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今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2006年7月
| 7月30日(日)〜8月10日(木)は 更新をお休みさせていただきました。 |
| ●2006年7月29日(土) 伝統医療のコースを大学で設置する動きへ |
| 「女性の健康とアジア伝統医療会議」の開会式でチュア厚相が挨拶し、政府は大学に伝統補完医療のコースを設置、認可することを計画中であることを発表した。同時に「伝統医療規制法」を作り、療法士を登録制にして施術の認可と倫理規定管理を行う予定。現在国内にいる外国人の伝統補完医療士は219人で、そのほとんどがアーユルヴェーダ、マッサージ、リフレクソロジーの部門。また厚生省が認可している14,385の漢方薬や伝統薬のうち、60%は国産で40%は中国、インドネシア、インドからの輸入品。厚生省は地元の大学に伝統補完医療のコースを作り、地元企業に漢方薬や伝統薬の部門を拡大するよう呼びかけ、国内での伝統補完医療を強化して行きたい考え。
(New Straits Times / Prime News) 会議に出席したマレーシア代表のラサダさんによると、マレーシアの伝統医療薬は安全性と質を確証する研究が欠けているとのことです。 |
| ●2006年7月28日(金) 新車の売上げ、今年は低下 |
| マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、今年上半期の新車売上げ実績は24.8万台で昨年同期の26.1万台より5%低下。今年1月に発表した年間売上げ予測56.5万台を、52万台に下方修正した。昨年の実績は55.1万台で、今年の修正予測はそれを6%下回ることになる。今年政府の国産車政策が変わり、新車の価格は抑え気味だが中古車の価値も下がっているので、所有している車を売って新車を買おうという動きが鈍っている。香港の経済評論家によると「国産車メーカーは中古車を買い取って外国に売ることを検討しているが、質と価格に問題があり、外国の政府がマレーシアの中古車の輸入を許可するかどうかは疑問」
(New Straits Times / Prime News) ASEAN域内ではシンガポールを除いて軒並み新車の売上げは停滞中だそうです。 |
| ●2006年7月27日(木) 東アジア共同体設立に向け、3分野に焦点 |
| クアラルンプールで開かれた東アジアサミット(ASEAN+3)に出席した各国外相は、東アジア共同体の早期設立に向けて、「政治・安全」「金融・経済」「文化・人材開発」の3つの分野に関する計画の実行とフォローアップを各国政府が行うことで合意した。中でも優先事項はエネルギー、金融、教育、鳥インフルエンザ、天災。マレーシアのサイド・ハミド外相は東アジア共同体実現の推進力は「ASEAN+3」だが、「+3(日本、韓国、中国)」には今以上に協力を求めたいと要請。この他外相会議では、フランスの東南アジア友好協力条約への加盟に賛成、イスラエル−パレスチナ問題は国連安保理決議1515に基づいてカルテット(国連、ロシア、EU、アメリカ)がまとめたロードマップ和平案の実行に早期に戻るよう要請、レバノンの主権・領土保全・統一・政治的独立を要請することで合意した。
(New Straits Times / Prime News) 明日は今回の国際会議最大規模のASEAN地域フォーラムです。 |
| ●2006年7月26日(水) 地震の噂でジャカルタがパニックに(インドネシア) |
| 昨日「ジャカルタでマグニチュード8.8の地震が起こるかも」というメールが出回り、インドネシアの気象庁には問い合わせが殺到、オフィスビルでは人々が外に逃げ出した。気象庁は「デマに惑わされないように」と呼びかけ、警察はメールのソースとオリジナル文書の発信元の捜査を始めた。先週ジャワ島南海岸を襲った津波が628人の死者を出し、国民は天災に対して神経質になっている。
(New Straits Times / World) 悪質なデマメールは「日本の情報によると」などと書かれているそうです。 |
