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今日のマレーシア

今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。

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2006年6月

●2006年6月30日(金) 動物園がオランウータンの返還要求を無視
「野生生物と国立公園局」はジョホール動物園に、スマトラオランウータンをもとの生息地に返還するようにと再三要求しているが動物園側からの返事はない。スマトラオランウータンはワシントン条約で(絶滅の危機にあるため)商業取引が禁止されており、マレーシアの他の動物園や公園で飼育されていた6匹は既に返還され、ジョホール動物園の1匹のみが残っている状態。イギリスを本拠地とする団体「ネイチャー・アラート・リミティッド」がスマトラオランウータンの返還が遅れているとしてマレーシアに抗議している他、いくつかの国際団体がワシントン条約の不履行を理由にマレーシアを非難している。 (New Straits Times / Prime News)

非合法に連れてこられた7匹が特定されたのが昨年10月8日の記事。うち、6匹が故郷に帰されたのが昨年12月18日の記事。ワシントン条約との関係については Appendix1(ブログ)


●2006年6月29日(木) 「ペナンに住みたい」日本人が増えている
ペナン州の観光開発協会会長テン・チャンヨー氏が観光誘致の目的で先ごろ東京、名古屋、大阪を訪問し、「800人以上の日本人が東洋の真珠(=ペナン)のことをもっと知りたいと興味を示してくれた」と成果を述べた。大多数が50〜55歳の人々で、ペナンの景観の良い海岸や質の良い滞在施設の説明に予想以上の反響があった。手ごたえをつかんだテン会長は、プロモーションを続けることにより、セカンドホームとして長期滞在する日本人を増やして行きたい考え。現在日本人が多く住んでいるのはペナン島のプラウ・ティクス周辺。 (New Straits Times / Prime News)

海が近い、常夏、日本人にとっては物価が安い、外国人の長期滞在を認める政府の政策(マレーシア・マイ・セカンドホーム・プロジェクト)がある……。退職後の長期滞在には、なるほど好条件が揃っています。


●2006年6月28日(水) 7月は「KLフェスティバル2006」月間
文化・芸術・遺産省の主導で「クアラルンプールを国際的な芸術と文化の町にしよう」という目的の下、市内各地で展示や音楽・劇などのパフォーマンスが行われる。期間は7月1日〜31日。主な催しは2日〜6日夜、イスタナ・ブダヤで開かれるKL音楽祭で地元や海外のミュージシャンが出演する。他にはワヤン・クリッ(伝統的な影絵)、子供劇場、国際ライオンダンス競技会、伝統楽器の展示、「ペラ・マン(1万年以上前のヒトの化石)」の展示、国際映画祭など。期間中、首都圏各地で音楽カセットやCDのディスカウント販売も行われる。14日〜16日にはマレーシア観光センターで伝統料理と果物フェアがある。 (New Straits Times / Nation)

KL音楽祭には日本から津軽三味線のはなわちえさんが出演するそうです。


●2006年6月27日(火) 洋上書店 MV Doulos (MV ドゥロス)号がマレーシアに寄港
ドイツの非営利団体が所有する「船の書店」MV ドゥロス号が明日ポート・クランに到着する。この船は6,000タイトル、50万冊の本を積載し、世界各国からのボランティア乗組員320人で運営されている。1977年以来102か国、500以上の港を訪問し、来訪者は1800万人以上。これまでマレーシアには1987、1990、1996、2001年に寄港し、113,662人が訪問した。今回は15万人の訪問を見込んでいる。マレーシアでの予定は、ポート・クランのスター・クルーズ・ターミナルで7月6日〜31日、パシル・グダンで8月4日〜15日、クアンタンで8月18日〜27日。 (New Straits Times / Nation)

MV ドゥロス号は横浜に寄港したこともあるそうです。昨日のチョコレートの件ですが、キャドベリーのマレーシア法人が、汚染の恐れのある7つの品目はマレーシアでは販売していないので、安心して買ってくださいと発表しました。


●2006年6月26日(月) Cadbury(キャドベリー)社のチョコレートを検査か?
イギリス、アイルランド、シンガポールが、キャドベリー社(本社イギリス)の英国産チョコレートにサルモネラ菌混入の恐れがあるとして同製品のリコールを行った。マレーシアで販売されているキャドベリー製品のほとんどは、現地製造かオーストラリア製であるが、厚生省はイギリスの食品安全当局とキャドベリー現地法人に問い合わせ中で、両者からの返事を待って必要であれば製品の検査を行うかもしれない。シンガポールでは消費者にキャドベリー製品を販売店に返品するよう呼びかけている。 (New Straits Times / Prime News)

