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今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2005年7月
| ●2005年7月31日(日) HIVに関して無知 |
| マレーシアプトラ大学が昨年15歳以上の18,805人を対象に行ったHIVに関する意識調査の結果。回答者の60%が、HIVは蚊が媒介しうると思っている、または知らない。40%が、健康そうに見える人、きれいな女性、ハンサムな男性はHIVに感染しないと思っている。56%が食事を分け合うことで感染が広まると思っている。(いずれも真実はそうではない。)現在1日あたり19人のマレーシア人がHIVに感染し、WHO(世界保健機関)もマレーシアでの流行を警告している。調査はAIDSの脅威に対する注意を喚起する目的で行われたが、その結果が示す国民の無知に関係者らはショックを受けている。
(New Sunday Times / Prime News) 蚊の媒介についてはデング熱と混同されているんでしょうか? いずれにしても正しい認識の普及が不可欠ですが、さて、政府が行動を起こすかな? |
| ●2005年7月30日(土) 建物の50%が「不健康」 |
| フォン人的資源相は、商業ビルやオフィスビル2000件の空気を調査した結果、50%が化学的、物理的物質で汚れている、と発表した。これらのビルは換気設備が不十分なので、労働者が空気中の汚染物質にさらされ、健康を損なう恐れがある。調査対象のビルの中には、二酸化炭素濃度が1,000ppm、呼吸出来る粒子が空気1立方メートル中150マイクログラム、一酸化炭素濃度が10ppm以上、ホルムアルデヒドが0.1ppm以上、という所があった。人的資源省は「室内空気の質についての業務基準」を設定し、この基準に合致させるよう、雇用者やビル管理者に2年間の試験期間を与えると発表した。
(New Straits Times / Prime News) 室内の空気は換気が一番! ……なのですが、外がヘイズ(煙害)の時は逆効果かも。 |
| ●2005年7月29日(金) 医療設備のないリゾート・アイランド |
| プルフンティアン島は半島部東海岸沖の人気のあるリゾートだが、医療施設がなく、政府公認の助産婦がひとりいるだけである。島の住人1200人の医療実態について調査したドクター・ノリザンによると、スピードボートで30分かかるクアラ・ブスッの病院に行くには片道100リンギ以上かかり、安静が必要な患者の輸送には不向きで、適切な治療が受けられないまま死を迎える人も少なくないと言う。ダイビングセンターを運営する会社では社員に独自の緊急訓練を行っているところもある。州の厚生局長は、島の医療施設建設は第9次マレーシア計画予算に組み込まれており、場所は確保してあると言った。
(New Straits Times / Nation) 知りませんでした。ガイドブックにはいちいち各島に病院があるとかないとかは書いていませんものね。 |
| ●2005年7月28日(木) 選ばれた公務員らに「レラ権限」(テロ対策) |
| アズミ・カリド内相は、テロにつながる可能性のある不法移民取締りのため、公務員と村役人ら1,249人に「レラ権限」を付与すると発表した。「レラ権限」を持つ職員は、(1)テロリスト、不法移民、それをかくまう者を逮捕できる、(2)命令に従わない容疑者を令状なしでも逮捕できる、(3)容疑者が虚偽の申請をしたり身元書類の作成を拒んだら逮捕できる、(4)容疑者が威嚇するようなら手錠をかけることができる、(5)(1)の人物を探すために令状なしに建物に入ることが出来る。アズミ内相は、権力の乱用がないように予防警戒措置が取られることを付け加えた。専門のレラ・メンバーは35万人。今回の1,249人は対テロ集中訓練を受ける。