| ●2006年7月25日(火) セントラルマーケット拡大計画に1,800万リンギ(約5.7億円) |
| クアラルンプールのセントラルマーケットの管理会社は、マーケットに面するハン・カストゥリ通りに800万リンギ(約2.5億円)でモールを設置、もう一方の川に面した側に1,000万リンギ(約3.2億円)で飲食街を設置する計画がある。前者は2007年初頭に完成、後者は権威当局から許可が下りてから12か月後に完成予定。この他、ヴィジット・マレーシア・イヤー2007向けプロモーションイベントの予算として3,500万リンギ(約11億円)を充てている。食料品や工芸品の市場として118年の歴史を持つセントラルマーケットのリース権を2004年に現在の管理会社が買い取ってから、内部を大掛かりに改装し、訪問者数は月平均120万人から60〜70%増えて約200万人になっている。テナントは現在433件。管理会社はこの投資を15年で回収するとしている。
(New Straits Times / Biznews) 先月久しぶりにセントラルマーケットに行ってみたら、内部がとても近代的になっておしゃれな店が増えているのにびっくりしました(まだ一部工事中)。以前の「ごちゃっ」とした雰囲気もまたよかったのですが。 |
| ●2006年7月24日(月) 自殺の実態 民族別ではインド人に多い |
| マレーシア国民大学精神医学部のマニアム教授によると、マレーシア人の自殺者と自殺未遂者の平均は10万人あたり10〜12人。民族別ではマレー人が10万人あたり6人、華人が同じく15人、インド人が30〜35人。東マレーシアとオラン・アスリについてはデータがない。原因は精神障害、うつ、情緒的ストレス、人間関係、心配事、貧困、虐待、アルコール依存症、麻薬中毒、失業。スリランカでは自殺に使われる除草剤の販売に規制を加えて入手しにくくすることで自殺を減らすことに成功している。マニアム教授はこのことを例に挙げ、またタミル映画から自殺シーンを減らすなどして人々に自殺を駆り立てる要素を排除することが必要だと述べる。
(New Straits Times / Prime News) 昨年9月13日の記事ではマレーシア人の自殺者平均が10万人中9.3人、マレー人2.6人、華人8.6人、インド人21.1人でした。今回の記事では「未遂者」まで含んでいることもあり、全体に数字が上がっています。 |
| ●2006年7月23日(日) 第9次マレーシア計画の学校プロジェクト、好調な出だし |
| 4日前、アブドラ首相が9MP(第9次マレーシア計画=経済5か年計画)下の880のプロジェクト(150億リンギ相当≒4,700億円)を発表した。うち497のインフラ計画は学校の建設や改修など、教育省の管轄下の内容である。昨日ヒシャムディン教育相はバンギのバンダル・スリ・プトラ国民学校の起工式を行い、いち早くプロジェクトの一部をスタートさせた。完成は2年後の予定だが、大臣は建設の進行状況を省が責任を持って監督すると述べた。9MPの下で教育省に割り当てられているのはプレ・スクール教育に3.3億リンギ(約104億円)、初等教育に41億リンギ(約1,300億円)、中等教育に45億リンギ(約1,400億リンギ)、その他(スポーツ学校、寄宿学校、大学予科、技術・職業訓練)に21億リンギ(約663億円)。
(New Sunday Times / Prime News) ヒシャムディン大臣が学校建設の状況を「省が監督する」と言った背景には、期限内に完成しない、途中で放棄される、完成しても出来が悪い(屋根から水漏れなど)プロジェクトが多いという現状があります。 |
| ●2006年7月22日(土) 民族楽器の本の著者は16歳 |
| リー・エレインさん(16歳)は2年前からマレーシアの各地を旅して100以上の民族楽器について取材し、『マレーシアの民族楽器』という本を書き上げた。20日に出版されて既に400部以上を売り上げ、『マレーシア・ブック・オブ・レコーズ』に「楽器の本の最年少著者」として認定された。3歳で音楽に興味を示し、6歳からピアノを習い、国民芸術アカデミーを卒業。2006年度国際香港青年聖歌隊フェスティバルで、クラシック・ボーカルの金メダルを受賞。著書で紹介した楽器の90%を自分で演奏することが出来、中でもサラワクの「サペ(sape)」という楽器がお気に入り。