チョコレートを買う時は、メーカー名をチェックして。


2006年6月25日(日) 読者の声3つ
新聞社に携帯ショートメールで寄せられた読者の声から3つ選びました。
(1)【第9次マレーシア計画】 首相は正しい。国民の金を些細なことに費やさず、賢く使っている。- Confucius(孔子)さん
(2)【マレーシアの官僚主義】インドみたいな国がマレーシアの官僚主義に文句をつけるくらいだから、マレーシアの官僚主義ってよっぽどひどいに違いない。 - Jay さん
(3)【ワールドカップ】 ああ、ワールドカップでマレーシアチームを応援出来たらいいのにな。きっと西暦3006年には。あ、その前に、邪魔な政治家を排除できたらいいのに。 - RWong さん (New Sunday Times / Nation)

(1)の背景 → マハティール政権時代に計画されていた多くの建設事業などが白紙に戻されたことに対して、先日マハティール前首相がアブドラ政権に不満の声をあげました。この読者は現政権の方針を支持しているようです。(2)は背景がいまひとつわかりません。


●2006年6月24日(土) 首相「第9次マレーシア計画の行動計画は出来た」
アブドラ首相は、「第9次マレーシア計画(2006〜2010年の経済5か年計画)」に列記された各プロジェクトの7月からの始動に向けて、行動計画は整ったと発表。政府は、情報通信、観光、農業、製造、自動車産業などの11部門の産業グループを作り、各グループに優れた業績をあげている代表者をおき、プロジェクトを動かすメインの推進力とする予定。首相はまた、2020年までにマレー系のビジネスリーダーをもっと輩出するようにとマレー商工会議所に希望を述べた。 (New Straits Times / Biznews)

首相が第9次マレーシア計画を発表したのが今年3月31日(4月1日の記事)。3か月の準備期間をおいていよいよ始動です。


●2006年6月23日(金) 鳥インフルエンザ終息宣言
今年2月と3月にクアラルンプールとペラ州で鳥インフルエンザウィルスが発見され、鳥類の処分を行ってウィルスを根絶してから90日が経過した。国際獣疫事務局(OIE)の規定に基づき、ムヒディン農相は鳥インフルエンザ終息宣言を出した。しかし隣国ではまだ事例があるため、引き続き家禽類や卵などの輸入の禁止など、警戒予防措置は行う。この終息宣言により、一部中止されていたシンガポールへの家禽類の輸出が再開される。今回処分した鳥類は58,457羽、卵8,437個。処分による農家などへの補償金は既払いが23万リンギ(約720万円)、未払いが22万リンギ(約690万円)。 (New Straits Times / Prime News)

昨日の続報。リーダーズ・ダイジェストアジア版編集長がクアラルンプールで記者会見を開き、「調査は科学的なものではなく、単純なテスト。この結果が国の全てを表すわけではない」と弁明しました。


●2006年6月22日(木) はい、私たちは無作法です(新聞社オンライン調査による)
昨日のリーダーズ・ダイジェストの調査で、35都市中クアラルンプールが「下から3位(無作法な都市第3位)」にランク付けされたことに対して、大きな反響が湧き上がっている。昨日午後0時〜11時にニュー・ストレイツ・タイムズ紙のホームページに寄せられた投票では「リーダーズ・ダイジェストの結果はその通りだと思う」と答えた人が983人中779人。ナジブ副首相は調査の結果にショックを隠せず「マレーシアのよいところは国民が観光客にフレンドリーな点だと信じているのに(調査結果は)遺憾だ。調査の信頼性はさておき、マイナスのイメージは改善しなければ」と言った。ライス文化・芸術・遺産相は「調査の結果はこの先、やりがいのある課題と受け止め、我々のイメージの改善に努力して行こう。批判や非難をすることは簡単だが、『ありがとう』と言うのは難しいものだ」と言った。 (New Straits Times / Prime News)

