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今日のマレーシア

今日の新聞記事から、目にとまった話題をひとつ取り上げています。

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2004年3月

●2004年3月31日(水) マレーシア人権委員会、両性間の問題についてのデータが不足
29日にクチンで国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)についてのフォーラムが開かれた。主催者のマレーシア人権委員会(Suhakam)の代表ラニタ・モハマド・フセインさんはUNDP(国連開発計画)の人間開発報告から、「2001年、マレーシアの女性の収入は男性の47%、大人の識字率は男性91.7%に対し女性は84%」という数字を引用し、両性の平等の達成には大きな努力が必要と述べた。しかし一方で目的達成のための計画を作るには両性間の問題についてのデータが不足しているとし、データ収集のため Suhakam に研究所を設置することを考えると言った。 (The Star / Nation)

フォーラムを開いて意識づけはしたものの、具体的な案の策定はまずデータ収集(を行う機関の設置)から。前後が逆のような気もしますが、一歩前進したことは間違いないでしょう。


●2004年3月30日(火) フランクフルト−クチン(サラワク州)間にマレーシア航空便就航
28日、フランクフルトからクチンへの直行便が初めて到着。その後の記者会見でサラワク州観光大臣アバン・ジョハリ氏は、ヨーロッパからサラワクへの観光客は昨年20万人だったが今年は25%増を期待していると述べた。 (The Star / Nation)

今年はサラワク・エコ・バイオツーリズム年です。将来、シドニー、ロンドン、大阪−クチン間の直行便も計画されているそうです。


●2004年3月29日(月) 華人、清明(Qing Ming)の行事
中国農暦(陰暦)の3月4日ごろ(今年は次の日曜日)は、「清明(Qing Ming)」(=先祖追想の日)と呼ばれ、その前後20日ほどの間に華人達は親類で集まって墓参する。カジャンにあるニルヴァーナ・メモリアル・パークには28日、早くも墓参する人々の姿が見られた。 (The Star / Nation)

日本の春分の日前後のお彼岸と似てますね。話変わって、30日にマレーシアで予定されていたエンリケ・イグレシアスの公演が、いったん4月2日に延期と発表された後、昨日完全キャンセルされました。公表では地元(マレーシア側)のプロモーターの問題だということです。


2004年3月28日(日) 新内閣発表
27日(土)アブドラ・バダウィ首相は新内閣を発表。主要な顔ぶれは変わらないが、新たに14人の大臣を指名。
・2つの新しい省を設立(天然資源・環境省と連邦地区省)
・既存の3つの省をそれぞれ2つずつに分割 教育省→教育省と高等教育省、内務省→国内治安省と内務省、文化・芸術・観光省→芸術・文化・遺産省と観光省
・既存の5つの省に新しい名前(詳細省略)
・既存の2つの省を合併(詳細省略)
・土地・協同組合省を廃止 (Sunday Star / front page)

新大臣の中にアザリナさんという女性が青年・スポーツ相として加わりました。女性の閣僚はラフィダ国際通産相、シャリザ女性家庭コミュニティ開発相と並んで3人になりました。


●2004年3月27日(土) 5歳の重症貧血の女の子、元気になって協力者にお礼
3年前にサラセミア・メジャー(重症貧血)と診断されたヌル・アリアちゃん(現在5歳)は、ニュー・ストレイツ・タイムズ紙を通して匿名の読者達から合計5万リンギ(約150万円)の寄付を受け、昨年12月に骨髄移植の手術を受けた。骨髄提供者は実の姉(現在6歳)。すっかり元気になったアリアちゃんは紙面を通して協力者に礼を言った。 (New Straits Times / Nation)

thalassemia (サラセミア)は、地中海沿岸地方や東南アジアに多く見られる先天性の溶血性貧血で、重症性のサラセミア・メジャーと軽症性のサラセミア・マイナーなどがあるそうです。アリアちゃんは重症性だったわけですね。写真で見ると、本人もお姉ちゃんもお母さんも嬉しそうです。


