HOME 南西だより 今日の
マレーシア
みじかいコラム マレーシアン
イングリッシュ
けいじばん リンク集 ブログ
ときどきいちご

今日のマレーシア

今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。

最新の記事へ


2006年3月

●2006年3月31日(金) 昨年135人がマレーシア国籍を取得
タン内務省副大臣によると、昨年マレーシア国籍の取得を申請した2,584人のうち、135人に国籍が与えられた。申請者は一度他国に移民したもののマレーシアに戻りたい人、マレーシアに親戚のいる外国人など。2001〜2005年の5年間に国籍を取得した人は2,326人。 (New Straits Times / Prime News)

申請数に対して許可数が少ないですね。日本では昨年日本国籍取得の申請数が14,666件、許可数が15,251件(これ以前の年の申請の繰越しがあるため?)です。(法務省民事局の統計


●2006年3月30日(木) マレーシア、海外投資先としての魅力度をまだ保持
イギリスの経済誌エコノミストの調査機関「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」による「世界ビジネス環境ランキング2006-2010」は、82の経済圏(世界の生産高、貿易額、海外投資額の98%以上を占める)について、海外投資の魅力度を評価したもの。アジアの国々に注目すると、4位シンガポール、10位香港、19位台湾、25位マレーシア、26位韓国、28位日本、40位タイ、50位中国、52位フィリピン、54位インドネシア、58位インド。注目の中国、インドのランキングが低いが、EIUによると、「2005年の中国・インドへの海外投資合計は600億USドル(約7兆円)で、全世界の海外直接投資の6%にしかすぎない」とのこと。ランキングのトップはデンマーク。 (New Straits Times / Biznews)

過去5年間(2001-2005)の同データと比較すると、マレーシアは23位からダウン、中国は56位からアップ、インドも60位からアップしています。


●2006年3月29日(水) 教師の70%がストレスを感じている
全国教師連合(NUTP)が9,328人の教師を対象に実施した2005年の調査によると、全体の69%がストレスを感じている。その原因のトップは「親や生徒のプレッシャー」で83%、次いで「職務が負担になっている」が79%、「昇進の可能性が少ない」が74%、「昇給の評価が不平等」が72%。「親や生徒のプレッシャー」の中味は、・教師の行為が親に訴えられるのではないかという恐れ、・生徒の方が教師より知識がある、の2点。全国教師連合は教師の負担を軽減するために、1クラスに2教師制度を検討中。 (New Straits Times / Prime News)

特定分野(流行の漫画など)については生徒の方が教師よりも知識があるという状況は、昔からありました。先生たち、めげないでください。


●2006年3月28日(火) 地滑り警告システム稼動へ
土壌侵食コンサルタントのドクター・テュウが5年かけて開発した「早期警告・危険ナビゲーションシステム」が完成した。雨感知伝達ユニット(RSTU)を地滑りの起きやすい所に設置すれば、この装置が感知した情報が毎分サーバーに送られ、土壌浸食の危険度が計算されてウェブサイト(www.ewarns.com.my)に反映される。RSTUは装置一式で15,000リンギ(約48万円)。サイトは30日に公式オープンの予定。サイトで登録すれば、地滑りの可能性についての情報を携帯ショートメールで送信してくれるサービスがあり、料金は内容によって60〜600リンギ(約1,900〜19,000円)。 (New Straits Times / Nation)

危険回避のための情報料ですが、ん〜、高いなぁ……。


●2006年3月27日(月) まずカラオケ、その後健康診断
キャメロンハイランドのオラン・アスリ(先住民)居住地区で、マレーシア軍隊の医療スタッフが医療キャンプを張って住民の健康診断を無料で実施しているが、最近行われたキャンプではより多くの住民に受診してもらうために、健診の前夜、カラオケ大会とライブ演奏を行った。住民の反応は良く、何もしなかった時より受診者が増え、1,000人を超した。カラオケは午後10時頃に始まり、明け方4時まで続いた。 (New Straits Times / Prime News)