(New Straits Times / Prime News) Rela power(レラ権限)の名は、1964年の緊急事態法のマレー語名 Ikatan Relawan Rakyat に由来するようです。 |
| ●2005年7月27日(水) 妊産婦死亡率激減 |
| 厚生省の統計によると、マレーシアの妊産婦の死亡率は1955年に10万人中530人だったのが、2003年には30人に減った。スコットランド国立ヘルスサービスの産科学専門家、ナレン・パテル氏はこの成果を評価し、同氏が議長を務める「Figo
世界産科婦人科学会」(来年11月5〜10日、クアラルンプールで開催)で取り上げると語った。会議には医師、看護師、保健のプロ、医薬品メーカーなど8,000〜10,000人が参加する予定で、ラテンアメリカやアフリカの発展途上国の医師用に50〜75席をマレーシア政府が確保する。
(New Straits Times / Nation) 会場はクアラルンプール・コンベンションセンター。2003年に着工し、先ごろ75%ほど完成して展示などが行われていますが、いよいよ1万人規模の会議が開かれるんですね。 |
| ●2005年7月26日(火) 転がり落ちた材木が、カーチェイスに終止符 |
| 24日午前1時、森林不法伐採の内報を受けて、巡査4人がパトカーでレビル(クランタン州の内陸地)に駆けつけた。不法伐採した材木を半分積みかけていたトラックは猛スピードで逃げながら、助手席にいた男が荷台に移り、材木を止めていたチェーンを外したため、転がり落ちた材木がパトカーを直撃。パトカーは破損し、巡査ひとりが肩に怪我を負った。通りかかった車の援助で巡査は病院に運ばれたが、トラックは逃走中。
(New Straits Times / Prime News) 紙面の半分を使ってカーチェイスの状況がカラーの4コマ漫画で掲載されています。(1)トラックをみつけて追う (2)男が材木のチェーンをはずす (3)転がり落ちた材木がパトカーを直撃 (4)煙を吹いて立ち往生するパトカー、道に転がった材木、トラックははるか彼方。 |
| ●2005年7月25日(月) シンガポールでデング熱の発生件数増加 |
| シンガポールのザ・サンデイ・タイムズが伝えたところによると、今年1月〜7月に報告されたデング熱の件数は6,022件で、昨年同時期の2,770件の2倍以上となった。デング熱は伝統的には貧しい熱帯の国の病気だったが、近年では100以上の国々で流行し、アジアでは人々が入院する原因の主なものとなっている。シンガポール政府は今年から、デング熱を媒介する蚊を発生させた家の持ち主に罰金を課すという厳しい措置を取っている。
(New Straits Times / World) 地球温暖化や交通の発達で、熱帯の蚊の生息範囲が広がっているんでしょうか? |
| ●2005年7月24日(日) 衛生状態の向上で、抗体をつくる力が弱まる |
| 第6回肝臓最新情報会議2005で報告された内容。政府が食品や飲料水を媒介して感染する病気(特にA型肝炎)を防ぐために衛生状態の向上に努力してきた結果、A型肝炎の発生率は2000年に10万人に対して2.24人だったのが2004年には0.42人に減った。しかし皮肉なことに、衛生状態の向上は人体が抗体を作る機能を衰えさせ、30歳未満のマレーシア人の50%がA型肝炎の抗体を持っていない。大人がA型肝炎にかかると深刻な肝臓病につながる恐れがある。また、注射針の共有や性行為などで感染するB型肝炎の発生率は、2000年に10万人中12.9人だったのが2004年には7.7人になった。マレーシア人の5〜8%がB型肝炎ウイルスを持っており、その50%が人にうつる可能性があり、さらにその30〜40%が肝臓病を患っている。学会ではA型もB型も予防接種を勧めている。
(New Sunday Times / Prime News) 予防接種も、期間をおいて複数回受けないと抗体が出来ないそうです。マレーシアの皆さん、受けに行きましょう。 |
| ●2005年7月23日(土) 最新のAV(オーディオ・ヴィジュアル)機器展示会開催 |