●2004年3月26日(金) 豪州のシェイクスピア劇団、作品の様々な演出を披露
オーストラリアの劇団「ベル・シェイクスピア」が24日、クアラルンプールで上演を開始(日曜日まで)。初日はハムレット、リア王、マクベスのエッセンスを取り入れ、同じ作品でも様々な演出が出来ることを強調し、ユーモアを交えながらワークショップを行った。役者達はこれを機会に観客がシェイクスピア作品にもっと興味を持ち、つまらない作品ではないのだと理解してもらえるようにと希望している。 (New Straits Times / Nation)

一行は一般公演の前にスンガイ・ベシの中学校で公演。生徒達が楽しそうに笑っている写真が掲載されています。


●2004年3月25日(木) フェイ・ウォン、来るコンサートで一曲禁止
北京出身、香港ベースの女性歌手、フェイ・ウォンが4月23日にムルデカ・スタジアムでコンサートを開くが、マレーシアの文化・芸術・観光省は最新アルバムの中の一曲「In the Name of Love」を演奏しないようプロモーターに要請した。BBCによると(新華社からの引用で)中国政府は、歌詞の「アヘンは挑発的で甘美」の部分を頽廃的で不健康としてこの歌を放送禁止としている。 (The Star / Nation)

厳し〜いですねぇ。フェイ・ウォンのマレーシア公演は95年、99年に続いて3回目だそうです。


●2004年3月24日(水) 漁民、リゾート開発プロジェクトに反対
ヌグリ・スンビラン州の5つの漁村の代表が、6つの人工島を作るリゾート開発を止めるよう、州政府に訴えている。主張の内容は、1.予定されている土地開発が行われると、魚の産卵場所が破壊され、漁民の生活に深刻な影響が出る。2.開発業者のコンサルタントが行った環境アセスメントは、影響を受ける村民の見解を反映していないのではないか? 3.今後は自然を破壊しないエコ・ツーリズムこそが推進されるべき。これを受けて漁業局は環境アセスメントの見直しをするとしている。 (The Star - Star Metro / News)

記事とは関係ありませんが、選挙のポスターやバナーなどがぼちぼちと撤去され始めました。選挙委員会の規程では、投票日から2週間以内に撤去することになっているそうです。


●2004年3月23日(火) F1、投票日と重なって入場者は減少
F1グランプリを開催したセパン・インターナショナル・サーキット(SIC)は今年最終日に入場者12万人を見込んでいたが、総選挙の投票日と重なり、実際には840,10人だった。SICは、観客は減少したものの(昨年は最終日10万人)イベント運営はスムーズに行われ大成功としている。 (The Star / Sport)

1999年にF1グランプリがマレーシアに誘致されて以来、グリッドガールの衣装をデザインしているのが地元のデザイナー、ビル・キース氏。マレーシア文化の独自性を織り込み、かつ「暑さ」を考慮しなければならないので大変なのだそうです。


●2004年3月22日(月) 選挙委員会の不手際 (21日総選挙)
・投票用紙の印刷ミス。ある候補者の名前に他の党のマークが印刷されていたため、全票が無効とされ、28日に再投票。(パハン州)
・二地域で間違った投票用紙の配布。(マラッカ州)
・投票者リストの不備のため、午前8時からの投票のはずが午後3時に開始され、投票所を午後7時まで開放したが、なお投票出来ずに選挙委員会を相手取って警察に届出をした人が発生。(スランゴール州)
・投票者リストに有権者の名前漏れ。(クチン)
・15分の停電でコンピューターがダウンし、投票者チェックが手作業で行われた。(ペナン州) (New Straits Times / front page)

