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今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2005年6月
| ●2005年6月30日(木) カードの複製による損失減る |
| マイクロチップを埋めこんだクレジットカードの導入でカードの複製が難しくなり、銀行や個人がカードの複製で被っていた損失が大幅に減っている。財務省ヒルミ氏によると、昨年は、クレジットカード取引350億リンギ(約1兆円)のうち、不正使用による損失は6,900万リンギ(約20億円)だった。この損失は、2000年に3,620万リンギ、2001年に4,350万リンギ、2002年に3,970万リンギ、2003年に6,060万リンギと、徐々に増えてきていた。 (New Straits Times / Nation) 今年現時点での損失額は出ていませんが、大幅に減る見通しなのでしょう。マレーシアは今年、アジア・太平洋地区では初めて、すべての銀行がICチップのクレジットカードに全面移行しました。(3月2日に関連記事) |
| ●2005年6月29日(水) 教師に残業手当を |
| 全国教師組合のロック・インフェン事務総長は、教育省と公共サービス局に対し、公立学校の教師に残業手当と特別休暇を与えるように求める提案書を近く提出する。公務員週5日制の開始に伴い、「教師達は土曜日に働くことはいとわないが、他の公務員と公平な扱いを受ける権利を主張する」という趣旨。
(New Straits Times / Nation) 現在は年7日の特別休暇が認められてはいるものの、未消化のまま退職金に加算される形が多いそうで、それを年内いつでも取れるように制度化したい模様。 |
| ●2005年6月28日(火) 肝臓がんは、癌のトップ5 |
| 肝臓がんは、マレーシアの男性がかかる癌のトップ5に入る。2003年に肝臓がんで入院した男性は378人、民族別内訳は、華人214人、マレー人128人、インド人18人、その他18人。厚生省事務総長のドクター・イスマイルは、肝臓がんや肝硬変につながる可能性のあるB型肝炎の予防接種が適切に行われていないことが原因だと指摘する。B型肝炎の発症者数は1990年に1万人に対して5.24人、1995年に2.71人だったのが2000年に12.89人に跳ね上がり、今年は4.66人に減った。ドクター・イスマイルは、「家族に肝臓病を持つ人がいる人、輸血の経験がある人、注射針による麻薬常用者などは血液検査をすべき。肝臓がんは早期発見で治療できる可能性が高い」とアドバイスする。
(New Straits Times / Nation) 国民の人口に対する華人の割合が約25%である(今月16日の記事)のに対し、肝臓がんで入院した男性全体に対する華人の割合はなんと半分以上の57%。 食生活か? 入院出来る経済力の問題か? |
| ●2005年6月27日(月) サッカーファンが深夜の火事に気づいて住人起こす |
| クランタン州カンポン・ポホン・チェランギで、26日深夜1:45頃、サッカーファンが集まってコンフェデ杯ブラジル−ドイツ戦を観ていた時、近くの民家から出火したのに気づき、叫んで住民に警告を発した。木造11棟が全焼、午前5時にようやく鎮火したが、約20家族、34人が家を失った。警察は、住人のひとりで麻薬中毒者の男が放火した疑いがあるとしているが、男は行方不明。
(New Straits Times / Nation) 死傷者が何人という記述が全くないので、サッカーファンの警告により、全員が無事だったという意味なのでしょう。 |
| ●2005年6月26日(日) 公務員週5日制開始を前に副首相が懸念 |
| 7月1日から始まる公務員週5日制を前に、ナジブ副首相が、休みが多くなることで労働者の競争意識が減る(サービスが低下する)のではないかと懸念を表明しながらも、週2日の休みを家族と有意義に過ごすことは重要だと語った。政府には、現在の国民の祝日(年14日、州によってはそれにプラス2〜4日)を減らす方向で再検討する動きもあるが、マレーシア商業組合会議のサイド・シャヒル会長は、祝日のほとんど(11日)が宗教や民族の文化に根ざしたものであるから、これに影響を与えてはいけないと考えを示した。
