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今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2006年10月
| ●2006年10月31日(火) ペトロナス、中国と920億リンギ(約3兆円)の取引確定 |
| アブドラ首相は、中国広西・壮族自治区の南寧で開催されているASEAN+中国の会議に出席し、温家宝首相と会談した後、マレーシアの国営石油会社ペトロナスが2009年から25年間で、中国に303万トンの液化天然ガス、920億リンギ(約3兆円)相当を輸出する契約が発効したと発表した。また、ペトロナスが開発したエンジンを、中国の南京自動車工業が年間10万ユニット生産する契約も成立した。このエンジンは排気基準「ユーロ5」で、中国産の車に使用され、2009年から市場に出る予定。ペトロナスには技術料の収入が見込まれる。
(The Star / Nation) 後半のエンジンについて: ペトロナスがF1に関与するようになって開発したエンジンEO1(99年に商品化)の改良・アップグレードバージョンで、排気基準「ユーロ5」はかなり厳しい基準だそうです。 |
| ●2006年10月30日(月) ボルネオサファリ4×4・2006チャレンジ開始 |
| 今年のボルネオサファリ4×4チャレンジに四輪駆動車73台が参加し、8日間でサバのジャングル地帯を走行する。うち、賞金を狙って競走するのは14台。参加者は日本から3組、サラワク州から1組、残りはサバ州から。一行はコタ・キナバルのサバ観光協会ビルを出発し、保安林地区に入り、岩の地帯や川、坂、泥炭地などでポイントを稼ぎながら走行して出発点に戻ってくる。主催はキナバル四輪駆動車協会。
(New Straits Times / Nation) 地元組がほとんどの中に日本から3組も!8日間元気でがんばってください。 |
| ●2006年10月29日(日) 4,000人が「水の祭典」に参加(トレンガヌ) |
| 26日夜、トレンガヌ州のゴルフリゾートで、タイの伝統行事「ロイ・クラトン(灯篭流し)」が行われ、4,000人以上が参加し、2,500の灯篭が流された。この行事はここ6年でみるみる規模が大きくなり、クランタン州やタイからの観光客にも人気。いまのところ州の行事カレンダーには載っていないが州ではこれを毎年責任を持って主催出来る団体に託して州レベルの行事にして行きたい考え。
(New Sunday Times / Nation) 赤・黄・青など鮮やかな色の紙で作った蓮の花の形の灯篭にろうそくや線香を立てて、人々が水に流している写真が載っています。参考: ローイ・クラトン(タイ王国大使館のページ) |
| ●2006年10月28日(土) 「民族間関係コース」は憲法と歴史に焦点 |
| 高等教育省は、国公立大学で今年度(6月)から必修になった「民族間関係コース」の内容の見直しを行った。12月から導入される新カリキュラムではマレーシアの歴史と憲法、国の政策を学び、多民族社会のメリットを理解することに重点が置かれている。憲法152条(国語)、153条(ブミプトラ=マレー系と先住民の立場)、3条(公的宗教はイスラム教だが他の宗教も尊重される)に触れ、独立に貢献した人々(3民族)が民族間の友好と歩み寄りの精神を憲法の条項に吹き込んだことを学び、実社会で平和と繁栄と調和に役立てて行こうとするのが目的。
(New Straits Times / Prime News) このコースを開始したばかりの頃、ある大学で使用した「ガイド」に特定の民族を批判する表現があったとして問題になりました。それを受けてコースの内容自体の見直しが行われたようです。(7月17日、18日に関連記事) |
| ●2006年10月27日(金) マレーシアの報道の自由度アップ |