……という実態です。選挙は与党の圧勝でした。


2004年3月21日(日) 60歳のイギリス人女性、身体障害者の援助のために単独世界飛行
イギリス、バーミンガム出身のポリー・ヴェイチャーさん(60歳)は、プロペラ機で単独世界飛行を行っており、20日(土)クアラルンプール郊外のスバン空港に立ち寄った。世界飛行の目的は、身体障害者への理解を促し、彼らのためにイギリスでの航空学校の奨学金を援助すること(そのためのキャンペーンとしての自己挑戦)。2001年に続き、2度目の単独飛行となる今回は、2003年5月にバーミンガムを出発、来月帰国の予定。 (New Sunday Times / Nation)

今までに、北極圏、南極大陸、オーストラリアの砂漠など、気象条件の過酷な所も含めて全大陸に着陸しているそうです。厳しい条件はチャレンジ精神を煽るのでしょう。来月、無事帰られますように。


●2004年3月20日(土) ザ・コモンウェルス(イギリス連邦)間の観光推進会議
クアラルンプール郊外のホテルで、ザ・コモンウェルス(イギリス連邦)観光大臣会議が始まった。アブドラ・バダウィ首相は「観光業を通して、53か国、17億人から成るイギリス連邦内での経済の活性化と相互協力の強化を期待する」と挨拶(ヤーコブ情報相が代読)。「ザ・コモンウェルス・トラベルマート2004」と「ビジネスフォーラム」が同時開催され、日曜日に終了の予定。 (New Straits Times / Nation)

The Commonwealth ( of Nations ) 【ザ・コモンウェルス=イギリス連邦】 『英国王を結合の象徴としてイギリスと、かつて英帝国に属し、その後独立したカナダ・オーストラリア・ニュージーランド・インド・スリランカなど多数の独立国および属領で構成するゆるい結合体 (リーダーズ英和辞典・研究社)』
第二次世界大戦以前に独立した国々と、大戦以後に独立して連邦に加わった国々とを分けて、前者を「旧イギリス連邦」後者を「新イギリス連邦」と呼ぶそうです。マレーシアは後者ですね。


●2004年3月19日(金) F1関連商品の模造品の取り締まりに力
国内取引・消費者行政省は、全力を挙げてF1関連商品の模造品の取り締まりを行うと表明。F1運営の副総長、ザイナル・アビディン・モハメド・ノルディンは、F1のホスト国としてマレーシアの名を汚したくない、消費者は公認卸商以外からの偽物を買わないようにと呼びかけた。 (New Straits Times / Nation)

品物を見ただけでは公認品か模造品か区別がつきにくいのが難点ですね。


●2004年3月18日(木) 客家の若者達、自らのルーツを知るための遠征
客家(ハッカ)の若者達60人が、マレーシアと中国の国交正常化30年を記念し、四輪自動車16台で隊を組み、12000キロの中国への遠征に出発した。一行は23日かけて、タイ、ラオスを経て中国へ行き、第9回世界客家記念式典に出席する。また、マレーシアの文化と伝統を他国に紹介する。 (The Star - Star Two / News)

客家はかつて戦乱の華北から中国南東部の諸省に南下移住した漢族の子孫で、教育熱心な民族だそうです。各地で有名なリーダーを輩出しています(孫文、李登輝、リー・クワンユーなど)。独特の客家料理もおいしいです。


●2004年3月17日(水) (総選挙)政治リーダーの新聞読者による評価
The Star紙が読者1500人を対象に行った9人の政治リーダーに関するアンケート結果。評価軸は「満足」「改善の余地あり」「不満足」「わからない」の4つ。記事の執筆者はこれらを見て21日の総選挙でのバリサン・ナショナル(与党連合「国民戦線」)の勝利を暗示する、としている。