(New Sunday Times / Prime News) マレーシアの祝日は、近年特に暦の関係で冬季に集中しており、(その期間には)休みが多いような気がしますが、実際のところ、クアラルンプールでは年間15日で、日本の年間祝日数と同じです。イランは年間30日、ボスニアは28日、カンボジアは24日、インドは20日、アメリカは12日、イギリスは11日だそうです。 |
| ●2005年6月25日(土) 読書習慣についての調査 |
| 統計局は今後6か月で、国民の読書習慣と情報収集のためのインターネット利用実態について、都市部と地方で合計6万人に対面調査を行う。前回の調査は1996年で、当時の国民の年平均読書数は「2冊」だった。現在、全国の公立図書館に利用登録している人は300万人、クアラルンプールの国立図書館では647,992人。政府は「国立地方図書館特別プロジェクト」の下で、地方に200の図書館を新設する計画。費用は3千万リンギ(約8.7億円)。
(New Straits Times / Nation) 前回の調査から約10年、国民の年平均読書数はどうなっているでしょうか。結果がまとまるのは来年後半以降? |
| ●2005年6月24日(金) OICとIDBが津波被災孤児の養子縁組の援助 |
| 23日、プトラジャヤで開かれたイスラム開発銀行(IDB)年次総会でアブドラ首相があいさつ。昨年末の津波で被害を受けたインドネシアの孤児の養子縁組を援助して欲しいというマレーシアの提案に、OIC(イスラム諸国会議)とIDBが賛同し、このふたつの組織がその基金設立の準備をしていると語り、IDBが職務範囲を超えて被災国の援助に努力していることを称えた。インドネシアのユスフ・アンワル財務相も、IDBに、被災国にただちに益をもたらすプロジェクトの実施をと、熱い期待を寄せた。
(New Straits Times / Prime News) 先日は、津波以来6か月ぶりに再会できたインドネシアの親子の記事がありました。被災地が平常に戻るのはまだまだのようです。 |
| ●2005年6月23日(木) イスラム金融サービス産業の10年計画 |
| イスラム金融サービス産業の10年計画に関するセミナーでのアブドラ首相の演説
: イスラム金融サービス産業は、従来の金融システムや市場から孤立するのではなく、融和して世界的な地位を強化して行く必要がある。いくつかの先行している動き(イスラム金融サービス委員会、イスラム金融機関のための会計・監査機関など)はイスラム諸国の団結と協力を促進してきた。イスラム金融が今後世界的に認められるようになるために、今、10年計画を立てるのはタイムリーである。計画は今後の行動の方針となるが、経済環境が変化した時に戦略を再編出来る様に準備することも大切だ。イスラム諸国は、安定した包括的な経済発展を達成するという究極の目的を見失ってはならない。
(New Straits Times - Business Times / front page) イスラム金融では、利子の受け取りをイスラム教の教えが禁止しているので、何かの事業に投資するという形で資金を集めて利益を配当する、という方策がとられているそうです。 |
| ●2005年6月22日(水) 首相「我々に誇りを」 |
| オランダのロッテルダムで6月29日〜7月10日に行われるホッケージュニアワールドカップに出場する全国チームに、アブドラ首相が「世界的な舞台でマレーシアのかつての栄光の日々を取り戻すべく健闘し、他のスポーツ選手の手本になるように」と激励した。マレーシアのジュニアホッケーチームは1979年、1982年に世界ベスト4にランクインしたが、それ以降は成績が不振。チームは29日に南アフリカとの試合に臨む。2回戦に駒を進めるには1勝する必要がある。
(New Straits Times / Sport) チームは18〜21歳の選手18人とコーチ陣3人の21人。これにサポートスタッフが12人で本日出発。現地の気候に体を慣らして、さぁがんばって来よう。 |
| ●2005年6月21日(火) 土曜日もサービスカウンターはオープン |
| 公務員の週5日制が7月1日から実施されるが、PSD(公共サービス局)のイスマイル・アダム事務総長は、サービスカウンターは土曜日も開けるようにと指示を出した。ノーマル勤務の場合の基本的勤務時間は、(1)土日を週末とする州(ジョホール、マラッカ、ヌグリ・スンビラン、パハン、ペラ、プルリス、ペナン、スランゴール、サバ、ラブアン連邦直轄地)では8時〜17時で昼食休憩は月〜木が1時間、金曜日が11:30〜14:00。クアラルンプールとプトラジャヤの2つの連邦直轄地は始業時間を前倒しする柔軟性が与えられる。(2)金曜と土曜を週末とする州(クダー、クランタン、トレンガヌ)の基本的勤務時間は日〜水が8:00〜16:45、木曜日が8:00〜16:30、昼食休憩は1時間。