リクエストの多かったのはアップテンポのマレーナンバーだそうです。


2006年3月26日(日) 復活のハン・トゥア・メダルはスランゴール州の少年(13歳)に
1960年にマレーシア子供福祉協議会が18歳未満の子供の勇敢な行為を称えるために導入した「ハン・トゥア・メダル」は、1983年にいったん廃止されたが、今年、シャリザ女性・家庭・社会相の提案で復活した。25日、マラッカ国際貿易センターで開かれた第52回世界子供の日の式典で、スランゴール州のムハマド・フィルダウス・ハリス君(13歳)が復活第一号の受賞者となった。受賞理由は昨年12月にプールで溺れかけた弟を助けたこと。「ハン・トゥア」はマラッカの伝説の英雄の名前。式典には5,000人以上が参加した。 (New Sunday Times / Prime News)

最終選考に残ったのは9歳〜15歳の8人。うち3人はその勇敢な行為ゆえに命を落とした子供たちでした。


●2006年3月25日(土) サラワク、手足口病流行による幼稚園閉鎖長引く
子供達の間に手足口病が流行しているサラワク州では、今月初めに488の幼稚園・保育園と534のプレスクールに閉鎖命令が出され、24日に期限の見直しがされてさらに1週間閉鎖されることになった。初等学校については、これまでに閉鎖命令(2週間)を受けたのは41校。州のチャン副知事によると、24日までの感染者数合計は6,424人。 (New Straits Times / Prime News)

半島部では鳥インフルエンザ、東マレーシアでは手足口病。今はさほど騒がれてはいませんが、いつまた流行するかわからないデング熱はきっと両方。


●2006年3月24日(金) マレー系以外の公務員志願者いまだ少なく
23日の国会でナズリ首相府相が明らかにしたところによると、2005年の公務員899,250人の民族別内訳は、マレー系77.04%、中華系9.37%、インド系5.12%、マレー系以外のブミプトラ7.77%、他0.70%。同年の公務員志願者409,711人のうち、非マレー系は18.55%と相変わらず少なく、マレー系以外の公務員を増やして行くという政府の意向は思うようには進んでいない。 (New Straits Times / Prime News)

マレー系とその他のブミプトラ(先住民)で約85%を占める公務員。現状を変えようといっても、なかなか……。


●2006年3月23日(木) 女性の政治権力の強化、目標未達
1995年に「2005年までに政府の意思決定ポストの30%を女性に」という目標が掲げられたが、いまだ未達成。「しかし上院では議員の32.3%を女性が占めている。公共部門の女性職員の割合は2000年に14.9%だったのが2005年には18.8%に増えた。目標は近いうちに達成できる。国連開発計画の『ジェンダー・エンパワーメント指数(*)』では、マレーシアはアジアの中で、シンガポール、日本、フィリピンに次いで4番目」と女性・家族・社会省のチュウ政務次官。 (New Straits Times / Prime News)

(*)ジェンダー・エンパワーメント指数は、女性が積極的に経済界や政治生活に参加し、意思決定に参加できるかどうかを測るもので、国会の議席数に占める女性の割合や行政職・管理職に占める女性の割合などで算出するそうです。ヨーロッパなどと比べてアジアは全般に低め。


●2006年3月22日(水) HIV、エイズ感染実態
1986年から2005年7月までの間のマレーシアのHIV感染者は合計で男性62,597人、女性4,841人。エイズ発症例は男性9,106人、女性938人、エイズによる死者は男性7,091人、女性582人。マレーシアエイズ協会の代表アデーバさんによると、今のマレーシアの感染実態はWHO(世界保健機関)の規定によると「集中的流行(concentrated epidemic)」に当たり、1994年頃に比べて女性の感染者の増加(大部分は主婦)が目立つ。これは男性の感染者に配偶者の検査も勧めている事、出産前検査や結婚前検査を受けて診断されるケースが増えてきているからだという。同協会ではHIVやその感染経路などについて、女性を中心に啓蒙活動を広げている。 (New Straits Times / Prime News)