・マレー系与党UMNOのアブドラ・バダウィ首相、ナジブ副首相、マハティール元首相(引退)は「満足」が過半数。
・華人系与党MCAの代表オン・カーティンは「満足」が3割。しかし華人の間では5割強。
・インド人系与党MICの代表サミー・ベルは「満足」が24%、「不満足」がこれを上回り33%。しかしインド人の間では「満足」が7割。
・マレー系野党PASの代表ハディ・アワンとニック・アジズは「満足」がそれぞれ21%、25%。「不満足」がこれらをやや上回る。
・「わからない」の回答が約3割と多かったのは98年に解任、逮捕されたアンワル・イブラヒム元副首相と、当時の政治危機以降に設立されたKeadilan(国民正義党)の代表ワン・アジザ。 (The Star / Nation)

多民族国家の複雑さが表れていますね。しかし今日のは長いですね、明日からはもっと短くします。m(__)m


●2004年3月16日(火) 投票が待ち遠しい……クダー州の104歳
アロースターに住むマンソールさん、104歳は、1955年から総選挙の投票には必ず参加してきた。BN(バリサン・ナショナル=与党連合「国民戦線」)の根っからの支持者で、来る21日の投票日には、これまでと同じく、BNの選挙委員らが迎えに来て投票所まで連れて行く。いわく「投票しなければ、国がどう運営されて行くのかについて意見を言えない」 (The Star / Nation)

1955年といえば国が独立する2年前。マンソールさん、この時55歳。建国(準備期間?)当時の総選挙からずっと投票しているわけですね。国民の鑑のようなおじいちゃんです。


●2004年3月15日(月) 家庭内暴力は勇気を出して届出を
女性・家庭開発省の主催でパネルディスカッション「Know Your Rights!」が開かれた。女性に関する問題を民族を超えて共有し解決しようとするのが狙い。「女性と家庭に関する法律」のセッションでは「家庭内暴力法1994」に基づき、犠牲者及び暴力の事実に気づいた近所の人は勇気を持って届出をするようにと奨励した。 (New Straits Times - Life and Times / Woman)

届出が少ないのは身内の暴力は犯罪だという意識がまだまだ薄いからだとか、届け出て余計に事態が悪化するのを恐れるからだとか。「家庭内暴力法1994」には、届出があって調停の間、加害者を犠牲者に近づけない措置をとれる効力があるので泣き寝入りせずに届けてください、ということのようです。


2004年3月14日(日) (追悼記事)ドクター・パニル・チェルバン氏
マレーシア初の「開業医の胃腸病学者」で教育者のパニル・チェルバン氏(54歳)が6日(土)、心臓発作で亡くなった。マラヤ大学医学部卒(解剖学と病理学)、ロンドンのチャーリング・クロス病院で胃腸病学の権威ドクター・シーラ・シャーロックに師事し、その後マレーシア国民大学で教鞭をとった。81年に開業し、若手の胃腸病学者を指導していた。氏は非侵襲性(生体に針やメスを入れない)の診断や手術をする方法の擁護者で、内視鏡操作のエキスパート、国際医学誌にたびたび論文を発表していた。 (New Sunday Times / Focus)

6日当日は朝から患者さんを診て、午後は学会で講演、夜は内視鏡のセミナーを開いて、自分で運転して帰宅する途中で心臓発作が起きたのだそうです。ご冥福をお祈りします。


●2004年3月13日(土) 日本とマレーシアのFTA締結交渉、次回は5月
東京で9日〜11日、日本とマレーシアの自由貿易協定(FTA)締結に向けての初交渉第2回の話し合いが持たれ、両国は貿易の様々な分野の諮問委員会を設置することにした。次回の話し合いは5月にクアラルンプールで開かれ、貿易協定の草案について協議をする予定。日本はメキシコとのFTA締結交渉を10日に大筋合意した。 (New Straits Times - Business Times)

11日の日経新聞(衛星版でマレーシアにも届いています)にはメキシコとの合意が大きく取り上げられていましたね。


●2004年3月12日(金) (総選挙)スムーズな投票運営のため、F1の付随的な催しカット
21日はセパンサーキットでF1グランプリが開催されるが、この日が総選挙の投票日と重なったため、いくつかの付随的な催しがキャンセルされた。当日の混乱を避け、投票がスムーズに行われるようにと配慮されたもの。F1観戦者数は、昨年10万人、今年は12万人の見込み。 (The Star / Focus)

