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今日のマレーシア
今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。
2004年8月
| ●2004年8月31日(火) 独立記念日 「蛍は減っていない」と村民 |
| カンポン・クアンタン(クアラ・スランゴール)の蛍が激減しているという報告が出て、スランゴール州のキール・トーヨー知事が現地を舟で視察した。知事談:村の住民は蛍の数は減っていないと言う。1982年に自分が川を泳いで渡った時と(川は)変わってはいないが、ゴミは増えた。州はクアラ・スランゴール地域議会と協力して川の浄化運動を推進していきたい。また、モーターを使用した船の運行は蛍棲息区域の半径10キロ内では禁止するよう条例化したい。
(New Straits Times / Nation) 8月17日に関連記事。キール・トーヨー知事は、今年40歳くらい。スランゴール川を泳いで渡ったのは10代最後の頃のことです。 |
| ●2004年8月30日(月) 各港の貨物の量の増加が経済の成長を反映 |
| 今年第2四半期のマレーシアの経済成長率は8%と良好で、港での貨物の量の増加に反映されている。今年1〜6月の主要港での貨物取扱い量は1億4500万トンで、昨年同時期の1億2900万トンに比べて約12%の増加。コンテナの量では今年570万TEU
(*)、昨年490TEUで、約16%の増加。 (New Straits Times - Business Times /
Logistics) (*)TEU ( twenty foot equivalent unit ) は、コンテナの長さについて、20フィートを1とする換算単位だそうです。20フィート=240インチ(約6.1メートル) これで計算すると、総量570万TEUのコンテナをずらっと並べたら、34,770キロメートル。想像がつきません……。 |
| ●2004年8月29日(日) 広東ポップ女性シンガー達がハングリー・ゴーストの供養 |
| 華人の伝統では、悲惨な死を遂げた人や、供養してくれる親族のいない人の霊が「ハングリー・ゴースト」となって、1年に1回(農暦の7月)、地上に戻ってくると言われている。人々は霊を慰め、災厄を避けるために、道端にお供え物をしたり、京劇などのエンターテインメントを行う習慣がある。今年はバングサで、供養の行事として、広東ポップの女性シンガーのグループが歌や踊りを披露した。この新スタイルの供養には賛否両論あり、伝統的な京劇の方を好む人も多い。
(New Sunday Times / Nation) ハングリー・ゴースト・フェスティバルは、農暦(陰暦)7月15日、今年は明日にあたります。日本の盂蘭盆会のルーツのようですが、異なるのは、戻ってくるのが祖先の霊ではなくて、地獄をさまよう霊たちであるところ。(祖先の霊は「清明祭」に戻ってきます。) 今日近所を歩いていたら、道端にろうそくを立てて干菓子をお供えした痕跡がありました。 |
| ●2004年8月28日(土) 家禽類輸出解禁、9月10日の見込み |
| 獣医サービス局事務総長ハワリ氏談:国際協定では、ウィルスの発見から21日後までに新たな事例がなければ、輸出禁止を解除できる。シンガポールの農産物獣医局(AVA)に、マレーシアが行っている対策を説明した。相手国が輸入を解禁するのは9月10日の見込み。この期間、(輸出が出来なくて)損害を被った農場には政府が援助を行うが、その申請書類の作成や評価に獣医局が協力する。
(New Straits Times / Nation) 今日はチキンカレーをいただきました。 |
| ●2004年8月27日(金) 年間の観光収入、過去最高を予想 |
| 観光省は、今年1〜7月にマレーシアに1泊以上で訪れた観光客の支出が183.5億リンギ(約5300億円)であることから、年間では過去最高の300億リンギ(約8700億円)になると見込んでいる。年間観光客数は1500万人を予想。シンガポールからの訪問者が一番多く、次いでタイ、インドネシア、中国、日本、ブルネイの順。