| クアラルンプールのJ.W.マリオットホテルで「KL国際AVショー2005」が22日から3日間開催されている。5回目になる今年は75社が出品、うちマレーシアの企業が15〜20社。「42インチのプラズマテレビは、韓国製だと14,000〜15,000リンギ(41万〜44万円)だが、地元生産だと、製品の特徴にもよるが、8,000リンギ(23.5万円)くらい」と主催者。もともとはフィリップス、LG、JVCの製品を製造していたアドバンスト・サウンド・プロダクツ社(在スンガイ・プタニ)は初めて参加し、自社ブランド製品を披露した。
(New Straits Times / Nation) 注目を集めている展示品は、スウェーデン製の「マルテン・デザイン・コルトレーン・ラウドスピーカー」。ジャズ愛好家がデザインしたもので、1個16キロ、1対で5万USドル(約560万円)。(写真はこちら) |
| ●2005年7月22日(金) リンギと米ドルの固定相場制廃止 |
| 21日夕方、バンク・ネガラ(中央銀行)は、1998年9月から続いていた「3.80リンギ=1USドル」の固定相場制をやめ、管理変動相場制に移行すると発表した。今後リンギの価値はマレーシアの主要取引国の通貨バスケットに対して決められ、適正レートから離れそうな場合には中央銀行が介入する。しばらくは1USドルに対し3.50〜3.60リンギの相場になるだろう。中央銀行の発表は中国が人民元の固定相場制の終了を発表した直後に行われた。
(New Straits Times / front page + Business Times / front page) 本日は 3.778リンギ=1USドル。約0.6%リンギ高になりました。(数値はヤフーファイナンスから) |
| ●2005年7月21日(木) 1.99リンギ(約60円)で旅に出よう |
| 格安航空会社のエアアジアは、国内線片道1.99リンギから、国際線片道19.99リンギ〜99.99リンギ(約600円〜3,000円)で50万席を売り出す。予約はインターネットのみで、受付は明日から8月11日まで。搭乗期間は国内線が今年9月1日〜来年6月30日、国際線が今年9月1日〜来年3月31日。国内線では、KLから、ペナンなどの半島部の主な都市行きが片道1.99リンギ。国際線ではプーケット行き片道29.99リンギ(約900円)、デンパサール行き79.99リンギ(約2400円)など。
(New Straits Times / Prime News) 航空運賃よりも、空港までの移動費用の方が高いとは、これいかに? |
| ●2005年7月20日(水) マレーシアの津波孤児、日本の特別キャンプに参加 |
| インド洋津波で母親を失ったクダー州のハヤゼ・バハルムさん(17歳)と姉のルハヤティさん(31歳)は、日本の財団が主催する特別キャンプに参加する。キャンプは7月31日から8月16日まで、場所は東京、富士山、神戸、九州など。主にアジアの17か国から孤児129人が参加し、悲惨な体験を分かち合って交流をはかるのが目的。日本国内での滞在費と旅費は主催者の財団が負担し、日本−マレーシア間の移動はマレーシア航空が負担する。
(New Straits Times / Nation) 被災から約7か月。マレーシア航空から搭乗券を贈られたふたりの顔には笑みが浮かんでいますが、その裏には言い尽くせないものがあるでしょう。 |
| ●2005年7月19日(火) ニューヨーク市民に文化のおもてなし |
| 16日、ニューヨークで、国際移民基金が第20回国際文化パレードを開催し、マレーシアチームも参加した。マレーシア観光局アメリカ東海岸担当の副会長、アブドゥル・ラヒム氏を先頭に、民族衣装に身を包んだ参加者達が6番街を行進した。ベトナム代表団は「ボート難民(*)」を表す舟を掲げ、その上には彼らを援助した国々の国旗が飾られ、マレーシア国旗もその中にあった。国際移民基金は移民の家族、子供達がアメリカでより良い生活が出来るよう援助している。