最下位(無作法のトップ)とされたムンバイでも「アジアの文化や価値観にそぐわない調査」だと物議を醸し出しているそうです。


●2006年6月21日(水) 世界の「マナーのよい都市」ランキング
リーダーズ・ダイジェストが世界の35都市に調査員を送り、「マナーのよさ」の評点をつけて発表した。調査項目は、(1)人通りの多い道で書類を落とした時、拾い集めるのを手伝ってくれるか、(2)店員が「Thank you.」と言う回数、(3)ドアを開けて通る際、後ろの人のためにドアを支えて待つ回数、の3点。上位10位はニューヨーク、チューリッヒ、トロント、ベルリン、サンパウロ、ザグレブ、オークランド、ワルシャワ、メキシコシティ、ストックホルム。最下位はムンバイで、クアラルンプールは33位(下から3番目)。アジアでは8都市が調査対象になったが、いずれも下位11位の中にいる。これは調査項目が欧米の価値観を基準にしているためと考えられる。 (New Straits Times / Prime News)

東京や北京は調査対象に入っていません。もし東京を調査したら、店員の「Thank you.」は高い評価を受けるでしょうが、あとの2項目、特に(3)番はどんなものでしょうか?


●2006年6月20日(火) 国連開発計画、マレーシアに「もっとAIDS対策を」
国連開発計画の専門家リーテ氏は、マレーシア人権委員会と国連開発計画の対話からまとめられたレポートを発表し、「マレーシアはいくつかの分野では国連の開発目標を達成しているが、HIV/AIDSの対策にはもっと力を入れる必要がある。HIV/AIDSの感染者数は1995年に15,000人だったのが10年で71,000人に増え、事態は深刻。貧困の根絶についてはマレーシアはかなり成果をあげてはいるが、まだ地方や先住民の中には所得が不十分な人が多い」とコメントした。この他国連ミレニアム開発目標にはマラリアなどの伝染病対策、教育の普及、両性の平等、女性の地位向上などがある。 (The Star / Nation)

HIV について正しい認識を持っていない人が多いという調査結果が出ていました。(2005年7月31日の記事


●2006年6月19日(月) 灯台もうすぐ一般公開(ペナン)
ペナン島、コーンウォリス要塞のとなりの灯台が、来月改装が終了して一般公開される。124年前(1882年)に建てられたこの灯台はペナン州の観光開発環境委員会が10万リンギ(約317万円)をかけて改装し、灯台の歴史と操作手順などを展示するギャラリーも作られた。入場料はひとり1〜3リンギ(約32〜95円)の予定。ペナン州で一般に公開される灯台としては2件目となる。 (New Straits Times / Nation)

歴史を伝えるコロニアル様式の遺産は大切にしたいものです。


2006年6月18日(日) 世界記録めざして車にぎゅうぎゅう詰め
「イギリスの小型車、ミニ・クーパーに何人詰め込むことが出来るか」の世界記録に、インティ・カレッジの学生チームが挑戦した。これまでの世界記録は2000年、イギリス、バーミンガムでの女性18人。ギネスの基準「参加者の身長は152センチより高いこと」を満たす学生21人が、事前に健康診断を受けた上で許可を得て参加した。2人がトランクに、残り19人が車内に入り、ギネスの規定通り20秒間ドアを全部閉めて耐えた。現場にはマレーシア・ブック・オブ・レコーズ(ギネスのマレーシア版)の役員が立ち会った他、一部始終を撮影したビデオをロンドンのギネス本部に送って登録認可を待つ。このイベントはカレッジのチャリティ祭の催しとして行われ、医療関係組織宛ての募金が集められた。 (New Sunday Times / Nation)

皆真剣な表情で車の中に縦になり横になり斜めになりながら支えあって入っている写真が出ていて笑えます。


●2006年6月17日(土) プロトン、国際市場向け新モデルを発表 
国民車メーカー「プロトン」は、国際市場向け新モデル「サトリア・ネオ」を発表した。イギリスのロータス社との共同開発で、開発期間は5年、費用は5億リンギ(約158億円)。今年第三四半期に右ハンドル仕様市場(イギリス、オーストラリア)、来年第一四半期に左ハンドル仕様市場への輸出を狙い、ひと月に2,000〜2,500台の販売量を期待している。スポーティなツードア、1300ccと1600cc、5色。価格は43,500〜54,800リンギ(137万〜173万円、保険と道路税は除く)、ターゲットは18〜30歳。 (New Straits Times / Prime News)

