が予測され、半島部ではガスや石炭が値上がりする中いかに電力供給を安定させるかという課題が持ち上がっていることから計画が再浮上した。予算の承認は閣僚会議にかけられる。
(New Straits Times / Prime News) ケーブルが通る南シナ海の部分はインドネシアの領海のようです。 |
| ●2006年11月27日(月) マレーシア、海洋運輸で世界20位 |
| 国連開発会議(UNCTAD)が行った「海洋運輸調査2006」で、2006年1月現在、マレーシアが保有する船の総積載重量は世界20位(963万トンで世界全体[9.6億トン]の1.06%)。2005年には18位だったが、トルコとイランに抜かれて2位下降した。原因はここ2年ほど中古船の取引市況がよかったので船を高価格で売却するオーナーが多かったため。この調査のランキング1位は日本(総積載重量1.3億トン)、次いでドイツ、中国、アメリカ、ノルウェー、香港、韓国、シンガポールの順。世界全体の総積載重量9.6億トンは、前年比7.2%増で、1989年以来最大の伸び。
(New Straits Times / Logistics) マレーシアの記事を読みつつ、日本の海運業の規模を再認識。ん〜、すごい。 |
| ●2006年11月26日(日) わらで作った紙のギフトグッズが人気 |
| クアラルンプールで開かれた農業・農産業省主催のMaha2006(マレーシア農業・園芸・農業観光ショー)に、アルメンサ・デザイン社のオーナー、アブドゥル・ラーマンさんが、米のわらやバナナの茎を漉いて作った紙のグッズを出品した。わらで紙を作る技術は日本の会社から学び、2004年からノートやランプシェード、ギフトボックスなどを商品化している。天然素材の持つ色や風合いが人気を集め、ショーに出品した製品はほとんど売り切れた。
(New Sunday Times / Nation) 要するに「わら半紙」の類で、やや厚めででこぼこしていてナチュラルなブラウンの素朴な味わいのある紙です。 |
| ●2006年11月25日(土) 保護を求める難民の処遇について調査 |
| 23日、アムネスティ・インターナショナル・マレーシアなど人権に関する5つのNGOが、出入国管理局に、「保護を求める難民が勾留所でひどい処遇を受けている」としてその改善を要求する覚書を提出した。これによると、勾留所には人があふれ、不衛生で医療設備も不足し、収容者が監視員から虐待されるケースもあるという。内務省のタン副大臣は、「難民であることを証明する書類のない入国者は調査が終わるまで勾留所に入ってもらうが、そこでの処遇について問題があるとは認識していない。事実関係を早急に調査する」と言った。
(The Star / Nation) 保護を求めてマレーシアに入国してくるのはミャンマーからの人々が多いようです。 |
| ●2006年11月24日(金) 「漢方療法はほどほどに」 |
| 産科・婦人科のドクター・チアとドクター・ラーマンは、妊娠に関する著書を出版し、その会見で、伝統的な漢方(薬草)療法の人気が高まっているが、妊婦が使用する場合には十分注意するようにと呼びかけた。薬草によっては、使用することで流産しやすくなったり出産時の出血過多を引き起こす可能性があるという。ふたりが一番勧めるのは、妊娠する3か月前に葉酸や総合ビタミン剤を摂取することで、このことは胎児の脳や脊髄の発達障害の危険性を減らすという。
(New Straits Times / Nation) 両医師は「妊婦と胎児に危険な可能性のあるもの」として、現地語での薬草名をあげています。「pau sum」「Kacip Fatimah」「air selusuh」。 |
| ●2006年11月23日(木) マレーシアからの伽羅木(きゃらぼく)の輸出がピンチ |