(New Straits Times / front page) 去年はイラク戦争やSARSの影響で観光客が少なかったのですが、今年は7月以降、特に西アジアからのアラブ人長期滞在者の増加が目立っているようです。 |
| ●2004年8月26日(木) シンガポール、マレーシア政府の公式発表を待つ |
| シンガポールは以前、1日200万個の鶏卵(1日の需要の3分の2)をマレーシアから輸入していた。マレーシア国内の鳥インフルエンザウィルス発見で、マレーシアからの輸入をストップし、輸入先をオーストラリアやニュージーランドに替えているが、鶏卵は不足状態で小売価格が1.5倍になっている。農産物獣医局(AVA)のゴー氏は「マレーシア政府から問題解決の公式発表を受け取ったら輸入禁止を解除したい」と言った。
(The Star / Focus) シンガポールの人口が416万人(2002年)。1日の鶏卵需要が300万個ということは、ひとり1日4分の3個の卵を食べている計算です。 |
| ●2004年8月25日(水) 高級車200台以上がオークションに |
| 税関で没収された高級車200台以上、約5000万リンギ(約14.4億円)相当がオークションに出される。明日から主要新聞紙上で詳細が発表され、申請用紙は全国の税関の事務所で無料配布される。局は、没収した車を、1.陸運局に登録可能なもの、2.車体番号が不正に変更されるなどで陸運局に登録不可なもの、の2種類に分け、前者をオークションに出品、後者は職業訓練校の自動車技術コース履修用に寄付する。
(New Straits Times / Prime News) 昨年11月だけで、偽造書類を使ってイギリスから不正輸入をしようとしたシンジケートを摘発し、ベンツとBMW合わせて77台、4600万リンギ(13.3億円)相当を押さえたそうです。 |
| ●2004年8月24日(火) 「ペラ・マン」の死は歯と歯ぐきの感染症が原因 |
| 1991年にペラ州で発見された1万年以上前のヒトの化石「ペラ・マン」について、マレーシア科学大学歯学部長の分析:「死亡推定年齢40歳くらい。当時の平均寿命は25歳前後なので、長老。下あご(歯ぐき)に長期間かけて大きくなったと思われる腫瘍があり、これに伴う敗血症が死因と考えられる」ペラ・マンは東南アジアで発見された中では最も古くて完全な遺骸。
(New Straits Times / Nation) 鳥インフルエンザ続報。入院した獣医局職員とその子供たちも陰性で本日退院。WHO(世界保健機関)西太平洋事務局長、尾身茂氏は、ウィルス発見から封じ込めまでのマレーシアの対応を讃えたそうです。 (front page) |
| ●2004年8月23日(月) 教材用ロボットを国産化へ |
| マレーシア・ロボットゲーム・フェスティバル(ロボフェスト)の開会の席上で、民間企業の代表が「教材用ロボット(学校で、ロボット工学や人工知能技術に関するメカニズムを学習するためのモデルロボット)の試作をした。これを生産する地元企業を模索中」と発表。現在高等教育機関で使われている教材用ロボットは日本からの輸入品で1,500〜2,000リンギ(約43,000円〜58,000円)だが、国産が実現すれば低コストで研究開発に貢献できるという。今年のロボフェストは参加者100組以上、昨年の2倍。
(New Straits Times / Nation) 鳥インフルエンザ続報。最初に入院した3人は本日にも退院。新たに、現地で執務中の獣医局職員ひとりとその子供たちが喉の痛みと咳を訴えて(熱はなし)入院、検査中。農相「人への感染もなく、問題は発生地域の中だけで封じ込められた」 獣医局事務総長「市場に出ている家禽類や卵に問題はない」 (front page) |
| ●2004年8月22日(日) ベトナム人の赤ちゃんの心臓手術に成功 |