| RSF(国境なき記者団)が24日に発表した「世界報道自由ランキング」で、168か国中、マレーシアは92位となり、昨年の115位から上昇した。フィンランド、アイスランド、アイルランド、オランダがそろって1位。東南アジアでは、初登場の東ティモールが83位でトップ、次いでマレーシア(92位)、インドネシア(103位)、カンボジア(108位)、タイ(122位)、フィリピン(142位)、シンガポール(146位)、ベトナム(155位)、ラオス(156位)、ミャンマー(164位)。東アジアでは韓国が31位でトップ、次いで台湾(43位)、日本(51位)、中国は大きく離れて163位(下位6位)。アメリカは2002年に17位だったがその後下降をたどり、今年は53位。ブッシュ政権の「テロとの戦い」に異議を唱えるジャーナリストを「国家の安全」の名の下に疑念視する風潮がその理由。最下位(168位)は北朝鮮。
(New Straits Times / Prime News) 「国境なき記者団」(仏語でRSF、英語でRWB)が発表した2006年の世界報道自由ランキング生データはこちら(英語サイト)。 |
| ●2006年10月26日(木) 連休中に銀行の金庫室の中身盗難 |
| クアラルンプールのスリ・クンバンガンのパブリック・バンクで、火曜日未明、708個ある貸し金庫のうち643個超が開けられ、98個の中身が盗まれた。犯人グループはビルの裏口から入り、階段で3階の弁護士事務所に昇ってドアを壊して侵入、床にドリルで穴をあけて2階にある銀行の金庫室に下りた。銀行に監視カメラはなかった。アンパン通りにある同銀行の本部で非常ベルをキャッチし、警察に知らせてセキュリティを現場に送ったが犯人グループは逃げた後だった。被害は現金、株券、宝石類、パスポートなどで正確な数量・金額は調査中。連休中の銀行の金庫室の盗難は過去にも数回発生している。
(New Straits Times / Prime News) この犯行グループは床にドリルで穴をあけて侵入した手口から「Tunnel Rat(ジネズミ)」という俗称がつきました。 |
| ●2006年10月25日(水) ハリ・ラヤ・プアサ 新聞休刊日 |
![]() ― マレー系のお正月。記事はお休みです。 ― 【右】マレー系の結婚式で、新郎新婦の入場の後に続く少年達の太鼓隊です。 |
| ●2006年10月24日(火) ハリ・ラヤ・プアサ 日本人観光客を呼び込め |
| マレーシア観光局のシャフリル・M・アリ日本担当局長談 : 日本人ツーリストは最近クーデターがあったタイを避けて観光の目的地を他に探している。移動時間の少ない台湾、中国、韓国が人気だが、ゴルフやエコ・ツーリズム、ビーチ・リゾート、スパなどを求めてマレーシアを選ぶ人も増えている。日本からの観光客が多い時期は7〜8月、5月、年末年始で、平均滞在日数は3〜4日。マレーシアで使う金額はひとり1日あたり平均294リンギ(約9,500円)。マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム(*)については今年8月までに116件の問い合わせがあった。退職年齢に達し始めた団塊の世代がこれからのターゲット。
(New Straits Times / travel) (*)マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム(MM2H)→マレーシアの銀行に一定額以上を預金することなどを条件に、外国人に長期滞在ビザの発行を認める政府の政策 |
| ●2006年10月23日(月) 国の休日 チョークを使う黒板にさようなら |
| 教育省は一部の学校で、チョークを使わないハイテク・ホワイトボードを導入する試験的プロジェクトを開始した。コンピューターとプロジェクターを連結させて専用ペンや指でタッチするだけで何通りもの色を使った文字やグラフなどが書け、生徒の関心を惹きやすく、チョークの粉を吸い込む心配もない。この種のホワイトボードはアメリカでは28の地域、15万の教室で採用されており、世界75か国に広まっている。価格は1つ3,000〜8,000リンギ(97,000〜258,000円)。試験校では取り扱いに慣れるまでは教師が不安を示したが、その後の評判は上々でホワイトボードを設置した教室は予約で満杯だという。