| マレーシアは来週までに、CITES(ワシントン条約)の事務局に、2007年に計画している伽羅木の輸出量200トンについて、この種の存続を脅かす量ではないことを説明しなければならない。説明がなされない場合は、来年1月からしばらくの間、輸出の一時停止が言い渡される。伽羅木はワシントン条約の「附属書2(絶滅危惧種だが商業取引は許可されている)」に入っており、高価で香りがよく、中東や中国で珍重されている。マレーシアとインドネシアが世界最大の輸出国だが、CITESの専門家はマレーシアの輸出量が多すぎるとみなしており、事務局は輸出量を減らすように勧告するつもりでいる。
(New Straits Times / Prime News) 現地での名前は「gaharu」(ガハル)で、「沈香」(じんこう)、「伽羅木」と呼ばれる香木です。 |
| ●2006年11月22日(水) マレーシアに3,000万リンギで大観覧車を |
| クアラルンプールのタマン・タシク・ティティワングサに、高さ60メートルの大観覧車「アイ・オン・マレーシア」が設置される。42個のエアコンつきゴンドラ、その1個あたりの収容人数は8人、一周するのにかかる時間は15分。費用は3,000万リンギ(約9.7億円)で観光省が負担。これは来年のVMY(ヴィジット・マレーシア・イヤー)'07向けアトラクションの一環で、他にも花火ショーやウォータースキーショー、巨大な水のスクリーンにマレーシアの過去・現在・未来を投影するアトラクションなども計画されている。
(New Straits Times / Prime News) 世界最大の観覧車「ロンドン・アイ」(高さ135メートル)の半分以下の規模ではありますが、これを十分に意識したネーミングです。 |
| ●2006年11月21日(火) マレーシア観光推進コマーシャル、来月スタート |
| 昨日観光省のヴィクター・ウィー事務局長は、VMY(ヴィジット・マレーシア・イヤー)'07のテレビコマーシャルの放映を、来月中旬から世界各国で始めると発表した。テーマソング「マレーシア−ワン・ゴールデン・セレブレーション」はマレー語と英語のバージョンがあり、少し遅れてマンダリン(標準中国語)のバージョンも発表される予定。来年220の観光イベントが計画されており、うち50は独立50周年記念式典に関連付けられている。
(New Straits Times / Nation) テーマソングを歌うのは、マラッカ出身のジュウィタ・スウィトさん。人気オーディション番組「マレーシアン・アイドル」のボーカル・コーチを務めていた人です。 |
| ●2006年11月20日(月) アブドラ首相、APECの自由貿易討論に懸念 |
| アブドラ首相は、ハノイで開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の閉会後、記者団に、政治的、防衛的問題に会議の時間と声明書のページがかなり費やされたと言って「会議の本来の目的である地域の自由貿易の推進に関する協議が希薄になっている。現存する問題が解決されないと、将来取り組まなければならない問題が増えるばかりだ」と懸念を示した。「経済協力という背景においての防衛問題には取り組まなければならない」が、米中日韓露による北朝鮮の核問題の協議の場は(APECでなく)国連安保理事会の方が適切、と言った。
(The Star / Nation) 経済会議の本来の目的云々という趣旨はもっともですが、地域(世界)の安全を脅かす事件で状況が変わったのも事実。けれど立場が違えば見方も違う……。 |
| ●2006年11月19日(日) 私がパパですか? |
| 国の科学局で行っているDNA鑑定による実父確定検査サービスの利用件数は2004年に20件、2005年に51件、今年1〜9月で46件。10月8日に
New Sunday Times 紙がこのサービスを紹介してからは1日1件の割合で問い合わせがある。局のDNA/血清学部門長プリムラパティさんによると、問い合わせのほとんどが、自分が育てている子供が本当に自分の子かどうかを心配している父親からだが、父親に育児支援をするよう訴訟を起こそうとしている女性からの問い合わせもある。DNAによる実父確定検査の正確性は99.9999%。費用は2つのDNAサンプルの解析で1,500リンギ(約49,000円)、1サンプル増えるごとに200リンギ(約6,500円)追加。 (New