(The Star / Nation) (*)1975年の旧南ベトナム政権崩壊以降、ボート難民が続出し、海賊などの攻撃を受けて看過出来ない状態になり、日本を含む各国がベトナム難民を受け入れました。 |
| ●2005年7月18日(月) マレーシア人の大人170万人が「肥満」 |
| マレーシアプトラ大学(UPM)の発表によると、2004年、マレーシア人の大人の人口1,400万人のうち、12.2%に当たる170万人が「肥満」で、心臓病の危険性があるという。男女比では女性が1,000万人、男性が700万人。厚生省の1996年の調査では、当時の大人人口1,040万人のうち「肥満」は4.4%(46万人)だった。この8年間での肥満人口の激増は、「座る生活」「快適と怠惰」「都市社会の豊かさ」が原因だとドクター・ランペルは言う。同氏は、ここ40年この国の一番の死因である心臓病の予防を、社会レベルで継続して行く必要があると述べた。
(New Straits Times / Prime News) 民族別(各民族の大人人口に対する肥満人口の割合)では、華人が一番少ないようです。食生活のせいか、忙しく立ち働く人が多いからか? |
| ●2005年7月17日(日) ハリー・ポッター新刊発売(KL) |
| S・イヤンガランさん(学生)は15日午後8時からKLCCのキノクニヤ書店に、タン・リットハンさんとン・スザンさん(ともに21歳)は16日午前4時からベルジャヤ・タイムズスクエアのボーダーズ書店に並び、16日に全世界一斉発売されたハリー・ポッターの新刊をマレーシアで一番に入手した。当日各書店は午前7時に開店した。16日午後8時半までに、キノクニヤでは2,000部、ボーダーズでは1,000部が売れた。全世界で24時間のうちに販売されるのは1,000万部とも言われている。
(New Sunday Times / Prime News) 1日後の今日、もう既にアマゾン(US、UK、日本など)では読了した人たちの書評が出ていますね〜。世界の一番乗りさんたちの気迫、すごい。 |
| ●2005年7月16日(土) 神戸牛をマレーシアで? |
| サバ州のムサ・アマン知事が先ごろ日本を訪問した際、日本の投資家グループが、サバ州で黒毛和牛(神戸牛)を飼育することを検討したいと伝えた。州のアブドゥル・ラヒム・イスマイル農業食糧産業大臣はこれを受けて、適切な土地はいくらでもあること、投資家グループに協力する地元の業者を斡旋する準備をすること、神戸牛に関する技術の導入が州に利益をもたらすと期待していることの3点を述べた。神戸牛は日本国内では飼育費用と土地の値段が高すぎるため、一部で飼育をアメリカ、オーストラリアに依頼して肉を日本に逆輸入する方式が採用されている。
(New Straits Times / Nation) 日本にとって、神戸牛の品質保持のための飼育の技術伝導はおそらく困難が伴うでしょうが、サバ州の土地の安さは魅力。うまくいってほしいものです。 |
| ●2005年7月15日(金) 81歳、スヌーカーチャンピオン |
| サバ州ルヤン(コタキナバルの近く)のコタ・ラヤ・クラブで先週末に行われたスヌーカートーナメント(30名出場)で、81歳のツェン・コンシンさんが優勝、賞金1,500リンギ(約45,000円)を獲得した。ツェンさんがスヌーカーを始めたのは子供の頃で、1961年キナバル・レクリエーション・クラブで初優勝。この時の賞品はジョー・デイヴィス(*)のサイン入りキューだった。ゲームのコツは「相手に対してどう自分の気持ちを落ち着かせられるか」だと言う。
(New Straits Times / Nation) (*)ジョー・デイヴィス=イギリスのビリヤード、スヌーカープレーヤー(1901-78)で、スヌーカー世界チャンピオン(1927-46) |
| ●2005年7月14日(木) 臨床心理学者が不足 |