(New Straits Times / Nation) 2日前のディーパバリ(インド系のお正月)と明日のハリ・ラヤ(マレー系のお正月)にはさまれた本日月曜日は、もともとのカレンダーの色は「黒字(平日)」でしたが、この日を国の公休日にすることを18日前の10月5日に政府が発表しました。 |
| ●2006年10月22日(日) マレーシアの潜水艦に名前をつけて賞金を貰おう |
| 国防省は、マレーシア海軍初の潜水艦2艇の名前をコンテスト形式で国民から募集している。敗者賞なども合わせて賞金総額は5,000リンギ(約16万円)。ひとり何通でも応募可能で締め切りは12月30日。2002年に発注されたスコルペン級潜水艦2艇は、現在フランスのDCN社とスペインのナバンティア社が製造中で2009年に納品される予定。
(New Sunday Times / Prime News) このスコルペン級潜水艦、インドやチリなども発注しているそうです。 |
| ●2006年10月21日(土) ディーパバリ 新聞休刊日 |
![]() ― インド系のお正月。記事はお休みです。 ― 【右】ママック・ストール(インド系の屋台)の「ムルタバ」。 ひき肉と野菜をこねたものを、しっとりしたパイシートで包んで焼いたもので、カレーをつけていただきます。 |
| ●2006年10月20日(金) 北極横断に向けて4度目の訓練へ |
| アジア人女性として初めて南極大陸単独横断に成功(2005年1月)したシャリファ・マズリナさんが、来年4月に挑戦する北極横断の準備訓練のため、昨日スコットランドのタラクへ向かった。これまでにノルウェー、モントリオール、ロッキー山脈で訓練し、これが4度目。このあと12月と来年2月にノルウェーでの訓練が予定されている。シャリファさんはマラ工科大学の体育講師で、一連の遠征の経験をもとにスポーツ心理学の分野で博士論文を執筆する予定。また2010年に行われるグリーンランド・トレックにアジア代表として参加するよう招待を受けている。これはアムンゼンの南極到達(1911年)100周年を記念する行事で、招待者はノルウェーのリヴ・アーネセンさん(1994年に南極スキー横断に成功した女性)。
(New Straits Times / Prime News) 世間はディーパバリ(インド系のお正月)とハリ・ラヤ(マレー系のお正月)ムードですが、シャリファさんにはお休みはありません。 |
| ●2006年10月19日(木) カダザンドゥスン族の生徒ら、文化交流で韓国へ(サバ州) |
| 17日夜、カダザンドゥスン族の生徒22人(中心年齢16歳)が韓国に向けて出発した。これはカダザンドゥスン文化協会が企画した国際交流プログラムによるもので、2年前に韓国の文化財団がサバ州の収穫祭を訪れたのがきっかけ。一行は8日間の予定で韓国の家庭に滞在し、学校を訪問し、民族衣装を着てサバの伝統的な踊り(マグナティップ=竹を使った踊り)や楽器演奏(ソンポタン=竹の管楽器)を披露する。
(New Straits Times / Nation) 参加者のひとり、オナ・ライサンダーさんは「韓国について知っていることは?」と聞かれ「冬のソナタ」と答えたそうです。 |
| ●2006年10月18日(水) 9月の新車売上げ、落ち込む |
| マレーシア自動車協会(MAA)によると、9月の新車の販売台数は42,884台で、前年同月の50,542台に比べて約7,700台減り、今年8月と比べても4,305台(9.1%)減った。1月〜9月の累計では382,403台(昨年同時期は408,349台)。10月は9月よりさらに低くなると予想されている。原因は、インフレ、経済の停滞、中古車価格が安い、ローンを組む手続きが厳しく消費者が慎重になっていることだと思われる。MAAは、昨年1年間の販売台数551,042台に対し、今年1年間の販売予測を最初は565,000台と発表したが、販売実績が8か月連続で減少し、先ごろ520,000台に下方修正した。
