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今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2005年3月
| ●2005年3月31日(木) 6つ星動物ホテルがデビュー(セパン=国際空港) |
| 5月末までに、セパンのMASカーゴにある現行の動物ホテル(1998年創業)が、イメージチェンジして6つ星級の動物ホテルに生まれ変わる。ロビー、食べ物飲み物サービス、お掃除、ルームサービスつき。猫用特別バスローブや他の動物用のアクセサリーやトイレタリーも充実させる。1泊150リンギ(約4200円)。5800平方フィートの敷地は拡大中。宿泊する動物の10%は乗り換え待ち、35%は輸出用、残りは輸入用。
(New Straits Times / Nation) 昆虫や爬虫類、お魚からきりんまで、空調設備の整ったお部屋で快適に過ごせるそうです。 |
| ●2005年3月30日(水) ドクターM「USドルはかつての強さを回復することはあるまい」 |
| コタ・キナバルで開かれている国際CEO会議でのマハティール前首相の発言。「赤字を減らそうとしないブッシュ政権下(アメリカの債務は7兆ドル)では特に、USドルは下落を続けるだけでかつての強さを取り戻すことはないだろう。現在のドルの価値を保っているものは、もしドルを使わなければ世界的な経済の大危機が起こるだろうという恐れのみだ。しかし大国アメリカが7兆ドルの債務を返せないのだから大危機はいずれやってくる。ユーロに対して50%も下がったドルは不安定で、ビジネスにおいてはユーロと同価値の通貨で取引が行われるべき。そうしてドルが使われなくなればドルはいずれ崩壊する。ドルに替わる基準通貨は金(ゴールド)だ」
(New Straits Times - Business Times) 出ました、マハティール節。ところでリンギのレートはUSドルに固定していますが、どうなるのでしょう? |
| ●2005年3月29日(火) 皆、動揺 |
| マレーシア時間午前零時9分にスマトラ島沖で起きた地震は、マレー半島のマラッカからアロースターまで揺らした。震源地は北緯2.03度、東経97.01度、スマトラ島の西で、クアラルンプールからは535キロ、マグニチュード8.5。ブキッ・ビンタンではホテルなどの建物から外に出た人々で、通りはいっぱいになった。クダー州では住人4000人が、12月26日の地震後に避難所となった学校に集まった。ペナン州は地域の役所に、人々に避難を警告するために海岸に職員を派遣するよう指示を出した。マラッカ州の病院では看護士らが病人を建物から避難させた。
(New Straits Times / front page) 横揺れが数分続きました。揺れてから40分後くらいにCNN、BBC、NHKが地震速報を流し始めました。 |
| ●2005年3月28日(月) 伝統的な造船復活への動き(クアラ・トレンガヌ) |
| 文化・芸術・遺産省は、ドゥヨン島で、作り手の少なくなった伝統的なマレーの舟の製造を推進する計画を進めている。連邦政府は地元の造船技術者の援助と、その技術を学ぶ若い世代の確保に努め、省は、現存の技術者が島に技術訓練センターをつくるための資金を提供する。一方で、ドイツ人航海士が伝統的なマレーの舟を作って島まで観光客を運んでいる事実もある。
(New Straits Times / Nation) ドゥヨン島(Pulau Duyung)はクアラ・トレンガヌのトレンガヌ川に浮かぶ島で、「ドゥヨン」は「人魚」の意味だそうです。観光ガイドにはたしかに「手作業でつくるボートで有名」と載っています。 |
| ●2005年3月27日(日) マレーシア産バナナ、初めて中国へ |
| 農業・農産業省が後援する会議「農業チャレンジ・ファーストシリーズ2005」で、マレーシア産のキャベンディッシュ・バナナが80トン中国に輸出されることが発表された。「トロピコースト(Tropicoast)」のブランド名で今年中旬に中国の市場に並ぶ。輸出価格はA品質が1キログラム当たり2.9〜3.2リンギ(81〜90円)、B品質が2.5リンギ(70円)。マレーシアのキャベンディッシュ・バナナの生産規模は、フィリピンなどに比べると小さい。