| 臨床心理学者ドクター・ン・ライウン談: マレーシアの臨床心理学者はクアラルンプールに35人、ペナンに2人で、これは人口80万人にひとり、という割合。臨床心理学者とは、医学のプロではないが、心理学の修士号以上を保有し、精神障害患者に治療を施す人のこと。治療方法に薬物投与を用いない点で、医師と異なる。小児専門の臨床心理学者はもっと少なく、国内で5人。また既存の精神治療評価(診断)ツールもイギリス、オーストラリア、アメリカの状況に偏っており、マレーシアの情勢に沿ったものではない。
(The Star / Nation) 数日前の別の記事では、「なんらかの心の病を持っている人」の割合は国民10人にひとり、とありました。 |
| ●2005年7月13日(水) KLIAの職員2人、荷物窃盗で逮捕 |
| クアラルンプール国際空港(KLIA)で、客が預けた荷物3つを盗もうとした職員が監視カメラのチェックにより現行犯逮捕された。KLIAでは今年1月から今までに荷物の盗難が111件、これに関わって逮捕された職員が21人。過去4年間では盗難が3,037件、逮捕された職員(マレーシア航空、マレーシア空港、エアアジア)の数は166人。最も狙われやすいのはノートパソコンと携帯電話。KLIAのシニア・ジェネラルマネージャーのカマルディン氏は、警察と協力して情報ネットワークを構築し、監視カメラを53台増やして全部で1,292台にすると言った。
(New Straits Times / News) くれぐれも、預ける荷物の中に大事なものは入れないように。 |
| ●2005年7月12日(火) 大臣、ジョギング中に豚の群れに追いかけられる |
| 「UTUSAN Malaysia」(マレー語の新聞)が「変わった出来事」をハイライトして伝えたところによると、10日、テルック・チェンペダックでジャマルディン科学技術革新相が運動中に豚の群れに追いかけられた。「海岸近くで子供の集団が巻貝を探しているように見えたので近寄ったら、子供ではなく豚の集団だった。追いかけられたので一所懸命走って逃げた」と大臣。
(The Star / Focus) 命がけで逃げて助かった大臣には申し訳ないですが、笑っちゃいました。こんな風に、英字新聞に、マレー語紙、華語紙、タミル語紙のハイライト記事の要約が時々載ります。 |
| ●2005年7月11日(月) スレンバンでトラックによる水の供給開始 |
| 日照り続きで水が不足しているヌグリ・スンビラン州スレンバン、ニライ、パジャンで、トラック6台による水の配給が始まる。水不足の影響を受けている地域を2つに分け、それぞれ11日と12日に配給を開始し、ダムの水のレベルが上昇するまで続けられる予定。
(New Straits Times / Nation) 州は違いますが、クアラルンプール国際空港近辺も地理的に近く、水不足の影響が出ているようです。 |
| ●2005年7月10日(日) 川口順子さん、約束を得てKLを去る |
| 先週、元外務大臣の川口順子さんがクアラルンプールを訪問し、インタビューで次のように語った。「ナジブ副首相、ハミド外相と会談し、日本の国連安全保証理事会常任理事国入りについてマレーシアの支持を得られることを確認した。またG-4(日本、インド、ブラジル、ドイツ)による国連改革の提案についてマレーシアに協力を求めた。これについては、マレーシアは国際的にOIC(イスラム諸国会議)とNAM(非同盟運動)の議長国という立場にあるため『条件付き』での協力ということになるだろう」 このほか日本とマレーシアのEPA【二国間経済連携協定。FTA(自由貿易協定)を含む】が年末に実現することにも触れ、(G-4の提案の結果がどうなろうと)二国間には揺るぎない絆が出来ていると言った。
(New Sunday Times / Focus) この訪問の川口さんの立場は「小泉首相の特別アシスタント」ということです。 |
| ●2005年7月9日(土) 運輸省、古い車に車検の義務付けを検討 |