| クアラルンプールの国立心臓研究所に、7月22日、先天的な心臓の欠陥を持つ生後14日のベトナム人の赤ちゃんが入院、26日に5時間に渡る動脈交換手術が行われ、成功。赤ちゃんの両親はハノイ在住のベトナム人で、小児科医に、フランスかアメリカかシンガポールかマレーシアで手術を受けるよう勧められ、マレーシアを選んだという。
(New Sunday Times / Nation) 昨日の記事では、鳥インフルエンザウィルス発生地の村人のうち、入院したのはひとりだけとのことでしたが、今日の第一面では「3人」となっていました。3人とも検査の結果、陰性で、月曜日には退院できるそうです。 |
| ●2004年8月21日(土) 「情報をオープンに」と首相 |
| 鳥インフルエンザ発生に対する対処について、首相は情報を全てオープンにするよう関係筋に指示した。ウィルスH5N1が発見された村の近辺で1372人が健康診断を受けた結果、16人に風邪の症状があったが発熱はなかった。検査の時にひとりだけ発熱のあった16才の少女が隔離病棟に入院したが、チュア厚相は「(現在は)熱がなく、問題のウィルス感染ではないと思う」と述べた。シンガポールに続いて香港が、マレーシアからの家禽類の輸入をストップした。
(New Straits Times / front page) 伝染予防のために処分された鳥類のオーナーには政府から補償があるそうです。(農相談) |
| ●2004年8月20日(金) 鳥インフルエンザウィルスの拡大を抑制 |
| クランタン州トゥンパッ(タイとの国境の近く)で、2羽のニワトリから、鳥インフルエンザウィルスH5N1の変種が発見され、19日(木)の朝、村のニワトリ300羽などが処分された。村人への感染はなく、厚生省伝染病抑制チームが今後3週間、村人の健康管理を行う。村から100キロ先のタイのナラティワットで最近鳥インフルエンザの発症があったばかりで、国境には家禽類の密輸出入の取り締まりのため、獣医サービス局職員が配置された。シンガポールは、マレーシアとの相互協定に基づき、マレーシアからの家禽類の輸入を一時的にストップした。
(New Straits Times / front page) 今のところは、騒ぎは10家族ほどが住む小さな村の中で留まっているようです。マレーシアにとってイタイのはシンガポールが家禽を買ってくれなくなったこと。1日あたり百万リンギ(約2900万円)の損失だそうです。 |
| ●2004年8月19日(木) 台湾のグループ、独立記念日前夜祭に出演 |
| 独立記念日の特別行事として、前夜にスンガイ・ワン・プラザ前で行われるストリート・フィエスタ(マレーシア華人協会(MCA)青年部などが主催)に、台湾のヒップ・ホップグループ、Machi
が出演する。他に中華系マレーシア人歌手などが共演。MCA青年部のオン氏は「昨年はこのカウントダウンに5万人が参加。今年は8万人に参加してもらいたい」と述べた。
(The Star / Nation) 当日、独立広場前では主にマレー系が、記事のスンガイ・ワン・プラザ前では華人系が集まって祭典となるようです。 |
| ●2004年8月18日(水) 初等教育4年生に新しい科目 |
| 教育省のアブドゥル・ラフィー事務総長談:来年度から初等教育4年生に週2時限、「公民と国民性(民族性)の学習」が導入される。次代を担う子供たちにマレーシアの民族の多様性を理解してもらい、愛国心を育み、国家の統合の推進に役立てたい。教育省は科目を教えるための教師のトレーニングを行った。
(New Straits Times / Nation) 新学年の開始は1月。国民学校(マレー語学校)、国民型学校(華語学校、タミル語学校)の共同文化活動を推進することで、アブドラ首相が教育相だった時に提案した「調和のための生徒達の統合プラン」も実現されるそうです。 |
| ●2004年8月17日(火) 川の汚染で蛍が減少 |