(New Straits Times / Biznews) 販売台数は減っていますが、国産車メーカー、プロドゥアの「Myvi」が「オートカー・アセアン」のスーパーミニ部門で「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。 |
| ●2006年10月17日(火) KLでパトロール強化、幹線道路で交通違反の取締り強化 |
| 16日、クアラルンプール・シティ・センターの犯罪抑止のため、警官48人が路上パトロールを開始した。これまでの巡査16人から人数を増やして警視補佐までが加わり、3交替、24時間体制で任務に当たる。対象地域はスルタン・イスマイル通りやKLCC、セントラルマーケットなどの商業・観光地域。また今週末からのホリデイ・シーズンには、帰省ラッシュに向け、主要幹線道路や高速道路に5,554人の警官を配置して交通違反の取締りを行う。
(The Star / Nation) KL市内のパトロールは、ぜひこの体制でずっと続けていただきたい。 |
| ●2006年10月16日(月) 犯罪件数が昨年より11%増加 |
| 内務省のタン副大臣は、今年1月〜7月の犯罪件数は130,457件で、昨年同時期の117,200件と比べて11%増加したと発表した。クアラルンプールでは今年8月までで15,653件で、昨年1年間の14,296件を既に上回った。その中で特に目立つのは殺人、強姦、強盗など重大犯罪の3,851件で、これも昨年1年間の3,229件を上回っている。副大臣は「犯罪防止は警察の力だけでなく市民の協力によって成り立つ。市民は自発的に情報提供を」と呼びかけた。
(New Straits Times / Prime News) 10日の記事(6つ下)の「シティ・センターで年末までに犯罪ゼロ目標」の背景はこれだったわけですね。 |
| ●2006年10月15日(日) 求人はあるのに求職者が応じない |
| 現在国内での求人671,525件に対し、人的資源局に登録している求職者は約半数の359,000人である。求人の種類はは多い順に、一般総合職、機械・組み立て工、農・漁業部門の熟練者、販売・サービス部門。7月に国内の大卒未就職者が6万人を超えていると発表されたが、マラッカ州の役人モハマド・アリ・ルスタム氏は「職がないのではなく、探さないだけだ」と言う。また「特にブミプトラ(マレー人と先住民)の大卒は公務員にこだわる傾向があるが、学生のうちから起業スキルを学ぶなど心構えを変えて、私企業部門でも活躍して欲しい」と言った。
(New Sunday Times / Prime News) マラッカ川の汚染をきれいにするバクテリアの培養をしている会社の場合、大卒の基本給は月1,200リンギ(約39,000円)だそうです。 |
| ●2006年10月14日(土) ASEANがヘイズに関する条約への批准をインドネシアに要請 |
| 13日、インドネシアのペカンバルでASEAN諸国の環境大臣会議が開かれ、インドネシアはヘイズ(煙害)防止に関する地域条約に早期に批准するよう要請された。これに批准すればインドネシアは、畑や森林の燃焼禁止を国内で制度化する必要が出てくるが、域内の条約締結国から消防活動や人工降雨のための基金の提供を受けられるようになる。域内でこの条約に批准していないのはフィリピンとインドネシアのみで、インドネシアで批准が遅れている理由は、地方自治が強く、各地の焼畑や森林火災を政府が統制するのが難しいからだという。 (New Straits Times / Prime News) 例年だと10月には風向きが変わってマレーシアに流れてくるヘイズはおさまっている頃ですが、今年は長引いています。 |
| ●2006年10月13日(金) 112歳のおばあちゃん、断食を敢行 |