(New Sunday Times / Prime News) 日本は主にフィリピン、エクアドル、台湾から輸入していて、マレーシアからは過去に少し輸入した実績がありますが、最近はないようです。参考「バナナ大学」統計資料 |
| ●2005年3月26日(土) 副首相、ビジネスで抜きん出るようにとマレー人を激励 |
| マレー人研究戦略財団が主催した会議での、ナジブ副首相の演説:マレー人は常に国の主導的民族となるために、誠実なビジネスマンになるように。そのために、効率よく働き、借金を返し、不正をしたり単なるブローカーになったりすることを避けよ。むしろ自分の仕事ではプロフェッショナルになって稼いだ利益で社会に報いよ。多くのマレー人はもともと勤勉だったが最近になってそれが薄らいでいる。果敢にチャレンジし、どんな状況でも生き残れることを証明せよ。他の民族に出来て、我々マレー人に出来ないはずはない。
(New Straits Times / Nation) 久しぶりに見ました、こういう論調。マハティール前首相勇退以来かな。 |
| ●2005年3月25日(金) 偽1リンギ硬貨製造のシンジケートを摘発 |
| プチョンで1リンギ硬貨を偽造して1枚70センでレストランやゲームセンターなどに売っていたシンジケートが摘発された。午前2時に警察が製造所に踏み込んだ時、サラワク出身の男(20歳)がひとりで作業をしていた。現場からは打ち抜き機、溶接機、型、材料の金属などが発見された。この男の情報で仲間5人の逮捕のためもうひとつのアジトに踏み込んだが、間一髪で全員逃げ出した様子であった。
(New Straits Times / Nation) 男は新品の偽コインに「古びた感じをだすため」に高温の油で揚げる作業をしていたそうです。1000枚以上も! |
| ●2005年3月24日(木) 歯科医のボランティア、無料チェックに協力 |
| マレーシア歯科協会とコルゲート・パルモリヴ社が共同で、4月1日から1か月間、無料歯科チェック及び口中衛生の実地指導を全国規模で開催する。テーマは「生涯健康なスマイルを」。場所は、スーパーマーケット45店舗の店内プロモーションとして設置するデンタル・ステーション及び国内352の歯科医。全部で500人の歯科医がボランティアで協力する。歯科協会会長によると、国民の虫歯保有率は1975年に95%だったのが2000年には90.3%になった。
(New Straits Times / Nation) スーパーマーケットで歯科チェック。お買い物ついでになかなか便利かもしれません。 |
| ●2005年3月23日(水) 「不愉快な」テレビコマーシャルについて激論 |
| 国会では、あるTVコマーシャルについて激論が交わされている。このコマーシャルは「礼儀正しさ」を伝えようと意図したもので、電車の中で他の人(目の不自由な人も含む)に席を譲ろうとしない男性がクローズアップされているが、この男性がマレー人であることから、ある議員は「教育を受けた若いマレー人男性の真の姿を反映していない」としてCMの放送中止を主張。これに賛同する他の議員は「CMが伝えようとしている中味はすばらしいが、その見せ方に問題あり」としている。
(New Straits Times / Nation) CMの内容:混み合ったLRT(クアラルンプールの無人電車)の車内で若者(マレー人)が座っている。妊婦(インド人)が乗ってきたが彼は動かず、年配の華人の女性が立って譲る。次に目の不自由な男性が乗ってくるが、若者は動かず、さきのインド人の妊婦が立って譲る。車内の視線は若者に集中する。 この若者の役どころを、仮に華人かインド人が演じたとしても、華人社会、インド人社会から同じ問題が提起されるでしょうし、かといって譲る人・譲らない人・譲ってもらう人の全員を同じ民族で描くのは、多民族社会としてのリアリティがないし。さあ、どうなることでしょう。 |
| ●2005年3月22日(火) 全ての薬品にホログラムラベルを |
| 厚相は、未認可の薬品が市場に出回るのを防ぐため、全ての薬品(伝統薬を含む)にシリアル番号のついたホログラムラベルをつけなければならないとする規則を5月1日から強化・施行すると発表した。昨年没収された未認可の薬品の総額は2600万リンギ(約7.2億円)で、中には偽の登録番号をつけているものもあった。ホログラムは政府が契約したフランスのメーカーのマレーシア代理店が販売し、3段階のセキュリティシステムで管理されるので偽造は難しいという。違反者には、初犯で罰金25,000リンギ(約69万円)か最長3年の禁固刑。