(New Straits Times / Prime News) (1)の州で金曜の昼食休憩が長いのは、本来イスラム教の安息日である金曜日の昼のお祈り(重要)に合わせたもの。(2)の3つの州はムスリムの特に多い地域で、現在既に金曜日がお休みで日曜日は通常営業。いずれの地域も週5日の基本勤務時間合計は38.5時間となります。 |
| ●2005年6月20日(月) 多くの大学が Mile プログラムでデジタル化へ |
| Intel 社は、アジア太平洋地域の大学でモバイルコンピューティングとワイヤレス技術の普及を促す目的でMile(Mobile
Initiative for Learning in Education)プログラムを進めており、マレーシアではペナンのUSM(マレーシア科学大学)にこれを初めて導入する。これにより、学生達はキャンパス内のどの場所からでも無線でネット接続が出来るようになる。Intel
社のマレーシア・マネージャーのタン氏は、このプログラムを国内の大学に広げて行くこと(具体的な大学名は公表せず)、2006年までにアジア太平洋地域で300の大学に導入すること、独自のワイヤレスブロードバンド接続サービスWi-MAXを国内で展開して行くことを発表した。
(New Straits Times - Business Times / News) マレーシアのブロードバンド利用者は推定30万人(人口の1%)。拡大の可能性大いにありの分野です。我が家はダイヤルアップ。 |
| ●2005年6月19日(日) 予算は重要な問題に使うように |
| 先ごろクアラ・カンサー町議会が政府に要求した予算案の内容が、造園費に5,150万リンギ(約14.8億円)、インフラ整備に3,200万リンギ(約9.2億円)、学校・社会経済費に700万リンギ(約2億円)となっていたことに対し、クアラ・カンサー出身議員のラフィダ国際通産相が「造園にこんなに使うべきではない。貧困の根絶や地方のインフラ整備などの、もっと重要な問題に予算を回すべき」と激怒。町議会は観光誘致に力を入れるつもりでの造園費だったが、観光省のザヒド副大臣もラフィダ大臣に同意し、「マレーシア人は新しいものを作る習慣はあるが、その維持・改良に関しては苦手だ。造園は、作るのも、維持するのも莫大な費用がかかる(ので、考え直すように)」と言った。
(New Sunday Times / Nation) ラフィダさんが激怒している写真は数日前の新聞に出ていたのですが、今日のポイントは、観光省も「そうだ、そうだ」と言ったところ。 |
| ●2005年6月18日(土) 医療機関の職員、SARS特別手当を待ちぼうけ |
| マラヤ大学医療センターの職員約200人に、SARS(新型肺炎)に関する特別手当がまだ支給されていない。この職員らは、専門家、医師、レントゲン技師、看護師などで、2003年3月〜6月にSARSの治療や予防に関わる任務に就いたことで、政府から特別手当の支給を約束された。関係筋によると大学医療センターは政府から該当資金を受領しているが、職員には支給されていないという。職員らはひとり1,600〜3,200リンギ(約46,000〜92,000円)を受け取る権利がある。
(New Straits Times / Nation) そうでした。2年前の今頃、観光客がめっきり減り、空港が閑散としていました。それにしても支払うべきものはさっさと支払わねば。 |
| ●2005年6月17日(金) 不名誉な「世界一」 |
| アメリカ腎臓データ登録所によると、糖尿病のある人で腎臓病を併発して人工透析をしている患者の割合はマレーシアが世界一である。厚生省顧問のドクター・ザキは、少なくとも100人中9人のマレーシア人が糖尿病であり、糖尿病患者100人中の40人が腎臓病であると言う。国内で毎年2,000〜3,000人の末期腎臓病患者が出ており、55歳以上に多い。マレーシア人の大人の人口の8%が糖尿病で、2010年には12%になると見られている。ドクター・ザキは、糖尿病予防のために、定期的な運動、血糖値の管理、禁煙、炭水化物や砂糖の摂取を適度に抑えることを奨励している。
(New Straits Times / Prime News) ナシ・レマ(ココナツの汁で炊いたごはん)や麺類の取りすぎは要注意だそうです。ん〜、おいしいのに……。 |
| ●2005年6月16日(木) 人口2,610万人に |