Sunday Times / Nation) 99.9999%の正確性ですか。限りなく100%に近いけれども「絶対です!」とは言い切らないで別の可能性も残しておく必要が実際の場面ではあるのでしょうね。 |
| ●2006年11月18日(土) 生活様式が乳がんの発症に影響か? |
| マラヤ大学医学部講師イップさんによると、民族別のそれぞれ10万人あたりの乳がん出現数は、中国系が59.7人、インド系が55.8人、マレー系が33.9人。2003年の国内の患者3,738人中、ほぼ半数が50歳未満で、40歳台が中心。乳がんが始まる年齢は先進国で平均60歳と言われているのに対し、アジア・アフリカの開発途上国(マレーシアも含む)ではもっと早い年齢となっている。イップさんは、3民族の発症率の差異について、中国系の女性の出産数が低下して母乳育児の期間が短くなっていることを挙げ、ほかにも社会・経済的な環境や食生活、遺伝などの要素も考えられると言う。また、マレー系については代替療法を適用する傾向が強いので実際の発症数よりも報告数が少ない可能性もあると言う。
(New Straits Times / Prime News) マレー系が好む代替療法とは、ボモ(呪術師)による治療など、近代医学とは異なる分野のことを指しているものと思われます。 |
| ●2006年11月17日(金) オランウータンと遊ぼう(マラッカ動物園) |
| マラッカ動物園では4か月前から、オランウータン3匹に園内を自由に歩かせて客との交流を深める試みを行っている。この3匹はアニタ(14歳)、ドディ(7歳)、リンダ(6歳)。檻の中にいた時よりも3匹は健康で幸せそうに見え、客、特に子供達にも人気だという。安全性については、飼育員3人が3匹の動きを逐一監視する体制をとっている。園ではもうすぐ檻から出すオランウータンを2匹増やして5匹にする予定。
(New Straits Times / Nation) アニタちゃんたちは、ウロウロしてお腹がすいたら自主的に檻に帰ります。飼育員に声をかければエサをもらって直接あげることも出来るそうです。 |
| ●2006年11月16日(木) 貧困家庭の数が多い州は? |
| クランタン州議会で、フサム議員が貧困の根絶策について述べるにあたり、「『国内で最も貧困家庭の数が多いのはクランタン州』という一般概念があるが、これは正しくない」として、経済計画ユニットが2年毎に発表している資料を提示した。この資料によると、「極貧家庭の数」はサバ州で32,000件以上、トレンガヌ州で8,300件、ペラ州で5,730件、サラワク州で5,243件、クダー州で4,938件、クランタン州で3,550件。「貧困家庭の数」はサバ州で113,000件以上、サラワク州で34,735件、クランタン州で30,002件、トレンガヌ州で29,440件、ペラ州で25,173件。クランタン州では貧困の根絶策に8,100万リンギ(約26億円)の予算を充てており、その内容は農村の産業開発、貧困家庭への住宅、電気、水の供給が中心。
(New Straits Times / Nation) 各州の総世帯数がわからないので、率で比べることができませんが、「数」だけで見ると、国内でサバ州に一番貧困家庭が多いことになります。 |
| ●2006年11月15日(水) 世界で2番目に小さいと思われる魚を発見 |
| 先月、マレーシア科学大学生物学部のクー助教授が率いるチームが、ペラ州の泥炭湿地で、世界で2番目に小さいと思われる魚の新種を発見した。この魚は全長が10ミリほどで、「ペラ・フィッシュ」と仮に名づけられ、正式な学名の決定を待っている。今年初め、ヨーロッパとシンガポールの科学者らが、スマトラの泥炭湿地で世界最小の魚「パエドキプリス・プロゲネティカ」(コイ科)を発見しており、クー助教授のチームはこの魚とペラ・フィッシュの共通性について比較研究に取り組む予定。
(New Straits Times / Prime News) パエドキプリス・プロゲネティカはメスの成魚で全長7.9ミリほどだそうです。 |
| ●2006年11月14日(火) 新しい王宮が2010年までに完成 |
