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今日のマレーシア

今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。

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2006年2月

●2006年2月28日(火) ガソリン、明日値上げ
明日、ガソリン、ディーゼル燃料、LPガスの価格がそれぞれリットルあたり30センずつ上がる。昨年7月31日の値上げ以来で、政府は、今年はもう値上げはないと言う。半島部での新価格は、リットルあたりガソリンRON97(無鉛)が1.92リンギ(60円)、RON92(加鉛)が1.88リンギ(59円)、ディーゼル燃料が1.58リンギ(50円)、LPガスが1.75リンギ(55円)。(サバ州、サラワク州での価格はそれぞれ少しずつ異なる)政府が2005年に石油類に使った補給金は74.1億リンギ(約2,300億円)、税控除分への補完が78.5億リンギ(約2,500億円)。このそれぞれの金額は、今年最初の2か月では、11.9億リンギ(約370億円)と14.4億リンギ(約450億円)。今回の値上げで余裕が出来る(であろう)補給金は、陸上ディーゼル燃料車(公共輸送と商業サービスを含む)の補助に充てられる。 (New Straits Times / front page)

政府の補給金がもしなかったら、RON97(無鉛)は2.46リンギになる計算だそうです。鳥インフルエンザ関連では、26日までに、鳥3,418羽と卵1,447個が処分されました。


●2006年2月27日(月) 伝統遺産の保持運動家ら、「アメイジング・マレーシアンズ」に
携帯電話の通信会社DiGi社が主催する「アメイジング・マレーシアンズ」(すばらしいマレーシア人)に、伝統遺産の教育などに功績のある5人が選ばれた。ラシドさん(52歳)はスランゴール州ケアリー島に住むマー・メリ族に、先祖伝来の木彫りを含む生活術を指導。ピライさん(50歳)はペナンで子供達に伝統的建築物や芸術の保護を指導。ビシャンさん(63歳)はパハン州チニ湖に住むオラン・アスリ(先住民)に環境教育を推進。クーさん(37歳)はクランタンの伝統芸術作品を記録。ローさん(55歳)はペナンの歴史的遺物の保護に尽力。 (New Straits Times / Nation)

鳥インフルエンザ続報。24日に入院した5人は全員陰性だったそうです。


2006年2月26日(日) 1日あたり、麻薬に760万リンギが使われている
国内の中毒者が1日に麻薬に使う金額総計は、760万リンギ(約2.4億円)にのぼる。年間では27億リンギ(約850億円)。これは薬物乱用防止教育のバドルル副長官の試算で、2005年前の段階で麻薬中毒者として登録された255,725人が、1日あたり平均30リンギを使うとして計算したもの。しかし2005年には登録者数がこれより増えて29万人になっており、1日あたりの使用額も10〜100リンギと幅広く、登録外中毒者を合わせると人数はさらにこの4倍になり、実際はこの額よりずっと大きいと思われる。ペラ州は150人の村長を対象に「麻薬防止行動プラン」の説明会を開き、まず村長が指導者となり、地域のリーダーから各家庭へと予防運動を広げ、情報収集をするようにと指導した。 (New Sunday Times / Prime News)

鳥インフルエンザ続報。24日に、ウィルス発見現場から1キロ以内の4つの村落から、さらに5人がインフルエンザのような症状で入院したそうです。


●2006年2月25日(土) 処分した鳥の補償金決定
鳥インフルエンザウィルス発見地区から1キロ以内の4つの村落で処分された、またはこれから処分される鳥の補償金額が公表された。ニワトリ9.5リンギ(約300円)、アヒル6リンギ(約190円)、ガチョウ10リンギ(約320円)、その他の鳥5リンギ(約160円)、卵20セン(6円)。該当の村落に金額を明記したパンフレットが配布され、補償金受け渡しセンターが25日に2か所設置される。獣医サービス局は、24日、「現場から1キロ範囲に鳥がゼロ」を目指して村の開発安全委員会の協力を得て戸別訪問を開始した。 (New Straits Times / Prime News)

今日の記事では「23日までにインフルエンザのような症状で入院した10人のうち、8人までが陰性で退院」ということでした。昼前に地元の人に聞いたニュースでは、のこる2人も陰性だったそうです。