(New Straits Times / Prime News) 本当は今年1月1日に発効している規則なのに、一部のメーカーや輸入業者の反対で延び延びになっているんだそうです。 |
| ●2005年3月21日(月) マレーシアの映画、国際映画祭で受賞 |
| 18日フランスのクレテーユで開かれた国際・女性の映画祭で、マレーシアの映画「セペット」が外国映画部門のトップに輝き、賞金2万リンギ(約55万円)を獲得した。「型にとらわれていない」という理由で審査員全員一致での受賞だった。監督はヤスミン・アーマド、宗教の異なる男女のラブストーリーで、テーマは「違い」。制作費は100万リンギ(約2800万円)、国内ではマレーシアビデオ賞2005のベスト長編映画賞を受賞している。
(New Straits Times / Prime News) 映画の一場面の写真が載っています。マレー系の女性と中華系の男性がともに赤いビニール袋を頭にかぶってベンチに並んで座っているシーン。頭のビニール袋は(イスラム教を意識?)二人が超えなければならない宗教の違いを示すものでしょうか。 |
| ●2005年3月20日(日) インド系の女性2万人がIDも結婚証明書も持っていない |
| 「消費者のための教育と調査協会」の事務総長T・インドラニさんは、19日に開かれたワークショップで、主に田舎に住む約2万人のインド系マレーシア人の女性がID(身分証明書)も結婚証明書も持っていない実態を明らかにした。この場合子供の出生証明が得られないので子供が就学出来ず、また法的に再婚する手続きも難しい。協会は、これらの女性が証明書を手に入れて自立できるよう援助するセンターを各地に設置していることを述べ、政府にも協力を呼びかけた。この協会は1985年イポーで発足したボランティア組織で、その後本部をクアラルンプールに移し、全国的な組織になっている。
(New Sunday Times / Nation) 結婚証明を持たないお母さんが約2万人いれば、単純に考えて、就学できない子供の数はその数倍。大変な数です。 |
| ●2005年3月19日(土) 障害は、頂上を目指す障害にはならない |
| 今月31日から4日間、知的障害者のキナバル山登山大会が開かれる。NGOのSpecial
Olympics(SO)が3年毎に開催している行事で、今年はサバ州、ペラ州、スランゴール州、サラワク州、ブルネイ、台湾から70人が参加する。大会の目的は、「障害があっても夢は達成できる、という認識づくり」と「参加者と色々な職業のボランティアとの交流」。参加者は週3回の運動を含む事前トレーニングを始めている。
(New Straits Times / Nation) 参加者の一部が、コタ・キナバルの公園で集団ナイト・トレーニングをしている写真が載っています。皆、真剣そのもの。 |
| ●2005年3月18日(金) 気象サービス局、人工降雨のための雲の種まきを開始 |
| 日照り続きによる水不足が農作物の収穫に悪影響を与えている。昨日半島北部の州では、気象サービス局が人工降雨のための雲の種まき(塩化ナトリウムの噴霧)を開始した。クダー州とプルリス州の3つのダムに、農業用と家庭用の水を確保するのが目的だが、人工降雨が成功するには集水地の上空に大きな積雲が自然発生していないと難しいという。費用は1日あたり1万リンギ(約28万円)。4月まで毎日続けられる。
(The Star / Nation) 今年1月〜3月の雨量の少なさ、暑さは4年前にここで暮らし始めて以来いちばん厳しいような気がします。エアコンも効きにくい今日この頃。 |
| ●2005年3月17日(木) マレーシア、2006年にスポーツカーを発売 |
| マレーシア製スポーツカー「エスナ・ベネーレ」が来年発売される。企画したのはエナスポーツ社で、限定150台、価格は1台50万〜80万リンギ(約1390万〜2200万円)。エンジンとトランスミッション・ユニットは海外品でそれ以外はマレーシア製。主な素材はカーボンファイバー複合物で重量1080キログラム、最高速度は時速300キロメートル。来年のジュネーブ・モーターショーに出品し、ル・マン24時間耐久レースのテストにも参加する計画が進行中。