| クダー州クアラ・ネランの村に住むチク・サレーさん(112歳、女性)は、国内でラマダン月の断食を実行している最年長であると思われる。長寿の秘訣は健康的な食事で、薬草をたくさん摂り、肉はほとんど食べず、ごはんを少々。今は運動をしていないが若い頃畑仕事で体を鍛えたと言う。パダン・テラップ出身のガザリ・イブラヒム国会議員が11日にチクさん宅を訪問し、お祝い金2,500リンギ(約8万円)を贈呈した。チクさんは体の不自由な孫(54歳)とふたりで今にも崩れそうな家に住んでおり、ガザリ議員は家の改修費として5,000リンギ(約16.2万円)を用意するつもりだと言った。
(The Star / Nation) 老人、子供、病人、妊婦などはラマダン期間の日の出から日の入りまでの断食を免除されますが、チクさんのように、元気だから自分の意志で行っているお年寄りもいるわけですね。ラマダン明けまであと10日ほどです。 |
| ●2006年10月12日(木) 暴風雨被害にもかかわらず、オランウータンは人気 |
| サバ州のセピロック・オランウータン・リハビリテーション・センターで、8日夕方、暴風雨で見学台(約300人収容可能)が破壊され、9日にセンターを訪れた客はオランウータンの見学が出来なかった。しかし中にはオランウータンを見るために地球半周の距離からやって来た観光客もおり、センターでは特別措置として10日から、クリニックゾーンで自然に帰るためのトレーニングを受けているオランウータンの子どもを公開している。トレーニング中のオランウータンを守るため、ゾーンにはロープが張られ、観光客には立ち入りの前に靴を消毒液に浸すことが義務づけられている。昨年1年間でセピロックを訪れた観光客は95,835人、うち半数以上が外国人。今年1月〜6月では47,524人。
(New Straits Times / Nation) センターで生まれ、トレーニング中の3歳のロザリンダちゃんが観光客に遠くから見守られながらひとりで歩いている写真が載っています。 |
| ●2006年10月11日(水) ペラ州の歴史の「空白」を埋める努力を |
| ペラ州のタイピン博物館の図書館は、かつてペラ州の歴史について調査するのに大変重要な書物を揃えていたが、本の保存状態が悪く朽ちかけていたり、蔵書リストにあるのに実際は無くなっているものもある。そこでペラ遺産協会のモハマド・タイブさんは、州政府と国家遺産局に、もとの蔵書を取り戻すための費用の捻出を呼びかけている。タイブさんによると、イギリスの大英博物館の図書館にはタイピン図書館の蔵書リストと同じ書物があり、植民地時代に発効した「本の出版と登録条例」によると、ペラの歴史についての本は全て、そのコピーをタイピン博物館と大英博物館に置くことになっているという。タイブさんはこれを根拠に、タイピンにない書物のコピーを大英博物館から提供してもらうよう働きかける考え。大英のほかにはオランダのレイデン博物館の図書館にペラやその他の州についての書物が多いという。
(New Straits Times / Nation) 独立前にイギリスが制定した条例というわけですか。無効になっていなければよいのですが。 |
| ●2006年10月10日(火) シティ・センターで「犯罪ゼロ」が目標 |
| ダン・ワンギ警察署の署長が、管轄地域であるクアラルンプールのシティ・センターで今年末までに「犯罪ゼロ」を目指していると言った。この計画は少なくとも8つの政府機関を巻き込んで2か月前から始まり、格安ホテルやナイトスポット、商店などの集中手入れを行い、これまでに98人が逮捕されている。内訳はブキッ・ビンタンやスルタン・イスマイル通りで不法滞在外国人48人、車の窃盗で3人、麻薬使用と所持で31人など。その他、爆竹21箱が押収されたり、日曜朝のラジャ・ラウト通りでバイク3,169台、車574台の検問が行われたりしている。
(New Straits Times / Prime News) 2007年「ヴィジット・マレーシア・イヤー」に向けての大きな目標です。当の警察署長さん、「ゼロは無理でも、相当減らすことが出来るでしょう」とおっしゃっています。がんばっていただきたい。 |
| ●2006年10月9日(月) ヘイズ:校長の判断で学校閉鎖をしてよい、と教育相 |