今日初めて街中で選挙関連の車を見かけました。マレーシアの旗、バリサン・ナショナル(与党連合「国民戦線」)の旗、アブドラ・バダウィ首相の顔写真がでっかく飾られていました。


●2004年3月11日(木) バティックを着てKLタワーからジャンプ
KLタワーからパラシュートで飛び降りる「クアラルンプール国際タワージャンプ2004」がこの週末に開かれる。アメリカ、オーストラリア、ノルウェー、ドイツから40人、マレーシア人10人がバティックを着て地上300メートルのオープンデッキからジャンプする。4回目の開催となる今回はチャリティーが目的で、収益金はマレーシアダウン症協会と国立がん協会に寄付される。 (New Straits Times / Nation)

過去3回はオープンデッキに一般の人々は入場できなかったのですが、今回初めて18歳以上の入場が許可されるそうです。(たぶん有料)


●2004年3月10日(水) 大臣たち、各地に飛ぶ
ムヒディン農相は、ジョホール州ムアルの農村を訪問。国の独立以来2度目の農業改革に着手し、農民、家畜の飼育業者、漁業生活者の生活の向上を図り、今後10年でマレーシアを「農業に基づいた産業国」にすると発表。サミー・ベル公共事業相(マレーシア・インド人会議代表)はペラ州スンガイ・シプットで演説、インドムスリムのモスク建設に費用を援助。 (The Star / Nation + Focus)

投票日まであと11日。


●2004年3月9日(火) シャリザ女性・家族開発相、育児雑誌発行を発表
マレーシア小児科医協会(MPA)が専門家による初の教育雑誌「ポジティヴ・ペアレンティング」を発行した。その内容は、産婦人科協会(OGSM)と栄養学協会他の協力で、妊娠から10歳児くらいまでの育児について扱う。隔月刊で、MPAかOGSMのメンバー病院では無料で入手出来る。希望者には送料込み2リンギ(約60円)で配達するシステムもある。 (The Star - Star Metro / Events)

日本では民間の雑誌社が出している「ひよこクラブ」とか「プチタンファン」みたいなものでしょうか。10歳児ころまでカバーするとは広範囲ですね。


●2004年3月8日(月) マレーシア人6人がメルボルン−アデレード間を慈善サイクリング
ペダル愛好家サイクリングクラブ代表のナビル氏をはじめとする6人が、3月末から4月初めにかけて、オーストラリアのメルボルン−アデレード間 1,140キロをサイクリングする。費用は個人負担、一行はロイヤルアデレード病院から、がんの治療に使う中古のリニア・アクセラレーター(線形加速器)をマレーシアの病院用に貰い受ける。サイクリングはそれに感謝の意を表すための行事としているが、同時に「ペナン・ドラゴン・レース」にオーストラリアがチームを派遣することに対する友好の印でもあるという。 (New Straits Times / Nation)

当初の計画時には20人がサイクリングに参加する予定でしたが、費用を工面出来る人が少なく、最終的に6人になったのだそうです。


2004年3月7日(日) マラッカの「e-モスク」構想
マラッカ州は2002年に「e-モスク」構想を打ち出した。これは州内177の各モスクがウェブサイトを持ち、最新の情報伝達技術をモスクの管理運営に役立てようと狙ったもので、現在までに75人の宗規役人がその活用のための訓練を受けている。州のイスラム業務委員会のサイトから金曜日の説教を役人がダウンロード出来るようにし、2010年までに全モスクのウェブサイトをつなぐ計画。 (New Sunday Times / Nation)