鳥インフルエンザ。ペラ州でさらに3か所からH5N1ウィルスが検出され、21日夜ニワトリ約3,000羽の処分が開始されました。


●2006年3月21日(火) ペナン州で鳥インフルエンザウィルス検出
ペナン州(島でなく、半島側)のカンポン・ペルマタン・ボガッ・ペナガとスブラン・プライ・ウタラで死んだニワトリが18日にイポーの獣医研究所に送られ、20日、H5N1ウィルスが検出された。同日夜、現場から半径1キロ以内のニワトリ200羽の処分が始まった。16日にウィルスが検出されて鳥の処分が行われたペラ州では最低3か月間の検疫体制に入っており、いかなる鳥も州の外に移動させないよう監視が行われている。ペラ州からシンガポールへの家禽の輸出も停止された。 (New Straits Times / Prime News)

この1か月ほどで事例が出たのはスランゴール州、クアラルンプール、ペラ州、ペナン州(3州と1連邦直轄地)となりました。


●2006年3月20日(月) ランカウイ初、ペンギンのひな誕生
アンダーウォーター・ワールド・ランカウイで初めてペンギンのひなが孵った。アフリカンペンギン2羽がそれぞれ卵を産んだのが2月5日。そのうち1個が17日午前10時に割れ始め、翌朝8時に孵化した。ひなは63グラム、健康、まだ目は開いておらず、雌雄は不明。現在、ひなのいる場所には公認の学芸員スタッフしか出入り出来ないが、約2週間後にはアンダーウォーター・パークのロビーでペンギンのビデオとひなが見られる予定。 (The Star / Nation)

ここのところ鳥関係のニュースは、脅威と、悲哀と、歓喜と……。


2006年3月19日(日) 鳥小屋閉鎖(レイクタウン・リゾート)
(2日前の記事に関連)ブキッ・メラー・レイクタウン・リゾートでは、249羽の珍しい鳥が処分され、カルビン・ホー総支配人は鳥小屋の閉鎖を決定した。「ここの鳥たちはリゾートの従業員にとって家族のようなもので、処分のために獣医局が鳥を持ち去った時、皆泣いていました。しかし状況を考えれば仕方のないことです。鳥インフルエンザの脅威に対処できる治療法が見つかるまでは鳥小屋の再開はありません」とホー氏。リゾートが飼育していた鳥の中には、緑の羽のコンゴウインコやインド孔雀などもいた。 (New Sunday Times / Prime News)

リゾートの近くに住む家族2人と、リゾートから10キロの距離に住む少年2人の計4人が17日にインフルエンザの症状で入院しましたが、検査の結果は陰性だったそうです。


●2006年3月18日(土) KL国際空港に格安航空会社用ターミナルのオープン秒読み
クアラルンプール国際空港のメインターミナルから20キロの距離に、格安航空会社用ターミナル(LCCT)が23日午後4時にオープンする。LCCTの空港使用税は国際便が35リンギ(メインターミナルでは45リンギ)、国内便が6リンギ(メインターミナルも同じ)。LCCTは建設費1.08億リンギ(約34億円)で、エア・アジアが主に乗り入れする。アクセスは、KLセントラル駅からLCCT行きスカイバスが15分毎(片道9リンギ)に、KTMコミューターのニライ駅からもバスが出る。空港内のメインターミナルとLCCTを結ぶシャトルバスは20分毎で1.5リンギ。 (New Straits Times / Prime News)

26日にシンガポールにも格安航空会社用ターミナルがオープンするそうです。


●2006年3月17日(金) 鳥インフルエンザウイルス、ペラ州の2地区で発見
ペラ州、ブキッ・メラー・レイクタウン・リゾートのエコパークと、カンポン・チャンカット・トゥアランの2か所で(互いの距離は100キロ)、死んだ鳥の糞からH5N1ウィルスが検出され、獣医サービス局と厚生省は、16日夜、38,000羽以上の処分を開始した。厚生省は州に、該当地域の人々にインフルエンザの症状がないかどうか、戸別訪問で調査するよう指示。先月20日にクアラルンプールのゴンバックでH5N1ウィルスが発見されたケースは、その後新しい動きはなく、今月21日から3日間の再調査の後、終息宣言が出される予定。 (New Straits Times / Prime News)

