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| コラム | 2003年9月 |
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| シンガポールとマレーシア。隣り合うふたつの国ですが、民族構成については、シンガポールでは華人の割合が9割以上、マレーシアでは3割強(クアラルンプールでは6割)という違いがあります。 中華系シンガポーリアンの気質を表す有名な言葉に、福建語の「怕輪(キアスー)」(= afraid of losing)というのがあります。原義の「失うことを恐れる」から発展して、「負けず嫌い、人よりも一歩先んじていたい」という傾向を表します。ポジティブな意味で「(人よりも)頑張ろうとする向上心の表れ」という風に解されることもあるようです。 このことを聞いてから、中華系マレーシアンの行動の意味がよくわかるようになりました。店のレジなどに人々が並んでいても平気で割り込む、狭い通路で自分からは絶対に道を譲ろうとしない、ショッピングセンターのプロモーションなどには人を押しのけて駆けつけて少しでも得をしようとする。他民族の目には「自己中心、自分勝手」と映るこの行動も、「ああ、キアスーなんだな」と思うと腹も立たなくなります。 シンガポールでもクアラルンプールでも、経済の中心となって活躍しているのは華人。そのエネルギー源のひとつがキアスーなのでしょう。 ☆ こちらもご参考に。 南西だより 07 Qの精神 |
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最終更新:04.01.20
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