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| コラム | 2003年3月 |
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| 2月。日本のお正月からはちょっと遅れて、中国農暦(太陰暦)の新年を祝う時期がやってきました。ショッピングセンターや中華系のお店には、赤い布、赤い提灯、赤い紙のパイナップル、赤いお年玉袋……。華人のお正月は見事なまでに赤一色で飾られます。 「あけましておめでとうございます」に当たるのは、「コンシーファーチャイ」と言って「恭喜發財」と書きます。「蓄財し、裕福であるように願い、ともに喜びあいましょう」と言うわけです。 19世紀から20世紀前半、イギリスの統治下にあったマレーシアに、華僑たちは主に錫鉱山の労働力として本土から渡ってきました。厳しく過酷な労働に耐えながら、家族のために蓄財することが幸せにつながるという信念を持ち、それを貫いてきた彼らは、こんにちのマレーシアの商工業の中心を担う大きな存在となっています。「新年快楽」や「新年好」よりも、「恭喜發財」が好まれて使われるわけが、歴史の中に垣間見えるような気がします。 マレーシアは、マレー人、華人、インド人などから成る多民族国家で、それぞれの民族の暦(ほとんどが太陰暦)に従って、別々にお正月が訪れます。マレー人やインド人のお正月についてもまた折に触れてご紹介したいと思います。 ☆ 関連記事 南西だより 19 それぞれの『正月』 ときどきいちご 恭喜發財 (2007.02.19) |
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最終更新:08.01.02
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