(New Straits Times - Business Times) エナスポーツ社のオーナーが車ビジネスを始めたのが6年前、スポーツカーのプロジェクトはわずか5か月前に発足したばかりだそうです。 |
| ●2005年3月16日(水) 空と海で海賊を捜索 |
| 日本船籍タグボート「韋駄天」を襲撃して3人を連れ去った海賊の捜索のため、マレーシアはパトロール船5隻とヘリコプター1機を、インドネシアは軍艦3隻を配置した。ペナン警察副長官によると、海賊は10〜14人で、タグボートがえい航していた運搬船「くろしお1」に接近したが、運搬船が大きく乗組員も多い(150人)ことに気づいて標的をタグボートに変え、M-16銃とロケット砲で威嚇した。運搬船「くろしお1」は新日鐵に所属するパナマ船籍で、油田掘削用と見られるクレーンをミャンマーに運ぶ途中だった。
(New Straits Times / Prime News) ペナン警察副長官は、3月1日にマレーシア船籍「ハイライン22」を襲撃して2人を連れ去ったグループと同じ海賊の可能性もあると言っています。 |
| ●2005年3月15日(火) 前ボンドガール、アチェを訪問 |
| マレーシア出身の女優ミッシェル・ヨーが15日インドネシアのアチェを訪問する。アブドラ首相の娘、ノリ・アブドラさんも同行する。ミッシェル・ヨーは「007トゥモロー・ネバー・ダイ」(1997)に出演した女優で、今回は津波被害者救済が目的で設立されたマレーシアの非営利団体「フォース・オブ・ネイチャー財団」を代表する形。この財団は今週金曜日にクアラルンプールで津波エイドコンサートを主催する。出演はブラック・アイド・ピーズ、ボーイズ・トゥー・メン、バックストリート・ボーイズ、ローリン・ヒルなど。 (New Straits Times / Prime News) マラッカ海峡で日本籍船が海賊の襲撃を受けた事件については、記事入稿時点での情報が乏しく、詳しい記事ではありませんでした。 |
| ●2005年3月14日(月) 麻薬中毒者向け、薬の代替治療を呼びかけ |
| マラヤ大学心理学研究センターは、政府が運営する麻薬中毒者のリハビリセンターにドラッグの代替療法(DST)の採用を勧める提案書を厚生省に提出した。モハマド教授によると、患者をドラッグから切り離す従来の療法では再発が起こりやすいのに比べ、DSTでは治療成功率が高いという。DSTによく使われるのはメタドンで、麻薬の効果をブロックする効能がある。メタドンについては、マリファナやアヘンと似たような麻薬、という誤認識が先行しているため、この療法の提案を通すには時間がかかったが、オーストラリアではこの療法の適用で新たな中毒患者数とHIV感染者数が増えていないという。
(New Straits Times / Nation) DSTのひとつの方法であるMMT(メタドン維持療法)は、経口薬を使う治療で、これなら毎回通院する必要がないそうです。 |
| ●2005年3月13日(日) ティーンエイジャーの関心事 |
| 1日数千回閲覧されるサイト、www.yes2s.com.my が行った調査によると、昨年9月、ティーンエイジャーが関心を示したニュースは1位がシティ・ヌルハリザ(歌手)への中傷メール事件(29%)、2位が半島部東海岸の鳥インフルエンザ(23%)、3位がマレーシアで史上最高の制作費で作られた映画「プトリ・グヌン・レダン」(11%)。マレーシアにとって今一番大事なことは、民族の尊重(33%)、調和統一(25%)、宗教に寛容(21%)で、反汚職や安全運転は下位。掲示板でのテーマ「マレーシア語と英語はどっちが大事?」では、国語の大切さを語りながらも、国際的な背景では英語がいかに重要であるかが強調された。
(New Sunday Times / Prime News) 国にとって大事なことについては、多民族国家ならではの回答ですね。日本の若者は何て答えるだろう? |
| ●2005年3月12日(土) タンブン・テーマパークにトラの赤ちゃん(イポー) |
| タンブン・テーマパークのタイガー・バレーには、サーカスを引退したシベリアトラとベンガルトラの夫妻、および18か月のこどもトラと4か月の赤ちゃんトラが飼育されている。赤ちゃんトラ3匹は、現在体重9.5キロ、離乳食を卒業し、毎日2キロの肉を食べ、オイルで毛並みの手入れをしてもらい、毎日3回、見物客とのフォトセッションで人気を博している。このトラとの触れ合いは、今後テーマパークの学童向け教育パッケージ(生態系の保護を学習するための)に組み込まれる予定。