プロトン、これからが正念場です。


●2006年6月16日(金) マレーシアで世界 IT会議を開催
19日(月)、クアラルンプールのマリオットホテルで、国連による第一回「ICT(*)と開発の世界協調」会議が開催される。開会式はアブドラ首相と国連のブラウン次官が担当し、参加者は300人以上。コフィ・アナン事務総長からの特別メッセージがブラウン次官からアブドラ首相に伝えられる予定。国連のICT(*)特別委員会事務局のカンバロフ副執行役は、「ITの進化には国ごとに格差があり、ICT(*)のすばらしさも世界人口の大多数に届いていない。国連のミレニアム開発目標を達成するためにも、マレーシアが国民の生活を向上させるために行っている努力を分け合ってほしい」と述べた。 (New Straits Times / Prime News)

(*)ICT= Information and Communication Technology (情報通信技術)


●2006年6月15日(木) 職業訓練校5校に法的制裁
フォン人的資源相は、5つの私立職業訓練校に対して、国立職業訓練協会(MLVK)の定めるプログラムの基準を満たさず、生徒から金を巻き上げたとして、法的制裁を加えると言った。省は昨年、過去に認可を与えた訓練校を調査し、問題のあった800校を登録抹消、さらに200校を調査中。生徒の被害の内容は、まともに行われていない授業に対して授業料のローンを返済させられている、学校で修了したはずのコースに対してMLVKの修了証が発行されていない、など。学校の閉鎖で行き場を失った生徒については省所有の訓練センターが受け入れる。 (New Straits Times / Prime News)

認可を受けておきながら、なんともいい加減な学校の多いこと……。


●2006年6月14日(水) 公務員の礼儀を正そう運動
文化芸術遺産省は、3月に始めた「全国礼儀キャンペーン」の第2段階として、公務員の失礼な態度に対する市民からの苦情を、E-メールか電話のホットラインで受けつけるサービスを開始する。E-メールの場合は24時間以内に返事をもらえる。電話で寄せられた苦情はアドバイスをつけて担当機関に申し送りされる。省のライス大臣によると、苦情が多いのは、直接市民と接触することの多い登録局と出入国管理局。メール受付は www.heritage.gov.my の"contact us"→"public complaints"。 (New Straits Times / Prime News)

ウェブサイトに行ってみましたが、14日夜現在、"contact us"のところにリンクが存在していない様子。まだ準備中なのでしょうか……。


●2006年6月13日(火) グヌン・レダンにランの花の保護のため温室を
マレーシア自然協会ジョホール支部から、グヌン・レダン(レダン山)のランが乱獲されて減っていると報告を受け、ジョホール観光環境委員会のフレディ・ロング会長はランの保護のための温室を作ることを提案した。海抜600〜800メートルに自生するランを、組織培養技術などを使って温室に植えかえる計画だが、費用はまだ算出されていない。ロング会長はまた、グヌン・レダンにトレッキングに出かける年間約2万人の観光客向けに約30人のガイドを充当することが可能だと言った。 (New Straits Times / Nation)

違法に乱獲されたランの花は最近は特にオンラインなどで高く売られているそうです。


●2006年6月12日(月) 31年前のマレーシア初の腎臓移植患者、亡くなる
1975年にマレーシアで初めての腎臓移植手術を受けたマーティン・リンヤブさんが、術後31年を経て61歳で亡くなった。死因は足首を野良猫に噛まれて傷が化膿し合併症を併発したこと。当時の執刀医(現在はタワカル病院長)フセイン医師はリンヤブさんの悲報にショックを受けている。フセイン医師はオーストラリアで泌尿器科、腎臓移植の訓練を受け、国内での腎臓移植手術の先がけとなった。以後国内で腎臓移植は1,000件以上行われている。 (New Straits Times / Prime News)

リンヤブさんの臓器提供者は実弟で、現在も健在(53歳)だそうです。


2006年6月11日(日) 新しく教師になる人は地方へ
ヒシャムディン教育相は、地方に教師を分散させるため、研修を終えたばかりの新しい教師に地方勤務を義務づけることを検討中であることを明らかにした。この案は、来月首相が正式発動する「第9次マレーシア計画(経済5か年計画)」の中の、省の行動計画に含まれる予定。公立大学で教育を受け10〜20年の現職の経験があり、地方転勤の意向がない300人以上の教師の処遇については、来週の閣議後の会議で話し合いが持たれる。 (New Sunday Times / Prime News)