| 昨日新しい王宮の起工式がサイド・シラジュディン国王によって行われた。場所はクアラルンプールのドゥタ通り、敷地面積は98ヘクタール、費用は上限4億リンギ(約130億円)。新王宮の用地については30年前に官報で公示され、10年前から建設計画が立てられ、9か月前に設計の具体化が始まり、3か月前に設計が決まった。着工は来年6月で2010年までに完成の予定。スタッフの事務所や警察、陸軍キャンプも常設され、景観整備はマレーシア森林研究所(FRIM)が担当する。 (New Straits Times / Prime News) 新しい王宮に最初に住むのは、今年12月13日から5年の任期で国王を務めるトレンガヌ州のスルタン、ミザン殿下ということになります。(10個下の11月4日に関連記事) |
| ●2006年11月13日(月) タイとの国境で列車の脱線事故 |
| 11日午後5時20分、シンガポール−昆明(中国雲南省)間鉄道の建設に使うための中古線路を運んでいた列車が、マレーシア−タイの国境を通過する際、脱線し、4つの車両が損傷を受けた。怪我人はなかった。原因は調査中。列車はイポーを出発してタイ−カンボジアの国境に近いアランヤプラテートに向かっていた。この事故で、バターワース−バンコク間の列車が遅れ、翌日午後2時20分に運転が再開された。
(New Straits Times / Nation) シンガポール−昆明間鉄道には中古の線路が使われるのですね。 |
| ●2006年11月12日(日) 愛はなに事にも勝つ - 105歳の新郎、83歳年下の新婦 |
| マラッカ州ドゥヨン村のスダルさん(105歳)は、9月10日、エリーさん(22歳)と結婚した。ビジネスマンのスダルさんには寝たきりの第一夫人ファティマさん(69歳)と6人の息子、19人の孫、2人のひ孫がいる。エリーさんはインドネシア出身で、スダルさんの養子縁組した息子の家でメイドとして働いていた。1年以上かけてふたりは愛を育み、スダルさんのプロポーズにエリーさんはひとつ返事でOKした。スダルさんの第一夫人ファティマさんも、エリーさんが夫と結婚して自分(ファティマさん)の世話をかいがいしくしてくれるのを喜んでいる。
(New Sunday Times / Prime News) 第一夫人との年齢差も「36歳」ですが、第二夫人との年齢差が大きすぎて、なんだか大したことないような気になります。スダルさんは歯が全部白くてキレイ、肌にもつやがあって見るからに元気そうな105歳です。(注:イスラム教では4人まで妻帯が認められます) |
| ●2006年11月11日(土) マレーシア海軍が博物館建設を計画 |
| ペラ州ルムッの海軍基地に歴代海軍長9人の勲章などを展示したギャラリーがオープンした。将来海軍博物館を建設する計画があり、州当局と詳細を打ち合わせ中だが、ギャラリーのオープンはその第一歩となる。博物館の建設予定地として候補に挙がっているのは基地の外のマンジョン地区で、ここのビーチや島々は観光スポットとなっている。
(New Straits Times / Nation) 以前、海軍の古い軍艦をパンコール島に移して「海に浮かぶ博物館」にする計画(2005年3月6日)がありましたが、それとはまた別のようです。 |
| ●2006年11月10日(金) マレーシアが初めて先進国と同じ水準グループに |
| 国連開発計画の「2006年人間開発報告書」の中で発表された「人間開発指数」で、マレーシアは61位(177の国・地域中)となり、日本、オーストラリア、カナダ、イギリス、アメリカなどとともに「高水準」グループに入った。人間開発指数は、国内総生産、平均寿命、教育の度合い、生活水準などで測られる。東南アジアの国で「高水準」グループにランクされたのはシンガポール、ブルネイ、マレーシア。
(New Straits Times / Prime News) 国連開発計画の分類では、177の国・地域のうち、「高水準」が63か所、「中水準」が83か所、「低水準」が31か国です。日本は7位でした。 |