(New Straits Times / Prime News) サペ(sape)は、サラワクの民族の伝統的な弦楽器で、「ロングハウス」と呼ばれる住まいでの踊りなどで使われるそうです。写真はこちら。 |
| ●2006年7月21日(金) プリペイド携帯電話のユーザー登録、まだ30%未満 |
| 電力・水道・通信省は、プリペイド携帯電話が犯罪など好ましくない目的で使われるのを防止するため、昨年ユーザー登録を義務づけた。登録期限は今から5か月後の12月15日(プラス『猶予期間』としてさらに14日)で、これ以降は未登録のプリペイド番号は使えなくなる。現在のプリペイドユーザー1,790万人のうち登録済みは500万人(28%)で、7割以上が未登録。省のシャジマン副大臣は「典型的なマレーシア人気質の『ティダ・アパ(気にしない)』だ。期限直前に手続きが殺到するだろうから、皆さんお早めに登録を」と勧める。登録は無料、各通信会社(Maxis、Celcom、DiGi)のサービスセンターなどで。
(New Straits Times / Nation) 通信会社から携帯メールで、登録を促す通知が来たので、サービスセンターに行って登録してきました。手続きはとても簡単でしたが、「登録完了」通知メールが来るまで1か月かかりました。 |
| ●2006年7月20日(木) ヘイズ(煙害)の状況 |
| マラッカ海峡、クラン、ペナンなどでヘイズが深刻化している。気象サービス局によると、昨日マラッカ海峡では視界が5キロ以下になり、海峡を航行する船舶はナビゲーション補助がないと危険な状態。クランでは、インドネシアの山焼きによる煙が流れてくるのに加えて、地元でも不法移民が関与していると見られる野焼きが行われており、これが状況をますます悪化させている。環境局、警察、消防局などが消火と取締りを行っている。一方ペナンではあと数日で風向きが変わり、状況は徐々によくなると予想されている。19日の大気汚染指数(API)はクランで81、ペナンの3か所で72〜90でともに「普通」。
(New Straits Times / Prime News) ◎大気汚染指数は0〜50→良好、51〜100→普通、101〜200→不健康、201〜300→非常に不健康、301〜500→危険。 ◎2日前の記事の、マレーシア・プトラ大学で使われている「民族間関係コース」の『ガイド』は撤収されることが国会で決まりました。 |
| ●2006年7月19日(水) 来週ASEAN外相会議(クアラルンプール) |
| 来週クアラルンプールで開かれる第39回ASEAN外相会議では、北朝鮮の核兵器計画とミャンマーの民主改革の遅れが話題の中心になりそうだ。24日(月)にアブドラ首相の演説で開幕、ASEANメンバー国は、域内のビザ免除に関する協定に調印する。これにより域内国の国民が域内に旅行する時は自動的に2週間の滞在が認められるようになる。また、フランスが東南アジア友好協力条約に加盟し、ASEAN以外の国では11番目となる。ASEANプラス3(中国・韓国・日本)の外相会議では去年12月のサミットでの合意事項のフォローアップが行われる。最終日の28日(金)にはASEANと、6つの対話パートナー(アメリカ、ロシア、EU、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ)と、北朝鮮、バングラデシュ、モンゴル、パキスタン、パプアニューギニア、東ティモールが参加するASEAN地域フォーラムが開かれる。ASEAN会議の来年の議長国はフィリピン。
(New Straits Times / Prime News) 昨日ヘイズ(煙害)による大気汚染指数(API)が国内3か所で「不健康」レベルに達しました。今日はクアラルンプールも煙っています。 |
| ●2006年7月18日(火) 続報:それは「教科書」ではない |