(New Straits Times / Nation) 両親トラと18か月の兄トラは、食欲と毛のつやの保持・調整のため、毎週木曜日に断食をしているそうです。 |
| ●2005年3月11日(金) 次の挑戦は北極 |
| アジア人女性として初めて南極大陸単独横断に成功したシャリファ・マズリナさんが、2008年北極制覇を目指して来年訓練を始める。シャリファさんはマラ工科大学の体育講師で南極点からヘラクレス・インレットまでの1000キロをスキー・セイリングで22日かけて横断した。北極ではトレッキングになる予定。
(New Straits Times / Prime News) シャリファさんがヘラクレス・インレットに到着したのは今年1月始めでしたが、津波関係に隠れて大きな報道にはなりませんでした。 |
| ●2005年3月10日(木) 有史前の魚の種、発見される |
| ムルシンのエンダウ・ロンピン国立公園で、研究者チームが、半島部マレーシアでは最小の脊椎動物と思われる有史前の魚の新種を発見した。この透明な魚は体長23ミリメートル。チームの一員でアメリカの科学者ロバートさんは、これを「スンダサリンクス属」に属すると見る。1976年頃、西カリマンタン(ボルネオ)とタイでこれに属すると思われる2つの種が発見されているが、当時科学者達はその特定に積極的ではなかった。ロバートさんは「1.5万年前に南シナ海が出来る前は、中国・タイ・ボルネオ・ジャワは陸続きで、陸生、水生動物がこの辺一帯を行き来していたが、地殻変動で南シナ海が出来て動物達は移動できなくなって留まり、中には形を変えて進化するものが現れた。世界で最も古い熱帯雨林であるエンダウ・ロンピンは古代からの多様な生物の宝庫で、保護されなければならない」と述べた。
(New Straits Times / Prime News) ちりめんじゃこみたいな魚です。 |
| ●2005年3月9日(水) 生徒はもっとテレビを見るように |
| 教育省は、2年前から実施している「理数科を英語で教える」プロジェクトについて、生徒の達成度の「平均値」がかんばしくないことを憂慮し、新しい対応策を打ち出した。そのひとつが、生徒にテレビの英語の番組をもっと見るよう奨励することだ。省の推薦番組は「アニマル・プラネット」。一方子供が好んで見るのはディズニー番組やアニメ「ザ・シンプソンズ」など。
(New Straits Times / Prime News) 理数科を英語で教えるプロジェクトは2003年に初等教育、中等教育のそれぞれ1年生に適用でスタート。3年目の今年は初等、中等それぞれの1〜3年生まで広がりました。あと3年で全学年網羅ということになります。 |
| ●2005年3月8日(火) マレーシアの国王夫妻、日本を訪問 |
| サイド・シラジュディン国王夫妻が日曜日から日本を訪問している。月曜日、天皇陛下は津波被害者の遺族に哀悼の言葉を述べられた。両国の政府が協力してマレーシアの発展に努めていることを、天皇皇后両陛下、マレーシア国王夫妻は確認し、満足されていた。国王夫妻の滞在は8日間で、松下電器の東京のショールームや、つくばのハイテク研究所などを訪問予定。
(New Straits Times / Prime News) 美智子さまとマレーシア国王妃が談笑している写真が載っています。あ、王妃がコート着てる。日本はまだ肌寒そうですね。 |
| ●2005年3月7日(月) 釣り人、4度目の優勝(マラッカ) |
| 土曜日にアロー・ガジャで開かれた「ア・ファモサ−ジョラン2005釣り競争」で、マット・イシャク・アブ・ラシドさん(39歳)が、4.72キロのスネークヘッドフィッシュを釣り上げて優勝、賞金8,000リンギ(約22万円)を獲得した。釣り競争での優勝はこれで4回目。2位(賞金3,000リンギ)は4.35キロのなまずでシャハルディン・マンソーさん、3位(賞金1,000リンギ)は4.24キロのなまずでアハマド・ファジリ・アブドゥルさん。釣り人の妻たちによる魚の調理コンテストも行われた。
(New Straits Times / Nation) 「スネークヘッドフィッシュ」は和名で「タイワンドジョウ」というそうですが、写真を見ると、どじょうのようにひょろ長くはなく、背から腹までの面積の大きい魚です。 |
