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| 2001.06.21 |
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確かにここは「多民族国家」だな、と思う。その辺を数分歩くだけで、バラエティに富んだ容貌、風体の人々に出会う。 |
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| マレー人の女性は外出時は必ずといっていいほど、大きなスカーフ(トゥドゥン)で頭をすっぽり包む。長袖で腰まで隠れる長さの上衣にロングスカートが彼女らの基本スタイル。正装時以外は、ジーンズにシャツの女性もいるが、それでもやはり頭にスカーフだけは巻いている。 彼女らはノースリーブやショートパンツは身に着けない。プールに入る時も服を着たまま。その他の民族や外国人は日常的にノースリーブ、ショートパンツを着ているし、店にも売っている。しかし、先日実に理不尽な出来事があった。(理不尽と思うのは、外国人である私の勝手な見方かもしれないが) この国の入国管理局が、ノースリーブを着てパスポートを申請しに来た華人の女性に、「公的文書の申請にふさわしくない服装」だとして発給を断った。これを受けて、ある女性国会議員が 「わが国は多民族国家。色々な民族の事情をもっと寛容に考慮すべき」と反駁。 ここまで無料日本語情報紙で読んだが、果たしてその後、問題の女性にパスポートが発給されたかどうかは定かでない。 こんなニュースもあった。運転免許試験を受けに来た二人の女性が、「服装が運転にふさわしくない」との理由で受験を拒否された。ひとりは半袖Tシャツにタイトなスラックス、もうひとりはピッタリしたTシャツにベルボトムのズボン。いったいこれのどこが運転にふさわしくないんじゃい? と、不思議で仕方がない。 話戻して、ここ南国のイスラム女性の衣装は、シルクのプリント生地が実にきれいである。ビビッドで明るくはっきりした色づかい、大胆な花模様。よく見るとスカーフの巻き方にもいろいろあって、人それぞれ工夫を凝らしている。小さなブローチをポイントにあしらったり、スカーフ用のネックレス(輪になってなくて、両端をクリップでスカーフの首元の両側に留める)をしている人もいる。形の上では単一に見えるイスラム衣装も、飾り方はそれなりにあるんだなと納得する。 シルクの衣装は気温が高くてもそう不快ではないだろうし、冷房の効き過ぎたショッピングセンターで寒い思いをすることもないだろう。いつかきっと着てみるのだ。 |
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