| 国公立大学で必修となった「民族間関係コース」の「教科書」の記述が不適切とする論争が起こっているが、このコースを計画した「多民族チーム」のシャムスル教授は「このコースには推薦図書のリストはあるが『教科書』はない。今議論されているのは、ある大学(マレーシア・プトラ大学)が独自に採用した『指導ガイド』の中味についてであり、これを『教科書』だと誤認識されたものだ。誤りは正さなければならないが、『教科書』ではない『ガイド』にいくつか不適切な箇所があるからといって計画の全てを白紙に戻せという要求があるとしたら、ナンセンスだ」と言った。コースの概要は、・基本概念(民族は多数)、・マレーシア形成の歴史、・憲法、・マレーシア特有の背景における宗教、・平等な多民族社会への動き。問題になっている『ガイド』には、過去のいくつかの民族間暴動の事例において、一部の民族を批判しているととれる表現がある。
(New Straits Times / Prime News) 4日前の記事のシティ・ヌルハリザ(27歳)が昨日、噂のビジネスマン、カリドさん(47歳)と共同記者会見を開き、8月に結婚すると発表しました。グーグル・マレーシアでの検索度、さらに上がる? |
| ●2006年7月17日(月) 大学での「民族間関係コース」は継続 |
| 国公立大学で今年度の学期開始時(6月)から「民族間関係コース」が必修となったが、14日、民主行動党(華人系野党)が高等教育省に対し、教科書の使用の中止を求めた。民族間の不和の元となるような虚偽に満ちた極端な内容で、国家の利益にならないというのが党の主張。これに対し高等教育省のオン副大臣は「始めたばかりのコースなので継続する。教科書についての民主行動党の主張は検討の段階に入った」と答えた。 (New Straits Times / Prime News) 教科書問題。日本の社会科だけではないようですね。 |
| ●2006年7月16日(日) ティオマン島は生物学上の宝庫 |
| マレーシア国民大学のリー・グリスマー博士は、ティオマン島で2000年にトカゲなどの新種14種類が発見され、さらに現在5種が(新種との)公式認定を待っており、この島はまだまだ生物学的に新種が発見される可能性があると言う。博士によると、ティオマン島の生物の起源はマレー半島とボルネオ島の両方で、ティオマン島に上陸した祖先が島の環境に適応しながら新しい種へ進化してきたもので、その多様性は博士がこれまで研究してきた中央アメリカや中国の比ではないと言う。珍しい発見の例は、世界で唯一浜辺に住むヤモリ、地中の洞窟に住むカエル(日が当たらないので、オタマジャクシは黒でなくピンク色)、青いガラガラヘビなど。博士は明日マレーシア・ネイチャー・ソサエティで研究について講演を行う。
(New Sunday Times / Prime News) そ〜か、日に当たらなければオタマジャクシも色白なのですね。 |
| ●2006年7月15日(土) サラワク、手足口病がまた流行 |
| サラワク州では今年1月末から手足口病が流行し、幼稚園や小学校が一時閉鎖されて収束に向かっていたが、5月はじめからまた感染報告が増えている。昨日までで感染の合計数は11,935人、死者11人。昨日だけで66人、うち入院が10人。州の副知事で災害救援委員会会長のチャン氏は「2回目の流行は州の総選挙などで人の往来が多かったことによるものだろう。もし感染数が増え続けるようならまた学校閉鎖などの措置を考える。マレーシアサラワク大学の分析によると主な病原菌はエンテロウィルス71型」と述べた。
(New Straits Times / Nation) 今年3月25日時点では感染報告が6,424人でしたが、その約2倍になっています。 |
| ●2006年7月14日(金) 最もググられたマレーシア人は「シティ・ヌルハリザ」 |
| グーグル・マレーシア(www.google.com.my)で検索された言葉の5月の月間発表で、歌手の「シティ・ヌルハリザ」が12位、人名としては1位、4か月連続で上位にいる。5月のその他の上位は、1〜3位が地元の新聞名、4位
風水、5位 アメリカン・アイドル(TV番組)、6位と8位が求職関係、7位 結婚式スピーチ、9位
ポリテクニック、10位 ウィキペディア、11位 星占い、13位 エア・アジア(格安航空会社)、14位
メイバンク2U(銀行のサイト)、15位 Uitm(マラ工科大学)。 (New Straits