現状で、特に教師不足が深刻なのはジョホールのようです。


●2006年6月10日(土) 太陽エネルギースクーターが完成(トレンガヌ)
クアラ・トレンガヌで昨日、ソラリン・ホールディングズ社が世界初の太陽エネルギーを利用したスクーター「ソラリン・タートル」を発表した。ナセル・イスマイル社長のもと、7人の技術者(うち2人がマレーシア人)が開発し、動力は日光・紫外線か電気で、ガソリンは消費しない。クママンの工場の生産体制はまだ整っておらず、市場に出るのは来年5月の予定。ナセル社長によると、既に日本、ヨーロッパ、アメリカなどから問い合わせがあり、中国だけで10万台超の発注の見込みがあるという。価格は未定だが1台3,000リンギ(約93,000円)は超えず、国内で8万台〜12万台の売上を見込んでいる。 (New Straits Times / Nation)

天皇皇后両陛下は今朝シンガポールからイポーへ、その後クアラルンプールに移動し王宮で晩餐会、明日はタイへ。


●2006年6月9日(金) インドとの協力強化
インドを訪問中のナジブ副首相兼国防相は、インドのマンモハン・シン首相、プラナブ・ムカジー国防相と会談し、両国間の貿易の拡大及び防衛協力の強化で合意した。現在のマレーシア−インドの貿易額は50億USドル(約5,700億円)で「まだまだ両者の私企業にとってビジネスチャンスはある」とナジブ副首相。防衛に関しては、スホーイジェット戦闘機の操縦・整備や潜水艦の戦術についてインドと合同訓練することの実現に向けて今後話し合いが持たれることになった。 (New Straits Times / Prime News)

さてW杯開幕。近所の広場に大型スクリーンが設置され、夜中に歓声が湧きあがる(こともある)1か月が始まろうとしています。


●2006年6月8日(木) クラン川から1日60トンものゴミ
下水灌漑局が首都圏のクラン川からすくい取るごみの量は1日60トンにも達している。雨が降れば1日80トンになり、これは半東北部アロースターの川からすくい取る1か月分の量と同じ。ケイズルル下水灌漑局長は、ヨーロッパがライン川を守るために川に流すものを制限し、川沿いの工場には汚水を下流まで運ぶことを義務づけていることを引き合いに出し、「下水局だけでは流域全体の監視は無理。人々に川の監視を協力してもらわなければならない。川を汚すことは、世界にマレーシア人は不潔であると公言しているようなもので、そのツケは自分達にはね返ってくる」と言った。 (New Straits Times / Prime News)

60トンのゴミとは、Kelisa(プロドゥア社の軽自動車)75台分を満たす量だそうです。


●2006年6月7日(水) トリプル・ラック(三重の幸運)の日に華人の挙式多数
昨日6年6月6日の「666」は福建語で"luck, luck, luck"と発音され「トリプル・ラック」として華人にとっては縁起の良い日。クランではクラン福建協会が集団挙式を行い108組が参加。ジョホール・バルではティオン・フア連盟が「66組」限定で集団挙式を行った。ペナンではチェ・フンコー・モラル向上協会がやはり縁起数字にこだわった「66組」限定で結婚の登録を受けつけた。 (The Star / Nation)

一方キリスト教世界では666は縁起のよくない数字。映画館では「オーメン」のリメイク版が封切られました。


●2006年6月6日(火) 子供の近視人口増える
マレーシア国民大学(UKM)の調査によると、18歳男子の近視人口を国別で比べた時、最も多いのはシンガポール、次いで台湾、日本、香港、マレーシアの順。マレーシアにおいては全国の学童570万人のうち、近視の児童は約半分の280万人。10年前に比べてコンピューターゲームや携帯電話のゲームなどが普及し、8〜9歳で近視になる子供が増えているという。マレーシア医療協会財団の視力基金部門では、特に貧困家庭の視力障害を持つ子供達に眼科カウンセリング及び眼鏡購入用として100リンギ(約3,000円)のクーポン券を用意している。 (New Straits Times / Prime News)