●2006年2月24日(金)  ニワトリが、ここにもそこにも、いたる所に
マー農業・農産業省副大臣が、カンポン・パシル・ワーディバーン(80羽以上がH5N1で死亡した地区)を23日朝視察したところ、2,000羽以上が処分されたと報告されているにもかかわらず、いたる所にニワトリがいた。ある村人(65歳)は取材陣に「鳥インフルエンザは命にかかわるんですか?」と尋ねる始末。マー副大臣は「現場から1キロ以内では1羽たりとも残らぬよう処分を続けなければならない。今度の日曜日までが目標だ」と言い、村人に協力を呼びかけた。また、新たに2人がインフルエンザのような症状で入院、火曜日以来入院していた9人のうち7人は陰性で退院した。 (New Straits Times / Prime News)

獣医サービス局が「処分した」と言い放っていてもこの現実。入院・退院した人の総数は、昨日の記事と数字が合っていません。


●2006年2月23日(木) (続報)4つの村落で800羽を処分 
ゲンティン・クラン通り付近の鳥インフルエンザH5N1ウィルスが検出された場所から1キロ以内の4つの村落で、21日夜までにニワトリ724羽、アヒル58羽、その他の鳥54羽、卵455個が処分された。今後1週間、現場から半径10キロの地域が監視ゾーンとなり、地域からの家禽の移動を禁止し、家禽をランダムに抽出してウィルスの試験が行われる。ゴンバック地区でこれまでに139羽がテストされたが、ウィルスは検出されていない。獣医サービス局は「封じ込めに最も効果があるのはワクチン接種よりも鳥の処分。今回のケースは(分散型でなく)孤立した地域で発生しており、出来うることは全て行った」と見解を示した。 (New Straits Times / Prime News)

病院で検査を受けた人々:感染した鳥にじかに接触した8人(大人2人、子供6人)のうち、5人は陰性。4つの村落の916人の中でインフルエンザのような症状のあった10人のうち、3人は陰性。のこる3人+7人の結果は明日以降。


●2006年2月22日(水) KLの鳥インフルエンザ、密輸された闘鶏が原因か?
クアラルンプールのセタパック地区、ゲンティン・クラン通り付近の村落で、ここ10日間に80羽以上の鳥が鳥インフルエンザH5N1で死亡した。現場のすぐ近隣地区では政府による戸別チェックが開始された。現場から1.5キロ以内ではこれまでに494羽の鳥が処分され、残りも明日以降処分される。また、現場から半径10キロ以内の場所(ペトロナス・ツインタワー、バングサ、スリ・ハルタマスを含む)が政府機関による「監視ゾーン」に指定された。政府はH5N1ウィルスが、近隣の外国から密輸された闘鶏によってもたらされた可能性があるとして調査している。厚生省によると、市場で売られている鶏肉や卵は安全で、よく調理すれば問題はない。 (New Straits Times / Prime News)

セタパックは昨日のゴンバックの南4〜5キロほどの所。ゴンバックとその周辺の処理が終わってスランゴール州は現在鳥インフルエンザがゼロだということです。


●2006年2月21日(火) 鳥インフルエンザ騒ぎ
ムヒディン農相は、ゴンバック(スランゴール州)でニワトリ40羽が鳥インフルエンザH5N1で死亡したと発表。近隣地区の放し飼いのニワトリ110羽が処分された。シンガポールは、両国の獣医権威間の議定書に基づいて、予防措置のため、スランゴール州からの家禽や卵の輸入を停止した。マレーシアの他の地域からの輸入には影響しない。マレーシアでH5N1ウィルスが発見されたのは、2004年11月、クランタン州の件以来。人に感染した例も今のところない。 (New Straits Times / front page)

「ごく一部の地域のみでの発生」だと農相は言っていますが……。


●2006年2月20日(月) マレーシア・チーム、レイテ島でサポート
マレーシア陸軍は、地滑り災害を受けたフィリピンのレイテ島に、主に被災者の心理的な治療のために医療チームを派遣することを計画している。これとは別に、Smart(マレーシア特別災害援助救援チーム)の25人と、その他の40人が既に現地入りして捜索・救援活動を行っている。40人の内訳は、消防・救援局から20人、マレーシア赤新月社から5人、クアラルンプール病院から5人、国家保安局から4人、メディア代表が6人。 (New Straits Times / World)

ぬかるみで足をとられて捜索も難航している様子。この先も激しい雨が予想され、被災地近隣の11の村では人々が避難したそうです。


2006年2月19日(日) 2007年に観光業で445億リンギが目標
観光省は2007年の観光収入の目標を445億リンギ(約1.4兆円)に設定した。2005年の実績は300億リンギで今年はこれを上回ると見ており、独立50周年に当たる2007年は「ヴィジット・マレーシア・イヤー」として観光を推進する。会議や展示会が目的で訪れる客は通常の客よりも2倍の金を落として行くため、この客層の数を、現在の(観光客全体の)2%から8%に引き上げたい考え。 (New Sunday Times / Nation)