Times / Prime News) シティ・ヌルハリザは2月頃ビジネスマンとのロマンスの噂が広まって(本人はやんわりと否定)急激に検索数が伸びたそうです。 |
| ●2006年7月13日(木) 「ハッピー・プラネット指数」で44位、だが衛生面は? |
| ●イギリスのシンク・タンク「ニュー・エコノミックス財団(NEF)」が世界178か国について、国民の寿命、福祉、及びそれを維持するための環境への影響度をもとに、「ハッピー・プラネット指数」として国の「幸せ度合い」を発表した。1位バヌアツ、2位コロンビア、3位コスタリカ、4位ドミニカ、5位パナマ。マレーシアは44位で、近隣の国ではフィリピンが17位、インドネシアが23位。産業化の進んでいる8か国はどれも順位が低く、イタリアが66位、ドイツ81位、日本95位、イギリス108位、カナダ111位、フランス129位、アメリカ150位、ロシア172位。 ●「衛生協会」が8か国それぞれ千人ずつ計8千人を対象に今年5月に実施した調査で、マレーシア人の34%が食事の前や食べ物に触れる前に手を洗わない、29%がトイレの後手を洗わないという結果が出た。手を洗うことが雑菌処理に有効な方法だと認識している人も30%と低い。 (New Straits Times / Prime News) 衛生の調査の担当者によると、公共の場所よりも家の中での方が雑菌に触れる割合が多い(特に食べ物が媒介する雑菌による感染症)そうです。手はこまめに洗いましょう。 |
| ●2006年7月12日(水) 社会問題とされる若者の行動は? |
| 「マレーシア人口と家族計画委員会」が13〜24歳の若者の行動の社会的問題について2004年に調査した結果を発表した。10年前(1994年)と比べて、「親が知らずに深夜徘徊」が2.3%→13.5%、「親が知らずに喫煙」が3.2%→9.8%と増。男女別では「深夜徘徊」が男子22.2%、女子4.6%、「喫煙」が男子18.5%、女子0.9%。他の項目は男女合わせて「暴力行為」が1.4%、「不法賭博」が2.9%、「麻薬使用」が1.3%。委員会では問題はさほど深刻ではないものの、原因(親の教育不足、仲間の誘い、孤独など)を突き止めて早いうちに取り除かなければならないとしている。調査は1974年から10年毎に行われている。 (New
Straits Times / Prime News) ん〜、「13歳」と「24歳」では「親が知らずに深夜徘徊」という行動を同等には測れないように思いますが……。 |
| ●2006年7月11日(火) 麻薬1440万リンギ(約4.5億円)相当を押収 |
| 9日(日)、警察が20のチームを組んでクダー州とペナン州で同時手入れを行い、クダー州のクリムで麻薬1440万リンギ相当を押収、国際的シンジケートに属すると見られる21人を逮捕した。1回の押収量としては今年最大。この他に各国通貨(USドル、シンガポールドル、中国人民元、スリランカルピー、香港ドル、タイバーツ)13.4万リンギ(約420万円)相当と車3台を押収し、メンバー名義の銀行口座(残高17.7万リンギ≒550万円)を凍結した。このシンジケートは国内とオーストラリア、日本、香港などに麻薬を密売していたと見られ、警察は、2004年にスランゴール州で摘発されたシンジケートと関係があるのではないかとして調査している。
(New Straits Times / Prime News) 原料購入→密造→販売まで一貫して行っている大組織で、化粧品や石鹸を作る工場で製造していたそうです。 |
| ●2006年7月10日(月) ブキッ・ビンタンがW 杯決勝戦に沸いた |
| 携帯電話の通信会社Maxis が主催した「W 杯グランドフィナーレカーニバル」は、10日未明、スンガイ・ワン・プラザからジャラン・プードゥ交差点までの通りを6万人の人出で埋め尽くした。通りに設置された6つの巨大スクリーンのうち、ひとつは東南アジアで最大と宣伝された。試合開始までの時間には、ミュージシャンやFM局DJらによるパフォーマンスやゲームが行われ、サッカーファンもそうでない人も楽しんだ。
(New Straits Times / Nation) 現場の写真が出ています。まるで昼間か? と見紛うほどの明るさと、人・人・人。みんな今日の仕事、眠かったことでしょう……。 |