| ●2006年11月9日(木) 国際空港の2つのターミナル間の鉄道、来年建設開始か? |
| クアラルンプール国際空港のメイン・ターミナルと LCCT(格安航空会社専用ターミナル)の間は13.4キロあり、バスや車で20分以上かかるが、ここに鉄道を建設するという提案がERL(エクスプレス・レイルウェイ・リンク)社から提出され、政府が検討している。建設費用概算は1億リンギ(約32億円)で、検討のポイントは、財源と、客の負担を無料にすることが出来るかの2点。LCCTは今年3月にオープンし、9月までに480万人が利用している。
(New Straits Times / Nation) 鉄道だと両ターミナル間の移動が10分ほど。早く実現してほしいものです。 |
| ●2006年11月8日(水) ジュルジャック島にテーマパークが? (ペナン) |
| 7日に開かれたペナン観光セミナーで、ペナン州観光局のテン局長は、ジュルジャック島と、ペナン島南西部にそれぞれ海外からの投資でテーマパークを建設する提案がされていることに触れ、両方とも州政府が前向きに検討していると発表した。また今後1年〜1年半先までに州に4つ星ホテル4軒が完成し、観光客に新たに1,000室分の客室を提供出来るようになると言った。ペナン州の今年1〜9月のホテル稼働率は昨年同時期より10%増えている。
(New Straits Times / Prime News) ジュルジャック(Jerejak 「ジェレジャック」と表記しているガイドブックもあり)島は、かつて流刑地でしたが、近年観光開発が進んでいるそうです。 |
| ●2006年11月7日(火) 怪我を負った象を保護地区へ輸送 |
| 先月31日、クランタン州ジュリ近郊で、東西ハイウェイを歩いて渡っていた野生の象にトラックが衝突し、象は右足に怪我を負った。獣医が応急処置をしたが、さらなる手当てを施すためにパハン州クアラ・ガンダンの国立象保護地区に輸送された。輸送トラックに象を導くために、訓練された雌の象2頭が出動し、怪我をした象を50メートル先のトラックまで2時間かけて誘導した。保護地区では、治療の後、象を野生にかえすかどうかはまだ決めていない。
(New Straits Times / Nation) 足をひきずって歩く象さんをトラックに乗せるまで2時間。誘導の象さんも、職員さんもおつかれさまでした。 |
| ●2006年11月6日(月) マンチェスターファン、マレーシアを垣間見 |
| 4日、イングランドプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド対ポーツマス戦のハーフタイムで、76,004人の観客を前に民族衣装を着たマレーシア人ダンサーのパフォーマンスが披露された。続いて一般人参加によるシュート・コンテストが行われ、マンチェスター市役所職員のドイルさん(34歳)はじめ4人が最多シュートを決めて10日間のマレーシアの旅を手にした。これはこの試合のスポンサーを務めたマレーシア観光局による「ヴィジット・マレーシア・イヤー(マレーシア観光年)2007」の販促の一環として行われたもの。試合の結果は3−0でマンチェスターの勝利。
(New Straits Times / Prime News) エア・アジア(マレーシアが拠点の格安航空会社)もマンチェスター・ユナイテッドの公式スポンサーのひとつのようです。 |
| ●2006年11月5日(日) 南ジョホールにメトロポリス開発計画 |
| 昨日ジョホール州のスルタンによって「イスカンダル開発地域」計画が公式発表され、アブドラ首相は開発の目標について「南ジョホールをビジネス、投資、レジャー、文化の国際的拠点とすること」と発表した。開発地域総面積は2,217平方キロメートル(シンガポールの3倍)で、国の第9次マレーシア計画(経済5か年計画)から43億リンギ(約1380億円)、政府関係企業から34億リンギ(約1,100億円)が投資される。道路などインフラの整備や不動産開発、サイバーセンターや医療機関、国際イスラム金融センター、産業誘致、ハラル食品ハブなどが計画され、今後20年間で80万件の雇用創出と、2025年までにひとりあたり年間平均収入11.5万リンギ(約370万円)を目指す。
