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| 2001.07.10 |
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現在の住まいは、クアラルンプール郊外の新興コンドミニアム地帯。一棟あたり200世帯ほどが住む、平均32階建ての縦に細長いタワーが十数棟、ゆったりと建っている。山を切り開いて造られたこの地帯は、緑も多いし、散策場所にも事欠かない。 |
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ある日、郵便物を取りに行こうとコンドミニアムのエレベーターに17階から乗った(私は17階の住人)。上の階から下りてきたらしいインド人の女性が乗っていて、目が合ったので挨拶がわりににっこりした。すると英語で尋ねられた。 |
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| また別の日、チャイナタウンで帰りのバスを待っていた。午後3時半に来るはずのバスが中々来ない。かなり大きなバスターミナルなので、色んな行き先のバスを大勢が待っていたが、中に見覚えのあるインド人のおばちゃんがいた。この人はよく、私がチャイナタウンに出る時に使う朝のバスに途中から乗ってくる。 「もしもし、ルート339のバスを待ってるんでしょ?」 と英語で話しかけてみたが、 おばちゃん「h*ody+eryi~oqu9u78ehn/vkqwei\hkoi.」 ガハハ。 最後のガハハで、お、気持ちだけは通じたぞとにんまり。そっから先は、た〜かい言葉の壁に阻まれながらも、暑い中、来ないバスをひたすら待つ同盟がふたりの間には成立。足の具合がよくなさそうなこのおばちゃん、チャイナタウンにあるインド寺院にお参りに来た帰りらしい。ベンチに並んで座って無言のコミュニケーションを楽しんで(?)いるうちに、バスが1時間遅れでやってきた。 早速乗ろうと、まず私が入り口に駆け寄るも、運転手いわく、 「あと30分しないと出ないよ」 が、がぁ〜〜〜〜〜ん! 要するに、3時半のバスは遅れによりすっかり間引かれて、今着いたバスは次の便(5時)となるらしい。ま、ここまで待ったのだから、あと30分ガマンするかと、ベンチに腰掛けたままのおばちゃんに指で5時の「5」の合図を送った。 マレー語で「5」のことを「リマ」というが、ここの人は皆、「リマリマ」と言いながら5本の指を同時に2〜3回ちょこちょこと曲げる。これをおばちゃんにやって見せたわけだ。おばちゃんふたたび、ガハハ笑いと共に指で「リマリマ」を私に返してうなずいてくれる。 と、そこへ、見慣れぬ華人女性が近づいてきた。バスを覗き込むような仕草をするので、このバスなら5時だよ、と教えてあげようと思い、確認の意味で 「ルート339に乗るんですか?」と聞いてみた。 ********************* するとそれには答えず彼女、バッグから名刺をささっと出して機関銃のように喋りだした。 ********************* 「私はこういう者で、これこれのお店をやってます。お料理は全てオリジナルで月一回中華料理教室も開いてるのよ。ここに地図と連絡先があるからお友達とご一緒に是非いらしてね」 言いたいことだけ言って、さっさとどっかに行ってしまった。 ここでも名刺をしっかりつかまされてバスの前でボーゼンと立ち尽くす私。振り返ると、インド人のおばちゃんがベンチに座ったまま、またガハハと笑ってくれた。 ( * 注) 2003年7月、バスの路線と本数が変わりました。また、コンドから歩いて5分の所に郵便局が出来ました。 |
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