| スランゴール州立法集会の質疑応答で、観光委員会会長は、「パーム油産業の廃棄物の投棄によるスランゴール川の汚染が原因で、カンポン・クアンタンの蛍が減っている。州政府はこの問題について調査中で、まだ十分なデータはないが、この地域は観光の目玉であるから、スランゴール川流域地区権威当局に、蛍が棲息しやすいようにマングローブの植樹を増やすなどの対策を指示した」と述べた。
(New Straits Times / Nation) 蛍鑑賞には一度訪れただけですが、あの夢のような光景は忘れられません。がんばれ蛍。 |
| ●2004年8月16日(月) 酉年に記念メダル |
| ザ・ロイヤルミント・オブ・マレーシアは、中国農暦で酉(とり)年に当たる来年、贈答用・個人の記念用に24金めっきのメダルを2種類、各2000枚を発行する計画。メダルはそれぞれ、直径10センチ(98リンギ、約2900円)と8センチ(88リンギ、約2600円)。
(The Star - Star Metro / Events) もう来年の話? と思ったら、そろそろ今年も3分の2が過ぎようとしているのでした……。 |
| ●2004年8月15日(日) 国際ハラル展示会2004開催 |
| 14日、マインズ・リゾート・シティの国際展示会議センターで、マレーシア国際ハラル展示会(Mihas)が始まった。主催はマレーシアイスラム布教財団。これは、マレーシアを世界のハラル食品のハブにしようという動きの一環で、各国のハラル食品の新規輸出先を模索するトレーダー達が集まった。会期は5日間。
(New Sunday Times / Nation) 「ハラル」はイスラムの律法にのっとって処理された肉などの食品のことで、イスラム教徒が食べてよいものです。「非ハラル」の代表に豚肉があるのはよく知られているところです。 |
| ●2004年8月14日(土) キナバル山に歴史を刻もう |
| 来る8月31日(独立記念日)に、14歳〜17歳の24人の生徒達が、1000メートルの長さの国旗をキナバル山の頂上に掲げるプロジェクトに挑戦する。旗は20パーツから成り、それぞれが3.5キロの重さ。一行は3週間の準備トレーニング中。8月30日に登山を開始し、独立記念日の午前7時頃、頂上に着く予定。
(New Straits Times / Nation) 成功したら、「マレーシア・ブック・オブ・レコーズ」(ギネスブックのマレーシア版)掲載確実です。この本、先日初めてローカルの本屋さんで見ました。赤茶っぽい地に金の豪華な模様と縁取りのある重厚な本です。 |
| ●2004年8月13日(金) 五輪開会式、マレーシアの旗手は最年少 |
| 五輪開会式でマレーシア選手団の旗手を務めるのは、ダイビングのブライアン・ニクソン・ロマス選手、14歳で、出身はサラワク(東マレーシア)。202の参加国の旗手の中で最年少。東マレーシア出身の選手が旗手を務めるのは、1964年の東京オリンピックでのクダ・ディッタ選手以来のこと。
(New Straits Times / Prime News) あと数時間で開会式です。衛星放送スタンバイ、OK。 |
| ●2004年8月12日(木) ジャンプでグルメ・フェスティバル開催へ |
| 来月開かれる「クアラルンプール国際グルメ・フェスティバル」に先駆け、KLタワーから4人のシェフがパラシュートでジャンプする行事が行われた。フェスティバルの内容は2日間のフェアの他、クアラルンプールとその周辺の20のレストランで18人の著名なシェフが腕を競うというもの。また「シェフ・オークション」が開かれ、落札者は自宅か好みのレストランでシェフに6〜10人前の特別料理を作ってもらえる。オークションで集まった資金は施設に寄付される。
(New Straits Times / Nation) 何かにつけ、高い所からジャンプする行事がよく行われていますが、間近で見たことはありません。 |
| ●2004年8月11日(水) 農民に簿記を習っていただきます、と農相 |