強気な目標。観光客のスムーズな移動のために、渋滞解消や交通の便向上にも努力してほしいなぁ……。


●2006年2月18日(土) 遺品の腕輪は明王朝時代のものだった
クアラ・べラン(トレンガヌ)に住むザリナさん(仮名)の亡き母の遺品の腕輪が、歴史家アルコ・ウォン・ヤハオさんの鑑定で、明王朝(中国、1368-1644)のものであることがわかった。腕輪は直径4.5センチ、外側に龍の模様が、内側には「48明王朝」の意味の言葉が漢字で彫られていた。ウォンさんによると、この腕輪は万暦帝(1572-1620)時代のもの。州の博物館長モハマド・ユソフ・アブドラさんは「11世紀頃既に、中国商人がシルクロード海路を通ってトレンガヌに来ていた記録があるので、地元の住人が中国の遺物を所有していても不思議はない」と言った。 (New Straits Times / Nation)

10歳で即位した万暦帝(明の13代皇帝)の統治期間に明は財政難に陥り、衰退して行ったそうです。


2月16日(木)、17日(金)は
更新をお休みいたしました。


●2006年2月15日(水) ジョホール州、アチェで農業開発を
ジョホール州は、インドネシアのバンダ・アチェに、津波孤児の施設「ジョホール孤児院」を設置。その開所式後の記者会見で、アチェのムスタファ知事はジョホール州に感謝の意を表すると同時に、2006年は外国からの投資を積極的に受け入れる考えを示した。ジョホール州のガニ・オスマン知事はアチェに油ヤシやゴムのプランテーションを開発する可能性を探るべく、来月調査団をアチェに派遣することを約束した。「ジョホールでは新しいプランテーション開発の申請が多いが、土地不足のため許可できない。アチェはプランテーション用の土地10万ヘクタールを提供してくれる」とガニ知事。 (New Straits Times / Nation)

アチェ側は投資を集めやすくするため、レッド・テープをカットして手続きを簡略化し、汚職をなくすと言っています。


●2006年2月14日(火) 税関の押収品のセールに人々が殺到
13日、プトラジャヤの税関本部で「世界税関の日」にちなんで式典と押収品のセールが行われた。携帯電話1,300台が1台20〜50リンギ(630〜1,600円)、自転車200台が1台50リンギ、砂糖がキロあたり1リンギ(32円)、米10キロが5リンギ(160円)、バティックの服が1着5リンギ。早い人は朝7時から、合計5,000人以上が詰めかけ、携帯電話の購入権はくじ引きに、自転車は早い者勝ちとなった。「こんな反響は予想していなかった。次回は混乱のないように行いたい」と税関管理局。 (New Straits Times / Nation)

携帯電話の店頭価格はいろいろですが、比較的新しい機種なら700リンギ(約22,000円)は下らないところ。大勢飛びつくわけです。


●2006年2月13日(月) ポート・ディクソンのハードロックホテル建設計画が頓挫
ポート・ディクソンにハードロックホテルを作る計画があったが、ハードロックの商標権を有するハードロック・インターナショナルとの合意がまだ得られておらず、建設計画は後回しになった。先にカサ・デル・マル・ビジネスホテルが建設される。60室、10のカンポン・ハウスに人工池つきで、来年中に創業し、平均室料は200リンギ(約6,300円)、平均稼働率60〜70%を目指す。 (New Straits Times / Prime News)

バリ、パタヤに次いでアジアで3番目のハードロックホテルとして今年末までにオープンのはずだったのですが……。(2005年2月27日の関連記事)


2006年2月12日(日) タイプーサム開催(ヒンドゥー教、11日)
バトゥ・ケイブスのムルガ神ミルクポットを運ぶ女性ムルガ神(スブラマニアムとも呼ばれる)に供えるミルクを持って、国内各地のヒンドゥー寺院に信者達が集まった。バトゥ・ケイブスには朝9時半の時点で90万人の人出があったと見積られる。外国からの観光客の姿も見られた。スペインからタイプーサムを見に来たパブロ・ロメロさん(29歳)は、体をかぎ針で刺した信者らが痛みを感じていない様子を見て「彼らの信仰心が流血も痛みも防いでくれるのだと聞いています。凄いですね」と感想を言った。 (New Sunday Times / Prime News)

左はミルクポットを頭に乗せてお参りする信者。神様に捧げるまでこぼさないように注意しながら、この姿勢のままで272段の階段を登ります。右は先月披露されたばかりのムルガ神。神像の建設途中の写真は1月19日の記事に。