(New Sunday Times / Prime News) 「イスカンダル開発地域」の名前は、ジョホール州のスルタンのお名前(イスカンダル・アルマルフム殿下)にちなんだようです。 |
| ●2006年11月4日(土) 次期国王決定 |
| 昨日王宮で開かれたスルタン特別会議で、トレンガヌ州のスルタン、ミザン・ザイナル・アビディン殿下が第13代国王を務めることに決定した。任期は12月13日から5年間。同任期の副王はクダー州のスルタン、アブドゥル・ハリム・ムアザン殿下。
(New Straits Times / Prime News) マレーシアの国王は、いくつかの州のスルタンが5年毎に交替で務めることになっています。現在のサイド・シラジュディン国王はプルリス州のスルタンで、2001年に当時の国王が任期途中で亡くなった後に現在の地位に就きました。 |
| ●2006年11月3日(金) ハノイでのフォーラムにマレーシアから学生4人が参加 |
| 来年1月にベトナムのハノイで開かれる第8回日立ヤングリーダーズイニシアチブ(HYLI)に参加するマレーシア代表が決まった。グレース・リム・リアウェイさん(マラヤ大学英文学)、モハメド・アリフさん(マレーシア国民大学国際関係)、シティ・サルワさん(同統計学・科学)、シティ・ハワさん(マレーシアプトラ大学獣医学)の4人で、インドネシア、日本、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの代表24人と会談する。4人はあらかじめ「中国とインドの経済発展がアジアにもたらすものは何か」または「水の管理と持続性におけるアジアの挑戦」のどちらかのテーマで論文を提出する。HYLI
は1996年に始められたプログラムで、地域問題について話し合って相互理解を深める場をアジア各国の学生達に提供し、将来のリーダーを育成することを目的にしている。
(New Straits Times / Prime News) 前回(第7回)は2005年にマレーシアで開かれたそうです(知らなかったなぁ……)。 |
| ●2006年11月2日(木) 南アフリカでマレーシア産海賊版DVD没収 |
| 南アフリカ共和国のヨハネスバーグ空港の税関で、マレーシアから出荷され、旅客機で運ばれてきた9,000枚の海賊版DVD、34万リンギ(約1,100万円)相当が没収された。詳しい生産元を突き止めるために、没収品の中からサンプルがロンドンにあるMPA(映画協会)の捜査研究所に送られた。生産元はマレーシアの首都圏にあると見られ、国内取引消費事務省は、調査の結果を待って生産者の手入れを行う予定。南アフリカ共和国ではこれまでにマレーシア産の海賊版DVD7万枚以上、245万リンギ(約7,900万円)相当を没収している。
(New Straits Times / Prime News) 貨物専用機だと検査がより厳しいので旅客機で運ばれた模様ですが、旅客の荷物にしては枚数が多すぎます……。 |
| ●2006年11月1日(水) マラッカ海峡の海賊の襲撃減る |
| 国際海事局(IMB)が昨日発表した報告書によると、マラッカ海峡で今年1〜9月に発生した海賊による船の襲撃件数は8件で、昨年同時期の10件より減った。全世界では今年1〜9月が174件、昨年同時期が205件。IMBのアジア海賊対策センターのチュン所長は、マラッカ海峡での件数の減少は特にインドネシアのパトロール強化によるものだと言う。しかし襲撃をIMBに報告すれば船が留め置かれてその日数分の収入が減ってしまうので、マイナーな襲撃は報告されないことも多い。チュン所長はどんなに軽い事件であってもIMBに報告するよう呼びかけている。マラッカ海峡を通る船は年間5万隻、世界全体の3分の1。
(New Straits Times / Prime News) 「報告されない襲撃」は5割以上と見積もられているので、実発生件数は報告件数の2倍以上ということです。 |
今日のマレーシア 2006年11月