| 統計局の発表によると、マレーシアの人口は今年第一四半期に2,599万1千人であったのが、第二四半期には2,612万8千人に増えた。うち、マレーシアの国民は2,436万2千人。国民の民族別内訳は、ブミプトラ(マレー人などの先住民)が1,606万人、中華系が615.4万人、インド系が183.4万人、その他の民族が31.2万人。
(New Straits Times / Nation) 昨年第三四半期が2,570万人。どんどん増えてます。 |
| ●2005年6月15日(水) 企業不正調査発表 |
| コンサルティング会社KMPGマレーシアが行った2004年度企業不正調査の結果。930社のうち回答があったのは130社(14%)、調査対象期間は2003年1月〜2004年12月。回答した130社のうち、不正の経験があるとしたのは109社(83%)。さらにこの109社のうち、企業内部での不正と答えたのは87%。不正の内容トップ3は、秘密手数料、ラッピング(*)、カイティング(**)。不正が発生した理由のトップ2は、内部管理の不備と、社員と第三者の共謀。また、回答企業の85%が、コンピューターやITシステムを、不正発生の潜在的原因になりうると考えている。不正を経験した109社の損失は61%が100万リンギ(約2,900万円)まで、17%が100万リンギ超。
(New Straits Times - Business Times / News) (*)ラッピング=顧客から横領した金を埋め合わせるために別の顧客の現金をさらに横領し、先の顧客の口座に入れて取り繕う行為 (goo 英和辞書) (**)カイティング=複数の銀行口座の小切手を同時に切ったり銀行に預託し、小切手の現金化までの時差を利用して各口座に残高があるように見せかける不当行為 (goo 英和辞書) |
| ●2005年6月14日(火) インクカートリッジから麻薬 |
| 先週水曜日、香港で、マレーシアから宅急便で送られてきた麻薬を受け取ろうとした人物が逮捕され、連絡を受けたマレーシア連邦麻薬局がクアラルンプールでシンジケートを摘発、2人を逮捕し、ケタミン(幻覚剤)を押収した。プリンターのインクカートリッジに麻薬を隠して送るという手口だった。10日前にはインスタントコーヒーの小袋に麻薬を隠して送っていた別のシンジケートが摘発され、このふたつの摘発で合計22キロのケタミン(市価220万リンギ≒6,300万円相当)が押収された。麻薬はインドから密輸され、台湾、中国、香港に3倍の価格で売られていた。 (New Straits Times / Prime News) 以前にはインスタントラーメンの袋からパスポート、というのがありました。次から次へと新しい手口。 |
| ●2005年6月13日(月) 女性のパイロット志願者多数 |
| YSEAA(青年・スポーツ実験的航空機協会)が今年4月に募集したパイロット養成コースに約50人の女性(18〜35歳)が登録した。来月から始まる1年間のコースの終了時にPPL(プライベート・パイロット・ライセンス)を取得できる。その後、CPL(商用パイロット・ライセンス)を取得する上級コースに進むか否かを選択する。女性訓練者用の宿舎も準備済み。
(The Star - Star Metro / News) 登録者の中には航空会社の現職女性フライトアテンダント3人が含まれているそうです。乗るだけでなく自分で操縦してみたいと。 |
| ●2005年6月12日(日) 連合軍のラブアン島上陸記念式典開催(ラブアン島) |
| 第二次世界大戦終結直前の1945年6月10日、連合軍(オーストラリア、イギリス、アメリカ、インド)がラブアン島のブラウン・ビーチに上陸し、それがきっかけで、ボルネオ島を支配していた日本兵は降伏することになった。この上陸を記念する式典が1975年から10年毎に開催されているが、今年は60周年にあたる。参加者のジェイムス・チンさん(85歳、当時の日本軍の捕虜)は悲惨な体験を語りながら、「ある高位の日本兵は、我々に対して思いやりがあったが、他の人たちの前では厳しいふりをしていなければならなかった」と回顧する。ボルネオ島での戦い及び捕虜生活により、オーストラリア人590人を含む4,000人が死亡した。
(New Sunday Times / Nation) ラブアン島は、東マレーシアのあるボルネオ島北東部の海岸に隣接する小さな島。サバ州コタキナバルの近くですが、クアラルンプールと同じくどの州にも属さない「連邦直轄地」です。 |