マラッカ州には600年以上前に建てられた、国で最も古い部類のモスクもあるそうです。古いものと最新技術の共存というわけですね。


●2004年3月6日(土) プルリス州、「ミニ・プトラジャヤ(*)」を建設予定
プルリス州(半島部マレーシア西海岸最北、タイとの国境)は、州都カンガルの南4キロの25ヘクタールの土地に、会議場を含む州政府の行政ビル、モスクなどを建設し、10〜15年かけて行政タウンを作る計画。町の名前は未定。 (New Straits Times / Nation)

(*)記事タイトルの「プトラジャヤ」はクアラルンプール郊外の連邦行政府タウンのことで、首相官邸やコンベンションセンターなどがある所です。2つ下の記事に関して、候補者指名日は13日、投票日は21日に決まりました。


●2004年3月5日(金) KL、ロンドン発行の雑誌の調査報告に渋い顔
ロンドンを拠点とした雑誌が発表した世界130の都市の「生活難儀度ランク」で、クアラルンプールは「日常生活の様々な点で暮らしにくい」とされ、38点(100点満点)と評価された。マレーシアの Expat Magazine 誌の代表はKLに住む外国人1600家族に緊急アンケートを実施、回答者はKLの気候、ヘルスケア、教育などを高く評価しておりロンドンの調査報告には同意しないと反駁した。 (The Star / Nation)

一例として、ロンドン報告では「KLは気候が厳しい」とされているそうです。確かに日中陽が射している時外にいると暑いですが、日本の夏ほど厳しくなく、(そしてさむ〜い冬はなく)けっこういい気候だと思います。


●2004年3月4日(木) 本日、国会解散
3日(水)、アブドラ・バダウィ首相は、現在の国会の解散を国王が承認したと発表、第11回総選挙に向けて動き出した。サラワク州(01年に選挙実施、州政府の任期は06年まで)を除く12の州で本日議会が解散する。5日(金)に選挙委員会が候補者指名日と投票日を決定する予定。 (New Straits Times / front page)

95年と99年の例だと、解散の日から19日後に選挙が行われているそうです。3月末までには選挙がありそうです。


●2004年3月3日(水) 自治省、不正確なコーランの配布を取り締まり
インターネットからダウンロードされた不正確なコーランが配布されていることを重く見た自治省は、省内の「コーランの統制・許可委員会」が認めた印刷物、VCD(ビデオCD)、CD-ROM 以外は使わないよう、取り締りを強化する。「コーラン原文印刷法1986」では、自治省の許可なくコーランを配布すると2万リンギ(約58万円)の罰金か5年の実刑となる。 (New Straits Times / Nation)

とは言っても、インターネットからのダウンロードを完全に取り締まるのは至難の業。現実的には信者の良心に委ねることになりそうです。


●2004年3月2日(火) ナマコの運命は、保護と捕獲のバランスにかかっている
クアラルンプールで月曜日、ナマコの保護に関する3日間の会議が始まった。13か国が参加。「絶滅危機種の国際取引会議」の科学的支援ユニット臨時代表、トム・デ・ミュールナー氏は、ナマコの保護のため、取引の規制の必要性を主張。マレーシア漁業局のイブラヒム・サレー氏は、もしナマコが今後「絶滅危機種」として守られるようになるならば、ナマコで生計を立てている零細漁業に影響が出ることを懸念し、その「保護」と「捕獲」のバランスが考慮されなければならないと表明。 (New Straits Times / Nation)

ナマコの市場はアジアが圧倒的に多いようですね。マレーシアでは主にサバ州、ランカウイ島、パンコール島で捕れるそうです。


●2004年3月1日(月) 229お誕生会開催
クアラルンプールのホテルで、閏年2月29日に生まれた人々の誕生日を祝う「229お誕生会」が開かれた。主催は華字紙「南洋商報」。約40人が出席。フォン・チャン・オン人的資源相も2月29日生まれで出席し、参加者の健康と国の繁栄を祈った。 (The Star / Nation)

華字紙主催で華人参加の催しだったようです。フォン大臣は昨日で60歳。皆様おめでとうございました。


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今日のマレーシア 2004年3月