UKMの国別調査が、「世界で」なのか「アジアで」なのかが不明ですが、日本もありがたくない上位にいます。


●2006年6月5日(月) ナー・イブラヒムの砦、修復中(ペラ州マタン)
1856年にペラ州マタン地域の領主だったマレーの貴族、ナー・イブラヒムが築いた砦は、19世紀末の地元の争いや、第二次世界大戦中の日本軍用機の墜落などで崩壊したが、その修復作業が行われており、もうすぐ完成する。しかし砦の2つの監視塔については、もともとの形と配置のデータが不足しており、復元は困難を窮めている。国立遺産局はシンガポールにあるナー・イブラヒムの亡骸を今年中にここに戻すことを計画しており、それまでには2つの塔も完成させたい意向。この砦では、1875年に入植したイギリス人の殺害をめぐる裁判が行われ、容疑者とされたナー・イブラヒムと他2人はセイシェルへ追放、他2人が砦の外で絞首刑となった。ナー・イブラヒムは逃亡中にシンガポールで亡くなったとされている。 (New Straits Times / Nation)

この領主のお名前ですが Ngah Ibrahim という綴りです。"Ngah"の読み方がわからないので「ナー」としておきましたが、鼻にかかる「んな〜」または「んが〜」という音なのかも知れません。


2006年6月4日(日) クランタン州が観光客誘致へ
クランタン州は、これまでの「プルフンティアン島に行くために通過する所、国境の町のバザールで安い買い物が出来る所」というイメージから脱却を図るため、エコツーリズムを目玉に観光業の推進に力を入れている。州の観光局はこれまでにドバイ、シンガポールにプロモーションに行き、近く中国を訪問の予定。特にシンガポールはトゥンパッの仏教寺院(地域最大の涅槃仏と座仏がある)に興味を示している。しかし州が一押しするのは洞窟や地域最高の落差を誇る滝のあるストン山公園と、急流いかだ下りが楽しめるヌンギリ川。この2つは近年若年層を中心に観光客が増えており、ストン山ではベースキャンプのトイレなどの設備の改善が急務。いかだ下りではオラン・アスリの村や新石器時代の住居跡のある石灰岩洞窟も訪れることが出来る。 (New Sunday Times / Nation)

イスラム色の強い州クランタンに、こんな大きな仏像のある仏教寺院があるとは驚きですが、トゥンパッはタイとの国境でかつてはタイ領だったこともある町ということで納得。


2006年6月3日(土) 国王誕生日 地元ブランドの育成が必要
ジョホールで「第3回マレーシア広告会議」が「グローバル・マーケティングに向けて」というテーマで2日間開催されている。参加者はメディア、広告、コミュニケーション産業の代表150人。マレーシア広告主協会や新聞社代表、マレーシア国際取引開発委員会CEOらから「地元企業は国際市場に強い足場を築くため、世界で受け入れられる製品づくりに結びつく研究開発に力を」「消費者と強い絆を築いたブランド(会社や製品)は生き残る。ブランドロイヤルティを築くのは今だ」「『メイド・イン・マレーシア』製品やサービスの信頼性を構築することに期待」などの意見が交わされた。 (New Straits Times / Nation)

製造業関係者は出席していないようなのですが……?


●2006年6月2日(金) Asimo KLモーターショーでフラダンスを披露
PWTCで開催されているクアラルンプール国際モーターショーのホンダのブースで、世界最初かつ最も進化したヒューマノイド・ロボット「Asimo」が来場者の人気を集めている。Asimo の来馬はマラッカにホンダ(マレーシア)の新本社が設立された2003年1月に次いで、今回が2度目。1日数回のショータイムでフラダンスや階段登りなどを披露している。KLモーターショーは4日(日)まで。 (New Straits Times / Prime News)

前回の来馬の時はクアラルンプールのショッピングセンターに Asimo くんのショーを見に行きました。片足立ちするなど実に動きが精巧、しかもかわいい♪


●2006年6月1日(木) ウル・クラン(スランゴール州)で土砂崩れ
31日午後5時頃、ウル・クラン(クアラルンプールの東)で土砂崩れがあり、住宅43件が破壊、2人が死亡、2人が行方不明、ここに住む160人以上の人々が家を失った。まだ土砂に埋もれている人がいる可能性もある。この地区の住宅の損壊で死者が出たのはここ13年で3度目。1993年12月11日、12階建てのアパートが損壊して48人が死亡、2002年にはやはり土砂崩れによる住宅損壊で8人が死亡している。 (New Straits Times / Prime News)

丘の上と丘の下の両方に住宅街があり、丘の斜面に両者を分離する壁を建設中でしたが、この壁が損壊して10トンの土砂が崩れ落ちたそうです。


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