エコパークの湖にやってくる渡り鳥がウィルスを運んできたと考えられているそうです。もう一か所については不明。


●2006年3月16日(木) 携帯ショートメールの利用、年間 210億通
2005年にマレーシア人が送った携帯ショートメールは210.3億通で、2004年の95.3億通の2倍以上となった。このうち60億通がハリ・ラヤ、ディーパバリ、クリスマス、中国正月のホリデイ・シーズンに送られたもの。テレビのタレントオーディション番組に携帯メールで寄せられる視聴者票も軽視できない。(番組「アカデミ・ファンタシア」で1,200万通、「マレーシアン・アイドル」で167万通)国内の携帯電話登録数は1,700万件で、ユーザーの84.9%が1日に少なくとも1回携帯メールを使用、49.6%が1日に少なくとも5回使用するという調査結果がある。 (New Straits Times / Prime News)

私の古い機種で携帯メールを打っていたら、日本から遊びに来ていた友人に「ピコピコ音がしてるっ!」とウケました。最新の機種は音がしないんですね。知らなかったよ……。


●2006年3月15日(水) 宇宙飛行士候補、4人に絞られる
マレーシア初の宇宙飛行士候補が、各種テストと訓練を経て11,000人から4人に絞られ、スバンのマレーシア空軍基地でナジブ副首相によって指名された。4人はモスクワで2週間の最終トレーニングを受けた後、さらに2人に絞られ、その2人がモスクワで18か月の訓練を受け、最終的にたったひとりが来年10月にロシアの国際宇宙ステーション行きミッションに参加する。4人は、シェイクさん(34歳、男性、医師)、S・バナジャさん(35歳、女性、エンジニア)、ファイズ・カリードさん(26歳、男性、歯科医)、モハメド・ファイズさん(34歳、男性、パイロット)。 (New Straits Times / front page 〜 Prime News)

いよいよ大詰め。4人とも、モスクワで頑張ってほしいです。


●2006年3月14日(火) 大ニシキヘビつかまる
クダー州シクのカンポン・トゥイの村人が、全長7.5メートル、体重70キロのメスのニシキヘビを捕獲し、報告を受けたスンガイ・バトゥ・パハッのヘビ・爬虫類公園がこのヘビを引き取った。「とても攻撃的なヘビなので数人がかりでコントロールしました。他の動物に危害が及ばないように、今は隔離しています」と公園の管理者。この公園には全部で20匹のニシキヘビがいる。 (New Straits Times / Prime News)

大人の男性が9人横一列に並んでヘビを抱えている写真が載っています。胴体の直径は30センチほどありそうです。


●2006年3月13日(月) 学生ビザの抜け穴
学生ビザでマレーシアに入国し、建設現場やレストランなどで働いているバングラデシュ人が後を断たない。ラジ内務相は、登録留学生450人のうち300人がバングラデシュ人であるカレッジの例を出し、彼らの平均年齢が25〜30歳であることや、バングラデシュでは英語が共通に用いられているにもかかわらず、彼らの専攻が英語の習得に集中していることなど、不自然な点を挙げ、高等教育省と協力して移民局と会合を持ち、問題の解決に努める意向。不当に学生ビザの発行を行ったカレッジは処罰される。2年前に政府は、バングラデシュ人労働者が社会問題を引き起こしたため、バングラデシュからの労働力受け入れを禁止した。 (New Straits Times / front page 〜 Prime News)