| ヒシャムディン教育相は、ヘイズ(煙害)により大気汚染指数(API)が300を超した地域では、教育省に答申せず校長の判断で学校閉鎖を行ってよい、と通告した。過去においては、APIが200〜300の場合、運動や屋外活動は控えられている。8日午後5時の段階で、51の市町村のうちAPIが改善したのは24か所、悪化したのが27か所。
(New Straits Times / Prime News) 昨年の8月11日、一部の地域でAPIが500を越えて非常事態宣言が出されましたが、今日のクアラルンプールの空気はそれに近づきつつある感じがします。大気汚染指数は0〜50→良好、51〜100→普通、101〜200→不健康、201〜300→非常に不健康、301〜500→危険。 |
| ●2006年10月8日(日) ヘイズ(煙害)で蛍が減る |
| ここのところ、インドネシアの山焼きによるヘイズ(煙害)がマレーシア各地で悪化しており、クアラスランゴールでは蛍が減少している。蛍公園に20年勤めるアブドゥル・マリクさんは、「去年ヘイズがひどかった時にも蛍が減った。蛍はブレンバンの木に留まって交尾するが、ヘイズの間は別の虫が出てミルク状の分泌液をブレンバンの葉につけて蛍を追い出している。通常この虫はヘイズがおさまると消える」と説明する。
(New Sunday Times / Prime News) ただでさえ減っている蛍なのに。それにしてもヘイズの時だけ出てくる虫? いったい何なのでしょう? |
| ●2006年10月7日(土) クアンタンで警官の自転車パトロールが復活 |
| クアンタン市街で警官による自転車パトロールが復活した。ひったくりなどの犯罪の抑止のため、パハン州のスルタン、アフマド・シャーが発案したもの。計画が早期実現するようにとスルタンは9月21日に自転車30台を警察に寄贈し、10月5日、この自転車に乗って警官20人が市街に繰り出した。自転車隊は10人ずつの2チームで、10時〜14時、14時〜18時の2シフト制。担当巡査のひとりは「自転車隊は徒歩とバイクのパトロールを補完するものです」と言う。
(New Straits Times / Nation) この自転車隊、街の人から「一緒に写真を撮ってください」とお願いされるほど人気のようですが、18時以降はシフトがないんですね? |
| ●2006年10月6日(金) マレーシア国民大学が世界の大学トップ200入り |
| 「ザ・タイムズ高等教育増刊」で発表された2006年の世界の大学ランキングで、マレーシア国民大学が185位になった。昨年の289位から104位上昇。一方マラヤ大学は2年前に100位内に入ったがその後下降を続け、今年は192位。1〜13位をアメリカとイギリスの大学が占め、14位に北京大学がランクされ、アジアでトップ。トップ100の国別内訳は、アメリカが33校、イギリスが15校、オーストラリアとオランダが7校、スイスとフランスが5校、香港、日本、カナダ、ドイツが3校、中国、インド、シンガポール、ニュージーランド、ベルギーが2校。世界500の大学についての評価基準は、3,703人の学者に研究成果の観点でそれぞれベスト30校を選んでもらう、世界736人の企業家の評価、教員数と学生数の比、留学生や有名な研究機関からの研究者がどの程度いるか、など。
(New Straits Times / Prime News) 日本の大学でランクインしたのは東大が19位、あと2校はデータが載っていなくてわかりません。 |
| ●2006年10月5日(木) 耐震技術コンテストでマレーシアの生徒が入賞 |
| 先月台湾で行われた「耐震技術実演」コンテストで、サバ州サンダカンのセント・メアリー中等学校6年生4人のグループが3位を受賞した。コンテストは台湾国立耐震技術研究センター(NCREE)、ブリティッシュカウンシル、ブリストル大学が主催し、アジア太平洋経済協力の国々が参加。参加者は、木材と糊と糸を使って高さ50センチの建物を作り、それをNCREEの地震テーブルに乗せて耐震性を競う。4人はコンテストに向けて全部で9つのモデルを作成し、毎週末サバマレーシア大学の地震テーブルを使って、大学に行けない時には自分たちでテーブルを揺らして実験を行ってきた。4人にはトロフィー、賞状、賞金1,000リンギ(約32,000円)が贈られた。
