○ 「てぃっしゅ〜」
アクセサリー屋さんの前を通りかかった。お、そうだ、伸びホ〜ダイの髪をまとめるクリップでも見ていこ。
店に入って手にとって色々眺めていたら、チャイニーズの店員のおね〜さんが寄ってきた。
彼女「れっみってぃっしゅ〜」
― あ? ティッシュがほしいの? いっぱい持ってるからあげてもいいよ ―
バッグからティッシュを取り出そうとしたら、彼女、私に椅子を差し出してここに座れと言う。なんで? と思ったが、言われる通りにした。
彼女「あいてぃっしゅ〜」
南西「???(だからティッシュはほれ、ここに……)」
とりあえずおとなしく座っていたら、彼女、コームとクリップを使って私の髪を器用にまとめあげて行く。それも1パターンだけではない。こうも出来るわよ、こんな風にも出来るわよと、次から次へとやって見せてくれる。5パターンめくらいで、さっきの言葉がやっとわかった。
Let me teach you.
I('ll) teach you.
彼女、しきりに「ティーチ・ユー(教えてあげるよ)」と言っていたのだ。
こんな風に、「ち」とか「ず」の音が「しゅっ」となるのもマレーシアンの特徴。
reach (リーチ) → 「りっしゅっ」
touch (タッチ) → 「たっしゅっ」
member's card (メンバーズ・カード) → 「めんばっしゅ・かっ」
アクセサリー屋さんを出た私の髪は、店員さんのパターンNo.7でまとめられ、買ったクリップがしっかりつきささっていた。
2003.08.19
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