現在、バングラデシュに替わって、マレーシアへの労働者の提供が見込まれている国はパキスタンだそうです。


2006年3月12日(日) ヒシャムディン教育相: 貧困の生徒達に6,310万リンギ使用
貧困生徒のトラストファンド用に今年政府が割り当てた2億リンギのうち、6,310万リンギ(約20億円)が、5,994校の315,551人を援助するために使われた。「制服や文具の購入や試験料の支払いのために、ひとりあたり年間200〜300リンギ(6,300〜9,500円)が援助される。このほか、貧困の親は初等・中等教育の経費用に月30〜40リンギ(950〜1,300円)の一般援助を受けることが出来る。援助を受ける資格があって、まだ教育省のリストに載っていない人々については、人々の代表者や政治リーダーがその申請を手伝うように」とヒシャムディン教育相。資格は親の月収が半島部では530リンギ(17,000円)以下、サラワクでは585リンギ(18,500円)以下、ラブアンとサバでは685リンギ(22,000円)以下。 (New Sunday Times / Nation)

この数字を見ると、貧困の人々がまだまだ多い(たぶん国の機関も把握しきれてない?)こと、と感じます。


●2006年3月11日(土) ゼティ中央銀行総裁の任期を延長
バンク・ネガラ(中央銀行)の第7代総裁ゼティ・アクタル・アジズさんの任期が2006年5月1日から5年延長され、ゼティさんは歴代総裁の中で最長の任期を務めることになる。ゼティさんは1985年に中央銀行に入行、1988年9月、アジア通貨危機の最中に総裁の指名を受け、2000年5月、アジアで初の女性中央銀行総裁になった。国内の銀行の合併(54行から10行へ)や、金融部門マスタープランの策定、イスラム金融サービス委員会の設立などに努めている。2003年にはイギリスの金融雑誌社に「アジアのベスト中央銀行総裁」として選ばれ、2004年には別の雑誌「ザ・バンカー」に「セントラル・バンカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 (New Straits Times - Business Times / News)

アジア通貨危機の際にマレーシアはリンギと米ドルの固定相場制をとりましたが、ゼティさんはその立案メンバーだったそうです。(2005年7月に固定相場制を廃止して管理変動相場制に移行しました)


●2006年3月10日(金) 正看護師の不足はまだ深刻
コタキナバルで開かれた第11回マレーシア・シンガポール合同看護会議でチュア厚相が発表した内容: 正看護師の数が、2020年までに174,000人(人口200人につき1人)が目標であるのに対し、現状では9万人不足している。2020年に目標値を満たすためには、これからの15〜16年で毎年8,400人を創出して行く必要がある。数年前からさまざまな訓練機関で看護師を養成する努力をし、今年は6,700人が看護師になる予定。少し前まで看護師が海外に流出する傾向にあったが今は少なくなった。現在は医師が海外に流出する傾向の方が強い。 (New Straits Times / Prime News)

医師は2015年までに「人口650人につきひとり」が目標ですが、現在は→(関連記事2004年11月18日


3月6日(月)〜9日(木)は
更新をお休みいたしました。


2006年3月5日(日) IJNの栄養士、アジア人として初めて表彰台に
国立心臓研究所(IJN)の上級栄養士、メアリー・イーソー・ジョンさんは、「アメリカ海外栄養学協会」(AODA)の「国際栄養学ネットワークスター賞2005」を授与されることになり、今月27日アイルランドで開かれる第27回AODA会議で表彰される。昨年協会に提出した、高血圧と脂肪過剰血のための栄養摂取療法についての論文が評価されたもので、アジア人、マレーシア人としては初めて。メアリーさんは今月の会議で新たな論文を発表し、アメリカ栄養学協会のCEOとともに「栄養士の報酬」についての円卓会議の司会を務める。これまでに著書が3冊。 (New Straits Times / Prime News)