●2006年2月11日(土) サバ州の少年少女合唱団、香港の放送局からお誘い
サバ州テノムの少年少女合唱団の歌声が香港の放送局で放送される。この合唱団は地域でも1,2を争う実力があり、過去にクアラルンプール、ペナン、インドネシアのジャカルタ、バンドンで公演、4年前にはコタ・キナバルで開かれた国際演奏会でウィーン少年合唱団、香港少年少女合唱団と共演した。結成は約20年前で、宗教音楽、クラシック、民族音楽を盛り込んだアルバムを出している。現在メンバーは45人。 (New Straits Times / Nation)

テノムは内陸部の町で、地元のキリスト教教会の聖歌隊だということです。


●2006年2月10日(金) 宝探しは巧妙に
半島部東海岸のムルシン沖の領海は、紀元前500年から貿易船の航路にあたり、沈没船が多く、工芸品などが沈んでいる。マレーシア国民大学の考古学者ニック・ハッサン・スハイミ教授はスキューバ・ダイビングを装って工芸品を盗む手口が増えていると指摘する。「スキューバ・ダイビングそれ自体は問題ないが、領海に沈んでいる工芸品は国に属するものなので、発見、採取したら政府に返還しなければならない。発見者には報奨がある」と教授。 (New Straits Times / Nation)

半島部東海岸を通ってマラッカ海峡へと続くルートは、中国、ベトナム、ラオス、タイなどからシンガポール、インドネシア、インドへと向かう道。色々沈んでいそうです。


●2006年2月9日(木) 来年度までに大学の教育の一部を英語に切り替え
シャフィー・サレー高等教育相は、来年度までに公立大学での理数科系プログラムを英語での教育に切り替えると言った。(現在これらは講義、試験ともマレー語か英語の選択が許されている。)このプランを実施するため、大学の授業の70%はマレー語で、と規定している「国語法1963/67」も改訂される。教育省が初等・中等学校での理数科の授業を英語で行う政策を推進しているが、大学にも取り入れてこれを補完する形。 (New Straits Times / Prime News)

公立大学の年度は6月始まりなので、「来年度」というのは「今年の6月から」の意味です。


●2006年2月8日(水) クレジットカードの利用に警告
中央銀行のまとめによると、クレジットカードの発行枚数は2005年末で794万枚、前年の658万枚から20.7%増加。クレジットカード利用額は377.2億リンギ(約1.2兆円)で、前年の314.5億リンギから20%増加。クレジットカードによるキャッシングは29.5億リンギ(約940億円)で、前年の26.3億リンギから12.2%増加。経済学者は、これは各銀行が市場シェアを広げるために精力的なマーケティングを行った結果であるが、インフレと金利の上昇で消費者の可処分所得は打撃を受け、特に低所得層でカード利用の支払い不履行が増える危険性があると言った。 (New Straits Times / front page)

カードは増える。カード犯罪はたぶん減らない。


●2006年2月7日(火) サバ州の回転レストラン、20年ぶりに再オープン
サバ州唯一の回転レストラン(コタキナバル、サバ財団ビル)が200万リンギ(約6,350万円)で改装され(当初の予算は100万リンギだった)、8日、約20年ぶりに再オープンする。30階タワーの18階に位置するこのレストランは1970年代に前知事ムスタファ・ハルンが始めたもの。超一流観光客向けで、客はレストランまでの移動にヘリコプター、豪華ヨット、ダイムラー・ベンツのヴィンテージ・カーのどれかを選べる。61分で360度回転するレストランからの眺めは、サバ・マレーシア大学、サバ州議会ビル、リカス湾、夕日。 (New Straits Times / Nation)

極上レストランへヘリコプターで。ん〜……。


●2006年2月6日(月) 長期滞在プログラムの外国人の数は中国人がトップ
2002年から2005年までにマレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラムに申請して承認された外国人は約6,700人で、この25%が中国、12%がバングラデシュ、10%がイギリス、4%が台湾からの人々だった。このプログラムをさらに促進するためのワン・ストップ・センターが観光省の管理の下で来月オープンする。内務省のタン副大臣は「申請が受理されるのに今は1か月かかっているが、これが1〜2週間に短縮され、(5年ビザではなく)10年ビザが支給されるようになる」と言った。昨年政府はもっと多くの外国人にこのプラグラムを利用してもらえるよう、条件の一部を緩めたばかり。 (New Straits Times / Prime News)

マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム=マレーシアの銀行に定められた額以上を定められた期間預けることなどを条件に、外国人に長期滞在を認めるもの。就労は禁止だが、不動産を買う時などに他のビザで滞在している外国人よりも条件が有利。


2006年2月5日(日) 首相「風刺画の掲載は遺憾」
昨年9月にデンマークの新聞がイスラム教預言者ムハンマドの風刺画を発表したことについて、OIC(イスラム諸国連合)の議長でもあるアブドラ首相は遺憾の意を表明した。後にノルウェー、フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、スペインの新聞が、世界の抗議にもかかわらずこの風刺画をコピーし掲載したことはさらに遺憾で、「故意の挑発的な行為だ」と述べた。マレーシア国民には冷静かつ理性的であるようにと促し「侮辱行為を犯した人々にはその過ちの重大さに自分自身で気づいて改めてもらう以外にはない」と言った。西アジアのイスラム教国ではデンマーク製品不買運動が起こっている。コフィ・アナン国連事務総長は、「表現の自由」は宗教を侮辱したことへの理由にはすべきでないと言った。 (New Sunday Times / Prime News)

問題の風刺画は導火線のついたターバンを頭に巻いているムハンマドの図だということです。イスラム教過激派のごく一部のテロ行為が、ムハンマドの教えであるかのような印象を与えてしまいます。


●2006年2月4日(土) ゴムの価格、18年間で最高に
昨日マレーシアの天然ゴムの価格が18年間で最高値のキロあたり7リンギ(約220円)を記録した。世界的な需要(特に中国の自動車部門)は減らず、石油ベースの人口ゴムは値上がりし、降り続く雨により天然ゴムの産出量が低下したことによる。ゴムの先物取引も昨日東京工業品取引所で21年間で最高を記録した。世界の天然ゴムの供給の80%をタイ、インドネシア、マレーシアの3か国で占めている。 (New Straits Times - Business Times / News)

マレーシアの天然ゴムの小自作農家は20万件強。1ヘクタールのゴム園で年間1,000キログラムのゴムが採れるそうです。


●2006年2月3日(金) 災害発生は予防された
ルムッからパンコール島に観光客を運ぶフェリーに、運航許可のない海軍の退役船が使われていたことが明らかになり、2日、海上警察がこの船を差し押さえた。退役船は外装、内装の手入れはされていたが、保険もかけれらておらず、観光客の安全が保証できない状況だった。差し押さえ時、台湾や香港から来た人を含む110人の客が乗り込んでいたが、全員下船した。 (New Straits Times / Nation)

事故を未然に防ぐという配慮が国内のあらゆる乗り物や環境について行き届けばいいのですが。


●2006年2月2日(木) KLは世界でも物価の低い都市のひとつ
イギリスの経済誌エコノミストの「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」が発表した世界の都市の物価ランキングで、クアラルンプールは128都市中95位(前年は98位)。アジアの都市は、東京(2位)、大阪(4位)、ソウル(13位)、香港(14位)などが上位にいる一方で、最も物価の低い7都市にマニラなど5都市が入っている。昨年7月に人民元の固定相場制をやめて注目された中国は、投資が増えて価格競争を生み、ブランド品の関税が下がり、物価ランキングはむしろ前年より下がり気味。中国で最も上位の上海が51位(前年は56位)。昨年はマレーシアでも石油類が2回値上がりし、その影響で物価が上昇した。また近々石油の価格が上がりそうで、今年も物価は上昇するだろう。 (New Straits Times / Prime News)

物価高世界一はオスロ(ノルウェー)で、東京は14年ぶりに歓迎されない1位の座を譲りました。


2006年2月1日(水) 連邦直轄地デー ラフィダ大臣、代表団を組んでヨーロッパへ
ラフィダ国際通産相は代表団を率いて、マレーシアでの投資、起業、合弁を促進する目的で、2月25日〜3月7日にヨーロッパ各都市を回る。20〜30のマレーシアの企業の代表が参加し、各都市でそれぞれ地元の企業家との会合が行われる。ミラノ、ハンブルグ、バーミンガムで開かれるビジネスセミナーではラフィダ大臣の演説も予定されている。これらの都市での狙いとなるビジネス分野は機械、自動車部品、バイオテクノロジー、健康医療、食品飲料、ソフトウェア通信、航空宇宙や海事など。 (New Straits Times - Business Times / News)

暦の関係で、中国正月、アワル・ムハラム(イスラム暦新年)、連邦直轄地デー(クアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアン)と続いた連休もそろそろおしまい。さ、またがんばろー。


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今日のマレーシア 2006年2月