| ●2005年6月11日(土) 1000以上の学校に基本的設備が不足 |
| ヒシャムディン教育相は、全国の公立学校のうち、特に地方では、800校に電気がなく、1,500校に水道がなく、1,100校にコンピューター室がないことを明らかにした。マレーシアの初等・中等教育の学校は1万校、教師は32万人、生徒は500万人、うち240万人が公立学校で学ぶ。教育相は、都市と地方のギャップを埋めるべく、トレンガヌ、サバ、サラワクの学校の設備の向上に力を入れると言った。また、教育相によると、25〜34歳のマレーシア人のうち、高等教育を受けた人は14%で、アメリカの31%、韓国の26%、日本の24%、オーストラリアの25%に比べて少ない。
(New Straits Times / Nation) 高等教育は、college や university 以上のことで、日本では、高専、短大、大学、大学院に当たります。 |
| ●2005年6月10日(金) アジアは最大の航空機市場に |
| ボーイング社によると、2024年までにアジアは世界最大の航空機の市場になる。中華航空、シンガポール航空などのアジアの航空会社は、今後20年間で7,163機、7,702億米ドル(82.7兆円)相当の購入が予想され、これは世界市場の36%に当たる。この期間にアジアが必要としている旅客機は、90〜200人乗りの地域便用が半分以上。この地域の旅客交通は2023年まで年平均6%伸びる見込みで、世界平均の4.8%を上回る。
(New Straits Times - Business Times / Transport) マレーシア航空が現在就航しているインドの都市は7都市ですが、今年から来年にかけてあと3つ増やす予定だそうです。 |
| ●2005年6月9日(木) UiTM(マラ工科大学)のグループ、中国を訪問 |
| UiTM(マラ工科大学)は2006年までに世界に通用する教育システムの確立を目指している。この趣旨の下、学生18人のグループが14日から1週間、中国を訪問し、現地の大学の教育制度を視察する。また、UiTMの教育制度の標準化に関するフォーラムにも参加する。海外の大学視察は昨年のインドネシアに次いで2回目。
(New Straits Times / Nation) 「工科大学」という名前ですが、カリキュラムの大部分は経営学、経済学なので、この部門に強い教育機関も訪問するそうです。 |
| ●2005年6月8日(水) 食料品取引に関する時代遅れの法律が存在 |
| サバ州コタキナバル(東マレーシア)で行われた投資セミナーで、参加者から、ある食料品をサバ州と半島部マレーシアの間で取引するには輸出・輸入許可を受けなければならない古い法律がいまだに存在する(ので、商売がしにくい)との発言があった。これを受けてラフィダ国際通産相は、このような法律は廃止すべきとの見解を示し、国内での食料品取引に関する、衛生面を含む基準について見直しを行うと述べた。
(The Star / Nation) こんな法律が残っていることを、言われるまでラフィダさんもご存知なかった様子。東マレーシアと半島部マレーシアの間にはほかの分野でも類似の問題があるのかも知れません。 |
| ●2005年6月7日(火) 曼荼羅(まんだら)の砂絵でギネスに挑戦 |
| ペナンのジョージタウンで、仏教信者のボランティア90人が72時間かけて、24メートル×16メートルの曼荼羅の砂絵を作り上げた。昨年シンガポールの仏教寺院の僧侶らが作った12×12メートルを優に越す大きさで、ギネスブックに申請する。曼荼羅は8つの幸福の印(日傘、魚、壺、貝、勝利、栄光の結び目、蓮、車輪)を、着色した砂10トンを使って描きあげたもの。この砂は後に信者達に分けられ、その一部は昨年12月の津波被害者のために海に撒かれる。
(New Straits Times / Prime News) 砂色を背景に、赤・黄・ピンク・水色・緑・白の6色を使った曼荼羅はなかなか目立ちます。 |
| ●2005年6月6日(月) 中国語の法廷通訳が不足 |
| 中国語の法廷通訳が不足している。昨年採用された法廷通訳は107人で、マレー系80人、インド系20人、中華系7人。この7人のうち現在現職にあるのは3人。(法廷通訳組合全体では500人だが、その内訳は記事にない)通訳不足で事件が後回しにされて蓄積されるのを防ごうと、弁護士が民間の通訳を法廷に連れてくることもある。中国語の法廷通訳暦32年のテオ・ミョウホンさん(51歳)は、不足の理由は「正確さが最重要で、少しでも間違ったら判決ミスにつながる」仕事の大変さにあるという。法廷通訳組合会長のスセエラ・ベディナイカンさんは、忍耐強さ、謙虚さ、正直、責任感、思慮深さが要求されると言う。