| ムヒディン農業・農産業相は、農場経営を援助する目的で近々導入される「農場会計報告システム(FAS)」について説明した。農民に簿記を奨励し、資本や運営費について自ら考えて競争力をつけられるよう、農民の意識改革をしたい考え。また、来年「国産フルーツを食べよう」キャンペーンを大規模に展開する予定だと語った。
(New Straits Times / Nation) ムヒディンさんは「若者達はドリアンなどの国産フルーツよりも、輸入のりんごの方が好きみたい。臭くないからか……」と、嘆いておられます。 |
| ●2004年8月10日(火) ウミガメ保護に企業も参加(トレンガヌ) |
| マレーシア科学技術大学のウミガメ研究ユニットが進めているウミガメ保護のプロジェクト(Seatru)は、今まで一民間企業のサポートと学校や個人の寄付で支えられてきたが、このたび2つの民間企業がサポートに加わった。プロジェクトは過去11か月の間に卵30万個を孵化のために保護、25万匹を海に返した。2001年には国連環境プロジェクトのグローバル500賞を受けている。
(New Straits Times / Nation) ウミガメの卵の売買、および売買が目的での収集はトレンガヌ州政府が禁じているそうです。 |
| ●2004年8月9日(月) コロンボ・プランのASEAN版、議題にのる |
| ASEANについての全国討論会が外務省の主催で行われ、ASEAN域内の学生向けの奨学生制度などについての提案が議論された。提案の一つは「クアラルンプール・プラン」と名づけられ、もしこれが実現すれば、第二のコロンボ・プランとして機能し、ASEAN諸国の関係強化に役立つだろうと、外務省事務総長は言った。
(New Straits Times / Prime News) コロンボ・プランは1951年に作られた東南アジア総合開発計画で、イギリス連邦諸国間の奨学生制度が含まれています。現在のマレーシアの高官達の中には、50年代、60年代にこの制度を利用して留学した人々がいるそうです。 |
| ●2004年8月8日(日) 墓地の不足に危機感(クアラルンプール) |
| クアラルンプールでは、今後20年間のイスラム教徒の死亡者数7万人を予想、それには91.3ヘクタールの墓地が必要だが、イスラム教徒の墓地開発のための土地が21.7ヘクタールしかない。市役所は、墓地を地中2段ベッド形式にすることを提案し、宗教権威機関や市民に意見を求めることにしている。
(New Sunday Times / Nation) イスラム教は「土葬」です。地中2段ベッド形式の墓地は必ずしも新しい発想というわけではなく、エジプトなどでは現存しているそうですが、今までの慣習(1墓所にひとり)に慣れ親しんでいる人々にとっては簡単に「ハイ」とはいいがたい改革のようです。 |
| ●2004年8月7日(土) マクドナルドを子供たちの安全な避難所に |
| マクドナルド・マレーシアは、「マレーシア子供の幸福な生活委員会」と協力して「安全を知ろう」キャンペーンを展開中。子供たちに、身の危険を察知し、自分を守ることを知ろうと教育するのが目的。具体的には、ロナルド・マクドナルドが幼稚園や小学校で巡回公演したり(無料)、マクドナルドの店舗を子供の避難場所にし、親とはぐれた子供が近くの店舗に駆け込んで助けを求めることができるようにするというもの。
(New Straits Times - City Life / City News) 今日の記事は「City Life」から取ったので、都市部のそのまたごく一部の店舗での話だと思われます。全店がこんな対応をする必要があるとも思えないですし。(店員教育も大変だし) |
| ●2004年8月6日(金) プロトン(国営自動車メーカー)が職業訓練を援助 |
| 人的資源省が来年から始める「二元的(職業)訓練システム」で、プロトンが実地訓練を提供する。このシステムの目的は、中等教育を修了した国民の中から技術者を育てて自動車業界に送り込み、外国人労働者を減らすこと。訓練期間は2年間で、実地訓練が80%、理論が20%。フォン人的資源相は、2010年までに年間3万人の技術者を輩出したいと語る。