| 運輸省は、Puspakom(車検センター株式会社)からの「5年以上使用した車には車検を義務付ける」という提案を検討している。また、金融業者らが、全ての中古車に対して、ローンの申請を認める前に
Puspakom での車検を必須とする動きになってきているが、これについてチャン運輸相は「消費者にとって安全が保証されるだけでなく詐欺も防ぐことが出来るので大いに奨励する」と述べた。昨年の道路事故発生件数は575,200件。
(New Straits Times / Nation) 今は車検が義務ではないので、意識の高いドライバーは自主的に検査を行っているというのが実情。提案が実現されたら少し進歩。 |
| ●2005年7月8日(金) 首相、プロトンに品質向上を要求 |
| 先週プロトンのCEOマハリール氏が中国の新聞のインタビューで「プロトンは政府から十分な処遇を受けていない」と発言し、今週プロトン顧問のマハティール前首相が「CEOは会社を守る義務がある(ので彼の発言は妥当)」と擁護した。これを受けて7日、アブドラ首相は「20年前、自動車産業はわが国初であったのでプロトンは政府の保護を受けてきたが、保護支援は時とともに減らして行くのが常道。輸入車には高い関税を課すという政策の下でプロトンは利益を上げてきたが、今後輸入車の関税は下がって行く。プロトンは品質を向上させ競争力をつける必要がある。我々は国民車プロトンの成功に期待する」と言った。
(New Straits Times / Prime News) 5月末に日本と締結合意したFTA(自由貿易協定)で、10年後に日本車も関税撤廃されることになりました。それまでにプロトンは競争力をつけねば。アブドラ首相、実にまともなことを言っています。 |
| ●2005年7月7日(木) ジュゴン一家、コタ・ブル沖に毎日出現 |
| サバ州コタ・ブル沖に、ジュゴンが家族(雄、雌、こども)で毎日姿を見せている。この地域にダイバーを送っているスキューバ・パラダイス社代表のウォンさんは「サバ州西海岸でジュゴンを見るのは10年ぶり」と言う。ジュゴン一家は最初人間を警戒していたが、ウォンさんがジュゴンの生態を調べてダイバーを送り続けた結果、今では毎日ダイバーに寄って来て遊ぶ。特に村の子供たちをカヌーに乗せて連れて行くと喜んで寄ってくる。ウォンさんは村人達にジュゴンの保護の必要性を啓蒙している。
(The Star / Nation) ジュゴンは自分の形に似ているもの(カヌー、丸太など)には親近感を抱いて警戒を解くそうです。 |
| ●2005年7月6日(水) プロトン、ハイブリッドカーを計画 |
| 国営自動車会社プロトンの顧問であるマハティール前首相談: プロトンは5年以内に独自のハイブリッドカー(ガソリンエンジンと電気モーターの2つの組合せで走る環境に優しい車)を発表する計画がある。ヨーロッパのような先進国市場では、ガソリンの値上がりと環境問題への関心で、今後ハイブリッドカーの需要が増えて行くだろう。プロトンがヨーロッパ市場に進出するにはハイブリッドカーは必須。現在4人の技術者がプロジェクトに取り組んでいるが、実際は100人必要。
(New Straits Times - Business Times / News) 先のことを考えることは確かに大事です。まだまだ価格が高くてサポートサービスも限られているハイブリッドカー市場ですが。 |
| ●2005年7月5日(火) 鳥に集団予防接種を(鳥インフルエンザ) |
| クアラルンプールで開かれた鳥インフルエンザに関する国際会議で、FAO(国連食糧農業機関)の動物健康局代表ジョセフ・ドメニク氏は、鳥の集団予防接種と、ヒトへの感染・流行を防ぐ(鳥用の)ワクチンの開発が必要だと述べ、FAOとOIE(国際獣疫局)はベトナムとインドネシアでアヒルの予防接種の試験をする計画があると言った。アジアでは今後2年間で鳥インフルエンザと戦うための有効なプログラムに3.8億リンギ(約112億円)必要だが、寄付を約束したEUやアメリカからはまだ資金が到着せず、10分の1しか集まっていない。WHO(世界保健機関)西太平洋事務局長、尾身茂氏によると、ヒトへの感染例はアジアで昨年44件(死者32人)、今年64件(死者22人)。