| ●2006年7月9日(日) 中古車15万台が路上走行適性(安全性)に疑い |
| 運輸省によると、昨年所有者名義が変わった車60万台のうち、Puspakom(車検センター株式会社)の点検を受けたのは45万台だった。PuspakomのCEOは、残る15万台はスクラップ資材などを組み合わせた「クレタ・ポトン(つぎはぎ車)」と呼ばれるもので、正規の手続きを経ずに格安で販売され、安全性に問題があると指摘する。クレタ・ポトンは現金で取引され、車検は行われないのが実情。Puspakomは運輸省に現金売買も含む全ての中古車に車検を義務づけるよう働きかけている。
(New Sunday Times / Prime News) 昨年7月9日の記事では、中古車のローンの申請を認める前に車検を義務づける動きが報じられました。1年を経て、今度はこれ。 |
| ●2006年7月8日(土) マレーシアへのツアー2,500パッケージが外国で完売 |
| 今日から7月30日まで全国で開催される芸術と文化の祭典「カラーズ・オブ・マレーシア(Citrawarna)2006」を見学するパッケージツアーが2,500以上外国で販売された。内訳はタイで1,400、シンガポールで500、インドネシアで300、インドで300、ラオスで50、カンボジアで50、中国で50。8日午後8時、クアラルンプールのムルデカ広場で国王が開幕式を行い、民族舞踊のパフォーマンスが繰り広げられる。期間中、伝統芸術のショーや民芸品の展示などが各地で行われる。「外国人客も大切だが、より多くのマレーシア人に催しを見てほしい」と観光大臣。
(New Straits Times / Nation) 同時期開催の「KLフェスティバル2006」(6月28日の記事)はこれの一環のようです。15日から30日の毎土日はクアラルンプールやスランゴール州のショッピングセンターでさまざまな展示や催しがあるそうです。 |
| ●2006年7月7日(金) ジョホール、スランゴール、KLはデング熱流行に注意 |
| 一週間単位でデング熱発生件数をまとめている厚生省は、ジョホール州、スランゴール州、クアラルンプールで、昨年同時期と比べて発生件数が増えているとして注意を呼びかけた。具体的にはジョホール州が54件(昨年同時期27件)、スランゴール州が246件(同226件)、クアラルンプールが148件(同93件)。
(New Straits Times / Nation) 6月27日の記事の洋上書店MVドゥロス号のブックフェアが、ポート・クラン、プラウ・インダーのスター・クルーズ・ターミナルで昨日オープンしました。毎日午前10時〜午後10時(日・月は午後2時〜午後10時)、7月31日まで。 |
| ●2006年7月6日(木) サラワクの野生生物保護区域、世界遺産に認定もうすぐか? |
| 今月8日〜16日、リトアニアのビリニュスで開かれる第30回世界遺産委員会で、世界各国からの37の申請地について世界遺産の認定が検討される。サラワク州の「ランジャック・エンティマウ野生生物保護区域」もその中に入っており、マレーシアの文化・芸術・遺産省から代表団が出席する。ランジャック・エンティマウは17万ヘクタールの丘や谷のある森林地帯で、オランウータン、ラフレシア、ボルネオテナガザル、ホーンビル(サイチョウ)、珍しい蝶などが生息する。現在マレーシアの世界遺産認定地は2か所(グヌン・ムル国立公園とキナバル公園)。歴史都市マラッカとペナンについては2001年に一度申請したが問題があり、今年再申請した。
(New Straits Times / Nation) 世界遺産委員会によるランジャック・エンティマウ地区の「最終評価」は去年済んでいるそうです。代表団も出席するくらいだから認定は確定でしょうか。 |
| ●2006年7月5日(水) 日本の貨物船、マラッカ海峡で海賊の攻撃を阻止 |