メアリーさんによると、「よい食べ物・悪い食べ物」という概念はないそうで、重要なのは「なにを、どれだけ食べるか」だということです。


●2006年3月4日(土) 伝統舞踊「マッ・ヨン(mak youg)」を保護しよう
(3つ下、1日の記事に関連)文化・芸術・遺産省は、クランタン州でPAS党(イスラム系野党)政権に禁じられている古代マレーの舞踊「マッ・ヨン(mak youg)」を保護する動きに出た。省のライス大臣は、クランタン州の舞踊団に、安全に上演出来る場所や、次代の担い手を育てる施設の提供などを計画していると伝え、「クランタン州政府は、その行為がマレーシアのすばらしい文化財産に与える悪影響を熟考すべき」と批判した。国連教育科学文化機関は、昨年11月、マッ・ヨンを、「口述無形の人間文化遺産の傑作」と宣言した。イスラム以前の時代にクランタン宮廷で始まったこの芸術は、儀式、様式化された舞踊と演技、歌と楽器の演奏が組合わさったもの。 (New Straits Times / Nation)

古代の宮廷舞踊だったんですね。綺麗そう。見てみたいです。


●2006年3月3日(金) エア・アジアのジェット燃料の使用量が今年3割増加の見込み
格安航空会社のエア・アジアは、今年末までに航空機を現在の38機から50機に増やし、目的地を4か所増やして68か所にする。航空機についてはエアバス320を4機、ボーイング737を7機保有、のこりはリースだが、今後エアバス320が増える。これにより、2006年に消費するジェット燃料が昨年より3割増加して400万バレルになる見込み。「世界の格安航空会社トップ3」を自称する同社は2006年の旅客数を850万人(昨年620万人)と予想している。 (New Straits Times - Business Times / Transport)

石油の高騰で他の航空会社が運賃を引き上げたり、空港使用税が上がったりする中で、エア・アジア、がんばってます。


●2006年3月2日(木) ボトル入りの水のひとりあたり消費量、アジアで10番め
マレーシアのボトル入りの水の消費量は、昨年1年間でひとりあたり9.47リットルで、アジアで10番め。1位はタイのひとりあたり94.6リットル、次いで韓国(71.12)、インドネシア(38.06)、香港(37.56)、台湾(29.67)。最下位はバングラデシュの1.22リットル。アジアボトル入り水協会のリム会長は、マレーシアでの今後の推移を、ひとりあたり今年は10.17リットル、来年は10.98リットルに増えて行くと予想する。「100にも及ぶボトル水のブランドがあり、かなりの競争市場。スーパーマーケットやハイパーマーケットが独自ブランドのボトル水を開発、販売することは価格の低下に貢献している」とリム会長。 (New Straits Times / Nation)

マレーシアのボトル水の市場規模は年間2.5億リットル、2.5億リンギ(約79億円)くらいのようです。


●2006年3月1日(水) 禁止された伝統舞踊が学生のために上演された
プタリンジャヤのサンウェイ・ユニバーシティ・カレッジで舞台芸術を専攻する学生10人が、クランタン州コタバルを訪れ、「マッ・ヨン(mak youg)」と呼ばれる古代のクランタン・マレー・ダンスを見学した。このダンスはクランタン州では禁止されており、コタバルの自治体が上演許可を出さなかったため、主催者は上演場所を公表せず、秘密裏に行った。主催者は「わざわざ来てくれた学生に伝統舞踊を伝えたいと思った。権威当局がこの上演を過ちとみなすならば、我々は堂々とその報いを受ける用意がある」と言った。演目はミナンカバウ(西スマトラの民族)の王子がマレー半島に航海してきたことを扱った「ラジャ・ムダ・ラクレン」で、90分。 (New Straits Times / Nation)

クランタン州がなぜこの伝統舞踊を禁じているのかはわかりませんが、おそらく、古代マレー(ヒンドゥー教)の価値観や、演目の題材である西スマトラのミナンカバウ族が母系社会で、財産を女系の家族が相続して行くという価値観が、イスラムの価値観と相容れないからなのかもしれません。(クランタン州はイスラムが特に強い州)


このページのトップへ / 最新の記事へ


今日のマレーシア 2006年3月