(New Straits Times / Prime News) ヨーロッパやアメリカが、約束した寄付をなかなか届けないってことは、彼らにとっては優先順位が低い問題なんでしょうね。これをローマに本部を置くFAOの人が言ってるところがアイロニック。 |
| ●2005年7月4日(月) 道路に24時間スピード監視カメラを |
| 警察、陸運局、道路安全局は、事故を減らすために、高速道路、事故多発地点、信号機のある交差点に24時間体制のスピード違反監視カメラを設置することを検討している。昨年の交通事故による死者は6,223人で、登録車1万台につき4.5人の割合。これを2010年までに2人に減らすのが目標。24時間体制スピード監視カメラによる効果はアメリカ、イギリス、オーストラリアで実証されており、陸運局はこの3か国のハイテクカメラとその整備士について調査中。
(New Straits Times / front page) 日本の交通事故による年間死者数が約1万人だから、マレーシアはその60%。ものすごく多いです。(人口は日本の5分の1) |
| ●2005年7月3日(日) 厚生省、カスカスの使用の合法性を検討 |
| カスカス(けしの種の一種でインド料理によく使われる)は大麻と同じように常用癖をもたらす危険性があるとして、ある国会議員が政府にこれの使用禁止を制度化するように求めている。厚生省のアブドゥル・ラティフ副大臣は、「カスカスの使用が非合法かどうかを決める前に、まずカスカスが刺激剤(興奮薬)にあたるかどうかを調査し、調理品に使える許容レベルを設定する方が先」と言った。インド料理ではカレーに粘性や芳香を加え、肉を柔らかくするために伝統的にカスカスが使われている。
(Sunday Star / Nation) 何世紀にも渡ってインドのマハラジャ達に愛用されてきたというカスカス、今さら使うなと言われても……。 |
| ●2005年7月2日(土) 首相「噂を流さないように」 |
| 携帯電話のショートメッセージで「近くガソリンの値段が上がる」との噂が流れ、6月末にはガソリンスタンドに長蛇の列が出来た。アブドラ首相は「我が国民は噂を広めるのが好きだ。結果、我々自身に心配事が増える」と言い、根拠のない噂を広めないようにと人々に求めた。ペトロナス(国営石油会社)の今年3月末締めの純利益は580.3億リンギ(約1.7兆円)で、前年の374億リンギ(約1.1兆円)に比べて50%の伸び。これについて首相は「石油価格の上昇で大きな利益を上げたが、同時に補給金も大きい(*)」と述べた。
(New Straits Times / Prime News) (*)石油部門は政府の補給金事業になっています。 |
| ●2005年7月1日(金) 調査 : マレーシアの両親ってステキ |
| リーダーズ・ダイジェストがアジア8か国のティーンエイジャーを対象に「両親について」調査を行った。マレーシアの調査対象者は14〜18歳の3,212人、うち400人が対面調査。 浮かび上がったマレーシアの両親像は: 勤勉で、正しいことと正しくないことを知っており、その原則を子供によく教え、安全で幸せな家庭を供給している。母親の方が父親より子供をよくかまっている。子供の宿題を手伝う両親は50%。麻薬の危険性について、子供によく警告している。 アジア8か国の比較では: 香港の両親は子供が将来何になるかを一番心配している。シンガポールの両親はマレーシアの両親よりも「厳しさ」の点ではより緩やか(リラックスしている)。性教育はマレーシアの両親が一番苦手。「総合的に両親のステキ度合い」は、タイ、インドネシア、マレーシア、香港、韓国、シンガポール、フィリピン、台湾の順。 (New Straits Times / Prime News) ひと昔前の日本の両親像のようです。 |
今日のマレーシア 2005年7月