| 4日、総トン数26,989トンの日本の貨物船がマラッカ海峡を航行中、インドネシアのアチェ沖で青いスピードボートに追跡されたが、貨物船の乗組員が警報を鳴らし、投光照明を点け、消化ホースを使って水を撒き散らして海賊が乗船してくるのを防いだ。海峡では2004年7月からマレーシア、シンガポール、インドネシアが協力して監視を行っており、ここ1年は海賊活動が減っていたが、2日の夜に国連のチャーター船2隻が海賊の襲撃を受け、船内の機材や現金、乗組員の持ち物などが奪われたばかりだった。国際海事局クアラルンプール海賊対策センターのチュン長官は、海峡での海賊活動の再燃を懸念し、インドネシア当局に日本船の件を伝え、注意を促した。
(New Straits Times / World) 襲撃を受けた国連のチャーター船は津波被害を受けたアチェに建設材料を運んでいたということです。怪我人はありませんでした。 |
| ●2006年7月4日(火) イポーでプロと一緒にタンデム・スカイダイビングを |
| 7月15、16日にイポーで開かれる「マレーシア・スカイダイブ2006」では、オーストラリアのプロを招いてタンデム・スカイダイビング(同じ方向を向いて縦に並んだふたりをベルトでつないで行うジャンプ)が行われる。2日間で660組のタンデム・ジャンプと、有名人15人の参加が予定されている。主催者によると、スカイ・スポーツ及び航空産業への若者の関心を喚起することが目的。費用はひとり1ジャンプにつき890リンギ(約28,000円)、5人集まればひとり1ジャンプにつき845リンギ(約26,000円)。ライセンス保持者はさらに安くなる。
(New Straits Times / Nation) タンデム・ジャンプはインストラクターが後ろ、一般人が前で、空中遊泳(?)中は、インストラクターのおなかに一般人がぶら下がるような恰好になります。 |
| ●2006年7月3日(月) 麻薬中毒者の実態は公表数字だけでは語れない |
| 政府に登録されている麻薬中毒者数は29.6万人だが、国内治安省のジョハリ副大臣は、実際の数字は90万〜120万人と見る。登録者の中では、常習癖の事例がペナン州に最も多く、新規登録者はクダー州に多い。年齢では25歳〜29歳が最も多い。政府は2015年までに麻薬中毒者をゼロにするという目標を掲げ、予算2億リンギ(約62億円)を用意し、既に約半分の9千万リンギを費やしたが効果は思わしくない。副大臣は麻薬撲滅のため、団体の協力や家庭でのしつけなど、民間に協力を呼びかけている。
(New Straits Times / Nation) マレーシアの人口は約2600万人。副大臣の推測数値通りだとしたら、23人にひとりが麻薬中毒者ということになります。 |
| ●2006年7月2日(日) マラッカの教会、鹿児島から銅像を贈られる |
| 1日、マラッカの聖ザビエル教会で、ザビエルとサムライの出逢いを記念する銅像の除幕式が行われた。ヤジロウという名のサムライは458年前にマラッカでザビエルに会ってキリスト教徒になり、ザビエルを鹿児島へ導いて日本への布教のきっかけを作った。ふたりの像は門田明氏が代表を務める鹿児島県マレイシア友好協会マラッカクラブから寄贈され、1か月前に当地に到着していた。門田氏によると像は3年かけて完成したという。
(New Sunday Times / Nation) 寄贈者マラッカクラブさんのHPです。→「ザビエル・ヤジロウ像をマラッカへ贈ろう!」 |
| ●2006年7月1日(土) インドネシアからの留学生に期待 |
| ムスタパ高等教育相がマレーシアの大学と大学院への学生の誘致奨励の目的で2日間インドネシアを訪れた。現在インドネシアからの留学生は約8,000人(うち2,000人が院生)だが、今後はジャカルタの教育促進センターが中心となり、インドネシア各地でマレーシアの教育プロモーションの機会を増やして学生の募集を行う。同時にムスタパ大臣はマレーシアの18の公立大学と27の私立カレッジにインドネシア向け学生募集キャンペーンを強化するよう指示した。一方、マレーシアからインドネシアへの留学生は現在約2,500人(うち1,800人が医学部)で、現在は1年ごとにビザの更新が必要だが、これを長期ビザにするようインドネシアに要請した。
(New Straits Times / Nation) 政府の目標は2010年までに大学、大学院への留学生の数を「10万人」にすることです。 |
今日のマレーシア 2006年7月