(The Star / Nation) ドイツ、オーストリア、スイスで実際に行われているシステムに習った制度だそうです。 |
| ●2004年8月5日(木) 肥満の警官にフィットネス促進(ヌグリ・スンビラン州) |
| 先月、警察庁長官が「警官はその任務をスムーズに履行するために、心身の健康には常に留意するように、従って今後肥満の警官には昇格を見合わせることがある」と発表したのを受けて、ヌグリ・スンビラン州では肥満の警官を割り出し、栄養士やフィットネス運動の専門家による対策を実施する。
(New Straits Times / Nation) ここの民族は総じて、身長はさほど高くなく、細身〜標準体の人が多いように思います。フィットネス計画対象のおまわりさん、がんばろー。 |
| ●2004年8月4日(水) 豊かさがもたらした病気 |
| 心臓病学者、ドクター・クー談:豊かな食生活と運動の不足が原因の「豊かさによる症候群」に悩むマレーシア人が増えている。高血圧はマレーシア人の30%、冠状動脈性心疾患での死亡者数は1982年に10万人中7.5人だったのが、1996年には22.5人となった。これらの病気は初期段階での発見が難しい。
(New Straits Times / Nation) Affluence Syndrome(豊かさによる症候群)、要するに高血圧、肥満、動脈硬化、糖尿病などの「生活習慣病」(成人病)のことのようです。 |
| ●2004年8月3日(火) LRT(電車)の乗り換え、来年から容易に |
| チャン運輸相談:1年後を目処に、ふたつのLRT(*注1)やモノレール(*注2)の乗換駅を乗客が行き来しやすくするために、歩道を作ったり、間の建物を通り抜けできるように改善する。費用は1千万リンギ(約3億円)。また2005年を目標に、すべてのLRTとその支線のバスに共通の切符発行システムを作る。
(New Straits Times / Nation) (*注1)LRT(=Light Rail Transit) は、ほとんどが高架線で一部が地下鉄の、市内を走る無人電車。現在2路線あり、その乗換駅マスジット・ジャメ駅でLRTからLRT に乗り換えるには、改札を出て道路を渡ってさらに歩く。2路線の切符は共通でないので、買い換える。 (*注2)モノレールとLRTの乗換駅KLセントラル駅では、双方の乗り場は駐車場と道路に阻まれていて、利用者はテクテク歩く。 最初っからちゃんと考えて作っておけばいいのに……、と、利用者である私は常日頃思うのでした。 |
| ●2004年8月2日(月) 3万人が試験前の参拝(バトゥ・ケイブス寺院) |
| 日曜日、インド人の学生、生徒とその両親ら3万人が、来月から12月にかけて徐々に実施される全国統一試験を前に、精神的な準備をし、神から知恵を授かることを祈願するため、バトゥ・ケイブスの寺院に参拝した。昨年の試験で優秀な成績を修めた250人にとってはお礼参りとなり、感謝をこめて両親に花輪を捧げた。
(The Star / Nation) 大宰府天満宮参りのヒンドゥー教版といったところでしょうか。全国統一試験は、初等教育最終学年向け(UPSR)、中等教育前半修了時向け(PMR)、中等教育後半修了時向け(SPM)、SPMのハイグレード版(STPM)があります。 |
| ●2004年8月1日(日) USMの博士号授与数、過去最高に |
| USM(マレーシア科学大学、在ペナン)が8月4日から5日間行う学位授与式で、大学創設以来最高数となる100人以上が博士号を授与される(博士、修士、学士合計で約6000人)。大学は、マハティール前首相による科学・技術の推進支援で、南極や南シナ海の調査を始めることが出来たのを高く評価し、前首相に名誉博士号を贈るとともに、氏の科学・技術に関する講演録を限定発行する。
(Sunday Star / Nation) 大学の海洋生物研究チームの南シナ海調査団が、42日の航海を終えて明日、バターワース(ペナン州)に到着するそうです。 |
今日のマレーシア 2004年8月