(New Straits Times / Nation) マレーシアの裁判所に属する法廷通訳は月給制で、件ごとの歩合制ではないため、他の職業に比べて分は決してよくないそうです。 |
| ●2005年6月5日(日) スガリに防衛大学を(ペラ州) |
| 国防省副大臣ザイナル・アビディン・ザイン氏は、ペラ州政府から申し出のあったスガリの400ヘクタールの土地を、国立防衛大学用の敷地として認定したことを明らかにした。スガリはロイヤル・マレーシア海軍基地のあるルムッに近い町。防衛大学を作る計画は高等教育省も認可済み。
(New Sunday Times / Nation) 昨日の記事の関連記事(さりげなく訂正記事)もありました。まず、ブリンチャン山の植林の主催者はパハン州(代表マズナーさん)ではなく、他の団体のようです。また、マズナーさんが主催者から当初聞いていたのは「山のふもと」に植えるということだったのが、当日になって「山の頂上」と言われたということです。通常の装いで1.5キロの登山はかなり厳しかった様子。 |
| ●2005年6月4日(土) 国王誕生日 キャメロンハイランド森林保護区に門を |
| キャメロンハイランドの森林保護区で、動植物が不法に乱獲されているため、フェンスか、門のついた入り口を作ってこれを防ごうという提案に対して実行可能性調査が行われる。パハン州観光コミュニティのマズナーさんは、このほかに、ガイドラインを設定してそれを厳しく遵守するという条件をつけた上で、民間業者に管理を委託する手もあると考える。マズナーさんはボランティアなど50人のグループを率いて、2001年に不法伐採されたブリンチャン山に登り、苗木を植えて森林復活計画を実行している。キャメロンハイランドで休暇を過ごすツーリスト達にも、この苗木運動に参加してもらうよう呼びかけている。
(New Straits Times / Nation) キャメロンハイランドからブリンチャン山の頂上までは1.5キロメートルの登山。行って苗木を植えて帰るのに半日あれば十分だそうです。 |
| ●2005年6月3日(金) 馬術の障害ジャンプ・ワールドカップをKLで開催 |
| 国際乗馬連盟(FEI)の障害ジャンプ・ワールドカップが来年4月、クアラルンプールのブキッ・ジャリル・スタジアムで開催される。アジアの国では初めて。競技は4日間で、最終日の模様は128か国で放送される。このイベントで(主に外国からの)訪問客1万人が期待されている。
(New Straits Times / Prime News) 乗馬のようなイベント目当ての外国からの客層というのが、昨日のトヤド大臣発言の「裕福な高級顧客」の一例なのだそうです。 |
| ●2005年6月2日(木) ウォータースポーツを観光の呼び物に |
| レオ・マイケル・トヤド観光相は、ヨットやウォータースポーツを観光の呼び物にすべきだという考えを示した。ランカウイ島、ティオマン島、パンコール島などはオリジナリティ(海岸の美観)を失うことなく施設の修復をし、年間通してマリンスポーツが楽しめることをアピールして行く。今年マレーシアは年間で1,500万人の観光客と300億リンギ(約8,600億円)の収入を見込んでいる。観光相はまた、インドネシアやタイに見習って、裕福な高級顧客向けのパッケージなどを用意し、マレーシアのイメージチェンジを図りたいとしている。
(New Straits Times / Nation) 東マレーシアのサバ州では、セイリングが目的のイギリス人観光客が多いそうです。 |
| ●2005年6月1日(水) 退職者、マレーシア科学大学の学位課程に入学 |
| 元教師で社会活動家のメアリー・リムさん(59歳)は、今日、マレーシア科学大学(ペナン)の人文科学の通信教育課程に入学した。近年3人の子供はそれぞれ学位を取得し、自分も大学に行きたいと常々思っていた。今日入学したのは全部で1,608人。学科別では人文科学が622人、経営学が340人、科学が418人、社会科学が228人。うち、リムさんのような年配者は35人。最年長は63歳。リムさんは故郷のイポーで社会活動をしながら、大学の課程を通信で学ぶ。
(New Straits Times / Prime News) 国立大学の学年度は毎年6月に始まります。今日は新学年スタートの日。(初等・中等教育は1月始まりです) |
今日のマレーシア 2005年6月