(New Straits Times / Prime News) いたってシンプルに見える受賞作品の前でVサインを出す4人の後ろには、他の参加者達がお弁当を食べている様子が写っています。 |
| ●2006年10月4日(水) 台風の影響でサラワクにヘイズ(煙害) |
| ボルネオ島のサラワク州の6か所で大気汚染指数(API)が「不健康」レベルに達した。州のチャン副知事によると、フィリピン北部を襲った台風が北上を続け、その影響で風の向きが変わり、ヘイズがカリマンタン(ボルネオ島中〜南部)からサラワクへ流れてきたという。州では2〜3日以内に人工降雨を計画している。
(New Straits Times / Nation) 昨日のリー顧問相の謝罪文に対してアブドラ首相は「受理したが、ありがたくない」という受け取り方です。問題視された発言の撤回がなかったことを不満に思っているようですが、これ以上言い争うつもりもなさそうです。 |
| ●2006年10月3日(火) リー・クアンユー顧問相がアブドラ首相に謝罪 |
| 9月にシンガポールで開かれたIMF・世界銀行総会の自由対談で、シンガポールのリー・クワンユー顧問相が「隣国(マレーシア、インドネシア)では華人が制度的に差別されている」という趣旨の発言をしたことに対し、9月25日にマレーシアのアブドラ首相が「歓迎されざる発言」として謝罪を求める書簡を送付。リー顧問相はそれに答えて29日に謝罪の書簡をアブドラ首相に返信した。書簡の中でリー顧問相は発言の内容それ自体は変えようとはしていないが、マレーシアに不愉快な思いをさせたことを深く詫び、内政に干渉するつもりはなく、両国の良好な関係の中でトラブルを起こしたくはないと述べている。
(New Straits Times / Prime News) 影響力の強い立場の人が公的な場で発言する内容は、ちょっとでも問題視されるとそれだけ「抜き出されて」「誇張されて」報道されますからね。リー顧問相、潔い謝罪でした。 |
| ●2006年10月2日(月) 警官13人に、麻薬捜査で押収した現金着服の疑い |
| 今年6月、ジョホール・バルのタマン・セントーサで、麻薬と現金75万リンギ(約2,400万円)が押収されたが、捜査チームの10人を含む合計13人の警官に、その現金を着服した疑いが持たれている。13人の配分額が均等でなかったため、関係者の間で不満が漏れ、噂が広まり、ブキッ・アマンの警視庁本局は特別チームをジョホール・バルに送り、13人の取調べを開始した。ムサ・ハッサン警視総監は先ごろ、警官の収賄や汚職撲滅計画を発表し、観光客から盗みを働いた疑いのある巡査の処分を決定したばかり。
(New Straits Times / Prime News) 昨日のキナバル山クライマソン男性の部ではメキシコ人のリカルド・メヒアさんが優勝しました。地元ランナーのミウスさん(2位)がかなり追い上げて接戦だった模様です。 |
| ●2006年10月1日(日) キナバル山クライマソンでチェコ人女性が優勝 |
| サバ州のキナバル山(標高4,095メートル)で行われている21キロを走る国際マラソン大会の女性の部でチェコのアナ・ピチルトバさんが優勝し、賞金4,500USドル(約53万円)を獲得した。アナさんは2002年に2位だったのをはじめ、過去4回入賞している。熟年男性の部ではサルム・サディさん(41歳)が優勝し、賞金1,000リンギ(約32,000円)を獲得した。本日(10月1日)は男性の部が行われ、メキシコ人のリカルド・メヒアさんがタイトルを防衛できるか注目を集めている。キナバル山国際マラソン大会(クライマソン)は1987年に始まり、毎年20を超える国々から参加者が集まっている。
(New Straits Times / Nation) 地元の人々が沿道に並んでアナさんの快走に拍手を贈っている写真が出ています。今日の男性の部では地元ランナーもきっとがんばったはず。 |
今日のマレーシア 2006年10月