| ●2005年3月6日(日) 海上に浮かぶ博物館の計画 |
| ペラ州は、ロイヤルマレーシア海軍から譲り受けた古い軍艦をルムッの海軍基地に停泊させているが、これをパンコール島に移して「海に浮かぶ博物館」にして公開する計画を昨年発表した。州の観光委員会長によると、現在、維持費などのコスト調査をしており、報告がまとまり次第船をパンコール島に移す予定。船は全長93.9メートル、スコットランドのグラスゴーで造られ、1967年12月18日に進水、1971年から2003年12月まで就役していた。
(New Sunday Times / Prime News) リゾート・アイランド、パンコール島の新しい呼び物になるでしょうか。 |
| ●2005年3月5日(土) 鳥インフルエンザワクチンのテスト、成功(ハノイ、ベトナム) |
| 先月初めにベトナムで、H5N1型鳥インフルエンザウィルスに基づいて作られたワクチンがサル3匹に注射され、3週間後、サルは元気で抗体が出来ていることが判明した。今年9月にはボランティアの協力でヒトにテストされる予定。しかし専門家は、ウィルスが突然変異により形を変えてしまうと、このワクチンの効用は非常に限られたものとなり、多くの人々への感染を防止しきれない可能性もあると見ている。
(New Straits Times / Prime News) 昨年マレーシアのクランタン州でもウィルスが発見され、香港やシンガポールがマレーシアからの家禽類の輸入をストップしたり制限したりしていましたが、それがようやく全面解禁になったのはほんの最近のことです。 |
| ●2005年3月4日(金) デング熱患者、12%減少 |
| 先月最終週のデング熱発生件数は956件、その前の週の1087件に比べて12%減少した。13の州と3つの連邦直轄地の合計16の地域別では、減少した地域が10、逆に増加した地域が6だった。今年に入ってからのデング熱による死者は25人。 (New
Straits Times / Nation) 1月頃から流行し始めたデング熱、まだまだ安心は出来ません。お出かけ時には蚊に刺されないよう、虫除けスプレーを。 |
| ●2005年3月3日(木) 元宇宙飛行士、小学生を魅了 |
| 火曜日、クアラルンプールの国立プラネタリウムで、元NASAの宇宙飛行士、ウィンストン・E・スコットさんが、クラン・バレーの小学生約200人を対象に講演会を行った。スコットさんは96年(エンデバー)と97年(コロンビア)の2回のミッション経験を持つ。97年のミッションでは、日本人宇宙飛行士土井隆雄さんとふたりで船外活動をし、浮遊していた太陽観測衛星を手づかみで回収した。マレーシアから初の宇宙飛行士が誕生するのは3年後の予定。
(New Straits Times / Nation) アメリカ国籍以外の宇宙飛行士で船外活動(宇宙遊泳)をしたのは土井さんが初めてでした。 |
| ●2005年3月2日(水) マレーシア、地域で初めてICカードに全面移行 |
| マレーシアでは、すべての銀行が、IC(集積回路)チップを埋めたクレジットカードに全面移行した。アジア・太平洋地区の国としては初めて。カード会社のVISAとマスターカードはICカードへの移行の期限をアジア・太平洋では2006年1月としているが、これに先駆けた形。ICカードは偽造やスキミングが従来よりもずっと困難で複雑となる。
(New Straits Times - Business Times) 偽造やスキミングが「困難で複雑」にはなるが、「不可能」とは言い切れないんですね、きっと。カードの管理は今まで通りしっかりやりましょう。 |
| ●2005年3月1日(火) 国内総生産、2004年に7.1%の伸び |
| マレーシアのGDP(国内総生産)は2004年(年間で)7.1%伸びた。これは2000年以来最速の記録。第4四半期の業種別概観は、電気製品・部品部門は鈍化、パーム油・天然ガスなどの一次産品部門は好調、化学工業部門は産業用ガスの生産で好調、建設部門は技術力の低迷で停滞気味。バンク・ネガラ(中央銀行)は、今年も順調な伸びを見込んでいるが、電気機器部門の減速に憂慮を示すエコノミストもいる。
(New Straits Times / Prime News) 電気機器部門は、日本を含む外資系企業の中にも、より人件費の安い中国などに生産をシフトする動きがあるようです。 |
今日のマレーシア 2005年3月